レクサスはセダン新型ESのフルモデルチェンジを行い「ES300h」を「ES350h」に変更して、2025年10月に発売すると予想されます。現行「ES300h」は2018年10月24日に発売しており発売から丸7年でのフルモデルチェンジとなる。
マイナーチェンジは2021年8月26日に行われており、ちょうど3年とこのタイミングは切りがいい。新型「ES300h」のベースとなる「カムリ」2024年モデルは海外では一足先にフルモデルチェンジを発表している。2024年4月25日には、日本の特許庁に「ES350h」の商標登録を申請している(商願2024-044687)。さらに、電気自動車モデル日本の特許庁に「ES350e」「ES500e」の商標登録を申請している(商願2024-044688)(商願2024-044689)。
レクサス 新型「ES300h」フルモデルチェンジ について
新世代モデルとなる新しいエクステリアデザインを採用。
更に改良された直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」とハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し、ES300hからES350hに変更。
ハイブリッドだけではなくバッテリーEVモデル「ES350e」「ES500e」もラインアップ予定。
新しいレクサスの「12.3インチフル液晶メーター」を設定。
高解像度14インチワイドタッチディスプレイを採用。クルマと会話するような自然な発話での操作に対応した音声認識機能を搭載。無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応。
ドアハンドルに「e-ラッチシステム」を採用し、危険を検知した際にドア開放をキャンセルする「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を世界初採用。
ステアリングに、バリアブルラックギアを採用。
第3世代の「次世代Lexus Safety System+3.0 」全車標準搭載。
「Advanced Park リモート機能付き」 専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
レクサス 新型「ES」フルモデルチェンジ エクステリア について
エクステリアはキープコンセプトでありながら、デザインの変革。エクステリアデザインでは、新たな走りを予感させる、踏ん張り感のあるスタイルを表現。LEXUSの独自性を追求した「スピンドルボディ」という塊感のあるボディと、冷却機能を両立するフロントグリルが一体となった造形とした。ボディサイズは現行とほぼ同様となりそうだ。
レクサス 新型「ES」フルモデルチェンジ 最新の技術を採用
改良した第二世代「TNGA(Toyota New Global Architecture)「GA-Kプラットフォーム」」と呼ばれる新開発のプラットフォームとマルチリンク式サスペンション搭載することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。次世代「Lexus Safety System +」を全車標準搭載する。
レクサス 新型「ES」フルモデルチェンジ インテリア について
インテリアデザインでは、人間中心の「Tazuna Concept」に基づいた、クルマとドライバーがより深く直感的につながり、操ることを楽しめるドライバー席と、開放的で快適な居住空間の両立を目指した。新しいレクサスの「12.3インチフル液晶メーター」を設定する。
最新インフォテインメントシステムには「14インチタッチディスプレイ」を採用し音声認識にも対応。ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携する。
Android AutoやWi-Fiを通じた無線接続のApple CarPlayに対応し、DCMを利用した無線通信でソフトウェアの更新ができるOTAアップデート機能も搭載。使って、自然な会話のように操作できる音声認識機能も備わっている。
第3世代の「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載
第3世代の「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載する。更に、高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Park」を搭載。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。ソフトウェアアップデートOTA(無線通信)により、販売店へ入庫することなく先進安全装備の性能向上のためのソフトウェア更新を可能。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA)カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
アダプティブハイビームアシスト(AHS) LEDの点灯・消灯を細やかに制御することで、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光できるシステムです。ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高めて、夜間の優れた視認性を確保。
レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
レーントレーシングアシスト(LTA)レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
レクサス Lexus Safety System+ 搭載車種まとめ
予防安全装備
インテリジェントパーキングアシスト(巻き込み警報機能+バックガイドモニター機能+音声案内機能付)新機能追加。
インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
