今回は、2024年(令和6年)時点で室内が広い軽自動車をランキング形式でご紹介します。現在販売されているモデルに限定してお伝えします。軽自動車を選ぶ理由はさまざまです。維持費を抑えたい方や、子供が生まれて快適に過ごせる広い車を探している方、4人乗りでも快適に過ごしたい方など、多くの方が広さを求めています。これから軽自動車の購入を検討している方にとって、参考になれば幸いです。
室内長×室内幅×室内高で比較
カタログやWEBサイトのスペック表(主要諸元)を見ると「室内長」「室内幅」「室内高」が表記されており、この3つの表記を元に大きさとしてランキング化しています。
2024年に発売されている 室内が広い 軽自動車ランキング トップ10
2024年5月現在に販売されている軽自動車で室内の広い車を調査したところ、「エブリイ」が1番でした。軽自動車規格を守りながらも室内空間が一番広く取られています。
順位 | メーカー | 車名 | 室内サイズ | 最大 乗車人数 |
---|---|---|---|---|
1位 | スズキ | エブリイ エブリイワゴン | 室内長2,240mm 室内幅1,355mm 室内高1,420mm | 4人乗り |
2位 | ホンダ | N-BOX | 室内長2,240mm 室内幅1,350mm 室内高1,400mm | 4人乗り |
3位 | スズキ | ワゴンR | 室内長2,450mm 室内幅1,355mm 室内高1,265mm | 4人乗り |
4位 | 日産 | ルークス | 室内長2,200mm 室内幅1,335mm 室内高1,390mm | 4人乗り |
4位 | スズキ | ekスペース | 室内長2,200mm 室内幅1,335mm 室内高1,390mm | 4人乗り |
4位 | 三菱 | デリカミニ | 室内長2,200mm 室内幅1,335mm 室内高1,390mm | 4人乗り |
6位 | スズキ | スペーシア | 室内長2,155mm 室内幅1,345mm 室内高1,410mm | 4人乗り |
7位 | ダイハツ | タント | 室内長2,155mm 室内幅1,350mm 室内高1,370mm | 4人乗り |
8位 | スズキ | ワゴンRスマイル | 室内長2,185mm 室内幅1,345mm 室内高1,330mm | 4人乗り |
9位 | ダイハツ | ムーヴキャンバス | 室内長2,180mm 室内幅1,345mm 室内高1,275mm | 4人乗り |
10位 | ホンダ | N-WGN | 室内長2,055mm 室内幅1,350mm 室内高1,300mm | 4人乗り |
1位. スズキ エブリイ
スズキが製造・販売するワンボックス型の軽自動車「エブリイ」は、1964年に登場したキャリイバンをルーツとしています。1982年にサブブランド名として「エブリイ」が登場し、1993年に軽トラックの「キャリイ」と軽ワンボックスの「エブリイ」にブランドが整理されました。ラインナップには、5ナンバー登録の乗用車と4ナンバー登録の商用車があり、商用は「エブリイ」、乗用は「エブリイワゴン」として展開されています。
スズキは2024年2月27日に新型「エブリイ」と「エブリイワゴン」のマイナーチェンジを行い発売しました。今回の改良では、「PA」グレードを除き、従来の「4速AT」から新たに「CVT」を採用することで走行性能と燃費の向上を実現しました。また、新たに上位グレード「JOINターボ(ジョインターボ)」を設定し、全車に「スズキ セーフティサポート」を標準装備しました。
スズキ エブリイ スペック
スペック | エブリイ NA | エブリイ ターボ |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,910mm | 1,910mm |
ホイール ベース | 2,430mm | 2,430mm |
エンジン | 直列3気筒DOHC 660cc VVT | 直列3気筒DOHC 660cc インタークーラー ターボ |
最高出力 | 36kW(49ps)/ 5,700rpm | 47kW(64ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/ 3,500rpm | 95Nm(9.7kgm)/ 3,000rpm |
トランス ミッション | 4AT 5MT 5AGS | 4AT |
駆動方式 | 2WD (FR) 4WD | 2WD (FR) 4WD |
WLTCモード 燃費 | 16.9~17.2km/L(5MT) 16.4km/L(5AGS) 14.6km/L(4AT) | 13.3km/L |
2位. ホンダ N-BOX
N-BOX(エヌ ボックス)は、本田技研工業が生産・販売しているトールワゴン型の軽自動車である。当時大人気だったダイハツ・タントに対抗させた車種である。
軽自動車「N-BOX」のフルモデルチェンジを行い2023年10月5日発表、2023年10月6日に発売する。エクステリアはキープコンセプトでありながら新しいデザインを採用する。現行に引き続き今やホンダ伝統となる「センタータンクレイアウト」を採用し 「助手席スーパースライドシート」を採用(タイプ別設定)。リヤシートスライドは全車標準装備、ベンチシートではなくセパレートでウォークスルーも可能。「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」を採用。「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。フルモデルチェンジによりエンジン改良やプラットフォームの見直しにより軽量化と高剛性化と共に若干燃費アップが期待できる。Honda SENSINGの機能や各種情報を見やすく、分かりやすく表示する「7インチTFT液晶メーター」や荷物をひとまとめにしまえる大型のグローブボックス、後席の大型のサイドポケットなどを採用し、使い勝手を向上した。
