2020年は各メーカーで力の入った新型車種を次々と投入する予定だ。その中でもおすすめできる車種とスペック、ポイントをまとめてみました。
ホンダ 新型ヴェゼル フルモデルチェンジ
Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。エクステリアは新たな時代のVEZELをゼロから考え直し、SUVの力強さとクリーンさ活力に満ちた印象を加えるクーペライクなプロポーション。インテリアは全体の印象として、しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルム全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。ハイブリッドモデルにはHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。
新型ヴェゼル スペック
スペック | 新型ヴェゼル | |
---|---|---|
全長 | 4,340mm | |
全幅 | 1,790mm | |
全高 | 1,590mm | |
ホイールベース | 2,610mm | |
エンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
1.5L直4直噴DOHC エンジン |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
96kW (131PS)/ 6,600rpm |
最大トルク | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
155Nm (15.8kgfm)/ 4,600rpm |
モーター 最高出力 |
80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
– |
モーター 最大トルク |
253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
– |
トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
CVT |
WLTCモード燃費 | 24.8km/L(2WD) 22.0km/L(4WD) |
17.0km/L(2WD) 15.6km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD |
トヨタ 新型 アクア フルモデルチェンジ
トヨタは新型「アクア」のフルモデルチェンジを行い2021年7月19日発売する。TNGA(Toyota New Global Architecture)新開発「GA-Bプラットフォーム」を採用。ハイブリッド専用車種 新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」小型化された「THSⅡ」を採用。4WD(E-Four)を新たに設定。バイポーラニッケル水素バッテリーを世界初採用。「快感ペダル」をトヨタ初採用。先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。7インチOR10.5インチのディスプレイオーディオを標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。最大で一般家庭約5日分の電力供給可能な外部給電機能を標準装備。
レクサス 新型 NX フルモデルチェンジ
レクサスはクロスオーバーSUV「NX」のフルモデルチェンジを行い日本では2021年10月7日に発売する。
エクステリアは。次世代LEXUSのデザインランゲージ確立に向けた挑戦として、運動性能や機能に寄与するプロポーションに根差した“独自性”と、テクノロジーに根差した“シンプリシティ”の追求を目指した。新開発の小型軽量ランプユニットを搭載した薄型のヘッドランプの採用、DRL(デイタイムランニングライト)。初代モデルは独立していたのに対して今回はフロントライト内に組み込まれた。Lシェイプ一文字シグネチャーランプ、縦型のメッシュをもったスピンドルグリル、立体的なバンパーガーニッシュを採用。
インテリアは、専用通信機DCMを全車に標準搭載。DCMによる無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能を採用。フルデジタルメーター「9インチor14インチ大型ワイドタッチスクリーンナビゲーションシステム」を搭載。「SmartDeviceLink™」「Apple CarPlay」と「Android Auto™」を採用。「デジタルインナーミラー」やセンターコンソールに使い勝手のいいデザインを採用。Webサイト(ニュースやブログ、ストリーミング音楽、YouTube動画など)を閲覧することができるWebブラウザー機能を新たに設定。「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用。「“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム」を採用。スイッチ操作でアレンジできるセカンドパワーシート(電動リクライニング&電動格納機能付)。ラゲッジ容量は後席使用時520L、倒した状態では1,411Lとなる。
トヨタ 新型 カローラ クロス クロスオーバーモデル
トヨタは新型カローラに新型コンパクトSUV「カローラ クロス」をラインナップし日本モデルを2021年9月14日に発売する。「TNGAプラットフォーム(GA-C)」を採用、上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現。また、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使用いただけるクラストップレベルのラゲージスペース、カローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求。全長4,490mm、全幅1,825mm、全高1,620mm、ホイールベース2,640mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。最小回転半径5.2mを実現。
海外モデルで採用される「トヨタエンブレム」ではなく「カローラ」シリーズに採用される「Cマーク」を採用。さらにそれに伴い国内専用フロントグリルを採用したことでかなり顔つきが違う。ヘッドライトはBi-Beam LEDヘッドライト+LEDデイライトに加えLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)(上位グレード Z )を採用する。
COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、お客様の期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指し開発。エンジンは実績と定評がある4代目「プリウス」から採用された「直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ)」とカローラシリーズで長年採用される「1.8L 直列4気筒DOHCエンジン」+「Super CVT-i」を採用した。