日産は新型スカイラインのマイナーチェンジを行い2019年9月発売する。今回は「プロパイロット 2.0」を搭載する。2019年7月16日10時から新型スカイラインの記者会見が行われる。
新型スカイラインの発売に伴い「docomo in Car Connect」を9月10日にスタートさせる。
新型スカイライン マイナーチェンジについて
2度目となる今回のマイナーチェンジではエクステリアはフロントグリル、フロントバンパーのデザイン変更が行われる。インフィニティのエンブレムから日産エンブレムとVモーショングリルを採用、LEDリヤコンビネーションランプ丸目4灯の新デザインを採用する。
車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を利用可能にする「通信機(TCU)」を採用。車内においてLTEの高速データ通信を使ったWi-Fiを利用可能。
「プロパイロット 2.0」を搭載。更に、「踏み間違い衝突防止アシスト」を搭載。「エマージェンシーブレーキ」には歩行者検知が可能となる。
インフィニティQ60に搭載された第2世代のステアバイワイヤシステム「ダイレクト アダプティブ ステアリング(DAS)」と新システムとして「ダイナミック デジタル サスペンション(DDS)」を標準装備する。
2.0L 4気筒ターボエンジンを廃止。「3.0L V型6気筒ターボエンジン(VR30DDTT)」グレード「400R」には(最高出力298kW(405PS)/6,400rpm、475Nm(48.4kgfm)/1,600-5,200rpm)とグレード「GT」「GT Type SP」「GT Type P」には(最高出力224kW(304PS)/6,400rpm、最大トルク400Nm(40.8kgfm)/1,600-5,200rpm)のトランスミッション7速AT、駆動方式:2WD、2つのエンジンモデルを追加ラインナップ。
グレード「400R」に日産車で初採用の「IDS(インテリジェントダイナミックサスペンション)」を標準装備。グレード「GT Type SP」にはオプション設定。
グレード「400R」はエクステリアには専用デザインの19インチホイールとレッド塗装のブレーキキャリパー、ブラックドアミラーを採用、インテリアにはキルティング加工のシートやレッドステッチを採用した。
新型スカイライン プロパイロット 2.0採用
車両に搭載したカメラ、レーダー、ソナー、GPS、3D高精度地図データ(HDマップ)を組み合わせて使用することで車両の周囲360度の情報と道路上の正確な位置を把握。あわせて、高速道路上で周囲の車両の複雑な動きをリアルタイムで把握する。また、ドライバーモニターカメラを装備しており、ドライバーが前方を注視しているか常に監視する。
ナビゲーションシステムで目的地を設定、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始。ルート走行を開始すると追い越しや分岐なども含めてシステムがルート上にある高速道路の出口までの走行を支援し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて同一車線内でハンズオフが可能となり、ドライバーの運転操作を幅広く支援します。また、ナビゲーションと周囲360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切な開始タイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案。ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで、車線変更支援を開始。
日産自動車の2018年度通期連結決算にて新型スカイラインに「プロパイロット2.0」を搭載すると発表された。
- Piloted Drive 1.0 高速道路の単一のレーンを自律的に走行することが出来るのみである。
- Piloted Drive 2.0 レーンチェンジや道路上の危険を判断しての回避も出来るようになる。
- Piloted Drive 3.0 市街の交差点を安全にナビゲート出来るようなるそうだ。
- Piloted Drive 4.0 無人運転を可能にする完全自動運転だ。
SOSコール搭載
「プロパイロット 2.0」での走行中に、ドライバーが警報に反応せずシステムが車両を緊急停止させた際に専用のオペレーターに自動接続する「プロパイロット緊急停止時SOSコール」を搭載。
新型スカイライン「docomo in Car Connect」通信機を採用
車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」を利用可能にする「通信機(TCU)」を採用。車内においてLTEの高速データ通信を使ったWi-Fiを利用可能。データ通信量の上限や利用可能データ量超過による通信速度制限などがなく、定額で使い放題のサービスである。1年を選択した方がお得なプラン設定となっている。車に良く乗る方や複数人で乗車することが多い人にはオススメなサービスである。
利用期間 | 料金 |
---|---|
1日 (24時間) | 500円 |
30日 | 1,500円 |
365日 | 12,000円 |
新型 スカイライン スペック
スペック | スカイライン | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,815mm | ||
全幅 | 1,820mm | ||
全高 | 1,440mm-1,450mm | ||
ホイールベース | 2,850mm | ||
エンジン | 3.0L V型6気筒 ターボエンジン |
3.5L V型6気筒エンジン +モーター |
|
最高出力 | 224kW(304PS)/ 6,400rpm |
298kW(405PS)/ 6,400rpm |
225kW (306PS)/ 6,800rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kgfm)/ 1,600-5,200rpm |
475Nm(48.4kgfm)/ 1,600-5,200rpm |
350Nm (35.7kgm)/ 5,000rpm |
モーター最高出力 | – | – | 50kW (68PS) |
モーター最大トルク | – | – | 290Nm (29.6kgm) |
乗車定員 | 5人 | ||
トランスミッション | 7速AT | ||
駆動方式 | 2WD(FR) | 2WD(FR) | 2WD(FR) 4WD |
JC08モード燃費 | – | – | 16.8-17.8 km/L |
WLTCモード燃費 | 10.0km/L | 10.0km/L | – |
新型 スカイライン 価格
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
GT Type SP | 3.5L V型6気筒エンジン +モーター |
7速AT | 2WD | 6,048,000円 |
GT Type P | 5,711,040円 | |||
GT | 5,474,520円 | |||
GT Type SP | 4WD | 6,327,720円 | ||
GT Type P | 5,990,760円 | |||
GT | 5,754,240円 | |||
GT Type SP | 3.0L V型6気筒 ターボエンジン |
2WD | 4,818,960円 | |
GT Type P | 4,554,360円 | |||
GT | 4,274,640円 | |||
400R | 5,523,120円 |
スカイラインのスペックについて
スペック | スカイライン | |
---|---|---|
全長 | 4,815mm | |
全幅 | 1,820mm | |
全高 | 1,440mm-1,450mm | |
ホイールベース | 2,850mm | |
エンジン | 2.0L 4気筒ターボ エンジン |
3.5L V型6気筒エンジン +モーター |
最高出力 | 155kW (211PS) / 5,500rpm |
225kW (306PS)/ 6,800rpm |
最大トルク | 350Nm (35.7kgm) / 1,250 – 3,500rpm |
350Nm (35.7kgm)/ 5,000rpm |
モーター最高出力 | – | 50kW (68PS) |
モーター最大トルク | – | 290Nm (29.6kgm) |
乗車定員 | 5人 | |
トランスミッション | 7速AT | |
駆動方式 | 2WD(FR) | 2WD(FR) 4WD |
JC08モード燃費 | 13.0km/L | 16.8-17.8 km/L |
日産 新型 スカイライン インフィニティ Q50 マイナーチェンジ 「全方位運転支援システム」標準装備 2016年4月18日発売
日産 新型 スカイライン フルモデルチェンジ プロパイロット 3.0搭載 2021年発売
NTT ドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/07/12_00.html
日産ニュースリリース
https://newsroom.nissan-global.com/releases/190516-01-j
https://newsroom.nissan-global.com/releases/190514-01-j
https://newsroom.nissan-global.com/releases/190712-02-j
日産 スカイライン