トヨタはスポーツモデルとなる新型「カローラスポーツ」に「カローラ GR SPORT」を2022年10月追加し発売を開始する予定だ。「GRカローラ」も同時に発売する予定だ。2019年3月7日から開催されるジュネーブモーターショー2019にて「カローラ GR SPORT」「カローラ TREK」世界初公開する。2020年3月17日にオーストラリアの知的財産権および関連する法律の管理を担当する国の機関である「IPオーストラリア(特許庁)」に対して「GRカローラ」商標申請が行われている。
新型カローラ スポーツ GR スポーツはフルモデルチェンジをベースにG`sモデルの流れを引き継いだモデルだ。欧州向けには「新型オーリス」として米国向けに「新型カローラハッチバック」、日本は「新型カローラスポーツ」となる。エクステリアデザインに違いがある以外は基本的な構造は同じである。欧州向けのみオーリスはワゴンタイプもラインナップする独自ラインアップモデルになっている。日本と米国ではカローラと仕様を共有するハッチバック車であることが理由となり違いが生まれることになった。
新型カローラスポーツ GR SPORTについて
エクステリアの変更も行われ、エアロなどの変更が行われイメージを一新する。
新型カローラスポーツ GR SPORT 予想について
エクステリア
専用フロントバンパー/専用ラジエーターグリル(スモークメッキ加飾+ブラック塗装)
専用サイドマッドガード
サイドターンランプ付オート電動格納式リモコンドアミラー(ブラック)
Bi-Beam LEDヘッドランプ(ダークスモークエクステンション加飾)
専用リヤコンビネーションランプ(ブラックエクステンション加飾)
専用リヤバンパー
GR SPORT専用エンブレム(フロント・サイド・リヤ)
トヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
専用リヤルーフスポイラー
専用LEDイルミネーションビーム
インテリア
専用フロントスポーティシート(GRエンブレム付+シルバーダブルステッチ付+パーフォレーシン付〈メイン表皮:ブランノーブ®/サイド表皮:合成皮革〉)
アームレスト付センターコンソールボックス(シルバーステッチ付)
専用スタートスイッチ(GRロゴ付)
インパネ助手席オーナメント(合成皮革巻き+シルバーステッチ)
カップホルダーリング(クロームメッキ加飾)
フロントドアスピーカーリング(クロームメッキ加飾)
フロントパワーウインドゥスイッチベース(ピアノブラック塗装+クロームメッキ加飾)
ブラックインテリア(ルーフ、ピラーガーニッシュ、アシストグリップ、サンバイザー)
専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール
専用TFTタコメーター
専用本革巻きシフトノブ(ダークスモーク加飾+シルバーステッチ+GRロゴ付)
アルミペダル(アクセル・ブレーキ)
専用装備
専用剛性アップパーツ (スポット溶接打点追加(ロッカーフランジ・ドアオープニング)、リヤバンパーリインフォース)
アブソーバー&ばね特性チューニング
アルミテープ
専用チューニング電動パワーステアリング
(ロアアーム、フロントサスペンションメンバー後端ブレース、フロアセンターブレース)
専用ブレーキキャリパー(ホワイト塗装/GRロゴ付〈フロント〉)
ローダウン&専用チューニングサスペンション
など
新型カローラスポーツについて
トヨタは新型オーリス / オーリスハイブリッドの3代目となるフルモデルチェンジを行い日本では新型カローラスポーツとして2018年7月発売する。トヨタカローラ店を通じて販売を開始する。同時期にトヨタ 新型 カローラ フィルダー/アクシオもフルモデルチェンジをする。2018年3月6日~3月18日に開催されるジュネーブモーターショー2018にて新型フルモデルチェンジモデルを世界初公開した。2018年3月28日〜4月8日に開催されるニューヨーク国際オートショー2018で新型カローラハッチバックを世界初公開する。
新型カローラスポーツ / カローラスポーツハイブリッド エクステリア
丸5年でのフルモデルチェンジを果たす、今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されている物をベースに開発が進んでいる。新型プリウスと非常に似た顔つきのデザインフルLEDヘッドライト、LEDフォグランプと新デザインのフロントグリル、リアオールLEDランプクラスターを採用。TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。
更に、ボディサイズも旧型よりも若干大きくなり更に広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となりそうだ!!
新型カローラスポーツ ボディサイズについて
新型カローラスポーツは旧型に比べ全長が+40mm、ホイールベースが+40mm、全幅は+30mm、全高は-25mm。車両のカウルの高さは従来よりも-47mm下がり前方の視界が向上している。
サイズ | 新型カローラスポーツ |
---|---|
全長 | 4,375mm (+45mm) |
全幅 | 1,790mm (+30mm) |
全高 | 1,460- 1,490mm (+20mm) |
ホイールベース | 2,640mm (+40mm) |
2.0L トヨタハイブリッドシステム(THSⅡ)
4代目プリウスに採用された小型・軽量・低損失化技術を継承し、エンジンも新しく小型化されたTHSⅡであれば全体の質量的にも問題がなく採用する。新型 直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」の熱効率や新型無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」トランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。 これにより、燃費を劇的に向上させることが可能だ!!
