トヨタは新型ハイエースのフルモデルチェンジを行い2025年8月頃に発売すると予想されています。次期ハイエースはセミボンネットを採用した商用車の世界戦略車モデルへと姿を変え進化します。海外では2019年2月18日にフルモデルチェンジを行い、新世代のモデルとしてリリースされました。現行のH200系は2004年8月に発売され、21年目にして待望のフルモデルチェンジを果たすことになります。一体どんなモデルになるのか、詳しく解説します。
トヨタ 新型 ハイエース 300系 フルモデルチェンジ について
新型「ハイエース」はフルモデルチェンジし、セミボンネットを採用します。先代モデルまでのキャブオーバーであればエンジンルームの分を削り、全長を伸ばすことなく荷物を多く積むことや、多くの人を乗せることができます。この変更の理由は、トヨタが商用車の世界戦略車モデルとしてH300系の開発を進めているためです。キャブオーバー型ではエンジンが運転席の上にあるため、海外などで整備が難しい課題がありますが、セミボンネットなら整備が容易になります。また、運転席と助手席の下にエンジンが配置されることで、熱や騒音の問題も軽減されます。キャブオーバー型はボンネットが前にないため、衝突時などに衝突の危険が高まりますが、セミボンネットではそのリスクが低減されます。
「TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォーム」を採用。「軽量化」「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たします。TNGAを採用したトヨタ車はどれも先代モデルよりも1ランク上の乗り心地と運転のしやすさを兼ね備えています。
- 6代目となる新型ハイエース 300系はキャブオーバーではなくセミボンネットを採用する。
- TNGAプラットフォームを初採用
- 2.8L 直4 クリーンディーゼルエンジンを搭載
- 次世代の「Toyota Safety Sense」を採用
- EVモデルをラインナップ
トヨタ 新型 ハイエース 300系 のデザインについて
今回の新型ハイエースのエクステリアデザインの大きな変更点は、セミボンネットの採用です。これによって、従来のキャブオーバー型からの大胆なデザイン変更となります。フロントデザインは既に発売されている、海外の新型ハイエースH300系をベースにより洗練されたデザインを採用すると予想されます。
ジャパンモビリティショー2023で公開されたEVモデルのコンセプト「GLOBAL HIACE BEV CONCEPT」は正に、海外モデルの新型ハイエースH300をベースを変えずにより洗練された雰囲気をだしています。
トヨタ 新型 ハイエース 300系 予想 日本モデルのボディサイズ について
既に、海外モデル300系が先に発売されていますが、最大の問題点はショートでも全長が5,265mmであり、長いことです。現在の現行の200系は標準が4,695mmと比較すると全長+570mmとかなりの差があり市場のユーザーからは抵抗感が大きいかもしれません。
現行 ハイエース 200系 ボディサイズ
スペック | ハイエースH200系 | ||
---|---|---|---|
ボデータイプ | ショート・標準ルーフ | ロング・ハイルーフ | スーパーロング |
全長 | 4,695mm | 4,840mm | 5,380mm |
全幅 | 1,695mm | 1,880mm | 1,880mm |
全高 | 1,980mm | 2,105mm | 2,285mm |
ホイールベース | 2,570mm | 2,570mm | 3,110mm |
海外向け ハイエース 300系
スペック | 新型 ハイエース(海外向け) | |
---|---|---|
ボデータイプ | ショート・標準ルーフ | ロング・ハイルーフ |
全長 | 5,265mm | 5,915mm |
全幅 | 1,950mm | 1,950mm |
全高 | 1,990mm | 2,280mm |
ホイールベース | 3,210mm | 3,860mm |
新型 ハイエース 日本仕様 予想
日本モデルとしてはなんとか5,000mm以内にしたいとろだろう。このベートとしたのは「アルファード」「ヴェルファイア」のボディサイズです。ということでボディサイズを縮めて日本仕様として発売する可能性があります。
スペック | 新型 ハイエース 日本仕様 予想 | |
---|---|---|
全長 | 4,995mm | |
全幅 | 1,850mm | |
全高 | 1,935mm | |
ホイールベース | 3,000mm | |
エンジン | 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン D-4S | 2.8L 直4 クリーン ディーゼルエンジン |
最高出力 | 151kW(205ps)/ 6,600rpm | 177ps/ 3,400rpm |
