新型「フリード」2024年モデルが2024年5月9日に発表され、先行予約が始まり、詳細が明らかになっています。調査した中で特におすすめのポイントを見つけましたので、購入の際の参考にしていただければ幸いです。
よく一緒に読まれている記事
»新型フリードフルモデルチェンジ情報 New!
»新型フリードのおすすめグレード New!
»フリードの値引き情報 New!
»新型フリードの納期情報 New!
フリード 「素晴らしい!」「おすすめ!」と思ってしまう点
実際に購入を検討し色々調べて「素晴らしい!」「いいね!」「おすすめ!」と思っているところをまとめてみました。
1.ボディサイズ
5ナンバーサイズを維持しながらも、全長を延長し、室内空間をさらに広げて使いやすさを向上させました。
グレードは通常モデル「フリード AIR」とアクティブなスタイル「CROSSTAR(クロスター)」をラインナップします。フリード AIRは全長は4,310mm、全幅1,695mm、全高1,755mm、ホイールベース2,740mmと5ナンバーサイズは維持しています。
フリード CROSSTARは全長4,310mm、全幅1,720mm、全高1,755mm、ホイールベース2,740mmと3ナンバーサイズとなります。先代比で全長+45mm、全高+40mm全長と全高を伸ばし、室内空間を更に広げ使い勝手を向上させます。
フリード 旧型とボディサイズ比較
先代モデルよりも若干、全長と全高を延長し、5ナンバーサイズはそのままにしました。ボディサイズは全長、全高を伸ばすことで、室内空間を広げて使いやすさを向上させました。
スペック | 旧型フリード | 新型フリード |
---|---|---|
全長 | 4,265mm | 4,310mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1.710mm(2WD) 1,735mm(4WD) | 1,755mm |
ホイールベース | 2,760mm | 2,740mm |
シエンタ VS フリード のボディサイズ比較
シエンタとフリードのボディサイズを比較すると、全長ではフリードの方が長く、全高も高いため、室内空間は今回のフルモデルチェンジしたフリードの方が広いです。
スペック | シエンタ | フリード AIR |
---|---|---|
全長 | 4,280mm | 4,310mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm 1,720mm (クロスター) |
全高 | 1,695mm(2WD) 1,715mm(4WD) | 1,750mm |
ホイールベース | 2,750mm | 2,740mm |
2.室内空間の作り方が素晴らしい
先代モデルに引き続き、3列6人乗りモデルのフリードはウォークスルー可能な2列目「キャプテンシート」を採用しています。ライバル車種の「シエンタ」は、5人乗りまたは7人乗りを採用しているため、キャプテンシートは採用されていません。
また、先代モデルよりも全長を伸ばしたことで、2列目、3列目のスペースがより広くなり使い勝手が向上しています。
3.電動パーキングブレーキ とオートブレーキホールド(メモリー機能付き)採用
インテリアは、ステアリングホイールは現行フィットに近いデザインを採用。液晶メーターも現行フィットに近いデザインを採用しています。フロントの操作系パネルはステップワゴンに近いデザインを採用しています。シフト方式はレバーを前後に動かすタイプを採用しています。「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれます。しかも、メモリー機能付き!ということで、1度ホールドボタンをONにしておけば、その後の乗車時に再度ホールドボタンを押さなくても有効になります。素晴らしいですね!
4.このクラスでは珍しいリアエアコンを採用
フリードには更に6人乗りモデルに後部座席には「リヤエアコン(メーカーオプション)」を採用しており、後部座席に座る人がエアコンの温度調節や風量を調整しながら後席にも風を送ることができるようになります。こちらもシエンタには採用されていません。
5.ホンダ 最新のハイブリッドシステム(e:HEV)を搭載
先代モデルまでの「SPORT HYBRID i-DCD」直列4気筒 1.5LアトキンソンDOHC i-VTEC+モーターからついにHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載します。今や「フィット」「ヴェゼル」「ステップワゴン」「アコード」「オデッセイ」「シビック」と幅広い車種に搭載されている。ようやくフルモデルチェンジにより「フリード」に搭載となります。WLTCモード燃費は先代モデルと比較すると相当改善されているのがわかると思います。(確定スペックではないのでご注意を)更にモーター出力が大幅にアップしており、快適な走行が期待できます。
スペック | 旧フリード ハイブリッド | 新型フリード ハイブリッド |
---|---|---|
エンジン | 直列4気筒1.5L i-VTEC +モーター(i-DCD) | 1.5L i-VTECエンジン +モーター(e:HEV) |
最高出力 | 81kW(110ps)/ 6,000rpm | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 134Nm(13.7kgm)/ 5,000rpm | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 | 22kW(29.5ps)/ 1,313~2,000rpm | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク | 160Nm(16.3kgm)/ 0~1,313rpm | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD | 2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
WLTCモード 燃費 | 約19.8km/L(4WD) 約20.8km/L (2WD) | 約24.4km/L(2WD) 約21.0km/L(4WD) |
6.安全装備が最新に
Honda SENSING(ホンダ センシング)が、以前よりもさらに進化し、全車に標準搭載されました。新しいフロントワイドビューカメラと前後の8つのソナーセンサーがHonda車初の採用となりました。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)は、昼夜を問わず歩行者や自転車に対する衝突回避をサポートします。さらに、渋滞追従機能付きACCも採用され、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」が進化しました。さらに、後方誤発進抑制機能やオートハイビームなどの新機能が追加され、近距離衝突軽減ブレーキ、トラフィックジャムアシスト、ブラインドスポットインフォメーションなども向上しました。これらの機能は、先代モデルからの乗り換えにおいて、最も重要な要素と考えられます。
システム 装備 | 旧型フリード | 新型フリード |
---|---|---|
CMBS | ◯ (昼 歩行者) | ◯ (昼・夜間歩行者 自転車) |
誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
歩行者事故低減 ステアリング | ◯ | ◯ |
路外逸脱抑制機能 | ◯ | ◯ |
ACC | ◯ | ◯ (渋滞追従機能付) |
LKAS | ◯ | ◯ |
先行車発進 お知らせ機能 | ◯ | ◯ |
標識認識機能 | ◯ | ◯ |
後方 誤発進抑制機能 | ◯ | ◯ |
近距離衝突軽減ブレーキ | – | ◯ |
トラフィックジャムアシスト (渋滞運転支援機能) | – | ◯ |
急アクセル制御機能 | – | ◯ |
ブラインドスポット インフォメーション | – | ◯ |
後退出庫サポート | – | ◯ |
オートマチック ハイビーム | – | ◯ |
マルチビューカメラシステム (メーカーオプション) | – | ◯ |
編集部から一言
今回はフリードの素晴らしいと感じる部分を説明させてもらいましたが、「電動パーキングブレーキ」「オートブレーキホールド」は非常に重要であり、多くのユーザーにとって欠かせない装備となるでしょう。「ブラインドスポットモニター」も現在の多くの車種で採用されており、その装備やデザインはまさに小型のステップワゴンのような魅力があります。2024年6月、7月からフリードが販売台数で何位にランクインしているか非常に注目したいです。