日産は新型「ノートオーラ」のマイナーチェンジを行い2024年6月13日に発売しました。90周年記念車の「ノート オーラ90th Anniversary」「ノートオーラ AUTECH」とあわせて同日発売。ノートオーラNISMOのみ、2024年7月18日の発売を予定です。ノートオーラの価格は2,779,700円~3,171,300円。ノートオーラAUTECHの価格は3,050,300円~3,331,900円となります。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 2024年モデル
今回のマイナーチェンジではエクステリアのデザインが変更され、ラジエーターグリルを一新して、イメージを変更します。フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。日本の伝統工芸を感じさせるデザインのグリルをヘッドランプ下までワイドに広げ、クルマの存在感を引き立てるとともに、ヘッドランプ下に、ボディカラーと同色、またはダークメタルグレーのアクセントを施し、先進感を演出しています。
新デザインの17インチホイールは、見る角度によって光と影が織りなす移ろいが美しく変化する、モダンで先進感のあるデザインを採用しました。また、ボディサイドの風の流れをスムースにして高い空力性能を確保するとともに、ホイールの軽量化も実現しています。
ボディカラーには新色、「ステルスグレー×スーパーブラックツートーン(NISMO)」「フォレストグリーン×スーパーブラックツートーン」「スミレ×スーパーブラックツートーン」を追加します。
インテリアではベースモデルのノート同様に収納スペースを拡大。インテリアカラー「ワイマラナー」を追加。アルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用。インテリアカラー色「ブラック」においても、新たな色味の木目調フィニッシャーを採用。
インテリアでは、グレイッシュブラウンの色合いが特徴の大型狩猟犬をモチーフとした内装色「ワイマラナー」を新たに追加します。モデル名「オーラ(AURA)」のアルファベット“A”をモチーフにしたモノグラム柄のジャガード織物と合皮のコンビネーションに、ブルーグリーンのステッチを施したシート地を採用し、高級感ある風合いを演出しています。また、内装色「ブラック」においても、新たな色味の木目調フィニッシャーを採用し、あわせてインストルメントパネル、アームレスト、ドアトリムクロスを落ち着きのある色味に変更しています。
収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納でき、利便性が向上します。
待望の電動パワーシートが、運転席に標準装備となりました。6way(6方向)で、シート前後、シートの高さ、リクライニングなどを調整できます。これは多くのユーザーからの要望があったことによるもので、特に高級志向の方にとっては欠かせない機能となりますね。
現行モデル同様に、「12.3インチフル液晶デジタルメーター」を設定しています。さらに、9インチの「NissanConnectナビゲーションシステム」と統合され、美しさと機能性を両立させています。また、プレミアムオーディオの開発も行い、BOSEと共同開発した国内初採用の「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を採用しています。このシステムでは、運転席と助手席のヘッドレストにスピーカーを配し、BOSE独自のアドバンスド シグナル プロセッシング テクノロジーによって、広がりのあるプレミアムな音響を提供しています。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 2024年モデル ボディカラー について
- フォレストグリーン(PM)/スーパーブラック 2トーン
- スミレ(PM)/スーパーブラック 2トーン
- ガーネットレッド(CP)/スーパーブラック 2トーン
- ピュアホワイトパール(3P)/スーパーブラック 2トーン
- ミッドナイトブラック(P)/サンライズカッパー(M) 2トーン
- オーロラフレアブルーパール(P)
- ステルスグレー(P)
- ピュアホワイトパール(3P)
- ブリリアントシルバー(M)
- ダークメタルグレー(M)
- ミッドナイトブラック(P)
- ミッドナイトパープル(RM)
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ AUTECHモデル を追加
今回、初めてノートオーラにAUTECHブランドの車を追加します。外観と内装には、特別なブルーのAUTECHエンブレムが付いています。専用のフロントグリルやデザインのアルミホイールを使っています。車体の下部には、スポーティな印象を与えるメタル調の専用パーツが装備されています。フロントバンパーには、AUTECH専用のブルーに輝くLEDが使われています。シートには同じブルーの刺繍が施されます。
ノート オーラ AUTECH 主な特別装備
- AUTECH専用エクステリア(フロントグリル(ダークメタルグレーフィニッシャー)、フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)、サイドシルフィニッシャー(メタル調フィニッシュ)、リヤプロテクター(メタル調フィニッシュ)、AUTECHエンブレム<フロント・リヤ>)
- 専用シグネチャーLED
- 専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(メタル調フィニッシュ)