最大トルク | 250Nm(25.3kgm)/ 5,000rpm | 45.9kgm/ 2400rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | |
WLTCモード燃費 | 13.5km/L | 10.0km/L |
過去 日本仕様で 全長、ホイールベースを縮めた車「カローラ 」シリーズ
日本の車市場では、車両の全長を短縮することが行われることがあります。その一例が、現行モデルの「カローラツーリング」と「カローラ(セダン)」です。これらのモデルは日本国内で販売される際に、全長を短縮しています。これは、日本の道路や駐車スペースの狭さに合わせた設計変更の一環であり、海外仕様とは異なる点があることを示しています。
日本仕様のカローラのボディサイズは、全長4,495mm、全幅1,745mm、全高1,435mm、ホイールベースは2,640mm。これに対しグローバルモデルは、全長4,630mm、全幅1,780mm、全高1,435mm、ホイールベース2,700mmとなっている。全長-135mm、全幅-35mm、ホイールベース-60mmと、それぞれ海外向けモデルよりも小さくして日本仕様モデルとして販売しています。
更に、カローラの特徴的なのは現行の3ナンバー化してしまったため、先代モデルの5ナンバーモデルを併売するという作戦に出たことです。そのため、現在も「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」が現行として残り今も一部改良を続けています。
この流れと同じ様に「ハイエース」も日本モデルとしてH300系のボディサイズを見直し、更に、現行H200系を継続販売する可能性が高いと筆者は考えます。
カローラのおすすめ関連記事
新型ハイエース は 200系も継続販売の可能性あり
キャブオーバーからセミボンネット化され安全性能を向上されますが、すぐに受け入れられるとは思えません。そこでカローラツーリングとカローラフィルダーの様に、ハイエースも300系と200系を長期間で継続販売する可能性がありそうです。
トヨタ 新型 ハイエース には 2.8L 直4 クリーンディーゼルエンジンを搭載
エンジンには新型ランドクルーザー プラドに採用されたクリーンディーゼルを搭載、次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを併用。エンジンは「2.8L 直4 クリーンディーゼルエンジン」は、最高出力:177ps/3,400rpmと最大トルク45.9kgm/2400rpmを発揮し、トランスミッションは6ATを組み合わせます。
トヨタ 新型 ハイエース 300系 Toyota Safety Sense (TSS3) 全車標準搭載
新型ハイエースは、社用車として利用される一方で、最新の衝突回避支援型プリクラッシュセーフティに対応しています。このシステムには、交差点での検知機能や低速時の加速抑制機能、そして緊急時の操舵回避支援機能も含まれています。これらの機能は、ドライバーによる操作を補助し、安全性を向上させる役割を果たします。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) ミリ波レーダーとカメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。自動ブレーキは、歩行者に対しては10~80km/hの速度域で作動し、例えば、歩行者との速度差が30km/hの場合には、約30km/h減速し、衝突回避を支援。また、車両に対しては、10km/h~最高速の幅広い速度域で作動し、例えば、停止車両に対し自車の速度が40km/hの場合には約40km/hの減速が可能。更に「低速時加速抑制機能」「交差点右折時の対向直進車、歩行者検知」「緊急時操舵回避支援機能」を追加。
- 低速時、自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する低速時加速抑制機能。
- 交差点右折時の対向直進車、ならびに右左折時の対向方向から横断してきた歩行者も検知可能。
- 緊急時のドライバー回避操舵をきっかけに操舵をアシストする緊急時操舵回避支援機能。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。 トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA)高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。カーブ速度抑制機能を追加した。ドライバー異常時対応システムドライバーの異常を察知し、救命救護に寄与する機能を追加。
カーブ速度制御機能 レーダークルーズコントロールの作動時にステアリングの切り始めで速度制御を開始する。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
