2019年から2020年は電気自動車(EV)を各自動車メーカー力を入れている。どんな車が発売されるかまとめてみました。気がかりなのがトヨタとした日本車はハイブリッド車やプラグインハイブリッド車に力を入れていたため、かなり電気自動車では遅れを取っており国内の自動車メーカーでは日産、三菱、ホンダだけがこのカテゴリーに参入できている。
日産 新型 リーフ E-Plus ハイパフォーマンスモデル 2019年1月23日発売
日産はハイパフォーマンスモデル「リーフ E-Plus」60kWh駆動用バッテリー搭載モデルを2019年1月23日に発売する。2019年1月12日 – 2019年1月27日に開催されるデトロイトモーターショー2019にて「リーフ E-Plus」量産モデルを世界初公開すると発表した。
リーフ 価格:324万3240円~399万9240円
リーフ E-Plus 価格:416万2320円~472万9320円
今回のフルモデルチェンジによりバッテリースペース確保を行い、更に大容量バッテリーモデルをラインナップに加える。旧型型と同じく2種類のバッテリー容量から選択でき様になる。2019年1月に発売される予定のハイパフォーマンスモデルの上級仕様の新型リーフは具体的には現在のモデルの倍となる60kWh駆動用バッテリーを搭載しJC08モード550kmとなる。エントリーモデルも容量アップをし40kWh駆動用バッテリーを搭載し、JC08モード400kmとなる。200V充電で約16時間、100Vは約56時間で100%充電となる。(旧型 200V充電で8時間、100Vは28時間で100%充電。)やはり、バッテリー容量が増えることで充電時間が増える。200V急速充電器を使用することで80%まで充電するのにかかる時間(急速充電)は 40分で充電可能なのである程度はカバーできるだろう。
新型リーフ E-Plusのスペックについて
スペック | リーフ | リーフ E-Plus |
---|---|---|
全長 | 4,480mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,540mm | 1,545mm |
ホイールベース | 2,700mm | |
エンジン | 通常モデル 「EM57」型 |
ハイパフォーマンスモデル 「EM57」型 |
最高出力 | 110kW(150PS)/ 3283-9795rpm |
160kW/ 4,600-5,800rpm |
最大トルク | 320Nm(32.6kgm)/ 0-3283rpm |
340Nm/ 500-4,000rpm |
乗車人数 | 5人乗り | |
空力抵抗(Cd値) | 0.28 | |
車両重量 | 1,490-1,520kg | 1,670~1,680kg |
普通充電 | 6時間(3kW)/ 8時間(6kW) |
– |
80%まで充電するの にかかる時間 (急速充電) |
40分 | – |
リチウムイオン バッテリー |
40kWh | 62kWh |
JC08モード 航続距離 |
400km | 570km |
WLTPモード 航続距離 |
322km | 458km |
ホンダ 新型 アーバン EV 電気自動車 Honda Urban EV Concept 2019年発売
ホンダは2019年に新型電気自動車を欧州にて発売する。
市販化を予定する電気自動車のプレビュー「Honda Urban EV Concept (アーバンEVコンセプト)」をプレスデー2017年9月12日~13日、一般公開日9月16日~24日に開催されるフランクフルトモーターショー2017に世界初公開した。
ジャガー 新型 I-PACE 新モデル電気自動車 (EV) クロスオーバーSUV 日本 2018年9月26日発売
ジャガーは新型モデルとなる電気自動車(EV)SUV 「I-PACE」を日本で2018年9月26日に発売を開始。2018年3月1日公式公開し、欧州で受注が開始、2018年7月から納車が開始される。価格:959万円~1312万円 58,995ポンド(約857万円)~69,995ポンド(約1,017万円)
ジャガー新型I-PACEの全長サイズはジャガーのSUV新型F-PACE、新型E-PACEの間となる4,682mm、ホイールベースは一番長い2990mmとなっている。LEDライトを前後に採用、スポーティなデザインとなっている。
EVトータル最高出力400psとWLTPモード航続可能距離:480kmとなる。
ジャガーは8年間/16万kmのバッテリー保証も発表。
新型I-PACE スペックについて
スペック | 新型I-PACE |
---|---|
全長 | 4,682mm |
全幅 | 2,011mm |
全高 | 1,565mm |
ホイールベース | 2,990mm |
モーター | 電気モーター×2 |
トータル 最高出力 | 400ps |
トータル 最大トルク | 700Nm |
フロントモーター 最大出力 | 53kW(72ps) |
フロントモーター 最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
駆動方式 | 4WD |
リチウムイオンバッテリー | 90kWh |
0-100km/h加速 | 4.8秒 |
WLTPモード 航続可能距離 | 470km |
最低地上高 | 142mm |
乗車定員 | 5名 |
車重 | 2133kg |
ラゲッジスペース | 550L |
メルセデス・ベンツ 新型 EQ C クロスオーバーSUV 電気自動車 2019年発売
