マツダは、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-50」の米国モデルを2021年11月15日(現地時間)世界初公開した。 「MAZDA3」「CX-30」に続く新世代商品として発売される。
新モデル「CX-50」について
「CX-50」は、SUVらしい存在感やオフロード性能が求められる米国に、新たなラインアップの中核として導入するクロスオーバーSUVです。「MAZDA3」や「MAZDA CX-30」などと同じスモール商品群に属し、米国アラバマ州ハンツビル(Huntsville)市に建設したトヨタ自動車株式会社との合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)で2022年1月から生産を開始する予定。
新型 CX-50 エクステリアについて
デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用。 車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用している。全方位で洗練されたダイナミック性能を実現。マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)」と世界初となる「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」採用した次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」を採用。 エクステリアのデザインはマツダSUVのラインナップにないワイドでオフロード意識したモデル。「オフロードではあるがあまりにもオフロードではない」という。 CX-50は、「強化されたBピラー」「高強度ルーフレール」など、さらに多くのものを上に運ぶのに役立つ、より多くの機能を追加。一方、新しい「パノラマのムーンルーフ」も採用されている。
新型 CX-50 インテリアについて
インテリアはメーターパネルを液晶化し、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」TFT 8.8インチのインフォテインメントシステムが搭載。「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」は運転中の操作は危険だとし、タッチパネルは非搭載で全てはコマンダーコントロールで操作で行う。車載通信機を標準設定。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」の連動が可能。
新型 CX-50 i-ACTIV AWDを搭載
よりスポーティとなった新型CX-50には、新世代4WDシステム、「i-ACTIV AWD」を搭載する。電子制御で駆動力を積極的にコントロールし、走破性能と燃費性能を高次元で両立。 多くのセンサーがドライバーの意図と走行状況を正確に検知し必要な後輪トルクを瞬時に演算・指令、不要な後輪トルクの伝達を抑え、ほぼ2WD状態で走行を可能にする。全ての状況で適切なトラクションを発生させる事を可能とする「Mi-Drive」を標準装備。
新型 CX-50 次世代の先進安全技術「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載
「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備する。眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」追従走行機能とステアリングアシスト機能「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」搭載。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加。TJA(交通渋滞アシスト)FCTA(フロント・クロス・トラフィック・アラート)DM(ドライバーモニタリング)TSR(交通標識認識システム)など最新の機能を採用。
新型 CX-50 スペックについて
スペック | 新型CX-50 | 新型CX-50 |
---|---|---|
エンジン名 | SKYACTIV-G 2.5 | SKYACTIV-G 2.5T |
エンジン | 2.5L 直4気筒 エンジン | SKYACTIV-G 2.5T 2.5L 直列4気筒 直噴ガソリン ターボエンジン |
最高出力 | 140kW(190PS)/ 6,000rpm | 169kW(230ps)/ 4,350rpm |
最大トルク | 252Nm(25.7kgm)/ 4,000rpm | 420Nm(42.8kgm)/ 2,000rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
ミッション | 6速AT | 6速AT |
WLTCモード燃費 | -km/L | -km/L(2WD) -km/L(4WD) |
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