三菱は、軽SUV スーパーハイトワゴン 新型「デリカミニ」を2023年1月13日先行予約開始した。2023年4月6日発表、5月25日に発売する。
初代「デリカ」の発売から55周年となる2023年に発売する。「デリカミニ(DELICA MINI)」のスペシャルサイトを2022年11月4日開設し、エクステリアデザインを初披露した。更に「東京オートサロン2023」に参考出品する。
三菱 新型 デリカミニ について
デリカの名を継承する軽自動車タイプのオールラウンダーミニバン(車高アップ、専用チューニングサスペンション・専用オフロードタイヤ装着)。
最新のマイルドハイブリッドを採用。「グリップコントロール」を搭載。
安全装備にグリップコントロールとヒルディセントコントロール、予防安全技術「e-Assist」更に「MI-PILOT(マイパイロット)システム」を採用。
軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」をベースにしたよりSUVテイストとしたオールラウンダーワゴンである。「デリア D:5」により近いデザインはエクステリアに変更。現在もデザインは近しい部分が多いがより大型グリルや新世代ダイナミックシールドを採用することでイメージを変える。ヘッドライトには半円形のLEDデイライトを内蔵したヘッドライトを組み合わせ。前後バンパーもデリカらしデザインに変更。
新型プラットホームを採用。専用オフロードタイヤを採用、車高もアップしSUVらしさを出している。更にマイルドハイブリッド車もラインナップ、路面に応じた走りを実現するフルタイム4WD、滑りやすい道での発進をサポートする、「グリップコントロール」を搭載。急な下り坂もブレーキ制御で安心して走行。ヒルディセントコントロール[HDC]を採用。パッケージ化した「e-Assist」を標準搭載し「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」「車線逸脱警報システム(LDW)」「車線逸脱防止支援機能(LDP) 」「踏み間違い衝突防止アシスト」「オートマチックハイビーム(AHB)」更に、「MI-PILOT(マイパイロット)システム」をオプション選択可能。両側パワースライドドアに後部座席の開口幅は650mmもある。「ハンズフリーオートスライドドア」を採用。
新型 デリカミニ 先行予約注文特典
発売日前日までにご注文いただいたお客様へ、以下3種類のプレゼントをご用意。
①コールマンとコラボレーションしたオリジナル「コールマン×DELICA MINI コラボLEDランタン(大小セット)」
②アクティブなイメージをよりいっそう演出するサイドアンダーデカール(ディーラーオプション)
③選べるディーラーオプション5万円分(消費税込)
三菱 新型 デリカミニ 先進安全装備 e-Assistについて
予防安全技術「e-Assist」は「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に全車が該当する。
オートマチックハイビーム(AHB)前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知。ハイビームでの走行頻度を高めて、歩行者の早期発見など安全運転をサポートします。
衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減。
車線逸脱警報システム(LDW)意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起。
車線逸脱防止支援機能(LDP) 車線内に戻す方向に力を短時間発生させ、ドライバーがクルマを車線内に戻す操作を促す。
踏み間違い衝突防止アシスト 駐車操作などで、低速走行時、進行方向に壁などの障害物がある場合に、万一ブレーキ操作が遅れ障害物と衝突する危険を察知したり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまったときに、ドライバーにメーター内のディスプレイ表示とブザーで警告。エンジン出力やブレーキを制御することで、障害物への衝突防止や過度の加速の防止を支援。
三菱 新型 デリカミニ その他 先進安全装備について
MI-PILOTシステム(オプション)ダプティブクルーズコントロール[ACC]とレーンキープアシスト[LKA]で搭載、主に高速道路での運転をサポート。高速道路での、単調な“渋滞走行”と長時間の“巡航走行”。高速道路の走行時(約0km/h~100km/h)に作動。この2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポート。高速走行におけるドライバーの負担を軽減。
ストップシグナル 急ブレーキを踏んだとき、後続車に追突される可能性を低減させるため、制動灯を点滅させて後方へ急ブレーキを知らせる。
マルチアラウンドモニター フロント&バックソナー ソナーが障害物を検知しブザー音でお知らせ。クルマを真上から見下ろしているかのように周囲の状況を直感的に把握し、安心して駐車が行える。
デジタルルームミラー ルームミラーに液晶モニターを搭載し、車体後部のカメラ映像とミラーとを瞬時に切り替えることができる。
三菱 新型 デリカミニ スペックについて
スペック | デリカミニ ターボ | デリカミニ NA |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,790mm | 1,790mm |
ホイールベース | 2,495mm | 2,495mm |
モデル | ターボ車 | NA |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒 DOHC ターボ +モーター | 660cc 水冷直列3気筒 DOHC +モーター |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 5,600rpm | 38kW(52ps)/ 6,400rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/ 2,400rpm~4,000rpm | 60Nm(6.1kgm)/ 3600rpm |
モーター 最高出力 | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター 最大トルク | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT (エクストロニック) | CVT (エクストロニック) |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
WLTCモード燃費 | 17.8km/L(4WD) 19.2km/L(2WD) | 19.0km/L(4WD) 20.9km/L(2WD) |
三菱 新型 デリカミニ 価格 グレードについて
モデル | エンジン | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|
G | 直列3気筒DOHC 0.66L (ハイブリッド) | 2WD | 1,804,000円 |
4WD | 2,015,200円 | ||
G Premium | 2WD | 1,985,500円 | |
4WD | 2,149,400円 | ||
T | 直列3気筒DOHC 0.66L ターボ (ハイブリッド) | 2WD | 1,881,000円 |
4WD | 2,092,200円 | ||
T Premium | 2WD | 2,074,600円 | |
4WD | 2,238,500円 |
三菱 新型 デリカミニ はありなのか?
