自販連(日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(全国軽自動車協会連合会)は2024年10月4日、2024年4月〜9月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。N-BOXが前年比101.8%とし10万2226台と、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得。
上位2車種に共通する点は、長年愛され続けているブランド力と、時代に合わせて進化し続ける姿勢です。 N-BOXは軽自動車の枠を超えた快適性と安全性を追求し、カローラは常に時代のニーズを捉えたクルマ作りを行っています。
2024年度上半期の販売台数は、N-BOXが10万台を突破し、カローラも7万台を超えるなど、好調な売れ行きを見せています。 これは、コロナ禍の影響による移動制限の緩和や、新型モデルの投入などが要因と考えられます。
2024年上半期(4~9月) 乗用車ランキング
乗用車ではトヨタ カローラが7万7030台で初の首位となった。2位はトヨタ ヤリスで7万3052台、3位はトヨタ シエンタで5万8645台となりました。
乗用車部門では、カローラが根強い人気を誇っています。 長年培ってきた信頼性と品質の高さに加え、近年ではデザイン性や走行性能も大幅に向上しています。セダンタイプの「カローラ」とワゴンタイプの「カローラツーリング」ハッチバックタイプのカローラスポーツ、SUVタイプのカローラクロスの4つのボディタイプがあり、ユーザーのニーズに合わせて選択できる点も魅力です。
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1位 | トヨタ | カローラ | 77,030台 |
2位 | トヨタ | ヤリス | 73,052台 |
3位 | トヨタ | シエンタ | 58,645台 |
4位 | 日産 | ノート | 48,339台 |
5位 | トヨタ | ルーミー | 42,891台 |
6位 | ホンダ | フリード | 40,614台 |
7位 | 日産 | セレナ | 39,637台 |
8位 | トヨタ | アルファード | 38,794台 |
9位 | ホンダ | ヴェゼル | 36,251台 |
10位 | トヨタ | ヴォクシー | 35,143台 |
2024年上半期(4~9月)軽自動車ランキング
軽自動車では1位はホンダ N-BOXで102,226台で首位となった。2位はスズキのスペーシアで80,179台で3位 ダイハツ タントで54,177台となりました。軽自動車のランキングでは常連のランクインしています。
軽自動車部門では、N-BOXが圧倒的な強さを見せつけました。 広々とした室内空間と使い勝手の良さ、そして燃費性能の高さなどが人気の理由です。近年では、安全装備の充実やデザイン性の向上も評価され、幅広い層から支持を集めています。
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1位 | ホンダ | N-BOX | 102,226台 |
2位 | スズキ | スペーシア | 80,179台 |
3位 | ダイハツ | タント | 54,177台 |
4位 | スズキ | ハスラー | 43,070台 |
5位 | スズキ | ワゴンR | 38,957台 |
6位 | スズキ | アルト | 33,537台 |
7位 | 日産 | ルークス | 31,539台 |
8位 | 三菱 | デリカミニ/eK | 26,863台 |
9位 | 日産 | デイズ | 23,645台 |
10位 | ダイハツ | ミラ | 22,902台 |
編集部から一言
今後の自動車販売ランキングの行方は、各メーカーの新型車投入や販売戦略によって大きく左右されるでしょう。 特に、電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)などの次世代自動車の普及が進む中で、各メーカーは電動化戦略を加速させています。N-BOXやカローラといった既存の人気車種が、どのように進化を遂げていくのかにも注目が集まります。
この記事では、2024年度上半期の自動車販売ランキングについて速報でお伝えしました。 今後も、自動車業界の動向を注視し、最新情報をお届けしていきます。