ホンダは新型「アコード」のフルモデルチェンジを行い米国にて2023年に発表し発売を開始する。日本モデルは遅れて発売されることが予想される。
ホンダ 新型 アコード 11代目 フルモデルチェンジ について
「アコード」はフルモデルチェンジに伴いエクステリアのデザインを変更する。インテリアはセンターディスプレイにはホンダ最大級となる「12.3インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をご利用可能。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。「自動地図更新サービス」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。Boseプレミアムオーディオシステムも搭載。
2.0Lアトキンソンサイクル4気筒+電気モーターを組み合わせた新しい第4世代の2モーターハイブリッドシステムを搭載。合計出力は、最高出力204hp、トルク247lb-ft(335 Nm)/0-2,000rpmとなる。「1.5L 4気筒ターボエンジンVTEC Turbo」最高出力190hp/6,000rpmをラインナップする。
次世代の「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。広い水平画角のフロントワイドビューカメラと前後の8つのソナーセンサーをHonda車初搭載。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)は昼・夜間歩行者と自転車に対しても衝突回避を支援。更に渋滞追従機能付ACCとなり、「後方誤発進抑制機能」「オートハイビーム」も搭載。「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加。衝突軽減ブレーキ(CMBS)、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、車線維持支援システム(LKAS)の各機能を先代モデルよりさらに進化。
ホンダ アコードについて
9代目アコードは2012年からアメリカで販売を開始。2013年6月21日に日本国内でアコードハイブリッド、アコードプラグインハイブリッドの販売を開始。日本国内ではハイブリッド専用モデルとなっているが海外モデルでは様々なエンジンを搭載し販売されている。
10代目アコードは北米で2017年7月14日秋のに発表。2017年10月18日、アメリカで販売開始。2017年10月27日、カナダで販売開始。日本モデルは2年半遅れとなる2020年2月21日から販売を開始。
10代目 新型アコードについて
10代目アコードはすでにフルモデルチェンジを果たしている新型シビックに採用されたプラットフォーム新グローバルスモールプラットフォームを採用し、旧型モデルに比べサイズを縮小する。幅広く・低くしたワイド&ローとなりホイールベースを55mm延長、全幅も広くし、全長を短縮、全高を低くした。ホイールベース拡大により室内空間は拡大。
サイズ | 新型アコード |
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全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,450mm |
ホイールベース | 2,830mm |
ヘッドライトには、9連フルLEDライトを採用、LEDウィンカー(流れない)を採用されているのでアコードにも搭載されるだろう。上級グレードには19インチタイヤを採用。 これにより、旧型よりもスタイリッシュなモデルとなった。リアシートはレッグスペースをクラストップレベル、次世代ACEACE(Advanced Compatibility Engineering)ボディー、超高強度鋼、高機能接着剤をより適用した仕様とし、車重を旧型から約50~80kg軽量化。サスペンションは、アコードで初採用のアダプティブダンパーシステムを組み合わせ、フロントにストラット、リアにコンパクトなマルチリンクを採用し安定感と乗り心地向上を果たした。
上級グレードには7インチのヘッドアップディスプレイ、ワイヤレス携帯端末充電器、NFC(近距離無線通信規格)、車内4G LTE Wi-Fiを搭載。ボンネットを低く設計するとともにフロントピラーを細くすることで、広い前方視界を実現。 8インチディスプレイオーディオシステムを搭載。(日本モデルはたHonda純正のナビゲーションシステムを標準装備。)ハイブリッドモデルはシフトチェンジは全てボタンで行う。
10代目 新型アコード 搭載エンジンについて
10代目は新開発となる「1.5L直4直噴VTECターボエンジン」、「2.0L 直4直噴VTEC ターボエンジン」搭載を搭載する。2.0L 直4直噴VTEC ターボエンジンモデルには独自に開発した10速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、高い静粛性と燃費性能、V6 3.5L エンジンを凌駕するトルクを備えた次世代のパワートレインとしてている。日本モデルでは旧型、同様にハイブリッドモデルのみのラインナップとなる。3世代目となる次世代の2モーターハイブリッド(e:HEV)を採用。パーツのコンパクト化に成功、インテリジェント・パワー・ユニット(IPU)を後部座席フロア下に搭載させた。車重を旧型から軽量化を行い燃費向上を果たす。
1.5L直4直噴VTECターボエンジン(海外モデルのみ)
スペック | 1.5L直4直噴VTECターボエンジン |
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最高出力 | 195ps/5500rpm |
最大トルク | 26.5kgm/1500~5000rpm |
トランスミッション | 6速MT/CVT |
駆動方式 | FF |
2.0L 直4直噴VTEC ターボエンジン(海外モデルのみ)
スペック | 2.0L 直4直噴VTEC ターボエンジン |
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最高出力 | 256ps/6500rpm |
最大トルク | 37.7kgm/1500~4000rpm |
トランスミッション | 6速MT/10速AT |
駆動方式 | FF |
3世代目となる次世代の2モーターハイブリッド(日本採用)
スペック | 2.0L 直4DOHC エンジン+ 2モーター e:HEV (i-MMD) |