「eKクロス スペース」がありながら「デリカミニ」はありなのか?という当然ながら疑問が残るが、三菱では一番販売力や商品力の高い「デリカD:5」のコンパクトバージョンという位置付けをすることにより「デリカミニ」は唯一無にの需要となるだろう。もちろんライバル車種はホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」などである。特に「スペーシア」は派生はを多くラインナップしており「スペーシア」「スペーシアカスタム」「スペーシアギア」「スペーシアベース」とこれからの多様化の時代には派生はモデルをラインナップすることで販売力強化に繋がる可能性がありそうだ。
同様のカテゴリーである「スペーシアギア」「タントファンクロス」はとの違いなどをまとめてみた。
スズキ 新型スペーシアにいて
スペーシア/スペーシア カスタム
スズキは新型スペーシアとスペーシアカスタムのフルモデルチェンジを行い2017年12月14日に発売した。プラットフォームを刷新し、剛性や静粛性、衝突性能、走行性能などを大幅に向上させた上で軽量化を達成している。
プラットフォームを滑らかな形状にすることで補強部品を減らし、さらに板厚を薄くするとともに骨格部を連続化することで、より少ない部品で十分なボディー剛性を確保。ボディーでは高張力鋼板を全体の約46%に使い、とくに強度の高い超高張力鋼板(1180MPa 980MPa)の使用範囲を11%から約16%まで拡大。アンダーボディーでは主要な構造と部品のレイアウトを全面刷新しており、剛性、静粛性、衝突性能、走行性能などを軽量化しつつ引き上げている。これらにより、曲げ剛性とねじり剛性を約30%向上させている。軽量化の面ではフロントフェンダーやロアクロスメンバーなどに樹脂素材をスズキ車として初めて使用。シートでもシートバックフレームの構造見直し、ボディー側に対する取付部品の溶接化を行う。
スペーシア ギア
スペーシアをベースに外観をSUVテイストに演出。見た目は今話題の新型ジムニーやハスラー、クロスビーに似たフロントマスクを採用している。ギアと名付けているが「道具」を表しており、ベースはスペーシアのためMTではなくCVTをそのまま採用している。
インテリアにはツールボックスをモチーフにした大きな助手席アッパーボックスアクティブにアウトドアを遊べるようにオレンジのステッチを施したはっ水加工のブラックシート、防汚仕様の荷室フロアとリアシート背面を採用している。
フロアが防汚仕様のため、泥のついた自転車やスノーボード、サーフボードなどもそのまま入れることができる。
スペーシアの情報はこちら
スズキ 新型 スペーシアギア SUVテイスト 2018年12月20日発売
新型デリカミニと新型スペーシアギア ボディサイズ比較
サイズ | 新型スペーシアギア | 新型デリカミニ |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,800mm | 1,775mm |
ホイールベース | 2,460mm | 2,495mm |
乗車定員 | 4名 | 4名 |
新型デリカミニと新型スペーシア NAエンジン比較
スペック | 新型スペーシアギア | 新型デリカミニ |
---|---|---|
エンジン | 660cc直列3気筒 DOHC+モーター | 660cc直列3気筒 DOHC+モーター |
最高出力 | 38kW(52ps)/ 6,500rpm | 38kW(52ps)/ 6,400rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/ 4,000rpm | 60Nm(6.1kgm)/ 3,600rpm |
モーター最大出力 | 2.3kW(3.1ps)/ 1,000rpm | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター最大トルク | 50Nm(5.1kgm)/ 100rpm | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT | CVT |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 26.4〜28.2km/L | 21.4〜27.8km/L |
新型デリカミニと新型スペーシア ターボエンジン比較
スペック | 新型スペーシアギア | 新型デリカミニ |
---|---|---|
エンジン | 660cc直列3気筒 DOHCターボ+モーター | 658cc 直列3気筒 DOHC i-VTECエンジン |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 6,000rpm | 47kW(64ps)/ 5,600rpm |
最大トルク | 98Nm(10.0kgm)/ 3,000rpm | 100Nm(10.2kgm)/ |
モーター最大出力 | 2.3kW(3.1ps)/ 1,000rpm | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター最大トルク | 50Nm(5.1kgm)/ 100rpm | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT |
CVT |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 24.0〜25.6km/L | 21.8〜23.2km/L |
新型デリカミニと新型スペーシアギア その他スペックを比較
