日産は新型コンパクトSUV 「キックス」を日本にて2020年6月30日発売する。競合車種となるトヨタの「C-HR」はマイナーチェンジを行い2019年10月18日に発売。スペックを元に他社比較してみた。
日産 新型 キックス について
新型「セレナ」同様に大型Vモーショングリル「ダブルVモーショングリル」を採用しブーメラン型ヘッドライト、ユニークなフローティングルーフ、力強いボディ形状といった、ニッサンデザインの特徴を多く取り入れています。更に、横長のLEDフォグランプを搭載し、ヘッドランプは、特徴的なブーメラン形状をより際立たせる繊細な造りとした。
LEDヘッドランプとBoomerang LEDシグネチャーターンライト、LEDデイタイムランニングライト、フォローミーホームヘッドライト、LEDリアコンビネーションライトが組み込まれている。ボディカラーは、モノトーン9色、ツートーン4色からなる全13種類の豊富なカラーバリエーションを用意。
インテリアのデザインは新型マイクラ(日本名:マーチ)とほぼ共通デザインとなる。新しいインストルメントパネル、インフォテインメントスクリーン、ステアリングホイール、シートに対応するために作成されました。スタイリッシュな総合的なインフォテインメントシステムを内蔵する中央に取り付けられた7.0インチフルカラーディスプレイが支配。「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用。
運転支援技術「プロパイロット」を全車標準装備。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」を採用。
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日産 新型 キックス コンパクトSUV 日本 2020年6月24日発売
日産 新型 キックス VS トヨタ 新型 C-HR について
フロントバンパー、リアバンパーの形状の変更。ヘッドライドの形状を変更し「LEDヘッドライト」を標準採用。Gグレード以上からリアウィンカーの形状を変更し「シーケンシャルウインカー(流れるウィンカー)」を採用。1.2L 直列4気筒 DOHC 直噴ターボに6MTを組み合わせる。ハイブリッドモデルでは新型プリウス同様に全てのグレードでリチウムイオンバッテリーを採用。今までグレードにより搭載されていた、「インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)」「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」後退時の死角を検知し、注意を喚起。をオプション装備。「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」(サポカーS〈ワイド〉対象車となる。
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トヨタ 新型 C-HR (CHR) マイナーチェンジ 2019年10月18日発売
日産 新型 キックス VS トヨタ 新型 C-HR ボディサイズ比較
スペック | 新型キックス | 新型C-HR |
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全長 | 4,290mm | 4,385mm |
全幅 | 1,760mm | 1,795mm |
全高 | 1,610mm | 1,550mm |
ホイールベース | 2,620mm | 2,640mm |
日産 新型 キックス e-POWER VS トヨタ 新型 C-HR ハイブリッドモデル比較
スペック | 新型キックス | 新型C-HR |
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エンジン | 1.2L 直列3気筒 DOHC +モーター(e-POWER) | 1.8L 直列4気筒 DOHC +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 60kW(82PS)/ 6,000rpm | 72kw(98ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
142Nm(14.5kgm)/ |
モーター 最高出力 | 95kW(129PS)/ 4,000-8,992rpm |
53kw(72ps) |
モーター 最大トルク | 260Nm(26.5kgm)/ 500-3,008rpm |
163Nm(16.6kgm) |
トランス ミッション | エクストロニックCVT (無段変速機) | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF) | 2WD(FF) |
JC08モード燃費 | 30.0km/L | 30.4km/L |
WLTCモード 燃費 | 21.6km/L | 25.8km/L |
価格(10%) | 2,759,900円〜 2.869,900円 | 2,730,000円〜 3,095,000円 |
最後に一言
新型キックスはe-POWERを搭載しJC08モード燃費で30.0km/L WLCTモード燃費21.6km/Lと素晴らしい燃費を兼ね備えている、C-HRがJC08モード燃費で30.4km/L WLCTモード燃費25.8km/LとWLCTモード燃費ではC-HRに軍配があがる。車両価格もほぼ揃えている。e-POWERはC-HRのハイブリッドシステムとは違い電気モーターのみを駆動動力としており充電いらずの電気自動車であり「ノート」や「セレナ」でも実績と人気のあるパワートレインである。デザインは好き好きがあるのでなんとも言えないが「C-HR」のライバル車種となることは間違いなさそうだ。
トヨタ C-HR
日産 キックス