マツダは初の量産EVモデルを東京モーターショー2019にて2019年10月23日に世界初公開すると、2019年9月25日発表した。新世代商品として「MAZDA3」「CX-30」に続くモデルとして発表する。
MAZDA EVモデルについて
エクステリアのデザインはCX-4に近いクーペSUVスタイルだと言われている。電気モーター「Electric Technology Prove-Out Vehicle(e-TPV)」を採用し最高出力:141 HP(143 PS / 105 kW)と最大トルク265 Nm(195 lb-ft)に35.5 kWhのリチウムイオン電池に専用プラットフォームを採用する。
これまで発表しているMAZDA EVモデルについて
2016年11月2日、マツダ中間決算にてマツダ代表取締役副社長執行役員の丸本明氏は「電気自動車(EV)の技術開発および商品開発を進めていく。(エンジンを使って航続距離を延ばす)レンジエクステンダーも武器だ。開発と市場投入を考えている。」「いつ投入するかは、しかるべきタイミングで公表する。」
開発するEVは普及が進んでいる米国に限定せずに、グローバルで投入することを視野に入れている。マツダはEVに加えてプラグインハイブリッド車(PHEV)の開発と商品化も進める。
2018年10月2日に「電動化とコネクティビティの技術戦略を公表」した。電気自動車は、バッテリーのみで駆動するモデルと、これにマツダ独自の小型・軽量で静粛性に優れたロータリーエンジン(以下、RE)を組み合わせ、バッテリーが一定レベルに減ると発電し航続距離を延ばす新開発のロータリーエンジンレンジエクステンダーを搭載したモデルを開発。
ロータリーエンジンレンジエクステンダーは、REのコンパクトかつ出力の高さを活用し、共通のパッケージングでも電動化技術のマルチソリューション化を可能とする将来構想をもとに開発。
マツダ 新型 MAZDA2(デミオ) EV 「 RE レンジエクステンダー」搭載 2020年9月発売
マツダニュースリリース
https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201909/190925a.html
マツダ 東京モーターショー2019