ホンダは「S660」のマイナーチェンジを行い2020年1月10日に発売した。「Modulo X」シリーズの「S660 Modulo X」もマイナーモデルチェンジ 2020年1月31日に発売する。
2020年1月10日から開催される東京オートサロン2020にて初公開し発売を開始した。2019年モデルの旧型モデルは生産終了している。ホンダのホームページにマイナーチェンジモデルのカウントダウンページを公開した。
ホンダ 新型 S660 マイナーチェンジ 2020年モデル
初のマイナーチェンジとなる今回はエクステリアのデザイン変更を行いイメージを一新する。(ヘッドライト、フロント&リアバンパー、フロントグリル、アルミホイールのデザイン変更。)ドアミラーウインカーを採用。シートヒーター左右シートに標準装備。(αのみ)ステアリングホイール、シフトノブは旧型パンチングレザー部が「アルカンターラ」に変更。ModuloXのボディカラーには「カーニバルイエローⅡ」を追加。安全装備では、シティブレーキアクティブシステムから先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を採用されない。 マイナーチェンジのタイミングで変更して欲しいポイントであった。
新型S660 Modulo X
新色アルミホイール(ブラックスパッタリング仕上げ)
ドアミラーカバー色変更(ナイトホークブラック・パール)
専用アルカンターラ®×本革ステアリングホイール
アルカンターラ®採用部位の拡充(サイドブレーキカバー・シフトブーツ等)
専用スポーツレザーシートのデザイン変更
ホンダ 新型 S660 マイナーチェンジ ボディーカラー
S660 ボディカラー全7色
フレンチブルー・パール
ナイトホークブラック・パール
アクティブグリーン・パール※1
アラバスターシルバー・メタリック※1
プレミアムスターホワイト・パール※2
フレームレッド
カーニバルイエローII
S660 Modulo X ボディカラー全4色
フレンチブルー・パール
アラバスターシルバー・メタリック
プレミアムスターホワイト・パール※1
カーニバルイエローII ※ 2
※1新色 ※2 有料色 33,000円
ホンダ 新型 S660 マイナーチェンジ インテリアカラー
S660 インテリア 全1色
ブラック
S660 Modulo X インテリア 全1色
ボルドーレッド×ブラック
ホンダ 新型 S660 マイナーチェンジ 2020年モデル 安全装備
新型「S660」 マイナーチェンジモデルには「シティブレーキアクティブシステム」を全車標準装備。
シティブレーキアクティブシステム
低速域衝突軽減ブレーキ 約30km/h以下での前方車両との衝突の回避・軽減を、自動(衝突軽減)ブレーキで支援。
誤発進抑制機能 前方に障害物がある状況で、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、急発進の防止を支援する機能も備えている。
安全運転支援システム「Honda SENSING」
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動します。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム)車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
ACC 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。0km/h~約100km/hで作動します。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
安全運転支援システム 比較
システム 装備 | Honda SENSING | シティブレーキ |
---|---|---|
CMBS or CTBA | ◯ 約80km/h | ◯ 約30km/h |
誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
歩行者事故低減ステアリング | ◯ | × |
路外逸脱抑制機能 | ◯ | × |
ACC | ◯ | × |
LKAS | ◯ | × |
標識認識機能 | ◯ | × |
ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?
S660
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 |
---|---|---|---|---|
α | 660cc DOHCエンジン |
6MT | MR | 2,321,000円 |
CVT +パドルシフト |
||||
β | 660cc DOHCエンジン |
6MT | MR | 2,031,700円 |
CVT +パドルシフト |
S660 Modulo X
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
Modulo X | 660cc DOHCエンジン |
6MT | MR | 3,042,600円 |
CVT +パドルシフト |
2015年3月30日ミッドシップ・オープンスポーツ「S660」の発表。2015年4月2日発売。約19年ぶりに復活した軽規格の2シーターオープンスポーツカー。1996年に販売を終了したビート、車名は「ビート」ではなく「S660」になった。本田技術研究所設立50周年を記念し、社内で「新商品企画提案」が開催された。流線型のボディに、ドライバーの空間を徹底的に追求したという“スーパーコックピット・インテリア”を組み合わせ、スポーティな感覚を味わえるものとした。乗車定員は2名。発売を記念した特別限定車「S660 CONCEPT EDITION」を660台限定で、2015年4月2日に発売。
2017年5月18日特別仕様車「Bruno Leather Edition(ブルーノ レザー エディション)」を設定。2017年6月2日発売、11月30日までの期間限定受注となった。
2017年10月20日特別仕様車「#komorebi edition(コモレビ エディション)」を設定。2017年11月10日発売、2018年1月31日までの期間限定受注となった。
2018年5月24日一部仕様変更を発表、2018年5月25日発売。コンプリートモデル「Modulo X」を追加し2018年7月6日発売した。
2018年12月20日特別仕様車「Trad Leather Edition」を設定。2018年12月21日発売。
新型S660 スペックについて
スペック | S660 |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,180mm |
ホイールベース | 2,285mm |
車両重量 | 830-850kg |
エンジン | 直列3気筒DOHCターボ |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW (64PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 104N・m (10.6kgm)/ 2,600rpm |
トランスミッション | 6速MT/CVT |
JC08モード燃費 | 21.2km/L(MT) 24.2km/L(CVT) |
乗車定員 | 2人 |
価格 | 2,017,400円〜 2,226,400円 |
S660