マツダは、クロスオーバーSUV「MAZDA CX-50」の米国モデルの価格とグレードを2022年2月23日(現地時間)世界初公開した。 価格は日本円で約308万~477万円。「CX-50」米国にて2022年春に発売する予定だ。
新モデル「CX-50」について
「CX-50」は、SUVらしい存在感やオフロード性能が求められる米国に、新たなラインアップの中核として導入するクロスオーバーSUVです。「MAZDA3」や「MAZDA CX-30」などと同じスモール商品群に属し、米国アラバマ州ハンツビル(Huntsville)市に建設したトヨタ自動車株式会社との合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」(MTMUS)で2022年1月から生産を開始する予定。
新型 CX-50 エクステリアについて
デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用。 車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用している。全方位で洗練されたダイナミック性能を実現。マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)」を採用。 エクステリアのデザインはマツダSUVのラインナップにないワイドでオフロード意識したモデル。「オフロードではあるがあまりにもオフロードではない」という。 CX-50は、「強化されたBピラー」「高強度ルーフレール」など、さらに多くのものを上に運ぶのに役立つ、より多くの機能を追加。一方、新しい「パノラマのムーンルーフ」も採用されている。
新型 CX-50 インテリアについて
インテリアはメーターパネルを液晶化し、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」TFT 8.8または10.25インチのインフォテインメントシステムが搭載。「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」は運転中の操作は危険だとし、タッチパネルは非搭載で全てはコマンダーコントロールで操作で行う。車載通信機を標準設定。コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda(マイ・マツダ)」の連動が可能。
新型 CX-50 i-ACTIV AWDを搭載
よりスポーティとなった新型CX-50には、新世代4WDシステム、「i-ACTIV AWD」を搭載する。電子制御で駆動力を積極的にコントロールし、走破性能と燃費性能を高次元で両立。 多くのセンサーがドライバーの意図と走行状況を正確に検知し必要な後輪トルクを瞬時に演算・指令、不要な後輪トルクの伝達を抑え、ほぼ2WD状態で走行を可能にする。全ての状況で適切なトラクションを発生させる事を可能とする「Mi-Drive」を標準装備。
新型 CX-50 次世代の先進安全技術「i-ACTIVSENSE」全車に標準搭載
「i-ACTIVSENSE」技術を標準装備する。眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」追従走行機能とステアリングアシスト機能「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」搭載。アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加。TJA(交通渋滞アシスト)FCTA(フロント・クロス・トラフィック・アラート)DM(ドライバーモニタリング)TSR(交通標識認識システム)など最新の機能を採用。
新型 CX-50 スペックについて
スペック | 新型CX-50 | 新型CX-50 |
---|---|---|
エンジン名 | SKYACTIV-G 2.5 | SKYACTIV-G 2.5T |
エンジン | 2.5L 直4気筒 エンジン | SKYACTIV-G 2.5T 2.5L 直列4気筒 直噴ガソリン ターボエンジン |
最高出力 | 140kW(190PS)/ 6,000rpm | 169kW(230ps)/ 4,350rpm |
最大トルク | 252Nm(25.7kgm)/ 4,000rpm | 420Nm(42.8kgm)/ 2,000rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
ミッション | 6速AT | 6速AT |
WLTCモード燃費 | -km/L | -km/L(2WD) -km/L(4WD) |
価格 | 26,800ドル~36,400ドル (約308万円~約418万円) | 36,400ドル~41,550ドル (約418万円~477万円) |
