今回は2024年(令和6年)時点で最も安い軽自動車をランキング形式でお伝えします。現時点で販売可能なモデルとでお伝えします。普通車と比較して車両本体価格や税金などが安い軽自動車は、はじめて車を買う人や2台目のセカンドカー、中古車ではなくてどうしても新車が欲しい人など、参考に考えて頂ければ幸いです。
軽自動車は、維持費の安さや小回りの良さから、日本国内で高い人気を誇る車種です。特に近年では、ガソリン価格の高騰や物価上昇の影響もあり、経済的な軽自動車への注目度がさらに高まっています。
しかし、軽自動車といっても、車種によって価格や燃費、機能、デザインはさまざまです。そこで今回は、2024年最新版の価格が安い軽自動車ランキング トップ10 を発表!維持費や燃費、安全性など、車選びの際に気になるポイントも徹底的に比較し、それぞれの車種の特徴をわかりやすく解説していきます。
これから軽自動車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
記事のポイント
- 2024年最新版の価格が安い軽自動車トップ10を紹介
- 車両価格だけでなく、燃費、安全性能、特徴も比較
- 軽自動車選びのポイント、維持費、安全性についても解説
軽自動車の魅力
車両価格が安い。(車種によっては車両本体価格が100万円以下。)
リセールバリューが高い。(軽自動車は需要が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。)
維持費が安い。(低燃費車種が多く、自動車税なども最安)
運転がしやすい。(軽自動車規格は全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、排気量660㏄以下、乗車定員4人以下なので普通車に比べ小さく小回りがきくので細い道や運転に不慣れな方でも運転がしやすい。)
価格の安い軽自動車を選ぶメリット
軽自動車は、普通車と比べて以下の点でメリットがあります。
- 車両価格が安い: 軽自動車は、普通車よりも車両価格が安く設定されているため、初期費用を抑えることができます。
- 維持費が安い: 税金(自動車税、重量税)、保険料、燃費など、維持費が普通車よりも安く済みます。
- 小回りが利く: 車体が小さく小回りが利くため、狭い道や駐車場でも運転しやすいです。
- 燃費が良い: 軽自動車は、普通車に比べて燃費が良いものが多く、燃料費を節約できます。
軽自動車の選び方のポイント
軽自動車を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。
- 用途: 普段使い、通勤、レジャーなど、どのような用途で車を使うのかを考えましょう。
- 乗車人数: 日常的に何人で乗車するのか、後部座席を頻繁に使うのかなどを考慮しましょう。
- 走行距離: 毎日どれくらい走行するのか、長距離走行が多いのかなどを考えましょう。
- デザイン: 自分の好みのデザインの車を選びましょう。
- 燃費: 燃費性能も重要なポイントです。カタログ燃費だけでなく、実燃費も参考にしましょう。
- 安全性: 安全装備も充実しているか確認しましょう。
- 価格: 車両価格だけでなく、維持費も含めた総費用で考えましょう。
- 装備: 必要な装備が揃っているか確認しましょう。
2024年に発売されている 価格の安い軽自動車ランキング トップ10
2024年12月現在に販売されている軽自動車を調査したところ、最安値がダイハツ「ミライース」トヨタの「ピクシス エポック」で992,200円という結果となりました。
各自動車メーカーが独自の技術を採用、車内の広さも普通車に劣らない、更に軽量化とエンジン性能向上により、燃費性能も向上、長く維持することを考えても非常にコスパが良く、非常に魅力的なのは間違いない。
2024年 価格の安い軽自動車ランキング トップ10
順位 | メーカー | 車名 | グレード | 価格 (10%) | WLTCモード 燃費 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ダイハツ | ミライース | B (2WD) | 992,200円 | 25.0km/L | 低燃費No.1! シンプルな デザインで運転しやすい |
1位 | トヨタ | ピクシスエポック | B (2WD) | 992,200円 | 25.0km/L | ミライースのOEM車。 トヨタブランドで安心 |
3位 | スバル | プレオプラス | F (2WD) | 1,036,200円 | 25.0km/L | ミライースのOEM車。 安全性能の高い EyeSightを搭載 |
