トヨタは新型カローラに新型コンパクトSUV「カローラ クロス」をラインナップし日本モデルを2021年9月14日に発売する。競合車種となるホンダは新型「ヴェゼル」のフルモデルチェンジを行い2021年4月22日発表に4月23日発売する。スペックを元に競合比較してみた。
新型 ヴェゼル 仕様について
フルモデルチェンジした「ヴェゼル」は4代目 新型「フィット」をベースに開発。Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。取り回しのしやすい、コンパクトなボディーサイズや、多彩なシートアレンジはそのままに、より力強く美しいエクステリアのプロポーションへ進化させた。ヘッドライトには「LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)」を採用。「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。写真を見てわかる通り、リアは流麗なクーペフォルムとしている。全長4,340mm、全幅1,790mm、全高1,590mm、ホイールベース2,610mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。
解放感のあるサンルーフには「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」を採用する。2トーンのエクステリアカラー、トリコロールの加飾や「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)」も採用。
インテリアパネルは水平・直線基調のデザインとし、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考え方に基づく視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置、視界を良くする。メーターには新型「アコード」「インサイト」などに採用されている「4.2インチor7.0インチインストルメントクラスター」を採用。インテリアのフロントシートには上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した、新世代の「ボディースタビライジングシート」を採用し長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現したシート構造とした、「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれる。「テレスコピック&チルトステアリング機構」を採用したことで大きい方から小さい方までベストなポジションで運転が可能となる。「パーキングブレーキシステム」を採用する。センターディスプレイには「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。
1.5L i-VTECエンジン+「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用。WLTCモード燃費24.8km/Lとなる。「e:HEV」はNORMAL、SPORT、ECONと3つの異なる走行モードを選択可能。また、Dレンジ、Bレンジ、減速セレクターにて、アクセルオフ時の異なる減速度合いを選択することが可能。
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ホンダ 新型 ヴェゼル フルモデルチェンジ e:HEV搭載 2021年4月23日発売
新型 カローラクロス 仕様について
「TNGAプラットフォーム(GA-C)」を採用、上質な走りと快適な乗り心地、静粛性を実現。また、快適性能に加えて、広々としたキャビン、乗降性の良さ、あらゆるシーンで使用いただけるクラストップレベルのラゲージスペース、カローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求。 全長4,490mm、全幅1,825mm、全高1,620mm、ホイールベース2,640mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。
「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、お客様の期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指し開発。
「カローラ」シリーズに採用される「Cマーク」を採用。さらにそれに伴い国内専用フロントグリルを採用したことでかなり顔つきが違う。ヘッドライトはBi-Beam LEDヘッドライト+LEDデイライトに加えLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)(上位グレード Z )を採用する。
新型トーションビームサスペンションによる安定したフラットな走り、広い居住空間とクラストップレベルのラゲージスペースを実現。クラストップレベルの荷室容量(487L/440L)。
ディスプレイオーディオ(7インチまたは9インチ)を標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。
「Toyota Safety Sense」を搭載、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を(G“X”)以外標準装備。 「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」(サポカーS〈ワイド〉対象車対象車となる。リヤクロストラフィックアラート(RCTA)後退時の死角を検知し、注意を喚起を採用。
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トヨタ 新型 カローラ クロス クロスオーバーモデル 日本 2021年9月14日発売
ホンダ 新型 ヴェゼル VSトヨタ 新型 カローラクロス ボディサイズ比較
カローラクロス の方が大きく、全長+150mm、全幅+35mm、全高 +30mm 、ホイールベース+30mmとなっている。
スペック | 新型ヴェゼル | 新型カローラクロス |
---|---|---|
全長 | 4,340mm | 4,490mm |
全幅 | 1,790mm | 1,825mm |
全高 | 1,590mm | 1,620mm |
ホイールベース | 2,610mm | 2,640mm |
ホンダ 新型 ヴェゼル VSトヨタ 新型 カローラクロス ハイブリッドモデル比較
スペック | 新型ヴェゼル | 新型 カローラクロス |
---|---|---|
エンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) | 直4 DOHC 1.8L + モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,600-6,400rpm | 72kW(98ps)/ 5,200rpm |
最大トルク | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm |
モーター 最高出力 | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm | 53kW(72ps) |
モーター 最大トルク | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm | 163Nm(16.6kgm) |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD (E-Four) |
WLTCモード 燃費 | 24.8km/L(2WD) 22.0km/L(4WD) | 26.2km/L(2WD) 24.2km/L(4WD) |
価格(10%) | 2,658,700円〜 3,298,900円 | 2,590,000円〜 3,199,000円 |
最後に一言
新型ヴェゼルはハイブリッド(e:HEV)を搭載しWLTCモード燃費24.8km/Lと素晴らしい燃費を兼ね備えている、カローラクロスがWLTCモード燃費26.2km/Lに軍配があがる。価格面でもカローラクロスの方が安い。デザインは好き好きがあるのでなんとも言えないが「カローラクロス」のライバル車種となることは間違いなさそうだ。
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