トヨタは新型「カムリ」の一部改良を行い2020年8月5日に発売する。合わせて40周年記念特別仕様車「 WS“Black Edition”」を追加設定する。
新型カムリ 一部改良について
今回の一部改良では駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車標準装備、ドライバーの死角をサポートするブラインドスポットモニター<BSM>、リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]の標準設定をWS、Gグレードに拡大、安全面を強化。
40周年記念特別仕様車「 WS“Black Edition”」
セリカ カムリ誕生から40周年を記念し、上質でスポーティな特別仕様車を設定。具体的には、WSグレードをベースに、特別設定として外板色プレシャスブラックパールに、パーフォレーション加工を施したレッドの本革シートを設定したほか、ブラック塗装の18インチアルミホイール、スモーク調のフロントロアグリルモールディング、スモークエクステンション加飾を施したヘッドランプ、リヤコンビネーションランプを特別装備。フロント席にシートヒーターを採用するとともに、助手席にも、パワーシートを設定し、快適にドライビングを楽しんでいただける仕様。
新型カムリ 一部改良新型 カムリ 一部改良 スペックについて
スペック | 新型カムリ |
---|---|
全長 | 4,885mm 4,910mm(WS) |
全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,825mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最高出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リヤモーター 最高出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リヤモーター 最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
トランスミッション | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD(E-Four) |
JC08モード燃費 | 28.4km/L(2WD) 24.6km/L(4WD) |
WLCTモード燃費 | 21.6km/L(4WD) |
価格 | 3,485,000円~ 4,648,000円 |
新型カムリ グレード 価格
モデル | ハイブリッド システム |
トランス ミッション |
駆動方式 | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
WS | 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン D-4S + モーター(THSⅡ) |
電気式 無段階変速機 |
2WD | 3,937,000円 |
E-Four | 4,135,000円 | |||
WS レザーパッケージ |
2WD | 4,450,000円 | ||
E-Four | 4,648,000円 | |||
G | 2WD | 3,794,000円 | ||
E-Four | 3,992,000円 | |||
G レザーパッケージ |
2WD | 4,334,000円 | ||
E-Four | 4,532,000円 | |||
X | 2WD | 3,485,000円 | ||
E-Four | 3,683,000円 | |||
特別仕様車 WS“Black Edition” |
2WD | 4,208,000円 | ||
E-Four | 4,406,000円 |
カムリについて
カムリは、1980年国内専用モデル「セリカ カムリ」(FR車)として誕生し、1982年には、FFレイアウトを採用した現在の車名「カムリ」として一新し、グローバルに販売を開始した。カムリはこれまで、「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として、米国15年連続乗用車販売台数No.1獲得をはじめ、100カ国以上の国や地域で販売し、累計1,800万台超えを達成している。
旧型カムリは8代目で2011年9月5日から日本での販売を開始した、北米モデルでは2.5L直4と3.5LV6、2.5Lハイブリッドの3モデルが存在するが、日本では直4 2,5L ハイブリッドのみの設定とし、ハイブリッド専用車として販売されている。2014年9月9日マイナーチェンジをおこない、フロントデザインはヘッドランプ・フロントバンパー・ラジエーターグリルを変更し、LEDクリアランスランプを装備。リアデザインはコンビネーションランプ・バンパー・ガーニッシュを変更しイメージを一新した。
新型カムリは9代目となるが、丸6年でのフルモデルチェンジとなる。今回のフルモデルチェンジは2015年12月9日に発売が開始された、新型プリウスの技術を多用に使用する。
エクステリアはトヨタ独自のキーンルックの進化により個性を際立たせ、スリムなアッパーグリルと、立体的で大胆に構えたロアグリルを対比させることにより、低重心でワイドなスタンスを強調した。Bi-Beam LEDヘッドランプは、3層に重なったLEDクリアランスランプを採用。
新型「カムリ」の一部改良を行い2019年10月1日に発売。更に「E-Four」全グレード設定し2019年12月16日から発売する。ディスプレイオーディオを標準装備(Xを除いて標準装備)し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。「ブラインドスポットモニター[BSM]」と「パーキングサポートブレーキ (後方接近車両)[PKSB]」を標準装備する。電気式4WDシステム「E-Four」搭載車が全グレードに設定。WLCTモード燃費21.6km/L JC08モード燃費24.6km/Lとする。
カムリ 一部改良 トヨタ ディスプレイオーディオについて
スマートフォンをUSBケーブルで接続することで連携が可能(「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応 オプション、SDL(Smart Device Link)「TCスマホナビ」「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)となり、日常利用している地図アプリや音楽などをディスプレイで操作・利用が可能。
「SDL(Smart Device Link)」対応アプリ(「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)であれば標準で連動が可能。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を仕様する場合にはTV(フルセグ)+Apple CarPlay+Android Autoのセットオプション価格33,000円[税込]の申し込みが必要となる。
トヨタ ディスプレイオーディオ Apple CarPlay や Android Auto 対応
トヨタ 新型 カムリ ハイブリッド マイナーチェンジ (一部改良) 日本 2018年8月1日発売
トヨタニュースリリース
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/29807121.html
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/33118216.html
カムリ