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トヨタ 4代目 新型ハリアー VS 3代目 ハリアー 何が変わったのか? スペック 新旧 徹底比較

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ハリアー

トヨタは4代目となる新型「ハリアー」を2020年6月17日に発売した。TNGA(Toyota New Global Architecture)を初採用することや国内専用車ではなく、グローバルカーとして日本でも販売し全世界共通化する。何が変わったのか比較してみた。

目次

ハリアーについて

初代ハリアーは、乗用車をベースにした高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、1997年にデビュー。2003年にデビューした2代目ハリアーも、初代の魅力をさらに進化。2005年にはハイブリッドモデルも追加、大ヒット。その後2009年にフルモデルチェンジを果たした3代目は、日本市場でもレクサス店へ移行(RXシリーズ)。しかし一方で根強い支持を集めていたハリアーも、引き続き国内で販売を継続。結果として、2012年まで9年間に渡り生産されることとなったがそのまま生産が終了。

2013年12月2日に10年ぶりにフルモデルチェンジし、3代目として「ハリアー」は国内専売モデルで発売を開始。ハイブリッドでは燃費(JC08モード)はガソリン1Lあたり21.8km/L。排気量が同等のクラスではトップ級の環境性能を実現した。ハリアー伝統の水平基調のプロポーションを受け継ぎつつ、クオーターピラーを前斜したほか、フロントデザインはバンパーコーナー部を後方に引くことで立体的で力強い塊感を表現するとともにシャープで彫の深い造形とした。

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harrier
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2017年6月8日にマイナーチェンジを行い発売を開始。旧型グレード GRANDを廃止。PREMUMの上級モデルPROGRESS 新設定する。新開発ダウンサイジングターボ「2.0Lターボエンジン 8AR-FTS」を採用。更に、Toyota Safety Sense Pを全車標準搭載し価格改定も行われる。エクステリアは3連LEDヘッドライト、LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)、を装備。前後バンパーデザイン変更。テールランプデザインを変更。ボディカラーに新色を追加。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキを採用。ナビのサイズはトヨタ純正ナビは8インチから9.2インチに変更。

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2020年6月18日 フルモデルチェンジし4代目として「ハリアー」をグローバルモデルとして発売する。当初、2020年4月8日にグローバル発表、2020年4月10日にジャパンプレミア発表会を予定していたがコロナウィルスの影響により延期となった。2020年4月13日に公式ホームページ先行公開予定。

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新型ハリアー 新型プラットフォーム「TNGA-K」採用

旧型ハリアー は「新MC(ミディアムコンパクト)プラットフォーム」を採用、旧型の3代目「アルファード」や先代の30系 3代目「プリウス」と、同様のCセグメントFF車用のプラットフォームである。2015年12月9日に発売が開始された50系、新型「プリウス」に採用されているTNGA(Toyota New Global Architecture)「TNGA-Kプラットフォーム」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性が1.78倍UP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。

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新型ハリアー エクステリア、インテリア

エクステリアのデザインはキープコンセプトである。伝統的なフロントグリルやトヨタエンブレムを採用。ヘッドライトの形状はより鋭く、DRL(デイタイムランニングライト)はL字型を採用、リアは、レクサス「UX」の様な一文字テールランプを採用。LEDヘッドライト、前、後にLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)を装備する。ボディカラーは「ブラック」「グレー」に塗装面の傷を自動的に修復してくれる塗装技術「セルフリストアリングコート」を採用。

インテリアにはディスプレイオーディオを標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。さらに、専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。グレードにより大型ディスプレイオーディオが採用される。上位グレード「Z」で標準、その他オプションで「12.3インチのタッチスクリーン」「JBLプレミアムサウンド」「ヘッドアップディスプレイ」を採用する。インテリアカラーは「ブラック」「ブラウン」「グレー」の3色を採用する。

テレビを見る場合には「TV(フルセグ)オプション」価格33,000円[税込]の申し込みが必要となる。「ナビレス」の選択がないどころか形状が違うため社外ナビを取り付ける「2DINサイズ」すらありません。つまり現在のところ社外ナビの取り付けは不可となります。

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新型ハリアー ボディサイズ比較

サイズ 新型RAV4 新型ハリアー 旧型ハリアー Lexus NX
全長 4,600mm 4,740mm 4,720mm 4,640mm
全幅 1,855mm 1,855mm 1,835mm 1,845mm
全高 1,690mm 1,660mm 1,690mm 1,645mm
ホイールベース 2,690mm 2,660mm

全幅は1,855mm(+20mm)ホイールベースは共通なので2,690mm(+30mm)となるがそれ以外は新型RAV4とは異なる。ハリアーは全長は旧型よりも多少大きくなる。しかし体感的に差は感じないはずだ。

新型ハリアー「次世代Toyota Safety Sense」採用

旧型ハリアーが採用している「Toyota Safety Sense P」から、新型ハリアーになり「次世代Toyota Safety Sense」を採用することで大幅に機能追加と安全性の向上を果たすことになる。「プリクラッシュセーフティ」では夜間歩行者と自転車でも認識可能となり、「レーンディパーチャーアラート」では道路の検出項目を増やし、「レーントレーシングアシスト」によりレーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう、ドライバーのステアリング操作をアシスト、ドライバーの負担低減する。

ロードサインアシストにより道路標識(「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」)をインパネに表示することで見忘れを防止してくれる。

現在は支流となっている「ブラインドスポットモニター(後方車両接近警報)」旧型モデルでは採用されていないが新型になり採用される。同様のセンサーを活用した「リヤクロストラフィックアラート」で後方車両を検知して追突軽減をおこなえる。

