日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、「第43回 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」は日産「サクラ」三菱「ekクロスEV」が受賞したと2021年12月8日16時30分~18時に大賞を発表。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、「第43回 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のノミネート車44台を2022年10月31日に発表した。2022年11月4日に「2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー」発表した。
第43回 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー
日産「サクラ」
「日産サクラ」は、「日産リーフ」にも搭載している最先端のリチウムイオンバッテリーを搭載。搭載効率を高めるユニバーサルスタック構造により、広い室内空間を確保しながらも、最大180km(WLTCモード)と、日常生活に十分な軽自動車及びコンパクトカーのユーザーの約8割は、1日当たりの走行距離が50km以下(自社調べ)航続距離を確保、高い信頼性を実現。EVバッテリーに蓄えた電気をV2L機器を介することで自宅へ給電することで、家庭の電力として使用することも可能。
軽自動車初搭載の先進装備。高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」の採用に加え、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を軽自動車において初搭載。街中から高速道路、さらには駐車場に至るまで、先進技術が運転をサポート。
次世代の日産らしさを感じさせるフロントフェイスと光るエンブレムを採用し、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるエクステリアデザインに仕上げた。軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプを採用した先進的でエレガントな薄型ヘッドライトの光が夜道でも安心なドライブをアシストします。また、バックドアには格子をヒントにしたワイドなLEDリヤコンビネーションランプを搭載。タイヤホイールには、日本の伝統美を感じさせる水引からインスピレーションを受けたデザインのアルミホイールを採用。
インテリアは7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ採用のメーターと、大画面の9インチナビゲーションの2つのディスプレイを水平方向にレイアウト。ドライバーの視線移動に合わせた形状にすることで、使いやすく、見やすい設計に。NissanConnectナビゲーションシステムでは充電を考慮したルート設定機能や緊急時のSOSコール、Apple CarPlayワイヤレス接続などを採用。
三菱「ekクロスEV」
新型「eKクロス EV」は、SUVテイストの軽自動車であるeKクロスシリーズに新たに設定するEVモデルで、新開発した総電力量20kWhの駆動用バッテリーを搭載。一充電走行距離は日常使いに十分なWLTCモード180kmとし、EVならではの滑らかで力強い加速、圧倒的な静粛性と良好な乗り心地を実現を実現。軽ハイトワゴン「eKクロス 」と同等の広々とした快適な室内空間と使い勝手の良さに、EVならではの滑らかで力強い走り、圧倒的な静粛性と良好な乗り心地、さらに先進の運転支援機能とコネクティッド技術による快適性と利便性を融合させた。大容量の駆動用バッテリーは非常時にも頼もしく、V2L機器を介することで便利な電源として電化製品を使用することができる。
駆動用バッテリーを薄型化して床下にレイアウトすることで、クラストップレベルの後席ニールームを実現。また前席ショルダールームもクラストップレベルの広さとし、快適な室内空間を実現。クラストップレベルの荷室容量を確保。
スムーズな車庫入れをサポートする「マイパイロット パーキング」を三菱自動車として初めて採用。高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。レーダークルーズコントロールシステム[ACC]と車線維持支援機能[LKA]により、車間距離と車線中央付近をキープしながら走行することで、ドライバーの負担を軽減します。(「P」「G」にメーカーオプション設定)安全・安心で快適なカーライフをサポートする「MITSUBISHI CONNECT」を採用。
第43回 2022-2023 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー
IONIQ5
専用「BEVプラットフォームE-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を採用。現代自動車グループの専用BEVアーキテクチャに基づいて構築されており、細長いホイールベース上で独自のプロポーションを持つ。IONIQ 5は、E-GMPを使用して、多くのタッチポイントで環境に優しい素材を使用した革新的なインテリアデザイン、超高速充電とVehicle-to-Load(V2L)機能を組み合わせた強力なパフォーマンス、高度な接続機能とドライバー支援機能を提供する。RWDとAWDパワートレイン、58キロワット時または73キロワット時のバッテリーパックを用意。350kWの急速充電器に接続して、わずか18分で80%の充電に達する。オンボードの10.5kW充電器での充電時間は、小型バッテリーの場合は5時間弱、大型バッテリーのモデルの場合は6時間強。「IONIQ 5(アイオニック 5)」のユニークなエクステリアデザインは、3,000mmのホイールベースにインスパイアされたプロファイルが特徴。