ドライブスタートコントロール シフト操作時における急発進を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与。
緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式)急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。
デジタルキー スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールすることで、この機能を有する車両に対してスマートフォンをデジタルキーとして使用可能。スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、エンジンスタートができ、所有するデジタルキーに対応した車が複数ある場合でも1台のスマートフォンだけで操作できる。スマートフォン間でデジタルキーの受け渡しが可能なため、家族や友人間で離れた場所での車両の貸し借りも容易に行える。
Advanced Park リモート機能付き 画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
レクサス 新型「ES」フルモデルチェンジ スペック について
ハイブリッドシステムが前輪駆動モデルに限定されなくなる。前輪駆動車とAWD車はどちらも同じ基本的な「2.5L直列4気筒エンジン」を使用し2つの電気モーターによって増強されていますが、前輪駆動バージョンが合計最高出力225hp (228PS) を発生するのに対し、全輪駆動車は合計最高出力232hp(235PS)。AWD 機能は必要に応じて作動する後部に取り付けられた3番目の電気モーターによって供給される。
スペック | ES350h |
---|---|
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最大出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リアモーター 最大出力 | 40kW(54ps) |
リアモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgfm) |
システム出力 | E-Four:232hp(235PS) 2WD:225hp (228PS) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー |
駆動方式 | 2WD/ 4WD(E-Four) |
乗車定員 | 5名 |
WLTCモード燃費 | -km/L |
価格 | -円 |
LEXUS ES300hについて
LEXUS ES300hを日本で2018年10月24日に発売した。日本での先行発表は9月12日に行われた。LEXUS ES300hは「デジタルアウターミラー」を量産車に世界初採用となる。
スピンドルグリルは、鋭利に折り返すフレームと波紋のように連続する縦フィン形状のグリルメッシュを組み合わせ、ESのシャープなノーズを強調する形状と、小型の3眼LEDヘッドランプは端整かつ鋭い表情。
デジタルアウターミラーを量産車に世界初採用。(価格261,000円)車両のフロントドア外側のカメラで撮影した車両左右後方の映像を、フロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示。カメラ部を雨滴が付着しにくい形状としたほか、ディスプレイを室内に搭載することで、天候の影響を受けにくい優れた視認性を確保している。
トヨタは新型プリウスからTNGAプラットフォームを採用し、次々と新型に投入している。それと同様に、レクサス新世代プラットフォーム「GA-K」を新型カムリに採用しており、当然ESにもこのプラットフォームを採用する。仕様やクラスを見ても新型カムリのレクサス版である。予防安全パッケージLexus Safety System +も採用される。
LEXUS ES300h 新開発LEXUSプラットフォーム「GA-Kプラットフォーム」を採用
TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを基盤とした新しいLEXUSプラットフォーム GA-Kプラットフォームと呼ばれる新開発のプラットフォームを採用し完全刷新する。高い空力性能を実現するなど、旧型モデルから大幅な進化を果たす。またボディのねじり剛性が先代モデル比でかなり向上している。高剛性化・低重心化のほか、ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションの採用や、ジオメトリーの最適化で、高い操縦安定性を確保している。新開発GA-Kプラットフォームにより、低く構えたスタイリングを実現する。
ダンパー新開発「スイングバルブショックアブソーバー」世界初採用。アブソーバーのストローク速度が極めて低い場合でも減衰力を発揮することで、応答性が良く上質な乗り心地を実現。
LEXUS ES300hのエンジンについて
LEXUS ES300hはハイブリッドシステムは小型化されたTHSⅡを採用し、バッテリーの位置など大幅に変更となる。エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。4代目プリウスに採用された小型・軽量・低損失化技術を継承し、2.5Lエンジン用ハイブリッドシステムを一新するとともに、高性能マルチステージTHSⅡを新開発した。
FRの新型カムリにも搭載される新2.5LのTHSⅡは、小型・軽量・低損失化技術と、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求している。マルチステージTHSⅡは、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する高い発進加速性能とダイレクト感溢れる走りを実現。高速走行時のシステム効率の向上に加え、高車速域でもエンジン間欠運転を可能にすることで高速燃費を向上している。