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最高出力 | 107 kW(145ps)/6,200rpm |
最大トルク | 175Nm(17.8kgm)/4,000rpm |
モーター最高出力 | 135kW(184ps)/5,000rpm-6,000rpm |
モーター最大トルク | 315Nm(32.1kgm)/0-2,000rpm |
トランスミッション | 電気式無段階変速 |
駆動方式 | 2WD(FF) |
JC08モード燃費 | 30.0km/L |
旧型ではホンダの革新的なハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」を搭載し、JC08モード燃費は30.0km/Lと発表されている。2016年5月26日にマイナーチェンジを行いJC08モード燃費31.6km/Lとなる。
今回の新型アコードには進化した「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を搭載、新プラットフォーム採用、よりコンパクトになったインテリジェント・パワー・ユニット(IPU)を搭載により軽量化を図り、JC08モード燃費30.0km/L、WLCTモード燃費22.8km/Lとなった。コンパクトになったインテリジェント・パワー・ユニット(IPU)は後席フロア下に搭載。ガソリン車と変わらないトランクスペースを確保している。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全車標準搭載する。
10代目 新型アコード Honda SENSING(ホンダ センシング)を全車標準搭載
9月1日に発売した新型N-BOXに搭載された「後方誤発進抑制機能」を搭載。2017年7月6日に発表した新型グレイスでホンダ車初搭載した「オートハイビーム」も搭載。「ドライバー注意力モニター」を全車標準装備。
衝突軽減ブレーキシステム(CMBS) 前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援。約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や歩行者、または対向車両(二輪車や自転車等を除く)に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動し、自動的に停止または減速することにより衝突回避や衝突被害の軽減を図ります。対向車両(二輪車や自転車等を除く)と歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動します。
路外逸脱抑制機能 車線を検知し、はみ出さないように支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
LKAS(車線維持支援システム) 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援。約60km/h~約100km/hで走行中に、路外への逸脱またはシステムが路外への逸脱を予測したとき、作動します。運転者のステアリング操作に代わるものではありません。運転者が加速やブレーキ操作、急なステアリング操作を行っているとシステムが判断した場合、ウインカーを作動させている場合は作動しません。
ACC 渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減。30km/h~約100km/hで作動します。急なカーブや加速・減速の繰り返しが少ない、高速道路や自動車専用道路などを運転するときに使用してください。
標識認識機能 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援。
誤発進抑制機能 不注意による急発進を防止し注意を喚起。停車時や約10km/h以下で走行しているとき、自車のほぼ真正面の近距離に車両などの障害物があるにもかかわらず、アクセルペダルを踏み込んだ場合に、エンジン出力を抑制し、急な発進を防止するとともに、音と表示で接近を知らせます。
先行車発進お知らせ機能 停止時に、先行車が発進したことをお知らせ。
後方誤発進抑制機能 後方に障害物があるにも関わらず、セレクトレバーがR(リバース)の状態でアクセルペダルを強く踏み込んだ際、急な後退を抑制する機能。
オートハイビーム 対向車や前走車を検知し、 自動でハイ/ロービームを切り換え。良好な視界の確保に貢献するとともに、切り換え操作の頻度も低減。
ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」どうなのか?
10代目 新型アコード ボディカラー全5色について
プラチナホワイト・パール
クリスタルブラック・パール
ルナシルバー・メタリック
ブリリアントスポーティブルーメタリック
パッションレッド・パール
10代目 新型アコード スペックについて
スペック | 新型アコード |
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全長 | 4,900mm |
全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,450mm |
ホイールベース | 2,830mm |
エンジン | 2.0L 直4DOHC エンジン+ 2モーター (i-MMD) |
最高出力 | 145ps(107 kW)/6,200rpm |
最大トルク | 129 lb-ft(175Nm)/3,500rpm |
モーター最高出力 | 135kW(184ps)/5,000-6,000rpm |
モーター最大トルク | 315Nm(32.1kgfm)/0-2,000rpm |
システム出力 | 215ps(158kW) |
駆動方式 | 2WD(FF) |
乗車定員 | 5名 |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
JC08モード燃費 | 30.0km/L |
WLCTモード燃費 | 22.8km/L |
価格 | 4,650,000円 |
10代目 新型アコード グレード
グレード | エンジン | 駆動方式 | 乗車 定員 | 価格(10%) |
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EX | 2.0L 直4DOHC エンジン+ 2モーター (i-MMD) | 2WD | 5名 | 4,650,000円 |
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