4代目プリウス(ZVW50系)は2015年12月9日発売を開始。発売2年あまりは自動車販売台数1位を独占した。グレード「E」においてはJC08モード走行燃費40.8km/Lの低燃費を実現。その他の2WD車においてもJC08モード37.2km/L、新たに投入したE-Four(電気式4輪駆動方式)車はJC08モード34.0km/Lの低燃費を実現させた。後期モデルはマイナーチェンジを行い2018年12月17日に発売をしたがどの様な進化を遂げたとかまとめてみた。
新型プリウス エクステリア 前期 後期の違いは?
マイナーチェンジを行った後期ではフロント、リアのデザイン変更が行われLEDヘッドライトに形状を変えより前期となる旧型プリウス 50系 前期のヘッドライト下にあったウィンカーランプをフラット化したことによりマイルドでありながら豪華な印象を与える。後期はウィンカーについてはヘッドライト横にある。
前期までは「LEDフォグランプ」+「アクセサリーランプ」が一体型であったが、プリウスPHV同様に切り離しデザインを寄せてきた。
新型プリウス インテリア 前期 後期の違いは?
インテリは室内灯にLEDを採用。インテリアのカラーをハンドル、シフトレバー、センターコンソールトレイセット周りのホワイト塗装となっているが、ブラック塗装に変更。「A」「Aプレミアム」「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」に置くだけ充電をオプション設定。スペース拡大。シートヒータースイッチの位置を変更しセンターコンソールトレイに配置し使い勝手を向上。「Aプレミアム」「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」のフロントシートにシートベンチレーション機能追加。(シートから冷風を吸い込む夏場など快適性を高める。)
2017年11月には一部改良が行われインテリアは、新型プリウスPHVに搭載される11.6インチの大画面ナビ(ディスプレイ)をメーカーオプションで選択可能となり、専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。海外では今回のマイナーチェンジがら採用となった。
新型プリウス 安全装備 前期 後期の違いは?
次世代のToyota Safety Sense (プリクラッシュセーフティ昼間歩行者のみ)を全車標準搭載。安全技術が向上する。従来までの「Toyota Safety Sense P/C」の名称を「Toyota Safety Sense」に統一した衝突回避支援パッケージとする。インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を標準装備。 「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。リヤクロストラフィックアラート(RCTA)後退時の死角を検知し、注意を喚起。を採用。
機能強化はされているが、残念ながら第2世代のToyota Safety Senseではなかった。
トヨタ 第2世代版 Toyota Safety Senseを2018年より導入 比較 変更点
新型プリウス 仕様 前期 後期の違いは?
直4 DOHC 1.8L+モーター(THSⅡ)を採用。燃費面では十分であるため大きな変更はない。Eグレード 車両重量1310kgから1320kgに変更となりJC08モード燃費が40.8km/Lから39.0km/Lに変更された。専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。ボディカラー6色「幾何学調ルーフフィルム」をオプション設定。
新型プリウス 仕様 前期 後期の価格の違いは?
グレード | 価格 | 前期比較価格 |
---|---|---|
E | 251万8,560円 | +8万9,542円 |
S | 256万5,000円 | +8万5,909円 |
S E-Four | 275万9,400円 | +8万5,909円 |
Sツーリング | 273万2,400円 | +10万4,073円 |
Sツーリング E-Four | 292万6,800円 | +10万4,073円 |
A | 284万2,560円 | +6万4,997円 |
A E-Four | 303万6,960円 | +6万4,997円 |
Aツーリング | 300万6,720円 | +7万9,920円 |
Aツーリング E-Four | 320万1,120円 | +7万9,920円 |
Aプレミアム | 317万5,200円 | +6万7,745円 |
Aプレミアム E-Four | 336万9,600円 | +6万7,745円 |
Aプレミアムツーリング | 328万4,280円 | +8万4,535円 |
Aプレミアムツーリング E-Four | 347万8,680円 | +8万4,535円 |
価格は旧型に比べ各グレード約6万5000円〜約9万円ほどアップする。一番価格差がないAとAプレミアムが一番お得なグレードとなりそうだ。
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