レクサスは「LS」のマイナーチェンジを行い2020年11月19日に発売する。高度運転支援技術「Lexus Teammate」の搭載車は2021年の発売を予定。
新型 LS マイナーチェンジについて
- 静粛性と乗り心地など走りの基本性能の徹底的なつくりこみ
- 深い陰影と艶やかで鏡面のような質感を実現した新規外板色「銀影(ぎんえい)ラスター」
- 日本独自の美意識に由来した世界観を取り入れた上質なインテリア
- 人の感性に寄り添った最新の高度運転支援技術の採用
LEXUS独自の乗り味である“Lexus Driving Signature”の深化を目指し、DNAである静粛性と乗り心地の大幅な向上を追求。パワートレーンやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで徹底的な作りこみを実施。最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用。乗員に安心感を与える運転支援を実現する上で必要不可欠な車両の高い基本性能を徹底的に磨き上げるとともに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し、対応することを支援。また、凄腕ドライバーの運転操作を取り入れたシステム制御にこだわることで、複雑な道路状況下でも安全性と優れた走行安定性を実現。
新型 LS マイナーチェンジ エクステリア
エクステリアでは、新しい塗装技術によって深い陰影とハイライトを実現した新規外板色の「銀影(ぎんえい)ラスター」を設定。
更に新色「ソニックイリジウム<1L2>」も追加する。
新型 LS マイナーチェンジ インテリア
インテリアはタッチディスプレイの採用による操作性向上に加え、西陣織と箔など日本の伝統工芸とのコラボレーションにより、細部に至るまでこだわり抜いてLEXUSのフラッグシップにふさわしい上質な室内空間を目指した。
エクステリアに合わせてコーディネートしたインテリアも同様に、時の移ろいの中で様々な表情を感じさせるデザインとした。オーナメントに西陣&箔を新規設定し、西陣織の銀糸やプラチナ箔の輝きにより、月明りに照らされた波の揺らぎによる「月の道」を表現。マルチメディアシステムは、新たにタッチディスプレイを採用するとともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。iPhoneやAndroidスマートフォンを「12.3インチタッチワイドディスプレイ」に連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上。デジタルインナーミラーに高解像度でより大きな9.6インチディスプレイを採用。
新型 LS マイナーチェンジ システムについて
VSソレノイドを新規開発し減衰力を低減するとともに、ランフラットタイヤの縦バネ剛性とスタビライザーバーの剛性を最適化。またエンジンマウント内のオリフィスを変更することで減衰特性の変更を行い、室内に伝わる振動を低減しました。シート表皮の縫い位置をより深い位置に変更するとともに、ウレタンパッドに低反発素材を新たに採用。振動吸収と柔らかな座り心地により、さらに快適性を向上した。
ハイブリッド車LS500hでは、使用頻度の多い走行領域における加速時のバッテリーアシスト量を増加させることで、より余裕のある加速を実現。加えて発進加速時のエンジン最高回転数を低下させ、静粛性の向上も実現。
ガソリン車LS500では、使用頻度の多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを向上させ、車両の加速レスポンスを向上。シフトスケジュールを変更し、各ギヤ段で加速できる領域を拡げることで加速時のシフトダウン頻度を低減。ハイブリッド車、ガソリン車ともにANC/ESEのチューニングを変更し静粛性を向上した。
Advanced Driveでは自動車専用道路での周辺認識、自車位置推定、走行車線・位置選択、速度調整などを行いながら出口までの安全な運転支援を行います。カーブ、追い越しなど、走行中の様々なシーンで凄腕ドライバーの走りから学んだ自動車メーカーならではの人に寄り添った乗り味を実現します。Advanced Parkではアクセル、ブレーキ、シフトチェンジを全て車両が自動制御し、直感的なスイッチ操作での高度駐車支援を行います。安全はもちろんのこと、人に安心感を与える駐車感覚にこだわった。
新型 LS マイナーチェンジ Lexus Teammate
Advanced Drive「Mobility Teammate Concept」に基づいた最新の高度運転支援技術により、高速道路などの自動車専用道路での運転において、ドライバー監視のもと、実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、レーンチェンジ、追い越しなどを実現しました。クルマに運転操作を安心して任せられるよう基本性能を磨き上げ、常に安全を最優先に判断することでドライバーに信頼される運転操作を追求。ドライバーはアクセル、ブレーキそしてハンドル操作からも解放され、長時間の運転における疲労の軽減が可能となり、より周辺に注意を払った安全な運転が可能になりました。
Advanced Park 最新の高度駐車支援技術により、駐車場での操作において、ドライバー監視のもと、カメラと超音波センサーを融合し全周囲を監視することで、適切に認知、判断、操作を支援。ハンドル操作、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジの全操作を車両が支援するとともに、俯瞰映像に切り返し位置や目標駐車位置を常に表示し、安全/安心でスムーズな駐車を実現。
ブレードスキャンAHS 2019年8月にマイナーチェンジしたRXで世界初採用したブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム(AHS)を採用。光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射。ブレードミラーに反射した光が、レンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構のAHSです。残像効果で光は動いているように見えませんが、ブレードミラーの回転に同期させて、LEDの光を適切なタイミングで点灯/消灯することで、配光を細かく制御することができます。これにより、従来のAHSより細かい遮光が可能となり、ハイビームの照射範囲を広げることで対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識する。
デジタルインナーミラー デジタルインナーミラーに高解像度でより大きなディスプレイを採用し、後方の視認性を向上した。
新型 LS マイナーチェンジ ボディカラー全12色について
銀影ラスター〈1L3〉[全車メーカーオプション]
ソニッククォーツ〈085〉※1
ソニックチタニウム〈1J7〉※1
マンガンラスター〈1K2〉 [全車メーカーオプション]