デリカミニとスペーシアのスライドドアを比較するとekスペースは、開口幅650mm、スペーシアは、600mm。室内高はekスペースは-mm、スペーシアは1,410mmである。室内高は-mmの差なのであまりないが、スライドドアの会計幅がスペーシアが50mm開くのが狭いため乗り降りはekスペースの方が優位性がある。更にekスペースには「ハンズフリースライドドア」をオプション設定しており利便性でもekスペースに優位性がある。
新型スペーシアギア | 新型デリカミニ | |
---|---|---|
開口幅 | 600mm | 650mm |
室内高 | 1,410mm | -mm |
ダイハツ 新型 タント タントカスタムについて
ダイハツは新型タント/タントカスタムのフルモデルチェンジを行い2019年7月9日に発売した。新開発プラットフォーム「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用する。更に、「次世代スマートアシスト」を採用する。「ミラクルオープンドア」を採用し両側スライドドアである。新開発の「ミラクルウォークスルーパッケージ」として、車内での移動や乗り降りのしやすいパッケージとした。更に、世界初となる最大540mmの「運転席ロングスライドシート」を採用。「ハンズフリースライドドア」採用する。「タッチ&ゴーロック」「ミラクルアクセス」などの新機能も搭載される。
旧型同様に助手席側のセンターピラーレスを有効活用したパッケージングで「運転席ロングスライドシート(最大540mm前後可能)を採用。更に助手席を(380mm)前後が可能となり助手席を完全に前に移動できることで運転席から後部座席への移動を簡単に行え、ピラーレスを最大限に活用できる。
後席には上下2段調節式デッキボードを採用、デッキボードの脚を立てれば、2段積みモードに。更に防水加工シートバックを採用しており、濡れた荷物も気にせず載せられる。ラゲージルームランプ(デッキサイド右側/天井)USBソケット(後席右側1口)を採用している。
新モデル「タント ファンクロス」について
新型デリカミニと新型タントファンクロス ボディサイズ比較
サイズ | 新型タントファンクロス | 新型デリカミニ |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,755〜1,775mm | 1,775mm |
ホイールベース | 2,460mm | 2,495mm |
乗車定員 | 4名 | 4名 |
新型デリカミニと新型タントファンクロス NAエンジン比較
スペック | 新型タントファンクロス | 新型デリカミニ |
---|---|---|
エンジン | 660cc直列3気筒 DOHC | 660cc直列3気筒 DOHC+モーター |
最高出力 | 38kW(52ps)/ 6,900rpm | 38kW(52ps)/ 6,400rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/ 3,600rpm | 60Nm(6.1kgm)/ |
モーター最大出力 | - | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター最大トルク | - | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT | CVT |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 27.2km/L(2WD) 25.4km/L(4WD) | 21.4〜27.8km/L |
新型デリカミニと新型タントファンクロス ターボエンジン比較
スペック | 新型タントファンクロス | 新型デリカミニ |
---|---|---|
エンジン | 660cc直列3気筒 DOHCターボ | 658cc 直列3気筒 DOHC i-VTECエンジン |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 6,400rpm | 47kW(64ps)/ 5,600rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/ 3,600rpm | 100Nm(10.2kgm)/ 2,400rpm~4,000rpm |
モーター最大出力 | - | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター最大トルク | - | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT |
CVT |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 25.2km/L(2WD) 23.8km/L(4WD) | 21.8〜23.2km/L |
価格 | 1,549,800円〜 1,873,800円 | 1,635,700円~ 1,991,000円 |
新型デリカミニと新型タントファンクロス その他スペックを比較
デリカミニとタントのスライドドアを比較するとekスペースは、開口幅650mm、タントはピラーレスなので、最大1,490mm。室内高はekスペースは-mm、タントは1,370mmである。室内高は-mmの差なのであまりないが、スライドドアの会計幅がekスペースが50狭いため乗り降りはタントの方が優位性がある。
新型タントファンクロス | 新型デリカミニ | |
---|---|---|
開口幅 | 1,490mm | 650mm |
室内高 | 1,370mm | -mm |
三菱ニュースリリース
https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2023/detail5676.html
デリカミニ
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/special