N-BOX スペック
N-BOX
スペック | N-BOX |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,520mm |
エンジン | 658cc 直列3気筒DOHC i-VTECエンジン |
最高出力 | 43kW(58PS)/ 7,300rpm |
最大トルク | 65Nm(6.6kgm)/ 4,800rpm |
トランス ミッション | CVT |
駆動方式 | FF / 4WD |
WLTCモード 燃費 | 21.6km/L(FF) 19.4km/L(4WD) |
N-BOX CUSTOM
スペック | N-BOX CUSTOM NA車 | N-BOX CUSTOM ターボ車 |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,790mm | 1,790mm |
ホイールベース | 2,520mm | 2,520mm |
エンジン | 658cc 直列3気筒DOHC i-VTECエンジン | 658cc 直列3気筒DOHC ターボエンジン |
最高出力 | 43kW(58PS)/ 7,300rpm | 47kW(64PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 65Nm(6.6kgm)/ 4,800rpm | 104Nm(10.6kgm)/ 2,600rpm |
トランスミッション | CVT | CVT (7スピードモード付き) +パドルシフト |
駆動方式 | FF / 4WD | FF / 4WD |
WLTCモード燃費 | 21.5km/L(FF) 19.4km/L(4WD) | 20.3km/L(FF) 18.4km/L(4WD) |
3位. スズキ ワゴンR
スズキが生産・販売している軽トールワゴン「ワゴンR」は、現行モデルが6代目で、2017年2月1日にフルモデルチェンジを公式発表し、4月20日に発売されました。デザインは初代モデルを現代風にアレンジしたものとなっています。
2022年8月30日には、マイナーチェンジを行い、新たなモデル「ワゴンR カスタムZ」を追加しました。エクステリアでは、新デザインのグリルとバンパーが採用され、インテリアには「7インチディスプレイオーディオ」が新たに搭載されました。また、新サービス「SUZUKI connect(スズキコネクト)」に対応しています。
安全システムも充実しており、夜間の歩行者を検知する「デュアルカメラブレーキサポート」、全車速追従機能付きの「アクティブクルーズコントロール(ACC)」、および「車線逸脱制御機能」が採用されています。さらに、「USB電源ソケット(Type-A/Type-C インパネ2個)」も装備されています。
2023年11月24日には、新型「ワゴンR」の5MT車が法規対応に伴う一部仕様変更を経て発売されました。
スペック | 新型ワゴンR/ ワゴンR スティングレー | 新型ワゴンR/ ワゴンR スティングレー | 新型ワゴンR |
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全長 | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,680mm | 1,680mm | 1,680mm |
ホイール ベース | 2,460mm | 2,460mm | 2,460mm |
エンジン | 660cc 直列3気筒 ターボエンジン + モーター | 660cc 直列3気筒 エンジン + モーター | 660cc 直列3気筒 エンジン |
エンジン 最高出力 | 47kW(64ps)/ 6,000rpm | 36kW(49ps)/ 6,500rpm | 36kW(49ps)/ 6,500rpm |
エンジン最大トルク | 98Nm(10.0kgm)/ 3,000rpm | 58Nm(5.9kgm)/ 5,000rpm | 58Nm(5.9kgm)/ 5,000rpm |
モーター 最高出力 | 2.3kW(3.1ps)/ 1,000rpm | 1.9kW(2.6ps)/ 1,500rpm | – |
モーター 最高トルク | 50Nm(5.1kgm)/ 100rpm | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm | – |
バッテリー | リチュウムイオン 電池 | リチュウム イオン 電池 | – |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
WLCTモード 燃費 | 23.4km/L(2WD) 21.8km/L(4WD) | 25.2km/L(2WD) 24.2km/L(4WD) | 24.4km/L(2WD) 23.2km/L(4WD) |
乗車定員 | 4名 | 4名 | 4名 |
まとめ
今回は、メーカーが公表している「室内長」「室内幅」「室内高」のデータを元に、軽自動車の室内空間の広さをランキング化しました。軽自動車は、維持費の安さや運転のしやすさだけでなく、室内空間の広さも重要なポイントです。ただし、室内の形状やシート配置、各社が施している工夫は異なるため、実際に乗って判断することをお勧めします。また、室内空間の広さと車体のサイズとの兼ね合いも重要ですので、自分たちに合った車を選ぶ際にはこれらの要素も考慮してください。
今回ご紹介したランキングを参考に、あなたにぴったりの広々空間を持つ軽自動車を見つけてください。
広々とした快適な車内で、ドライブをもっと楽しんでくださいね!
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
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