アドバンスドセーフティ
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。
Advanced Park リモート機能付き 画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
トヨタ 新型 ハイエース EV化 について
- 走行時や起動・停車時の静粛性も高く、住宅街で使用する際にも安心して使える。
- モーター駆動のEVならではの力強い走りで、重い荷物も軽快に運ぶことが可能。
「トヨタ車体」は、2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日(土)から)、東京ビッグサイトを中心に開催する「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の出品にて「GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(グローバル ハイエース BEV コンセプト)」を公開しています。バンはEV需要が高く、ハイエースのEVモデルもラインナップが検討されると考えられます。
GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(参考出展車・世界初出展)
「GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(グローバル ハイエース BEV コンセプト)」は先進的なデザインと大空間、使いやすさを兼ね備えた次世代BEVバン。全長:5,280mm 全幅:1,950mm 全高:1,990mm。
- 多様化するドライバーに配慮(静粛性・乗降性、最小回転半径 5.5m)
- 使いやすさの追求(フラットフロア、ウォークスルー、荷物を楽に移動できる専用カート)
- 助手席エリアをカーゴスペースとし、約3.5m の⻑尺物を積載可能
- コネクティッドを活用した配達効率向上(配送ルートの最適化、次に配達する荷物の積載位置表示)
LCV CONCEPT
第45回東京モーターショー2017(2017年10月25日(水)~11月5日(日))にて新型ハイエースのコンセプトカー「LCV CONCEPT」世界初公開した。これが新型ハイエースのコンセプトモデルとなるだろう。
軽商用バンとして必要な荷室性能と積載量を確保しながらも、モーター駆動のEVならではの力強い走りで、重い荷物も軽快に運ぶことが可能。走行時や起動・停車時の静粛性も高く、早朝や深夜をはじめ、住宅街で使用する際にも安心して使えるなどEV化するメリットも大きいです。
新型ハイエース 海外モデル フルモデルチェンジ について
トヨタは2019年2月18日に、新型ハイエースの海外モデルのフルモデルチェンジを発表しました。この新型は、TNGAに基づく新しい専用プラットフォームを採用し、セミボンネット化も行われました。これにより、Euro NCAP5に相当するクラス最高レベルの安全性が実現されました。さらに、基本性能や快適性も大幅に向上させています。
トヨタは2019年5月21日に、台湾でハイエースをベースにした新型「グランビア(グランドハイエース)」を発表しました。このモデルには、キャプテンシートを採用した6人乗りと9人乗りのモデルがラインナップされています。特徴としては、TNGAに基づく新型専用プラットフォームの採用とセミボンネット化が挙げられます。エクステリアは大型バンパーと大型グリルに水平ラインデザインのクロームメッキが採用され、LEDバイビームヘッドライトやフロントの水平ラインデザインにクロームメッキが施され、さらに大型の17インチアルミホイールとダブルL字型LEDテールライトが装備されています。
トヨタはタイにてハイエースをベースにした新型「マジェスティ」を2019年8月16日(現地時間)にて発表。モデルは「グランエース」として2019年11月25日発表 12月16日発売しました。
新型 ハイエース フルモデルチェンジ 海外モデル スペック
スペック | 新型 ハイエース(海外向け) | |
---|---|---|
ボデータイプ | ショート・標準ルーフ | ロング・ハイルーフ |
全長 | 5,265mm | 5,915mm |
全幅 | 1,950mm | 1,950mm |
全高 | 1,990mm | 2,280mm |
ホイールベース | 3,210mm | 3,860mm |
スペック | 新型グランビア・ グランドハイエース (海外向け) |
---|---|
全長 | 5,300mm |
全幅 | 1,970mm |
全高 | 1,990mm |
ホイールベース | 3,210mm |
新型 「ハイエース(海外向け)」新型「グランビア・グランドハイエース(海外向け)」は共に1GD-FTV 2.8 L ディーゼルエンジンと7GR 3.5L ガソリンエンジンを採用している。日本モデルはベースは同じであるが日本の道路環境などを考えボディサイズが異なる。
