スバルは、新型「BRZ」の一部改良を行いE型を、2025年5月23日に発表しました。価格は332万2000円から381万7000円となりました。
スバル 新型 BRZ 一部改良 2025年モデル について
今回の改良では、エンジンの点火系回路を改良し、万が一、本回路に故障が生じた場合でも、故障した回路に関係する気筒のみを停止することで、安全な場所への退避走行が可能となりました。
スバル 新型 BRZ 一部改良 2025年モデル スペックについて
スペック | 新型 BRZ |
---|---|
全長 | 4,265mm |
全幅 | 1,775mm |
全高 | 1,310mm |
ホイールベース | 2,575mm |
エンジン | 2.4L 水平対向4気筒 エンジン +ポート燃料噴射装置 〈TOYOTA D-4S〉 |
最高出力 | 173kW(235ps)/ 7,000rpm |
最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/ 3,700rpm |
トランスミッション | 6速MT/6速AT |
駆動方式 | FR |
WLTCモード燃費 | 11.7-12.0km/L |
新型 BRZ 2025年モデル 価格 グレード
モデル | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 新価格(10%) |
---|---|---|---|---|
Cup Car Basic | 2.4L 水平対向 4気筒エンジン | 6速MT | 2WD(FR) | 3,722,400円 |
R | 6速MT | 3,322,000円 | ||
6速AT | 3,355,000円 | |||
S | 6速MT | 3,509,000円 | ||
6速AT | 3,542,000円 | |||
STI Sport | 6速MT | 3,784,000円 | ||
6速AT | 3,817,000円 |
2代目 新型 BRZについて
トヨタとBMWとの提携により、トヨタは新型「スープラ」、BMWは新型「Z4」を2019年3月25日に発売していることもあり、同じくトヨタとスバルとの共同開発したスポーツカーである「BRZ」の次期モデルの開発はないのではと噂されてはいたものの・・・富士重工業(株式会社SUBARU)は2005年から現在までもトヨタ自動車が買い取って筆頭株主であり、富士重工業とトヨタ自動車が提携することで合意している。トヨタ自動車およびトヨタグループ(トヨタ傘下)のダイハツ工業との開発部門の交流や部品共通化によるコスト削減などを行っており開発においても変わりなく行っている様子だ。富士重工業(株式会社SUBARU)の社長 吉永 泰之氏は取材でもBRZは1世代で終わらす考えがないこと明らかにしている。「86」と「BRZ」は手頃なスポーツカーとして人気もあり、新モデルの開発は両社の企業イメージアップにつなげる。エクステリアはキープコンセプトでありエンジンなどは新モデルをランナップする。
キープコンセプトである新型「BRZ」は旧型よりも曲線的なボディワークを採用、フロントエンドには異なるバンパーとボンネット、幅の広いフェンダー、そしてもちろん新しいヘッドライト採用。ブーツに統合されたリアスポイラーと最新のLEDヘッドライトのセット。ツインエキゾーストパイプとワイドヒップフェンダーのセット。スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用。初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上。ルーフ、フード、フロントフェンダーの素材に軽量なアルミを採用。前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現し、運動性能を向上。18インチアルミホイール装着車には、215/40R18 ミシュラン パイロットスポーツタイヤを装備。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ エクステリア
より低く、よりワイドに設置されたヘキサゴングリルが低重心を主張するとともに、グリルから始まり後方へ連なる芯の通った造形で、体幹の力強さを表現。絞り込んだキャビンと力強く張り出したフェンダーのダイナミックな抑揚が、スポーツカーらしい走りへの期待感を高めた。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ インテリア
シンプルな水平基調のインストルメントパネルや低く設置したメーターバイザーにより、広い視界を確保。集中して運転を愉しむことのできる室内空間を提供。インテリアには7インチTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ 搭載エンジンは?
新しい自然吸引の2.4L 水平対向4気筒エンジン、最高出力228HP/7,000 rpm 最大トルク184lb-ftに標準の6速MTまたは6速ATトランスミッションを選択できる。前のモデルよりトルクを15%向上させた。AT搭載車では、SPORTモードの制御が進化。クルマがスポーツ走行中と判断した際には、ドライバーの意思や操作に応じて、最適なシフト操作を自動的に行い、よりダイレクト感のあるコーナリングを可能。
スバルは新型インプレッサスポーツ/G4セダンのフルモデルチェンジをし2016年10月25日から発売を開始。次世代プラットフォーム「Subaru Global Platform(SGP)」を採用した。
Subaru Global Platform(SGP)
中期経営計画「際立とう2020」で予告された次世代プラットフォーム「Subaru Global Platform(SGP)」を採用する。 この新世代プラットフォームSGPを1番最初に採用されるのが、2016年11月に発売した新型インプレッサであり、衝突安全性のさらなる向上、軽量化、運動性能の向上、高効率パッケージングによる室内空間の拡大など、1クラス上の「動的質感」を実現すべく開発が続けられている。
ガソリンエンジンだけでなくハイブリッド(HV)やプラグインハイブリッド(PHV) 電気自動車(EV)といった、さまざまなパワーユニットにも1つの設計構想で対応できる設計となっている。
トヨタ製新ユニット(新型「プリウス」はTHSⅡが搭載されるがハイブリッドシステムも小型化) によるハイブリッドモデルの順次展開は2018年頃からと計画されており、SGPはフル電動化までは想定せずとも、ハイブリッド化を前提としているプラットフォームであるつまり、SGPはトヨタで言えばTNGA(Toyota New Global Architecture)と同じく今後のスバル車に採用される新型プラットフォームということになる。
2代目 新型 BRZ フルモデルチェンジ アイサイトについて
運転支援システム「アイサイト」をAT車に標準装備。プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールを採用する。
プリクラッシュブレーキ 衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意を喚起。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止します。前方車両との速度差が約50km/h以下なら衝突回避、または被害を軽減。
アクティブレーンキープ(車線逸脱抑制) 従来60km/h以上でのみ動作したアクティブレーンキープ機能(車線中央維持) を0km/hまで拡張し渋滞でも追従。運転負荷を大幅に軽減。
全車速追従機能付クルーズコントロール 全車速追従機能付クルーズコントロールのセット車広い車速域で先行車に追従走行。
後方障害物警告機能 Rレンジ時に車両後方に障害物を検知すると、MFDの表示と警告音で障害物の接近レベルをお知らせる。
後退時自動ブレーキ 障害物に接近して車両と追突の危険性がある場合、加速制御とブレーキ制御を行い、衝突回避を測る。
スバル 新型 BRZ 一部改良 2024年モデル について
今回の一部改良では、AT車はセッティングの見直しマニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大により、運動性能が向上します。MTモデル専用SPORTモードを追加します。ウインカーレバーの操作方式変更。電動スロットル、電動パワーステアリングとショックアブソーバーの設定変更により走行性能が向上します。スポーツカーらしい操縦安定性および乗り心地を実現しています。空気圧警報システムを新たに採用します。
SUBARU BRZの主な改良点
- MT車専用SPORTモード追加
- AT車マニュアルダウンシフト制御の許容回転数拡大
- ダンパー減衰力特性の最適化(STI Sportを除く)
- 電動パワーステアリングのアシスト特性最適化
- アクティブサウンドコントロール音量切替機能の追加(MT車)
- デイタイムランニングライトの採用(Cup Car Basicを除く)
- ウインカーレバーの操作方式変更(ロック式)
スバル BRZ
スバル ニュースリリース