専用17インチアルミホイール&205/50R17 89Vタイヤ - AUTECH専用インテリア(ブラックレザーシート「AUTECH」刺繍(ブルーステッチ)、ダークウッド調フィニッシャー<インストロア、コンソール(イルミネーション付)>、ブラックレザレット(ブルーステッチ付)アームレスト<フロントセンター、フロントドア>、ブラックレザレット(ブルーステッチ付)インストパネル、ブラックレザレットドアトリム加飾<フロントドア、リヤドア> )
- 専用ブラック本革巻ステアリング(ブルーステッチ)
- AUTECHエンブレム<センターコンソール>
ノート オーラ AUTECH ボディカラー
オーロラフレアブルーパール(P)/スーパーブラック 2トーン <#XGN・特別塗装色>【AUTECH専用色】
ピュアホワイトパール(3P)/スーパーブラック 2トーン <#XAB・特別塗装色>
ガーネットレッド(CP)/スーパーブラック 2トーン <#XBT・特別塗装色>
ピュアホワイトパール(3P) <#QAC・特別塗装色>
ダークメタルグレー(M) <#KAD>
ミッドナイトブラック(P) <#GAT・特別塗装色>
オーロラフレアブルーパール(P) <#RAY・特別塗装色>
サンライズカッパー(M) <#CBC・特別塗装色>
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ オーラNISMOに4WD を追加
ノートオーラ「NISMO」グレードに4WDを追加することにより、より魅力的なスポーツモデルとなります。ボディサイズは従来モデルと比べて全長を伸ばして、車高を下げ、ボディサイズは全長4,120mm、全幅1,735mm、全高1,505mm、ホイールベースは2580mmとしました。
マイナーチェンジした「オーラ」をベースに、フロント・リアバンパーデザインを変更しながらも、前期同様に、フォーミュラEからインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを注ぎ込んだモデル。レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力性能を実現するデザインを採用します。
高い空力性能を確保しつつワイドリム化した17インチのアルミホイールと、レーシーなムードのマットブラックと、キャビンとの一体感を高めるグロスブラックの2トーンが印象的なフードデカールも装備。
インテリアは、こちらも前期同様に、ダークトーン&レッドアクセントの色調を特徴としています。専用ファブリックと合皮のコンビネーションを採用、NISMOロゴの刺繍や、レッド/グレーのコンビネーションステッチにより、スポーティな室内空間を演出。オプション設定のRECARO製スポーツシートは、シート形状にこだわり、クルマとの一体感を高ている。NISMO専用本革・アルカンターラ巻ステアリングは、グリップ力の高さは勿論のこと、レッドセンターマークとレッドステッチに。NISMOロゴと、赤いパワーメーターの専用カラーの12.3インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイは、スポーティかつ視認性に優れた仕様としています。さらに「BOSEパーソナルプラスサウンドシステム」を新たにオプション設定しています。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 90th Anniversary を追加
「ノート オーラ」グレード「G」「G FOUR」をベースにフォグランプフィニッシャーをカッパー色化し、カッパーストライプの入ったブラックドアミラー、専用17インチブラックアルミホイールを装備しています。シートは、「テーラーフィットTM」にカッパー色のステッチを施し、より一層上質な空間を演出。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)安全装備
周囲を検知するために、5つのカメラ、3つのミリ波レーダー、8つのソナーを標準装備した最先端の全方位運転支援技術「360° セーフティアシスト」。このシステムは、7種類の先進運転支援システムで構成されています。以下の運転支援システムが含まれます。
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- アダプティブハイビームアシスト
- 後退時車両検知警報(RCTA)
- インテリジェントLI / LDW(車線逸脱警報)
- 標識検知機能
さらに、運転支援技術「プロパイロット(ナビリンク機能付)」は「NissanConnectナビゲーションシステム」と連動し、地図情報を取り込むことで前方のコーナーの大きさなどを事前に把握します。これにより、スムーズなカーブを描けるように車速をコントロールし、自然な感覚の運転支援を提供します。
システム | ノートオーラ e-POWER |
---|---|
方式 | 単眼カメラ+ ミリ波レーダー |
インテリジェント エマージェンシー ブレーキ | ◯ |
踏み間違い 衝突防止アシスト | ◯ |
インテリジェントLI / LDW(車線逸脱警報) | ◯ |
アダプティブ ハイビームアシスト/ ハイビームアシスト | ◯ |
RCTA 後退時車両検知警報 | ◯ |
インテリジェント BSI (後側方衝突防止 支援システム) BSW (後側方車両検知警報) | ◯ |
標識検知機能 | ◯ 進入禁止標識検知 最高速度標識検知 一時停止標識検知 |
インテリジェント ルームミラー | ◯ |
インテリジェント クルーズコントロール | ◯ |
インテリジェント アラウンドビューモニター | ◯ |
SOSコール | ◯ |
プロパイロット | ◯ |
プロパイロット パーキングアシスト | – |
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ いつですか?
