シエンタは、トヨタ自動車が生産・販売するミニバン型乗用車である。ボディサイズは小型だが3列シートを備え、7人乗車を可能としている。後席に両側スライドドアを採用。2代目は、「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発が行われた。
トヨタ シエンタ 世代
初代 XP8#G型
2003年9月29日発売。日産・キューブキュービックに続くコンパクトサイズのミニバン。ボディサイズは小型だが3列シートを備え、7人乗車を可能としている。後席に両側スライドドアを採用。プラットフォームはフロントがCP20系ファンカーゴ用のNBCプラットフォーム、2列目・3列目シートを内包し負荷のかかるリヤはE120系カローラスパシオ用のMCプラットフォームと、前後で異なるプラットフォームが使用。2005年8月18日一部改良。2006年5月16日マイナーチェンジ。2011年5月19日マイナーチェンジ。2013年9月3日 - 一部改良。丸型ヘッドライトもプロジェクター式を採用。2015年7月生産および販売終了。
2代目 XP17#G型
2015年7月9日フルモデルチェンジ発売。初代が2003年から現在までマイナーチェンジを繰り返し販売を続けており実に12年ぶりのモデルチェンジとなる。2代目は、「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」として開発が行われた。全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店で販売する。ライバル車種はホンダのフリードとなる。ボディサイズは、先代モデルに対して全長は135mm、ホイールベースは50mm延長、全高は2WD車が5mm、4WD車が15mm高くなった。全幅は1,695mmと変わらず5ナンバー枠内のサイズを維持。ハイブリッドバッテリーをセカンドシート足元の下、薄型燃料タンクをセカンドシート下に搭載することで低床フラットフロアを実現。スライドドアの乗り込み高さを330mm(2WD車)と先代モデル比で55mm低くし、ドア実開口幅も50mm拡大した665mmとして乗降性を高めた。1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付THS-II)をベースに、直列4気筒DOHCの1.5Lエンジン「1NZ-FXE」型とモーターには新形式の「2LM」型を採用。サスペンション形式は前後共に先代モデルと同じ形式を採用した。フロントはマクファーソンストラット式、リヤは2WD車がトーションビーム式、4WD車にダブルウィッシュボーン式を採用。安全性能では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を全車にメーカーオプション設定。
トヨタ 新型 シエンタ ハイブリッド ミニバンモデル 両側スライドドア採用 2015年7月9日発表
シエンタの一部改良を行い2017年8月1日に発売を開始する。特別仕様車”G Cuero”をGグレードに追加する。シートやステアリングに革を使った特別仕様車となる。シート表皮に、合成皮革と上級ファブリックを組み合わせ、上質感を高め、シート、シフトノブ、ステアリングホイールの随所にオレンジのステッチを施し、おしゃれな室内空間を演出。
更に、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」、視認性を高めるスタイリッシュなLEDランプパッケージ、先行車が発進したことに気づかず停止し続けた場合、ドライバーにお知らせする先行車発進告知機能などを特別装備。
トヨタ 新型 シエンタ ハイブリッド マイナーチェンジ 特別仕様車”G Cuero”追加 2017年8月1日発売
シエンタのマイナーチェンジを行い2018年9月11日に発売を開始した。約3年でのマイナーチェンジを行うシエンタはエクステリアの、フロント、リア、アルミのデザイン意匠変更が行われ最新のデザインを採用する。ツートンカラーが新たに新設、2列シート5人乗り仕様を追加設定。ハイブリッド車、ガソリン車2WDの6人乗りを廃止。2017年8月1日から販売された特別仕様車”G Cuero”は廃止となり、標準グレード化。
トヨタ 新型 シエンタ ハイブリッド マイナーチェンジ Toyota Safety Sense 標準搭載 2018年9月11発売
トヨタ 新型 シエンタ 特別仕様車「G “GLAMPER”」黒のアクセント 2019年10月4日発売
トヨタ 新型シエンタ 特別仕様車 G “Safety Edition” 2020年1月7日発売
トヨタ 新型 シエンタ 一部改良 FUNBASE G Cuero を設定 2020年6月2日発売
2021年6月2日 一部改良ならびに特別仕様車「G"Safety Edition II"」「FUNBASE G"Safety Edition II"」が発売された。
3代目 MXP1#G型
2022年8月23日 2度目のフルモデルチェンジが行われ、同日より発売された。
「TNGA(Toyota New Global Architecture)」「GA-Bプラットフォーム」採用。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」に新しい小型化されたTHSⅡを採用。発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を組み合わせる。ハイブリッドモデルにはE-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式を採用する。ガソリン4WDモデルを廃止する。
先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。
トヨタ 3代目 新型 シエンタ フルモデルチェンジ TNGA採用 2022年8月23日発売
シエンタ 2022年モデル 価格 グレード
ガソリン車
グレード | 乗車定員 | 駆動方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
X | 5人乗り | 2WD | 1,950,000円 |
G | 5人乗り | 2WD | 2,300,000円 |
G | 7人乗り | 2WD | 2,340,000円 |
Z | 5人乗り | 2WD | 2,520,000円 |
Z | 7人乗り | 2WD | 2,560,000円 |
ハイブリッド車
グレード | 乗車定員 | 駆動方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
X | 5人乗り | 2WD | 2,380,000円 |
X | 5人乗り | 4WD | 2,578,000円 |
G | 5人乗り | 2WD | 2,300,000円 |
G | 5人乗り | 4WD | 2,650,000円 |
G | 7人乗り | 2WD | 2,690,000円 |
G | 7人乗り | 4WD | 2,888,000円 |
Z | 5人乗り | 2WD | 2,870,000円 |
Z | 5人乗り | 4WD | 3,068,000円 |
Z | 7人乗り | 2WD | 2,910,000円 |
Z | 7人乗り | 4WD | 3,108,000円 |
シエンタ 2022年モデル スペックについて
スペック | 新型シエンタ ハイブリッド | 新型シエンタ ガソリン |
---|---|---|
全長 | 4,280mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,695mm(2WD) 1,715mm(4WD) | |
ホイール ベース | 2,750mm | |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 | 直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5500rpm | 88kW(120ps)/ 6600rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3800-4800rpm | 145Nm(14.8kgfm)/ 4,800-5,200rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:2.2kW(3.0ps) | – |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:44Nm(4.5kgm) | – |
WLCT モード燃費 | 28.2~28.8km/L(2WD) 25.3km/L(4WD) | 18.3km/L |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) | 2WD |
乗車定員 | 5名・7名 | 5名・7名 |
最小 回転半径 | 5.0m | |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift- CVT |
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