トヨタ自動車は2023年10月7日(土)~10月8日(日)に、東京の六本木ヒルズアリーナで「CROWN STYLE PARK」を開催。このイベントでは、2023年12月に発売される新型「クラウンエステート」をはじめ、クラウンシリーズ全4タイプを展示。発表されたクラウンシリーズの中で、最も遅い発売となる新型「クラウンエステート」。その魅力をまとめてみました。購入時に参考にしてください。
「クラウン」シリーズ ボディサイズ・仕様 比較
トヨタは「クラウンシリーズ」を「クラウンブランド」と位置づけ、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」「クラウンエステート」として2023年秋~2024年に発売予定であることを4月12日に発表した。
スペック | クロスオーバー | スポーツ | セダン | エステート |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,930mm | 4,710mm | 5,030mm | 4,930mm |
全幅 | 1,840mm | 1,880mm | 1,890mm | 1,880mm |
全高 | 1,540mm | 1,560mm | 1,470mm | 1,620mm |
ホイール ベース | 2,850mm | 2,770mm | 3,000mm | 2,850mm |
定員 | 5名 | 5名 | 5名 | 5名 |
タイヤ サイズ | 19インチ 21インチ | 21インチ | 19インチ 20インチ | 21インチ |
パワー トレーン | HEV(4WD) | HEV(4WD) PHEV(4WD) | HEV(FR) FCEV(FR) | HEV(4WD) PHEV(4WD) |
新型 クラウンエステート について
グローバルモデルとして新たに「新世代クラウンシリーズ」として展開。
「新開発 TNGAプラットフォーム」を採用。
メーターには「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」を採用。
最新の「Toyota Safety Sense」を採用。
全車ハイブリッドシステムを搭載。プラットフォームは「TNGA」に基づく「新開発 プラットフォーム」を採用。シャシーをニュルブルクリンクで鍛え上げて「走る・曲がる・止まる」といった車両性能を大きく進化させている技術が継承される。

フロント部分は横一文字になったデイライト付きヘッドライトを採用する。「クラウン」エンブレムは継続採用。リアは「LED リアコンビネーションランプ」を採用し横一文字に伸びる、薄くシャープなリアコンビネーションランプを採用。




インテリアは共通化しどの車種に乗っても「クラウンだね!」と思わせてくれるだろう。ディスプレイオーディオを一体化させたインパネデザインを採用。メーターには「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」を採用。ナビゲーションシステムを「コネクティッドナビ」。「デジタルインナーミラー」トヨタ初「ドライブレコーダー(前後方)」を採用。ディスプレイオーディオのオプションとして「車内Wi-Fi」を設定。

先代モデルよりも機能を高めた次世代「Toyota Safety Sense」を採用する。右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象となる。高度運転支援技術「Toyota Teammate」共に走るというトヨタ自動車独自の自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発した最新の高度運転支援技術を、MIRAIにも採用。ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、
新型 クラウンエステート エクステリアについて
フロント部分は独特なデイライト付きヘッドライトを採用する。「クラウン」エンブレムは継続採用。リアは「LED リアコンビネーションランプ」を採用、横一文字に伸びる、薄くシャープなリアコンビネーションランプを採用。ボディカラーに今どきなツートン・カラーを採用する。ボディサイズは全長4,930mm、全幅1,880mm、全高1,620mm、ホイールベース2,850mmとし、正統なSUVスタイルとした。アルミホイールは21インチを採用する。駆動方式は「4WD」を採用し、ハイブリッドシステムまたはプラグインハイブリッドシステムを搭載。プラットフォームは「TNGA」に基づく「新開発 プラットフォーム」を採用。乗車定員は5名である。







新型 クラウンスポーツ ボディカラーについて
モノトーンとなる単色を5色ラインナップ。ブラックまたはシルバールーフのツートンカラーを5色ラインナップ。
単色 5色





ツートンカラー 5色





新型 クラウンスポーツ インテリアについて
インテリアは共通化し、どの車種に乗っても「クラウンだね!」と思わせてくれるだろう。ディスプレイオーディオを一体化させたインパネデザインを採用。メーターには「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」を採用。ナビゲーションシステムを「コネクティッドナビ」。「デジタルインナーミラー」トヨタ初「ドライブレコーダー(前後方)」を採用。ディスプレイオーディオのオプションとして「車内Wi-Fi」を設定。

クロスオーバーとエステートの内装を並べて比較すると共通化によってデザインは全く同じと言っていいだろう。しかし、カラーリングの部品に違いがあり「クラウンエステート」はアシンメトリーカラーリングにより印象を変えているのがわかる。


「センターコンソール」「サイドパネル」が一体感のあるデザインとしており質感の高さが伺える。インテリアカラーは落ち着いたブラウン系の色合いとなっており落ち着いた印象を与えている。後部座席はこれぞクラウンエステートという大きな荷物を運べる空間となっており、質感の高さを感じる。




新型クラウン(エステート) は3列シートにもなるのか?
新型「クラウン(エステート)」は全長4,930mmと「クラウン(スポーツ)」の全長4,710mmよりもかなり長いモデルである。同じクロスオーバーSUVの形を2台もラインナップするのにはどんな理由があるのでしょうか?!