4位 | スズキ | アルト | A (2WD) | 1,064,800円 | 27.7km/L | 軽セダンNo.1の低燃費! 広い室内空間と 充実した収納スペース |
5位 | マツダ | キャロル | GL (2WD) | 1,144,000円 | 27.7km/L | アルトのOEM車。 おしゃれなデザインが魅力 |
6位 | スズキ | ワゴンR | FX (2WD) | 1,296,900円 | 25.2km/L | 広い室内空間と 使い勝手の良さが 人気のハイトワゴン |
7位 | スズキ | ラパン | G (2WD) | 1,328,800円 | 26.2km/L | 丸みを帯びた 可愛らしい デザインが女性に人気 |
8位 | ホンダ | N-WGN | G (2WD) | 1,344,200円 | 23.2km/L | シンプルで洗練された デザイン。 快適な乗り心地 |
9位 | 三菱 | ekワゴン | M (2WD) | 1,422,300円 | 23.2km/L | 広々とした室内空間と 使い勝手の良さ、 優れた燃費性能、 |
10位 | スズキ | ワゴンR スマイル | G (2WD) | 1,489,400円 | 25.1km/L | スライドドア付きで 使い勝手抜群! 個性的なデザイン |
3位までなんと新車で購入しても100万円前後の予算に収まるとても経済的な車です。ダイハツ「ミライース」のグレード「B “SA Ⅲ”」992,200円であれいば100万円を切っていながら安全装備も充実しているので価格だけではなく安全性も多少考えることをおすすめした。
2023年 価格の安い軽自動車ランキング トップ10
2024年に価格改定があり、2023年までの方が安い車種が多いですね。
順位 | メーカー | 車名 | グレード | 価格 (10%) |
---|---|---|---|---|
1位 | ダイハツ | ミライース | B (2WD) | 860,200円 |
1位 | トヨタ | ピクシスエポック | B (2WD) | 860,200円 |
2位 | スバル | プレオプラス | F (2WD) | 970,200円 |
3位 | スズキ | アルト | A (2WD) | 1,064,800円 |
4位 | マツダ | キャロル | GL (2WD) | 1,144,000円 |
6位 | スズキ | ワゴンR | FX (2WD) | 1,296,900円 |
7位 | ホンダ | N-WGN | G (2WD) | 1,317,800円 |
8位 | スズキ | ラパン | G (2WD) | 1,328,800円 |
9位 | スズキ | ハスラー | HYBRID G (2WD) | 1,387,100円 |
10位 | 三菱 | ekワゴン | M (2WD) | 1,389,300円 |
自動車税
消費税増税が2019年10月1日から行われ、それに伴い2019年10月には税制改正があり、車の購入時期によって異なる金額が課税されるようになりました。
初回新規登録を受けた自家用の乗用車の自動車税の税率表
排気量 | 税率 |
---|---|
660cc | 10,800円 |
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc超 | 110,000円 |
ミライースについて
ダイハツは新型のミライースのフルモデルチェンジを2017年5月9日に発売。Dモノコック(軽量高剛性ボディ)を採用。新型タント/ タントカスタムをマイナーチェンジ2016年11月30日に発売した。このタントに初搭載されたスマートアシストⅢをミライ―スにも搭載する。左右カメラ間隔80mmの世界最小ステレオカメラを採用。歩行者対応や従来より作動速度域を拡大。車体前後各二つのコーナーセンサー装備。
更なる約80kgの軽量化(旧型730kg→最大650kg)とした。外装パーツではフロントフェンダー、バックドア、Cピラーガーニッシュなどを樹脂製として軽量化トランスミッション・エンジンの改良を行う。JC08モード燃費35.2km/Lと旧型と変わりないが実燃費で向上を果たす。
LEDヘッドランプ、LEDテールランプををG“SAIII”とX“SAIII”に標準搭載。エコ発電制御、停止前エコアイドリングストップ、スクロール式エアコンコンプレッサー
「シートヒーター(運転席/助手席)」はG“SAIII”専用装備
軽自動車初バックドアに「スイッチ式バックドアオープナー」を採用。
先進技術「スマートアシストⅢ」搭載
スマートアシストⅡは単一カメラであったが、スマートアシストⅢとなり2つのカメラを装備。