LEXUS ES300h 新型 直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン搭載 Dynamic Force Engine
高速燃焼技術、可変制御システムの採用。世界トップレベル最大熱効率40%(HV専用で41%)を実現する直列4気筒 2.5リッター直噴エンジンDynamic Force Engineと呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。
LEXUS ES300h スペックについて
スペック | ES300h |
---|---|
全長 | 4,975mm |
全幅 | 1,865mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,870mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/3,600-5,200rpm |
モーター最大出力 | 88kw(120ps) |
モーター最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
システム出力 | 155kw(211ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
駆動方式 | 2WD(FF) |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 | 23.4km/L |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L |
価格 | 580万円〜698万円 |
LEXUS ES300hとトヨタ カムリ比較 サイズについて
スペック | トヨタ 新型 カムリ | LEXUS ES300h |
---|---|---|
全長 | 4,910mm | 4,975mm |
全幅 | 1,840mm | 1,865mm |
全高 | 1,445mm | 1,445mm |
ホイールベース | 2,825mm | 2,870mm |
LEXUS ES300hとトヨタ カムリ比較
スペック | ES300h | カムリ |
---|---|---|
全長 | 4,975mm | 4,910mm |
全幅 | 1,865mm | 1,840mm |
全高 | 1,445mm | 1,445mm |
ホイールベース | 2,870mm | 2,825mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター最大出力 | 88kw(120ps) | 88kw(120ps) |
モーター最大トルク | 202Nm(20.6kgm) | 202Nm(20.6kgm) |
システム出力 | 155kw(211ps) | 155kw(211ps) |
トランスミッション | 電気式 無段変速機 | 電気式 無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオン バッテリー | リチウムイオン バッテリー |
駆動方式 | 2WD(FF) | 2WD(FF) |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
JC08モード燃費 | 23.4km/L | 33.4km/L |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L | - |
価格 | 580万円〜 698万円 | 329万8,320円〜 434万1,600円 |
レクサス ES300h マイナーチェンジ について
レクサスは「ES300h」のマイナーチェンジを行い日本では2021年8月26日に発売した。
エクステリア
「ES300h」のマイナーチェンジによりエクステリアのデザインを変更。メッシュパターンの新意匠スピンドルグリルはグリルの先端を起点に立体的な多面体構造とすることで押し出し感を強調。スピンドルをモチーフとしたブロック形状とメッシュパターンを組み合わせ、スポーティな印象とする。ヘッドライトには「BladeScan ®Adaptive High-beam Systemブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム[AHS]("version.L"、”F SPORT”に標準装備)」新薄型ランプユニット採用。標準仕様のES300hに装備される17インチホイールは、スポーク端部を太くして切削光輝加工の質感を強調、V字に重ね合わせることでスポーティな印象を付与。メーカーオプション設定される18インチホイールは、切削光輝加工とダークグレーメタリック塗装のコントラストが映える多軸スポークを採用。ボディカラーには「ソニックイリジウム」「ソニッククロム」を新設定。
ES300h "version.L"
ES300h ”F SPORT”
インテリア
インテリアはマルチメディアシステムをタッチディスプレイ化。
ディスプレイを約100mm近づけるとともに、角度を約5°傾けることでドライバーの手が画面隅まで届くように変更しました。画面にはガラス素材を採用し、視認性や操作性を向上。オーナメント加飾には、ラグジュアリーさを演出するウォールナット素材を採用。新開発の墨ブラックとダークブラウンを採用。また、ヘアラインの加飾に、レーザーで一本ずつ彫る加工方法を採用。ブラウン系「モーヴ」「ヘーゼル」を新たに採用。「ナノイーX」の採用。
ES300h "version.L"
ES300h ”F SPORT”
安全装備
進化した「Lexus Safety System +」を含む、先進予防安全技術の採用。「低速時加速抑制機能」「交差点右折時の対向直進車、歩行者検知」「緊急時操舵回避支援機能」「カーブ速度抑制機能」を追加。デジタルアウターミラー、デジタルインナーミラーともにカメラ性能を向上。
ES300h 特別仕様車“Graceful Escort” について
レクサスの「ES300h」は2022年7月28日に一部改良を行い特別仕様車「Graceful Escort」発売する。発売から約4年となる「ES300h」は一体どんな進化を遂げているのか?
