「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」として開発され、「高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルを開拓した先駆的モデル。1997年に初代モデルが発売された。
トヨタ ハリアー 世代
初代 SXU・ACU・MCU1#
1997年12月発売。カムリ(6代目カムリ・XV20系)のプラットフォームをベースとして登場。2003年1月に生産終了。
2代目 ACU・MCU・GSU3#
2003年2月17日にフルモデルチェンジし発売。初代の魅力をさらに進化。2005年にはハイブリッドモデルも追加、大ヒット。その後2009年にフルモデルチェンジを果たした3代目は、日本市場でもレクサス店へ移行。(RXシリーズ)しかし一方で根強い支持を集めていたハリアーも、引き続き国内で販売を継続。結果として、2012年まで9年間に渡り生産されることとなった。2006年1月10日には一部改良。2013年9月、生産終了。2013年10月24日販売終了。2013年10月24日販売終了。
3代目 ZSU6#W/ASU6#W/AVU65W(国内専用車)
2013年11月13日フルモデルチェンジを発表。3代目のハリアーは日本国内限定車としてて販売を開始。実は国外では新型RAV4という扱いになっている。ガソリン車は2013年12月2日発売。ハイブリッド車は2014年1月15日発売。「“G's”」を設定2015年1月30日発売。2年半というタイミングでの2015年6月2日一部改良。
2017年6月8日マイナーチェンジ3年半のタイミングではビックマイナーチェンジを行なった。旧型グレード GRANDを廃止。PREMUMの上級モデルPROGRESS 新設定する。新開発ダウンサイジングターボ「2.0Lターボエンジン 8AR-FTS」を採用。更に、Toyota Safety Sense Pを全車標準搭載し価格改定も行われる。エクステリアは3連LEDヘッドライト、LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)を装備。前後バンパーデザイン変更。テールランプデザインを変更。ボディカラーに新色を追加。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキを採用。サイドミラー 下にウェルカムランプを装備。ナビのサイズはトヨタ純正ナビは8インチから9.2インチに変更など。2017年9月19日「GR」を追加。2020年6月16日販売終了。
スペック | 3代目 ハリアー | ||
---|---|---|---|
全長 | 4,725mm | ||
全幅 | 1,835mm | ||
全高 | 1,690mm | ||
ホイールベース | 2,660mm | ||
モデル | ガソリンモデル | ターボモデル | ハイブリッドモデル |
エンジン | 直列4気筒DOHC 2.0Lエンジン |
直列4気筒DOHC 2.0Lインタークラー 付きターボ |
直列4気筒DOHC 2.5L 「2AR-FXE」 +THS II |
最高出力 | 111kw(151ps)/ 6,100rpm |
170kw(231ps)/ 5,200-5,600rpm |
112kw(152ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 193Nm(19.7kgm)/ 3,800rpm |
350Nm(35.7kgm)/ 1,650-4,000rpm |
206Nm(21.0kgm)/ 4,400-4,800rpm |
フロントモーター 最高出力 |
– | – | 105kW(143ps) |
フロントモーター 最大トルク |
– | – | 270Nm(27.5kgm) |
リヤモーター 最高出力 |
– | – | 50kW(68ps) |
リヤモーター 最大トルク |
– | – | 139Nm(14.2kgm) |
トランス ミッション |
Super CVT-i (自動無段階変速機) |
6AT (6 Super ECT ) |
機械式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD/4WD | 4WD (E-Four) | |
バッテリー | – | – | リチウムイオン バッテリー (6.5Ah) |
JC08モード燃費 | 14.8〜16.0km/L | 12.8〜13.0km/L | 21.4km/L |
価格 | 2,949,480円〜 4,324,320円 |
3,380,400円〜 4,574,880円 |
3,774,600円~ 4,953,960円 |
4代目 MXUA8#/AXUH8#
2020年6月17日フルモデルチェンジを正式に発表、同日より発売。
TNGA(Toyota New Global Architecture)「TNGA-Kプラットフォーム」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性が1.78倍UP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。サスペンションは、フロントに「マクファーソンストラット式」、リヤに「ダブルウィッシュボーン式」を採用。徹底的な走り込みとチューニングを重ね、重厚感としなやかさを併せ持つ「乗り味」を追求。走り出した瞬間や高速走行時の車両挙動の収束性を向上するため、極微低速域でもスムーズなストロークの動きを確保した「ショックアブソーバー」を採用。静粛性を高めるべく多くの制振材、遮音材をエンジンルーム、フロア下、ドア廻り、フロント・リヤライナー、車室内などに採用し「上質・優雅・都会風」雅(MIYABI)を目指した乗り味とした。「次世代Toyota Safety Sense 」を全車標準搭載する。