メルセデス・ベンツが100%電気自動車用の新しいサブブランドの起ち上げを計画している、そのメルセデス・ベンツの電気自動車用のサブブランドが「EQ」となる。MEQサブブランドの電気自動車が2019年以降にリリースされる。
スチールやアルミニウム、カーボンファイバーをミックスした軽量にしてスケーラブルな電気自動車専用のモジュラープラットフォームを採用、電気自動車プラットフォーム EVA(Electric Vehicle Architecture)を基盤とししている。
新型 EQモデル スペックについて
(Deutsche ACCUmotive GmbH & Co. KG社製リチウムイオンバッテリーパック)アルミやカーボンを使用した軽量プラットフォームを採用。
急速充電器により、5分で100kmの距離を走行する充電が可能
24インチデジタルメーター&タッチ対応ディスプレイ
スペック | 新型EQ C |
---|---|
全長 | 4,761mm |
全幅 | 1,884mm |
全高 | 1,324mm |
ホイールベース | 2,873mm |
モーター | 電気モーター×2 |
トータル最高出力 | 300kW (408ps) |
トータル最大トルク | 71.4kgm |
駆動方式 | 4WD |
リチウムイオン バッテリー | 70kWh以上 |
0-100km/h加速 | 5.1秒 |
WLTPモード 航続可能距離 | 450km |
乗車定員 | 5名 |
BMW 新型 iX3 電気自動車 (EV) SUV モデル 2020年発売予定
BMWは電気自動車 SUVモデル 新型 iX3を2020年に発売する予定だ。
2018年4月25日~5月4日に開催される北京モーターショー2018にて新型 iX3を世界初公開した。
i3やi8に続くBMW初のSUVモデルの新しい電気自動車である。
プラグインハイブリッドと電気自動車バージョンを開発していると言われている。デザインはぼぼ、旧型モデルのX3と同じではあるが、フォロントフェンダーに充電ポートを装備。フロントグリルをiX3専用バージョンとする。
アウディ 新型 e-tron 初 EVモデル 電気自動車 2018年9月18日正式発表
アウディは新型e-tronは初の電気自動車(EV) 欧州で2019年に発売する。日本でも発売される予定である。2020年には3タイプの電気自動車を市場に送り出す。2025年までには、あらゆるセグメントとコンセプトを網羅する、20モデル以上の電気自動車とプラグインハイブリッド車を発売する予定。
アウディ 新型e-tron サイズについて
サイズ | 新型e-tron |
---|---|
全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,930mm |
全高 | 1,666mm |
アウディ 新型e-tron 搭載モーターについて
スペック | 新型e-tron |
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エンジン | 電気モーター×3(前1基、後2基) |
最高出力 | 648ps(477kW) |
最大トルク | 81.6kgm |
駆動方式 | 4WD(Quattro) |
0-100km/h加速 | 4.6秒 |
最高速度 | 210km/h(リミッター) |
前後重量配分 | 52:48 |
リチュウムイオン バッテリー容量 | 95kWh |
WLTPモード航続距離 | 402km |
スペック | 新型e-tron 55 quattro |
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エンジン | 電気モーター×3(前1基、後2基) |
最高出力 | 407ps(300 kW) |
最大トルク | 490 lb-ft(664 Nm) |
駆動方式 | 4WD(Quattro) |
0-100km/h加速 | 5.7秒 |
最高速度 | 200km/h(リミッター) |
前後重量配分 | 52:48 |
リチュウムイオン バッテリー容量 | 95kWh |
WLTPモード航続距離 | 259マイル(417km) |
大容量のリチュウムイオンバッテリー(95kWh)はLG ChemまたはSamsungから供給される。
バッテリーパックの重量は約700kg。
最大150kWで急速充電を行うことが可能。
ボルボ 新型 Polestar 2 EV SUV車 2019年3月発表
ボルボは「Polestar」ブランドのEV SUV車となる新型「Polestar 2」を2019年3月に発表する。
2019年3月7日~3月17日開催されるジュネーブモーターショー 2019で新型「Polestar 2」を発表する。
ボルボ・カー・グループ傘下のパフォーマンスブランドであるポールスターは今後、電動モデル専門のブランドになると2017年10月17日に発表した。同日にブランド第1弾モデルのPolestar 1を公開した。
「Polestar 1」はPHVであるが、「Polestar 2」初の純粋なEVとなる。
スペック | Polestar 2 |
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モーター | 電気モーター |
最高出力 | 400hp |
航続距離 | 約563km(350マイル) |
エクステリアは中型のSUVスタイルでライバルとなる車種はテスラ「Model 3」である。
コンセプトモデルとなったのは2016年5月18日にスウェーデン ヨーテボリにてボルボのコンパクトクラス「40シリーズ」の次期型をプレビューするコンセプトモデルを発表した。