新型 CX-50 グレード 装備について
CX-50 2.5 S 主要装備
8.8インチインフォメーションディスプレイ
8スピーカー
ワイヤレスAppleCarPlay/Android Auto
MAZDA CONNECT
7インチTFT液晶メーター
Mi-Drive(スポーツモード・オフロードモード)
牽引能力は2,000ポンド
17インチアルミホイール
LEDヘッドライト
プッシュボタンスタート付きのリモートキーレスエントリー
USBポート×2
安全装備「i-ACTIVSENSE」標準装備 など
CX-50 2.5 S "Select" 主要装備
2.5 Sから追加
本革巻きステアリング&シフトノブ
室内照明LED
リアシート60:40分割可倒式
10.25インチインフォメーションディスプレイ
デュアルゾーン制御付きオートエアコン+リアシート用エアコン吹き出し口
リアシート用USBポート×2
プライバシーガラス
ブラック塗装17インチホイール
CX-50 2.5 S "Preferred" 主要装備
2.5 S "Select"から追加
ヒーター付きドアミラー&ワイパー
収納付きセンターアームレスト(フロント・リア)
電動パワーリアゲート(高さ調節機能付き)
運転席8Way電動パワーシート
運転席・助手席 シートヒーター
CX-50 2.5 S "Preferred Plus" 主要装備
2.5 S "Preferred"から追加
マツダ初のパワースライド式パノラマムーンルーフ(ワンタッチ開閉機能付き)
CX-50 2.5 S "Premium" 主要装備
2.5 S "Preferred Plus" から追加
BOSE12スピーカープレミアムオーディオシステム
SiriusXM衛星ラジオ(3か月のトライアルサブスクリプション付)
ルーフマウントシャークフィンアンテナ
Homelink付ドアミラー
運転席がポジションメモリー機能付き(2つ)
助手席6Way電動パワーシート
レザーシート(テラコッタ・ブラック)
CX-50 2.5 S "Premium Plus" 主要装備
2.5 S "Premium から追加
20インチアルミホイール
ヘッドアップディスプレイ
電動格納式ドアミラー
運転席・助手席 シートベンチレーション
CX-50 2.5 "Turbo" 主要装備
牽引能力3,500ポンドに増加
Mi-Driveに"牽引モード"を採用
パドルシフト
「Turbo」エンブレム
大径マフラーカッター
テールランプLED
アダプティブLEDヘッドライト
CX-50 2.5 Turbo "Premium" 主要装備
CX-50 2.5 "Turbo"から追加
BOSE12スピーカープレミアムオーディオシステム
SiriusXM衛星ラジオ(3か月のトライアルサブスクリプション付)
アクティブドライビングディスプレイ
ステアリングヒーター
運転席・助手席 シートベンチレーション
CX-50 2.5 Turbo "Premium Plus" 主要装備
CX-50 2.5 "Premium"から追加
Homelinkを備えたフレームレスルームミラー
リアシートにシートヒーター
センターコンソールにワイヤレス充電
交通標識認識機能付き
マツダナビゲーションシステム
特別仕様車 CX-50 2.5 Turbo "Meridian Edition" 主要装備
専用18インチアルミホイール+オールテレーンタイヤ
ヘッドライトガーニッシュ
サイドアンダーガーニッシュなど
新型 CX-50 価格グレード
グレードが下になる、日本モデルCX-5は価格2,678,500〜4,136,000円である。しかし、装備も最新のCX-50と比較すると同じ装備がついた場合と採用エンジンを考えると安いと言える。
グレード | 米国価格 | 日本円(2/23現在) |
CX-50 2.5 S | 26,800ドル | 約308万円 |
CX-50 2.5 S "Select" | 28,200ドル | 約324万円 |
CX-50 2.5 S "Preferred" | 29,500ドル | 約339万円 |
CX-50 2.5 S "Preferred Plus" | 31,940ドル | 約367万円 |
CX-50 2.5 S "Premium" | 34,400ドル | 約395万円 |
CX-50 2.5 S "Premium Plus" | 36,400ドル | 約418万円 |
CX-50 2.5 "Turbo" | 36,400ドル | 約418万円 |
CX-50 2.5 Turbo "Premium" | 39,550ドル | 約454万円 |
CX-50 2.5 Turbo "Premium Plus" | 41,550ドル | 約477万円 |
特別仕様車 CX-50 2.5 Turbo "Meridian Edition" | 未定 | 未定 |
マツダニュースリリース