さらに進化したスマートアシストⅢが、運転中の「ヒヤッ」とするシーンで事故の回避を図り、あなたの安全運転を支援します。ソナーセンサーに加え、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない、世界最小ステレオカメラを新搭載。歩行者や先行車、障害物などの様々な情報を的確に捉え、運転者に注意を促したり、緊急ブレーキを作動させます。
衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両、対歩行者)
衝突警報(対車両、対歩行者) 走行中に前方の車両や歩行者をカメラが検知し、衝突の危険性があると判断した場合、ブザー音とメーター内表示でお知らせします。
一次ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突の危険があるとシステムが判断した場合、自動的に弱いブレーキ(一次ブレーキ)をかけ、運転者に衝突回避を促します。
被害軽減ブレーキアシスト(対車両、対歩行者) 一次ブレーキ機能が作動している時にドライバーがブレーキを踏むと、ブレーキアシストが作動し、ブレーキ制動力を高めます。
緊急ブレーキ(対車両、対歩行者) 衝突が避けられないとシステムが判断した場合、強いブレーキ(二次ブレーキ)で減速。衝突を回避したり、被害を軽減します。
車線逸脱警報機能 走行中、ウインカーなしで車線からはみ出しそうになると、ブザー音とメーター内表示でドライバーに警告し、操作を促します。先行車発進お知らせ機能 停止時に先行車が発進したことに気づかず、発進しなかった場合にブザー音とメーター内表示でお知らせします。
前方誤発進抑制制御機能 ステレオカメラにより、前方4m以内に車両や壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「前進」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
後方誤発進抑制制御機能 リアバンパーに内蔵されたソナーセンサーにより、後方2~3m以内に壁などの障害物を検知している時に、シフトポジションを「後退」にしたままアクセルペダルを踏み込んだ場合、エンジン出力を制限することで、急発進を抑制します。
ハイビームアシスト ステレオカメラが対向車のヘッドランプなどの明るさを検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えます。これにより、切り替え操作なくハイビームでの走行が可能になり、街灯の少ない道路でも安心して夜間の走行ができます。
ミライース 新e:Sテクノロジーについて
2016年1月29日に発表された トヨタはダイハツの完全子会社化を発表の場で両社社長の掛け合いの中でトヨタの新型プリウスから採用されたTNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームをもじり、ダイハツはDNGA(Daihatsu New Global Architecture)としたプラットフォーム名にするとも話していた。正に、トヨタで言うプリウス同様、ミライ―スはダイハツの軽自動車の基本構成を作る車種でありこのDモノコック(軽量高剛性ボディ)を採用し、「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の原点となる。
Dモノコック(軽量高剛性ボディ)を採用 “D モノコック”(軽量高剛性ボディ)は、サイドアウターパネルの全面厚板ハイテン化を行い、構造断点をなくすことによりボディ全体で力を受け止める、ダイハツ独自のボディ構造だ。
ダイハツ独自の樹脂パーツ フロントフェンダー、バックドアなど、樹脂パーツの採用が軽量化に寄与。またバックドアを樹脂化したことで、
ルーフスポイラーの一体成型が可能となり、部品の追加設定なく空力性能向上を実現
高い空力性能 ボンネットフードのヒンジカバーをフィン形状にして、整流効果の高いドアミラー形状を採用。4輪にタイヤディフレクターを設置し、フラットブレードワイパーを使用するといった空力デザインによって空気抵抗を初代モデルから3%低減。Cd値で0.30を下まわる数値とした。転がり抵抗低減
最適制御に進化させたユニット アクセル操作に対するスロットル開度と変速線図を見直し、またキックダウン時の変速制御を最適化。さらに、性能を向上した新世代 ECU を採用し、CVT の制御機能を EFI-ECU(エンジン制御コンピュータ)に統合。エンジンと CVT の協調制御を高精度で最適化したことなどにより、アクセル操作に対し、リニアな加速を実現。発進時や追越時などでストレスのない加速感をもたらすことで、「走りの質」を向上。信号待ちからアクセル半開での発進加速で5秒後に自車1台分に近い3mの差が出る高速道路などの本線合流をイメージした40km/h~80km/hの加速を0.6秒早く完了させる。