特別仕様車“Graceful Escort”は、ES300h“version L”をベースに、ESらしい上質でラグジュアリーな空間や時間を楽しんでいただくことを狙いに、専用シートカラーとしてクリムゾン&ブラックを設定。本革シートやインストルメントパネルにクリムゾンステッチをあしらい、ステアリングには墨ブラックを使用。エクステリアでは、特別仕様車専用の塗装を施したスピンドルグリル、アルミホイールを採用、落ち着いた質感で大人の魅力に溢れたスタイルとした。
一部改良する「ES300h」はマルチメディアシステムとコネクティッドサービスを搭載
ナビゲーションディスプレイをマルチメディアシステムとコネクティッドサービスを刷新。
「デジタルキー」をはじめ「リモートエアコン」を設定。
新たにタッチディスプレイを採用。タッチパッド「リモートタッチ」が廃止、「ドリンクホルダー」再生用とデバイス充電用の「USB-Aポート」と「USB-Cポート」を新たに採用。
ハイブリッドエンブレムをブラックに変更。
「microSDカードスロット」「CD/DVD/Blu-rayプレイヤー」を廃止する。
「NX」「RX」と同様にマルチメディアシステムとコネクティッドサービスを刷新。センターコンソールが改良され、2つのカップホルダーと、再生用とデバイス充電用のUSB-AポートとUSB-Cポートがそれぞれ提供。便宜上、ワイヤレス充電トレイはコンソールボックスの内側から外側に移動。
最新のマルチメディアシステムと、コックピットの使い勝手の向上
マルチメディアシステム、コネクティッドサービスを刷新。
大型化/高解像度化した12.3インチタッチディスプレイを採用、直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを搭載。
G-Link機能を大幅に拡充する、お客様の日常使いに即したサービスを提供。またOTAソフトウェアアップデートによるマルチメディアシステムの最新化。
ディスプレイのタッチスクリーン化に伴い、インパネ及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化。インパネセンターに搭載していたシートヒータースイッチ等をコンソール上部に配置し、それによって生まれたコンソール前方のスペースに再生用とデバイス充電用の「USB-Aポート」と「USB-Cポート」を2個新たに設定。加えて、おくだけ充電のスペースも移動し、上部にLED照明も追加することで使い勝手を向上。
一部改良する新型「ES300h」価格・グレード
グレード | 価格(10%) |
---|---|
ES300h | 6.020,000円 |
ES300h F sport | 6,540,000円 |
ES300h version L | 7,180,000円 |
ES300h 特別仕様車 “Graceful Escort” | 7,280,000円 |
レクサス ES300h スペックについて
スペック | ES300h |
---|---|
全長 | 4,975mm |
全幅 | 1,865mm |
全高 | 1,445mm |
ホイールベース | 2,870mm |
エンジン | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
モーター最大出力 | 88kw(120ps) |
モーター最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
システム出力 | 155kw(211ps) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
駆動方式 | 2WD(FF) |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 | 23.4km/L |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L |
価格 | 580万円〜698万円 |
レクサス 新型「ES」フルモデルチェンジ Q&A
- レクサスESの次期型はいつ発売されるの?
-
レクサスES次期型のワールドプレミアは、最速で2024年内と予想されています。
- 次期型ESはGA-Kプラットフォームを採用するの?
-
はい、次期型ESは、現行型カムリと同じくGA-Kプラットフォームを採用する見込みです。これにより、高速安定性や剛性が向上すると予想されます。
- 次期型ESのボディサイズは現行モデルと比べてどう変わるの?
-
ボディサイズは、現行型とほぼ同じになると予想されています。
- レクサスESの次期型はハイブリッドとBEVのラインアップがある予定なの?
-
はい、次期型ESは、ハイブリッドとBEV(電気自動車)の両方のラインアップが用意される予定です。「ES300e」や「ES500e」といった名称で商標登録されています。
- 次期型ESのデザインにはどんな特徴がある予定なの?
-
現行モデルのエレガントなスタイルを踏襲しつつ、より洗練されたデザインになると予想されます。スピンドルグリルは引き続き採用される見込みですが、EVモデルではグリルレスのデザインが採用される可能性もあります。
- 次期型ESには新技術が搭載されるのか?
-
はい、最新の安全技術や運転支援技術が搭載される見込みです。EVモデルには、高度なバッテリーマネジメントシステムや充電技術が採用される可能性があります。
- 次期型ESの価格帯は現行モデルと比べて上昇するのか?
-
現行モデルと比べて上昇する可能性があります。特にEVモデルは、バッテリーやモーターのコストが高いため、高めの価格設定になると予想されます。
- 次期型ESは日本市場においても発売されるのか?
-
はい、次期型ESは、日本市場においても発売される予定です。
- 次期型ESと新型カムリの関連性はあるのか?
-
次期型ESは、海外で発売されている新型カムリとプラットフォームを共有するため、設計や技術面で共通点が多いと予想されます。
編集部から一言
レクサスにとって「ES300h」は今回レクサスとして正常進化を果たし、インテリアを一新することで見た目以上に乗ったときに進化を感じるモデルとなる。安全装備の充実や最新装備により頼れる一台となる。日本市場では、セダン車が減少しており、トヨタのカムリが2023年で販売を終了しており、次期ESはその層も担うことになります。大幅な進化が期待できるので、新しい情報が入り次第お知らせいたします。
レクサス ES300h