2024年6月にマイナーチェンジを行う予定になっています。
新型 ノート オーラ マイナーチェンジ 2024年モデル 価格グレード について
改良に合わせて価格は値上げとなります。
タイプ | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
AURA G | 直列3気筒 1.2Lエンジン+ モーター | CVT | 2WD | 2,779,700円 |
4WD | 3,061,300円 | |||
AURA G leather edition | 2WD | 2,869,900円 | ||
4WD | 3,151,500円 | |||
AURA NISMO | 2WD | 3,072,300円 | ||
4WD | 3,473,800円 | |||
AURA 90周年記念車 | 2WD | 2,889,700円 | ||
4WD | 3,171,300円 | |||
AURA オーテック | 2WD | 3,050,000円 | ||
4WD | 3,330,000円 |
新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ 2024年モデル スペックについて
基本的なスペックに変更点はありません。
スペック | 新型ノートオーラ e-POWER | 新型ノートオーラ e-POWER |
---|---|---|
全長 | 4,045mm | 4,045mm |
全幅 | 1,735mm | 1,735mm |
全高 | 1,525mm | 1,525mm |
ホイールベース | 2,580mm | 2,580mm |
エンジン | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 | 直列3気筒 1.2Lエンジン「HR12DE」型 +モーター「EM47」型 |
最高出力 | 60kW(82PS)/ 6,000rpm | 60kW(82PS)/ 6,000rpm |
最大トルク | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm | 103Nm(10.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター 最大出力 | 100kW(136PS)/ 3,183-8,500pm | 100kW(136PS)/ 3,183-8,500pm |
モーター 最大トルク | 300Nm(30.6kgfm)/ 0-2,900rpm | 300Nm(30.6kgfm)/ 0-2,900rpm |
リアモーター 最高出力 | – | 50kW(68PS)/ 4,775-10,024rpm |
リアモーター 最大トルク | – | 100Nm(10.2kgm)/ 0-4,775rpm |
トランス ミッション | エクストロニックCVT (無段変速機) | エクストロニックCVT (無段変速機) |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー(1.57 kWh) | リチウムイオン バッテリー(1.57 kWh) |
最小回転半径 | 5.2m | 5.2m |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
駆動方式 | 2WD(FF) | 4WD |
JC08モード 燃費 | 33.0km/L | 27.0km/L |
WLTCモード 燃費 | 27.2km/L | 22.7km/L |
新型「ノート オーラ」マイナーチェンジ 2024年モデル について思うこと
今回の「ノートオーラ」のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインが変更され、より高級感と洗練さが増しました。さらに、収納スペースの改善や最新のインテリジェントキーを採用することで、使い勝手も向上しています。
筆者としては、「ノートオーラ」は日本車では珍しい高級志向のコンパクトカーを目指しており、一定の需要があると考えています。また、この車種は非常に魅力的です。今回のマイナーチェンジにより、「ノート」よりも「ノートオーラ」の方が人気になる可能性もあるでしょう。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
日産ノート e-POWER 関連記事
日産ニュースリリース
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240613-01-j
日産