転がり抵抗低減 全ての足回り部品の徹底的な軽量化。国内最軽量となる13アルミホイールをと専用の新規開発した軽量13インチタイヤの導入。足回り全体で約15kgの軽量化を実現し、燃費、運動性能の向上に貢献させた。
ミライース スペックについて
スペック | ミライース |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,455mm |
エンジン | 直3 DOHC 660cc |
最高出力 | 49ps/6,800rpm |
最大トルク | 5.8kgm/5,200rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD |
JC08モード燃費 | 35.2km/L(2WD) 32.3km/L(4WD) |
WLTCモード燃費 | 25.0km/L(2WD) 23.2km/L(4WD) |
車両重量 | 650kg |
アルトについて
スズキは新型「アルト」のフルモデルチェンジを行い2021年12月10日発表、2021年12月22日に発売する。ライバル車種である新型ミライースのフルモデルチェンジを2017年5月9日に行い、販売台数も大きく伸びている。スズキもミライースに負けない為にも9代目となりフルモデルチェンジを行う。今回はミライースでも先進の安全技術をレベルアップさせ「スマートアシストⅢ」を搭載。8代目アルトでもレーダーブレーキサポートからレベルアップしアルトのマイナーチェンジ(一部改良)を行い2018年12月13日したモデルから「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載する。9代目は「 デュアルカメラブレーキサポート 」搭載される。「6エアバッグ」を全車に標準装備。全方位モニター用カメラパッケージ (セーフティパッケージ・全方位モニター用カメラパッケージ装着車 メーカーオプション) を採用。「ヘッドアップディスプレイ」を採用。安価なモデルが売りのアルトはR06A型エンジンとエネチャージの組み合わせを搭載しているが、新たにラインナップを追加する形でR06D型エンジン+モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデル「Sエネチャージモデル」を追加する。エクステリアはキープコンセプトで角ばったデザインを継続して採用しボディカラーには「ホワイト2トンルーフ」を採用するなどの変更を行う。
アルト スペックについて
スペック | 新型アルト | 新型アルト マイルドハイブリッド |
---|---|---|
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | |
全高 | 1,525mm | |
ホイールベース | 2,460mm | |
エンジン | 直3 660cc | 直3 660cc+モーター |
最高出力 | 36kW(49ps)/ 6,500rpm | 36kW(49ps)/ 6,500rpm |
最大トルク | 58Nm(5.9kgm)/ 5,000rpm | 58Nm(5.9kgm)/ 5,000rpm |
モーター最高出力 | – | 1.9kW(2.6ps)/ 1,500rpm |
モーター最大トルク | – | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
ミッション | CVT | CVT |
JC08モード燃費 | 29.4km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) | 33.1km/L(2WD) 30.2km/L(4WD) |
WLTCモード燃費 | 25.2km/L(2WD) 23.5km/L(4WD) | 27.7km/L(2WD) 25.7km/L(4WD) |
最後に
軽自動車はコンパクトで運転がしやすく、自動車税なども最安、低燃費車種が多く、維持費が安い。それでいて車両本体価格が100万円~150万円が多く車両価格が安い。いいことばかりではあるが、デメリットは事故があった際にどうしても車体が軽く被害がでることも考えられる。できれば安い車両を選ぶ上でも安全装備やエアバックなどがどの程度付いているかも重要視しながら安い車を探してもらいたいです。