ガソリンエンジンには、新型「RAV4」と同じ最大熱効率40%以上を実現した「直列4気筒 2.0L 直噴エンジン搭載 Dynamic Force Engine」+「Direct Shift-CVT」が搭載される。ハイブリッドモデルは新型「カムリ」と同様の直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」と小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し燃費向上を果たす。JC08モード燃費:21.4km/Lから24.0km/Lとなる。「8.0インチディスプレイオーディオ」を標準装備、「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。オプションと上級グレード「Z」以上で「12.3インチワイドタッチスクリーン T-Connect SDナビゲーションシステム」を搭載している。
ハリアーは全長は旧型よりも多少大きくなる。全長4,740mm(+15mm)全幅1,855mm(+20mm)全高1,660mm(-30mm)ホイールベースはRAV4と共通なので2,690mm(+30mm)となる。しかし最小回転半径が短いなどもあり、体感的に差は感じない。
一部改良(年次改良)を行い2022年9月26日発表、ガソリンモデル・ハイブリッドモデルを2022年10月4日に発売する。
新型ハリアー 4代目 スペックについて
スペック | 新型ハリアー | |||
---|---|---|---|---|
全長 | 4,740mm | |||
全幅 | 1,855mm | |||
全高 | 1,660mm | |||
ホイール ベース | 2,690mm | |||
エンジン | 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 +モーター | 2.0L 直列4気筒 直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 | ||
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm | 126kW(171ps)/ 6,600rpm | ||
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm | 207Nm(21.1kgf・m)/ 4,800rpm | ||
フロント モーター 最高出力 | 88kw(120ps) | – | ||
フロント モーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) | – | ||
リア モーター 最高出力 | – | 40kW(54ps) | – | |
リア モーター 最大トルク | – | 121Nm(12.3kgfm) | – | |
システム 最高出力 | 160kW (218ps) | 163kW (222ps) | – | |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift- CVT | ||
駆動方式 | 2WD | E-Four (4WD) | 2WD | 4WD |
車両重量 | 1,710kg | 1,770kg | 1,620kg | 1,680kg |
最小 回転半径 | 5.5m~5.7m | |||
JC08モード 燃費 | 26.4~27.4km/L | 26.3km/L | – | – |
WLCTモード 燃費 | 22.3km/L | 21.6km/L | 15.4km/L | 14.7km/L |
タイヤサイズ | 225/55R19 235/55R18 225/65R17 | |||
乗車定員 | 5名 |
新型 ハリアー 2022年モデル 価格 グレード
ガソリンエンジンモデル
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
Z “Leather Package” |
直列4気筒 2.0L直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
Direct Shift- CVT |
2WD(FF) | 4,338,000円 |
4WD | 4,538,000円 | |||
Z | 2WD(FF) | 4,038,000円 | ||
4WD | 4,238,000円 | |||
G | 2WD(FF) | 3,529,000円 | ||
4WD | 3,729,000円 | |||
S | 2WD(FF) | 3,128,000円 | ||
4WD | 3,328,000円 |
ハイブリッドモデル
モデル | エンジン | トランス ミッション |
駆動 方式 |
価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
Z “Leather Package” |
直列4気筒 2.5L 直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 +モーター |
電気式 無段階 変速機 |
2WD(FF) | 4,928,000円 |
4WD(E-Four) | 5,148,000円 | |||
Z | 2WD(FF) | 4,628,000円 | ||
4WD(E-Four) | 4,848,000円 | |||
G | 2WD(FF) | 4,119,000円 | ||
4WD(E-Four) | 4,339,000円 | |||
S | 2WD(FF) | 3,718,000円 | ||
4WD(E-Four) | 3,938,000円 |
プラグインハイブリッド
モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
Z | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 +モーター(PHEV) | 電気式 無段階 変速機 | 4WD(E-Four) | 6,200,000円 |
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