新型 直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.0L)」
新型エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、排気・冷却・機械作動時などの様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を実現。その結果、新開発の2.0Lガソリン車用エンジン・ハイブリッド車(HV)用エンジンは、それぞれ、世界トップレベルの熱効率40%・41%を達成した。また、従来型エンジンに比べて、低回転から高回転まで全域でトルクアップを実現すると同時に、各国の排気規制にも先行して対応した。
新型 E-Four 4WDシステム「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」
さらなる燃費向上と、4WDでの高い操縦安定性、走破性を目指し、新しい4WDシステムを開発。エンジン車に採用する新システム「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」では、走行状況に応じてリヤのトルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」を採用することで、ドライバーの思い通りの旋回性能と、高い悪路走破性を実現。また、前後輪の車輪軸に世界初の「ラチェット式ドグクラッチ」を備えることで、2WD走行時には、後輪に動力を伝達させる駆動系の回転を停止させて損失を大幅に低減し、燃費向上をはかる「ディスコネクト機構」を採用。ハイブリッド車に採用する「新型E-Four」においては、電気で駆動する後輪の全体トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現しました。さらに、「Dynamic Torque Vectoring AWD(ダイナミックトルクベクタリングAWD)」、「新型E-Four」双方に、エンジン、トランスミッション、ブレーキ、4WDを統合して制御する「AWD Integrated Management(AIM)」を採用し、路面を問わない高い操縦安定性を確保している。
新型 無段変速機(CVT)「Direct Shift-CVT」
トランスミッションの基本性能である「伝達効率の向上」と「エンジン高効率領域の活用」、「高応答変速」を強化するため、「機械損失低減」と「ワイドレンジ化」、「変速追従性向上」を目指し、ダイレクトでスムースな走りと旧型比+6%の優れた燃費性能を実現。
新型カローラスポーツ エンジンラインナップ 仕様について
日本モデルでは新型プリウスに搭載された直列4気筒1.8L エンジン +モーター(THSⅡ)と旧型モデル同様にダウンサイジング化し直噴化した1.2Lターボモデルもラインナップされる。
スペック | 新型カローラスポーツ | |
---|---|---|
全長 | 4,375mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,460mm | |
ホイールベース | 2,640mm | |
エンジン | 1.8L 直列4気筒 DOHC +モーター(THSⅡ) |
1.2L 直列4気筒 DOHC 直噴ターボエンジン |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm |
85kW(116ps)/ 5,200-5,600rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm |
185Nm(18.9kgm)/ 1,500-4,000rpm |
フロントモーター 最大出力 |
53kW(72ps) | – |
フロントモーター 最大トルク |
163Nm(16.6kgm) | – |
リアモーター 最大出力 |
5.3kW(7.2ps) | – |
リアモーター 最大トルク |
55Nm(5.6kgm) | – |
システム出力 | 90kW(122ps) | – |
トランス ミッション |
電気式 無段階変速機 |
6iMT/CVT |
駆動方式 | 2WD | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 | |
JC08モード 燃費 |
30.0~34.2km/L | 17.2~19.6km/L |
WLTCモード 燃費 |
25.6~30.0km/L | 15.2~16.4km/L |
価格 | 241万9,200円〜 268万9,200円 |
213万8400円〜 241万9,200円 |
新型カローラスポーツ エンジンラインナップ 海外仕様について
海外ではハイブリッドモデルは2つランナップし、新しい直列4気筒2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine」モーター(新THSⅡ) システム最大出力:182psもしくは 直列4気筒1.8L エンジン +モーター(THSⅡ)システム出力:90kW(122ps)だ。
スペック | Dynamic Force Engine+モーター(新THSⅡ) |
---|---|
エンジン | 2.0L 直列4気筒直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 +モーター(新THSⅡ)「M20A-FKS」型 |
最高出力 | 107kW(146PS)/6,000rpm |
最大トルク | 188Nm(19.2kgfm)/4,400rpm |
フロントモーター 最大出力 |
80kw(109ps) |
フロントモーター 最大トルク |
202Nm(20.6kgf・m) |
リアモーター 最大出力 |
5kw(7ps) |
リアモーター 最大トルク |
55Nm(5.6kgf・m) |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
駆動方式 |
FF/4WD(E-Four) |
バッテリー(容量) | ニッケル水素バッテリー (6.5Ah) |
燃料種類 | ガソリン |
スペック | Dynamic Force Engine |
---|---|
エンジン | 2.0L 直列4気筒直噴エンジン |
最高出力 | 126ps/6,600rpm |
最大トルク | 205Nm/4,800rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | FF/4WD |
フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」対抗モデル設定
スペック | 1.6L |
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エンジン | 1.6L 直列4気筒 ターボエンジン |
最高出力 | 250ps |
最大トルク | 24.0kgm |
トランスミッション | 新型 6速MT (iMT制御) |
駆動方式 | FF/4WD |
第2世代の次世代Toyota Safety Sense Pを全車標準搭載。更に、Toyota Safety Sense Pについては改良が施され、細かな調整がされより安全技術が向上する。
第2世代の次世代 Toyota Safety Sense の主な特長
ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、PCSに歩行者検知機能を付加。対歩行者の衝突回避支援/被害軽減を可能にするとともに、レーダークルーズコントロールも装備する。
衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。
歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
ロードサインアシスト(RSA)
検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA)
カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB)
カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
アダプティブハイビームアシスト(AHS)
LEDの点灯・消灯を細やかに制御することで、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光できるシステムです。ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高めて、夜間の優れた視認性を確保。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避を支援。また、車両に対しては、10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/hの減速が可能。
レーダークルーズコントロール
先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。
トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA)
レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
先行者発進告知
トヨタ 新型 カローラスポーツ ハイブリッド オーリス フルモデルチェンジ TNGA採用 2018年6月26日発売
トヨタ 新型 カローラスポーツ 一部改良 2019年9月17日発売
今後新しい情報が入りたいお伝え致します。
GR
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/detail/18634585/
カローラスポーツ