システム装備 旧型
ハリアー
新型
ハリアー
Toyota
Safety
Sense
衝突回避支援型
プリクラッシュ
セーフティ

昼間歩行者

昼・夜間歩行者
自転車
レーンディパーチャー
アラート
(ステアリング
制御機能付)

ステアリング制御
白線/黄線 検出
ふらつき警報

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報
アダプティブ
ハイビームシステム
レーダークルーズ
コントロール
(全車速追従機能付)
レーント
レーシングアシスト
ロードサインアシスト
先行車発進告知
予防
安全
装備
ブラインドスポットモニター
インテリジェント
クリアランスソナー
リヤクロストラフィックアラート
シンプルインテリジェント
パーキングアシスト
ドライブスタート
コントロール
ヒルスタート
アシストコントロール
パノラミックビュー
モニター
快適
装備
快適温熱シート+
シートベンチレーション
デジタルインナーミラー
(前後方録画機能付)
ITS Connect
電動パーキングブレーキ
&ホールド
パワーシート
ハンズフリーパワーバックドア
電動チルト&
テレスコピックステアリング
ナビレス
トヨタ ディスプレイオーディオ
車載通信機(DCM)

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新型ハリアーガソリンモデル比較

エンジンも新型RAV4と同じ最大熱効率40%以上を実現したエンジン直列4気筒 2.0L 直噴エンジン搭載 「Dynamic Force Engine」が搭載される。新型エンジンと新型CVT(Direct Shift-CVT)により走り出しではやはり差が出ており新型ハリアー の方がスムーズな加速が可能である。

旧型ハリアー

新型ハリアー(RAV4)

スペック3代目 ハリアー4代目 新型 ハリアー
エンジン直列4気筒2.0L
ガソリンエンジン
直列4気筒2.0L
直噴ガソリンエンジン
「Dynamic
Force Engine」
最高出力112kw(152ps)/
6,100rpm
126kW(171ps)/
6,600rpm
最大トルク193Nm(19.7kgm)/
3,800rpm
207Nm(21.1kgf・m)/
4,800rpm
トランス
ミッション
Super
CVT-i
Direct
Shift-CVT
駆動方式2WD(FF)/4WD2WD(FF)/4WD
JC08モード
燃費
14.8〜16.0km/L
WLTPモード
燃費
15.4km/L(2WD)
14.7km/L(4WD)
価格(10%)3,004,100円〜
4,404,400円
2,990,000円〜
4,430,000円
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新型ハリアーハイブリッドモデル比較

ハイブリッドモデルにより小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し燃費向上を果たす。世界トップレベル最大熱効率40%(HV専用で41%)を実現する直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」と呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、 多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。旧型では4WD(E-Four)のみであったが、新型ではハイブリッド仕様には2WD車を設定し選択肢を拡張した。

スペック 旧型ハリアー 新型 ハリアー
エンジン 直列4気筒 2.5L
エンジン
「2AR-FXE」
+モーター(THS II)
直列4気筒 2.5L
直噴エンジン
「Dynamic Force Engine」
+モーター(THS II)
最高出力 112kw(152ps)/
6,100rpm
131kW(178ps)/
5,700rpm
最大トルク 206Nm(21.0kgm)/
4,400-4,800rpm
221Nm(22.5kgm)/
3,600-5,200rpm
フロントモーター
最高出力
105kW(143ps) 88kw(120ps)
フロントモーター
最大トルク
270Nm(27.5kgm) 202Nm(20.6kgm)
リアモーター
最高出力
50kW(68ps) 40kW(54ps)
リアモーター
最大トルク
139Nm(14.2kgfm) 121Nm(12.3kgfm)
トランスミッション 電気式無段変速機
駆動方式 4WD(E-Four) 2WD(FF) 4WD(E-Four)
JC08モード燃費 21.4km/L 26.4~27.4km/L 26.3km/L
WLTPモード燃費 22.3km/L 21.6km/L
価格(10%) 3,844,500円〜
5,045,700円
3,580,000円〜
5,040,000円

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新型旧型の比較して思うこと

「TNGA-Kプラットフォーム」と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用し、ボディ剛性を高めた、更に最大熱効率40%以上を実現したエンジン直列4気筒 2.0L 直噴エンジン搭載 「Dynamic Force Engine」が搭載したことで今までのハリアーよりもワンランク上の上質で快適な走りが可能となった。新型ではハイブリッド仕様には2WD車を設定し選択肢を拡張した。4WD必要ない人も今までいたので価格を抑えてハイブリッド車に乗りたい人にはとてもいいことだろう。

インテリアも旧型も高級感があるが、更に「12.3インチのタッチスクリーン」「JBLプレミアムサウンド」や「ヘッドアップディスプレイ」を採用することで先進性や快適性がアップしている。どのグレードも価格は30万円ほどアップするが納得の装備だけに価格上昇は当然と言えそうだ。

次世代のToyota Safety Senseは今までのToyota Safety Senseに比べ、検知する精度や項目が増えたことで安全技術として格段に向上している。予防&快適装備も充実させた事で、更に圧倒的にドライバーの負荷を軽減される。旧型が時代遅れではないがこの3年あまりでの進化がそのまま反映されることになる。旧型からの乗り換えも視野に十分入るだろう。

トヨタ 新型 ハリアー 4代目 フルモデルチェンジ TNGA採用 2020年6月17日発売

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トヨタ

https://toyota.jp/

新型ハリアー

https://toyota.jp/harrier/new/

トヨタ ハリアー

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ハリアー

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