ソニックイリジウム〈1L2〉
ブラック〈212〉
グラファイトブラックガラスフレーク〈223〉
レッドマイカクリスタルシャイン〈3R1〉
ソニックアゲート〈3U3〉
ディープブルーマイカ〈8X5〉※1
ホワイトノーヴァガラスフレーク〈083〉※2
ヒートブルーコントラストレイヤリング〈8X1〉※2
※1 “F SPORT”は選択不可。※2 “F SPORT”専用色。
新型 LS マイナーチェンジ 価格 グレードについて
LS500
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
LS500 “EXECUTIVE” |
V35A-FTS 3.5L V型6気筒ツインターボ |
Direct Shift-10AT | 2WD | 15,390,000円 |
4WD | 15,800,000円 | |||
LS500 “version L” |
2WD | 13,450,000円 | ||
4WD | 13,860,000円 | |||
LS500 “F SPORT” |
2WD | 12,340,000円 | ||
4WD | 12,440,000円 | |||
LS500 “I package” |
2WD | 10,730,000円 | ||
4WD | 11,140,000円 |
LS500h
グレード | ハイブリッドシステム | トランス ミッション |
駆動 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
LS500h “EXECUTIVE” |
8GR-FXS 3.5L V型6気筒+モーター |
Multi Stage Hybrid System |
2WD | 16,870,000円 |
4WD | 17,280,000円 | |||
LS500h “version L” |
2WD | 14,930,000円 | ||
4WD | 15,340,000円 | |||
LS500h “F SPORT” |
2WD | 13,510,000円 | ||
4WD | 13,920,000円 | |||
LS500h “I package” |
2WD | 12,190,000円 | ||
4WD | 12,600,000円 |
新型 LS 一部改良について
レクサスは新型「LS」の一部改良を行い2019年10月3日発売した。今回の一部改良では、FR車のショックアブソーバーにAWD車と同様の伸圧独立オリフィスを採用、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地を向上。ランフラットタイヤの補強層構造の最適化、AVSやリヤサスペンションマウントのチューニングにより、LSならではの上質な乗り心地を進化。
ハイブリッド車のLS500hでは、加速時のバッテリーによるアシスト量を増加させ、アクセル特性を変更することで、駆動力と静粛性を高めた。“EXECUTIVE”では、後左席の足元空間や前方視界を広げたエンターテインモードや、操作性を高めたリヤマルチオペレーションパネルなどにより後席の快適性を向上。
新型LEXUS LSシリーズのスペックについて
スペック | 新型LSシリーズ |
---|---|
全長 | 5,235mm |
全幅 | 1,900mm |
全高 | 1,450mm |
ホイールベース | 3,125mm |
LS500 エンジン
スペック | LS500 |
---|---|
エンジン | 3.5L V型6気筒 ツインターボエンジン |
最高出力 | 421ps/5,200~6,000rpm |
最大トルク | 61kgm/1,600~4,800rpm |
トータル最高出力 | – |
トランスミッション | 10速AT |
駆動方式 | FR/4WD |
LS500h エンジン
スペック | LS500h |
---|---|
エンジン | 3.5L V型6気筒エンジン +モーター (マルチステージ ハイブリッドシステム) |
最高出力 | 299ps(220kW)/6,600rpm |
最大トルク | 348Nm/4,900rpm |
トータル最高出力 | 358ps(264kw) |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | FR/4WD(E-Four) |
新型 LS マイナーチェンジ 一部改良 価格 グレードについて
LS500
グレード | エンジン | トランス ミッション |
駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
LS500 “EXECUTIVE” |
V35A-FTS 3.5L V型6気筒ツインターボ |
Direct Shift-10AT | 2WD | 15,283,000円 |
4WD | 15,691,000円 | |||
LS500 “version L” |
2WD | 13,450,000円 | ||
4WD | 13,857,000円 | |||
LS500 “F SPORT” |
2WD | 12,228,000円 | ||
4WD | 12,330,000円 | |||
LS500 “I package” |
2WD | 10,619,000円 | ||
4WD | 11,026,000円 | |||
LS500 | 2WD | 9,996,000円 | ||
4WD | 10,404,000円 |
LS500h
グレード | ハイブリッドシステム | トランス ミッション |
駆動 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
LS500h “EXECUTIVE” |
8GR-FXS 3.5L V型6気筒+モーター |
Multi Stage Hybrid System |
2WD | 16,709,000円 |
4WD | 17,117,000円 | |||
LS500h “version L” |
2WD | 14,876,000円 | ||
4WD | 15,283,000円 | |||
LS500h “F SPORT” |
2WD | 13,348,000円 | ||
4WD | 13,756,000円 | |||
LS500h “I package” |
2WD | 12,024,000円 | ||
4WD | 12,432,000円 | |||
LS500h | 2WD | 11,422,000円 | ||
4WD | 11,830,000円 |
レクサスニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/29933170.html
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/33020460.html
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/34307407.html
LS ティザーサイト
https://lexus.jp/models/ls/teaser/
LS