今回は、新型ヤリスのおすすめグレードについて詳しくご紹介します。カタログを見ても分かりにくい方や、購入を検討していて悩んでいる方にとって参考になる情報をお届けします。「ヤリス」には多くのグレードがあり、どのグレードを選ぶのがお得なのか迷ってしまうかもしれません。そこで、ハイブリッド車とガソリン車の違いや、さまざまなグレードの中でどれが一番おすすめなのかを調べてみました。この記事が、ヤリスの購入を検討する際の参考になれば幸いです。
新型 ヤリスについて
エンジンは3つあり「ガソリン車」2つ、「ハイブリッド車」1つから選ぶ。更にグレードはグレードは「X」「G」「Z」3グレード展開。まず一番頭を悩ますのがエンジンの選択です。14種類の選択肢があります。
新型ヤリス の グレードは?
グレードは、「X」「G」「Z」から選択することになります。
- X:エントリーグレード
- G:中間グレード
- Z:上級グレード
Xグレードの特徴
Xグレードはエントリーグレードで最も価格が安価です。
なんとヤリスのガソリン車Xグレードを選択すれば1,655,000円から購入が可能です。エクステリアではヘッドランプはハロゲン灯、14インチを装備しています。インテリアは、計器盤はアナログ式、シートはファブリックシート、1色を採用。7インチディスプレイ搭載、ただし、シートヒーターなど快適装備などのオプションが装備できません。
Gグレードの特徴
Gグレードは中間グレードでお得感がやはりあるグレードです、ガソリン車Gグレードを選択すれば1,953,000円から購入が可能です。エクステリアではXグレードとは異なりヘッドランプはLED式、15インチに変更可を採用しました。更に、15インチアルミホイールを採用、インテリアは大幅に変わり、計器盤はデジタル式、8インチディスプレイ、バックガイドモニターが標準装備など、ヒートシーターはオプション。
Zグレードの特徴
Zグレードは上級グレードで、少し価格が高いと感じル人もいるかもしれません、ガソリン車Zグレードを選択すると2,154,000円から購入が可能です。200万円台突入です。しかし、エクステリアデザインは、Zグレード専用16インチアルミホイールを選択可能に、LEDヘッドランプになっており、見た目でZグレードだとわかります。
インテリアでは本革とファブリックのコンビシートとシートヒーター標準装備、カラーヘッドアップディスプレイ搭載可となり乗っていれば違いがわかります。
ハイブリッド車
新型ヤリスでは、新世代の「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」に新しい小型化されたTHSⅡを採用しています。これにより、全体の質量を抑えつつ、エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率が向上しています。その結果、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)の燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上しています。このシステムにより、燃費が劇的に向上し、WLTCモードでは36.0km/Lという低燃費を実現しました。
さらに、E-Four(4WD)モデルも採用しており、4WD専用のリアサスペンションを新開発し、トヨタのコンパクトカーとして初めてダブルウィッシュボーン式を採用しています。これにより、乗用車として「世界で最も低燃費な乗用車」としての評価を再び確立することがほぼ確実です。
ガソリン車
一方、ガソリン車にも新世代の「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」を採用しています。これに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」または「6MT」を組み合わせることで、高い走行性能を実現しています。さらに、「直列3気筒 1.0L エンジン」モデルもラインナップに加えています。
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
X | 直列3気筒 1.0L エンジン(1KR) | CVT | 2WD | 1,501,000円 |
G | 1,799,000円 | |||
X | 直列3気筒 1.5L 直噴エンジン (M15A) | Direct Shift- CVT | 2WD | 1,655,000円 |
4WD | 1,888,000円 | |||
G | 2WD | 1,953,000円 | ||
4WD | 2,151,000円 | |||
Z | 2WD | 2,154,000円 | ||
4WD | 2,352,000円 | |||
X | 6速MT | 2WD | 1,579,000円 | |
G | 1,877,000円 | |||
Z | 2,050,000円 | |||
HYBRID X | 直列3気筒 1.5L 直噴エンジン(M15A ) +モーター(THSⅡ) | 電気式 無段階変速機 | 2WD | 2,044,000円 |
4WD | 2,287,000円 | |||
HYBRID G | 2WD | 2,299,000円 | ||
4WD | 2,507,000円 | |||
HYBRID Z | 2WD | 2,496,000円 | ||
4WD | 2,694,000円 |
新型ヤリス スペック
スペック | 新型 ヤリス ハイブリット | 新型 ヤリス ガソリン車 | 新型 ヤリス ガソリン車 |
---|---|---|---|
全長 | 3,940mm | 3,940mm | 3,940mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,500mm(2WD) 1,515mm(4WD) | 1,500mm(2WD) 1,515mm(4WD) | 1,500mm(2WD) 1,515mm(4WD) |
ホイール ベース | 2,550mm | 2,550mm | 2,550mm |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 | 直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 | 直列3気筒 1.0L エンジン 1KR型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5500rpm | 88kW(120ps)/ 6600rpm | 51kW(69ps)/ 6000rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3800-4800rpm | 145Nm(14.8kgfm)/ 4800-5200rpm | 92Nm(9.4kgfm)/ 4400rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) | – | – |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:52Nm(5.3kgm) | – | – |
WLCT モード燃費 | 36.0~35.4km/L(2WD) 30.2km/L(4WD) | 21.4~21.6km/L 19.2km/L | 19.6~20.2km/L |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) | 2WD/4WD | 2WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
最小 回転半径 | 4.8m~5.1m | 4.8m~5.1m | 4.8m~5.1m |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift- CVT 6速MT | CVT |
新型ヤリス ハイブリッドで元が取れるまで
通常燃費に近いWLTCモード燃費でハイブリッド車は燃費36.0~35.4km/L(28km/L)、ガソリン車は燃費21.4~21.6km/L(14km/L)と価格を考えたときに非常に悩ましい問題となります。
両方のグレード「G」2WDで比較した場合、ガソリンモデルは1,953,000円、ハイブリッドモデルは2,299,000円と34万6,000円の差額となる。更に減税を考え、ハイブリッド車は約30,000円、トータル31万1,600円の差額となる。ここでガソリンの計算となるが約31万円のガソリン代を埋める場合にどれほど乗ればお得となるのか検証する。
ガソリン価格 1L 170円の場合
- ガソリンモデル 10000km=121,429 円
- ハイブリッド車 10000km= 60,714円
1万キロ走って60,715円しか差がでないので5万キロ走っても30万3,575円しか差がでず。約6万キロ乗らないと差が埋まらないことに・・・
結論
リセールバリューを考えると、ハイブリッド車を選択するのが良いでしょう。新型ヤリスについて筆者が特におすすめするのはハイブリッド車です。その理由は以下の通りです。
まず、「高度駐車支援システム『Advanced Park』(トヨタ初)」がハイブリッド車にのみ搭載されている点が挙げられます。さらに、新世代の「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」は、ガソリン車に比べてエンジン出力にモーター出力が加わることで、より軽快な走りを実現し、日常生活での快適性が向上します。
また、5万キロ走行後に手放した場合でも、ハイブリッド車はリセールバリューが高く、4万円の差額を補うことが可能です。以上の理由から、グレード「HYBRID G」を特におすすめします。
新型ヤリスの情報はこちら
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/30486400.html
ヤリス