基本的には全長が長くなるためよとりある室内空間を確保することができ、更に、荷室が広くなることで使用、用途が増えることにより多様なニーズに答えることが可能である。また、過去には11代目の「クラウン」をワゴン化した「クラウンエステート(ステーションワゴン)」が存在している。
現時点のモデルとしては乗車定員は5名である。が、用途を考えると3列モデルのラインナップをすることで「クラウン(スポーツ)」にはない家族層を取り込むことができると考えられるだろう。3列シートが実際実現可能なのかを考える。全長4,930mmは実は3列仕様がとても実現可能なサイズであるのでいくつか比較してみた。
新型クラウン(エステート)とRX450h L 比較
同じトヨタが製造するレクサスの「RX450h L」は「クラウド(エステート)」とほぼ同様のサイズであることがわかる。


スペック | 先代 RX450h L | 16代目 新型クラウン (エステート) | 差 |
---|---|---|---|
全長 | 5,000mm | 4,930mm | -70mm |
全幅 | 1,895mm | 1,880mm | -15mm |
全高 | 1,725mm | 1,620mm | +105mm |
ホイールベース | 2,790mm | 2,850mm | -60mm |


新型クラウンエステートとCX-8 比較
更に他社ではあるが、3列シートの「CX-8」は更にサイズの近いモデルとなる。
スペック | CX-8 | クラウンエステート | 差 |
---|---|---|---|
全長 | 4,900mm | 4,930mm | +30mm |
全幅 | 1,840mm | 1,880mm | +40mm |
全高 | 1,730mm | 1,620mm | -110mm |
ホイールベース | 2,930mm | 2,850mm | +80mm |


新型 クラウンエステート エンジンについて
エステートと言うだけあり、大きな荷物を運んでも問題のない、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせた採用。新開発した「2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム」「eAxle」を採用。電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。差別化として、2.5Lエンジン+モーターのプラグインハイブリッドモデルもラインナップする。
新型 クラウンエステート スペック について
エンジンはHEV(4WD)とPHEV(4WD)を公式にも採用すると発表しているが、クラウンスポーツで採用された、新型「2.4 ターボ ハイブリッド」と「RAV4PHV」や「ハリアーPHV」に採用されている「2.5L エンジン+ プラグインハイブリッドシステム」が採用される可能性が高い。どちらも「クラウンスポーツ」にふさわしい、スポーティな走りと低燃費を手に入れることができる。
エステートと言うだけあり、大きな荷物を運んでも問題のない、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を組み合わせた採用。新開発した「2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム」「eAxle」を採用。電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。差別化として、2.5Lエンジン+モーターのプラグインハイブリッドモデルもラインナップする。

2.4 ターボ ハイブリット モデル
スペック | 新型クラウンエステート 2.4 ターボ ハイブリッド |
---|---|
全長 | 4,710mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,560mm |
ホイールベース | 2,770mm |
エンジン | 直列4気筒 2.4L 直噴ターボエンジン +モーター |
最高出力 | 200kW(272ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 460Nm(46.9kgm)/ 2,000-3,000rpm |
フロントモーター 最大出力 | 61kw(82.9ps) |
フロントモーター 最大トルク | 292Nm(29.8kgm) |
リアモーター 最大出力 | 59kW(80.2ps) |
リアモーター 最大トルク | 169Nm(17.2kgm) |
トランスミッション | Direct Shift-6AT |
バッテリー | ニッケル水素電池 5Ah |
駆動方式 | 4WD (E-Four Advanced) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | -kg |
WLTCモード燃費 | 15.7km/L |
PHEVモデル
スペック | 新型クラウンエステート PHEV |
---|---|
全長 | 4,710mm |
全幅 | 1,880mm |
全高 | 1,560mm |
ホイールベース | 2,770mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 130kW(177ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 219Nm(22.3kgfm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 134kW(182ps) |
フロントモーター 最大トルク | 270Nm(27.5kgfm) |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム出力 | E-Four:225kW(306ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー 18.1kWh |
駆動方式 | 4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | -kg |
WLTCモード燃費 | 20.5㎞/L |
EV航続距離 | 93km/L |
価格 | -円 |
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/39070872.html
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