インテリアはフラットフロアとユニバーサルアイランドで快適さと使いやすさを採用。ユニバーサルアイランドは、140mmもスライドできる可動式のセンターコンソール。AndroidAutoとAppleCarPlayを備えた12.3インチのインフォテインメントシステム、12.3インチのデジタル機器クラスター、ワイヤレス充電、布製の布張りなどを採用する。
第43回 2022-2023 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー
BMW iX
BMW iXは、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)をベースに、コンセプト、デザイン、パワートレイン等、その全てにおいて、BMWが次世代を見据えて開発したモデルであり、サステイナブル(持続可能性)であることを目的に、パワートレインには電気モーターを採用、大型のリチウム・イオン・バッテリーの搭載、1回の充電で長距離走行を可能とした電気自動車である。満充電にて、BMW iX xDrive40は450km、BMW iX xDrive50は650kmの走行が可能。次世代自動車であることを彷彿とさせるエクステリア・デザイン、インテリア・デザイン、さらには、最新の運転支援システム、最新の通信システムを備えている。
大型BMW、SAVの強力なプロポーションを再考すると言われている。長さと幅がBMW X5に匹敵します、流れるようなルーフラインのおかげで、X6とほぼ同じ高さです。特大のホイールはBMWX7。
一体型ヘッドレスト「非常に大きな」パノラマガラスルーフ、高品質の素材、高レベルの広々とした新開発のシートのおかげで、ラウンジのような雰囲気を提供する。
第43回 2022-2023 テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー
日産 エクストレイル
エクステリアは新世代のデザイン・新しい「日産エンブレム」を採用。インテリアはデジタル液晶メーターに12.3インチのフル液晶デジタルメーター、9インチタッチスクリーンディスプレイを採用し一新する。ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family)」を採用する。次世代の「e-POWER」搭載しエンジンは「1.5L 3気筒ガソリンエンジンターボ(VC)」4WDモデルには最新電動技術「e-4ORCE」を採用。運転支援システム「プロパイロット」を採用。
ボディサイズはコンパクトになり30mm短く、20mm低い、全長4660mm、全幅1840mm、全高1720mmとし、広い室内長はそのままに全長をコンパクト化したこと、さらに最小回転半径を0.2m減の5.4mとする。
インテリアには新しいステアリングホイール、デジタル液晶メーターに7インチディスプレイ、12.3インチのフル液晶デジタルメーターを設定。「10.8インチのカラーヘッドアップディスプレイ」を採用した。大きい最新インフォテインメントシステム採用。センターコンソールにテレイン設定用の小さなシフターノブとロータリーセレクターや電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。2列5人乗りまたは3列7人乗りをラインナップする。
第43回 2022-2023 K カー・オブ・ザ・イヤー
日産「サクラ」
三菱「ekクロスEV」
第43回 2022-2023 パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー
シビック e:HEV
シビック初のハイブリッドモデルとなる今回は新型「ステップワゴン」に搭載されるe:HEV 直4 2.0L DOHC i-VTEC+モーター「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD」を採用する。
「e:HEV」ハイブリッドモデルを追加。「e:HEV」モデル専用10.2インチデジタルグラフィックメーター採用「アクティブサウンドコントロール」採用。ドライブモードには個別の設定に対応する「Individual」を設定。「薄くて軽い」デザインの精神を適用した。高張力鋼とアルミニウムを戦略的に使用することにより、ねじり剛性が8%向上し、曲げ剛性が13%向上しました。
シビックタイプR
新型「シビック」に「シビック タイプ R」を新設定。新型「2.0L 4気筒ガソリンエンジンターボチャージャー付き」を採用し最高出力、最大トルクをアップさせる。新色「ソニックグレー・パール」を追加。新型「シビック タイプ R」が鈴鹿サーキットでのタイムアタックでFFモデル最速タイムを更新し2分23秒120のラップタイムを記録したことが発表。
メーターにはタイプR専用新型「10.2インチインストルメントクラスター」を採用。センターディスプレイには「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。データロガーアプリ「Honda LogR」を新たに開発。