スペック | 2.8L 直4 クリーン ディーゼルエンジン |
---|---|
最高出力 | 177ps/3,400rpm |
最大トルク | 45.9kgm/2400rpm |
トランスミッション | 6AT/6MT |
ハイエースについて
- 5代目となるH200系を2004年8月23日、旧型型へ15年ぶりにフルモデルチェンジを果たす。
ロング・標準ボディ幅・標準ルーフ(バンDX、スーパーGL)
ロング・標準ボディ幅・ハイルーフ(バンDX)
ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ(ワゴンDX)
スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ
(バンDX、ワゴン グランドキャビン、コミューターDX、コミューターGL、キャンパーベース車) - スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフは2005年1月より発売を開始した。
- 2007年8月20日に初のマイナーチェンジ
- 2010年7月26日に2度目のマイナーチェンジ
- 2013年11月27日に3度目のマイナーチェンジ
- 2015年9月29日 2015年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
- 2016年6月1日一部改良を発表 ワゴンとコミューターにVSC&TRC、ヒルスタートアシストコントロール、緊急ブレーキシグナルを標準装備したほか、アクセサリーソケット (DC12V・120W) を全車に標準装備した。
- 2017年11月22日一部改良が発表された12月1日販売開始、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が標準装備となった。
- 2018年8月6日特別仕様車「スーパーGL"DARK PRIME II"」「スーパーGL"50TH ANNIVERSARY LIMITED"」が発売された。
- 2020年4月17日一部改良を発表、5月1日発売。デジタルインナーミラーを全車に、パノラミックビューモニターをAT車に、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ〈静止物〉)を「Toyota Safety Sense」装着のAT車にそれぞれオプション設定されたほか、オプティトロンメーターに4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用。
- 2021年4月21日一部改良を発表、8月2日発売。バンに設定されていた5MT車が廃止され全車AT仕様に統一されたほか、ボディカラーの「ボルドーマイカメタリック」と「グレーメタリック」を廃止。
- 2022年4月13日一部改良。パーキングサポートブレーキ[前後方障害物]を全車に標準装備。
- 2024年1月10日トヨタ救急車と共に一部改良。バンは「スーパーGL」に「アースカラーパッケージ」が設定
編集部から一言
現行の5代目ハイエース、H200系は、2024年に20周年を迎えるロングセラーの車種です。日本のバンといえば、ハイエースがビジネスから個人利用まで幅広く愛されている特別な存在と言えるでしょう。
トヨタもフルモデルチェンジを考えているかもしれませんが、安全性を重視すると、キャブオーバータイプからセミボンネットタイプへの切り替えが難しいです。キャブオーバー型ではエンジンルームのスペースを確保しつつ全長を短く保ち、たくさんの荷物や乗客を積むことができます。このハイエースの大きな利点を失うことなくセミボンネットを採用する理由は、トヨタが商用車のグローバル戦略車モデルとしてH300系の開発を進めているからです。
キャブオーバー型ではエンジンの上に運転席があるため、海外などでの整備が難しいという課題がありますが、セミボンネット型なら整備が容易になります。また、運転席と助手席の下にエンジンがあるため、熱や騒音の問題も軽減されます。キャブオーバー型はボンネットが前方にないため、衝突時などの安全性に影響を与える可能性があります。海外ではH300系がすでに販売されており、日本では両者を併売する可能性が高そうです。
21周年でのフルモデルチェンジは、きっと日本中のハイエースファンの皆さんをワクワクさせるでしょう。
今後、新しい情報が入り次第お伝えします。
トヨタニュースリリースリリース
https://www.toyota-body.co.jp/ps/qn/usr/db/d_file5-0001-0411.pdf
https://www.toyota-body.co.jp/tms2017/
https://www.toyota-body.co.jp/
ハイエース
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