ホンダ フリードは、そのコンパクトなボディサイズながらも広い室内空間と使い勝手の良さで、ファミリー層を中心に高い人気を誇るミニバンです。本記事では、フリードの販売台数と生産台数の最新動向を詳しく解説し、この人気モデルが市場でどのようなポジションを築いているのかを明らかにします。
フリード:2022年 ミニバン販売台数No.1の座を獲得
2022年、フリードは年間販売台数61,963台を記録し、ミニバン市場において初の年間販売台数No.1の座を獲得しました。この快挙は、フリードが幅広い層のユーザーから支持されていることを示しています。特に、3列シートでありながら5ナンバーサイズというコンパクトなボディは、日本の道路事情に適しており、運転のしやすさや取り回しの良さが高く評価されています。
フリードシリーズ | フリードシリーズ | |
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2008年 | 50,646台 | - |
2009年 | 79,525台 | - |
2010年 | 74,248台 | 95,123台 |
2011年 | 45,750台 | 67,736台 |
2012年 | 73,543台 | 106,316台 |
2013年 | 48,778台 | 68,372台 |
2014年 | 39,963台 | 54,313台 |
2015年 | 30,774台 | 41,090台 |
2016年 | 40,975台 | 52,202台 |
2017年 | 79,940台 | 104,402台 |
2018年 | 67,799台 | 84,119台 |
2019年 | 69,254台 | 85,585台 |
2020年 | 59,648台 | 76,282台 |
2021年 | 55,250台 | 69,577台 |
2022年 | 61,963台 | 79,525台 |
累計 | 878,056台 | 1,114,813台 |
2023年の販売台数
2023年上半期の販売台数は、前年同期比でわずかに減少したものの、依然としてミニバン市場の上位に位置しています。特に、2023年6月の一部改良で標準装備が充実し、特別仕様車「BLACK STYLE」が投入されたことで、商品力がさらに強化されたことが、安定した販売台数を支えています。
2023年1年間の販売台数はなんと、77,562台と発売から7年目の車種とは思えない販売台数となっています。
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
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2023年1月 | 2,748台 | 3,059台 | 5,807台 |
2023年2月 | 3,167台 | 3,904台 | 7,071台 |
2023年3月 | 4,922台 | 7,270台 | 12,192台 |
2023年4月 | 2,279台 | 3,061台 | 5,340台 |
2023年5月 | 2,864台 | 2,990台 | 5,854台 |
2023年6月 | 3,078台 | 4,170台 | 7,248台 |
2023年7月 | 2,713台 | 3,330台 | 6,043台 |
2023年8月 | 2,072台 | 2,518台 | 4,590台 |
2023年9月 | 2,515台 | 3,324台 | 5,839台 |
2023年10月 | 2,150台 | 2,900台 | 5,050台 |
2023年11月 | 2,506台 | 3,337台 | 5,843台 |
2023年12月 | 3,126台 | 3,558台 | 6,684台 |
合計 | 34,140台 | 43,421台 | 77,562台 |
2024年販売台数
ホンダは、2024年6月にフリードのフルモデルチェンジを行い、2024年の販売台数を大幅に増やすことが期待されています。累計受注台数が約3万8000台に達したと発表しました。2024年6月28日の発売から約1か月で、月間販売計画6500台の約6倍にあたる好調な立ち上がりを見せました。
年月 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | 合計 |
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2024年1月 | 2,416台 | 2,171台 | 4,587台 |
2024年2月 | 3,036台 | 4,134台 | 7,170台 |
2024年3月 | 4,057台 | 5,475台 | 9,532台 |
2024年4月 | 2,124台 | 2,411台 | 4,535台 |
2024年5月 | 2,176台 | 2,103台 | 4,279台 |
2024年6月 | 1,750台 | 3,401台 | 5,151台 |
合計 | 15,559台 | 19,695台 | 35,254台 |
フリードが発売された2024年6月にフルモデルチェンジが発表され月間目標販売台数は6,500台となっています。
生産台数の推移と今後の見通し
フリードの生産台数は、国内市場の需要に応えるために安定的に推移しています。ホンダは、国内生産体制の強化を図っており、今後もフリードの生産台数を維持・拡大していく見込みです。
フリードの人気を支える要因
フリードの人気を支える要因は、コンパクトなボディサイズ、広い室内空間、2列目のシートにキャプテンシートを採用することでウォークスルー可能、使い勝手の良さだけではありません。優れた燃費性能、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」、多彩なシートアレンジなど、ユーザーのニーズに応える様々な機能が搭載されていることも、高い評価につながっています。
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編集部から一言
フリードは、今後も日本のミニバン市場を牽引する存在であり続けるでしょう。ホンダは、フリードのさらなる進化を通じて、ユーザーに「毎日ちょうどいい」クルマを提供し続けていくはずです。フリードの最新動向に注目し、この人気ミニバンの未来を見守りましょう。