2022年4月13日(現地時間)に「ワールドカーオブザイヤー2021」ワールドカー賞受賞者を発表しヒョンデ「アイオニック 5」受賞した。
World Car of the Year 2021
ヒョンデ「アイオニック 5」
EV専用モデルである「IONIQ 5(アイオニック 5)」。専用「BEVプラットフォームE-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を採用。現代自動車グループの専用BEVアーキテクチャに基づいて構築されており、細長いホイールベース上で独自のプロポーションを持つ。IONIQ 5は、E-GMPを使用して、多くのタッチポイントで環境に優しい素材を使用した革新的なインテリアデザイン、超高速充電とVehicle-to-Load(V2L)機能を組み合わせた強力なパフォーマンス、高度な接続機能とドライバー支援機能を提供する。
World Luxury Car 2021
Mercedes-Benz EQS
電気自動車モデルの高級セダン「EQS」は、新しい専用EVプラットフォームに搭載。ボディサイズは全長5,216mm、全幅1926mm、全高1512mm。ボディの信じられないほどの0.20Cdを実現。EQS450 +のモーターには最高出力245kW(329hp)と最大トルク419lb ft、0-100km/h加速6.2秒、最高速210km/h、WLTP航続距離は最大770km。「EQS580 4MATIC」のモーターには最高出力385kW(516hp)と最大トルク630lb ft、0-100km/h加速4.3秒、最高速210km/h、WLTP航続距離は最大770km。
World Performance Car
アウディ e-tron GT
フラッグシップとなる「e-tron GT」4ドアクーペEVモデルである。ボディサイズは全長4,990mm、全幅1,965mm、全高1,415mm、ホイールベース2,898mmとなる。空気抵抗係数(cd値)は0.24cdと歴史の中で最も低い抗力係数を達成。
World Electric Vehicle of the Year
ヒョンデ「アイオニック 5」
World Urban Car
トヨタ ヤリス クロス
ベースは新型「ヤリス」である。世界的に人気のクロスオーバーSUV市場に新たにC-HRよりも小さいBセグメントを発売する。専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。
ワールドカーオブザイヤーについて
「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー (World Car of the Year 、WCOTY)」とは、25か国・66人の国際的自動車ジャーナリストにより選考される自動車賞である。その年に、世界各地域・各国で発売される新車を平等に評価・投票するものとして、2004年に創設された。選考の対象となる自動車は、該当年の1月1日の時点で2つ以上の大陸にまたがる5か国以上で販売されていることが条件である。毎年4月に、ニューヨーク国際オートショー会場で、表彰式を行う。2009年には、組織名を「World Car Awards」に変更した。
ワールドカーオブザイヤー2022 ファイナリスト
日本車ではトヨタ「GR86」スバル「BRZ」レクサス「NX」ホンダ「シビック」がノミネートしている。
Audi Q4 e-tron
アウディは新型EV(電気自動車)新型「Q4 e-tron」「Q4 Sportback e-tron」を2021年4月14日(現地時間)にオンラインにてワールドプレミアを行った。アウディのEVとしては初めてのコンパクトSUVで、フロアの下にバッテリーを格納するコンセプトを採用。
Cupra Formentor
Genesis G70
Honda Civic
ホンダは新型「シビック」のフルモデルチェンジを行い11代目として日本モデルは2021年9月3日発売した。ホンダは新型「シビック」にハイブリッド「e:HEV 」モデルを追加し日本では2022年7月に発売する。
Hyundai Tucson
Lexus NX
レクサスはクロスオーバーSUV「NX」のフルモデルチェンジを行い日本では2021年10月7日に発売する。エクステリアは。次世代LEXUSのデザインランゲージ確立に向けた挑戦として、運動性能や機能に寄与するプロポーションに根差した“独自性”と、テクノロジーに根差した“シンプリシティ”の追求を目指した。フルデジタルメーター「9インチor14インチ大型ワイドタッチスクリーンナビゲーションシステム」を搭載。「SmartDeviceLink™」「Apple CarPlay」と「Android Auto™」を採用。「デジタルインナーミラー」やセンターコンソールに使い勝手のいいデザインを採用。
Toyota GR86 / Subaru BRZ
トヨタは新型「GR 86」のフルモデルチェンジを行い日本モデルを2021年10月28日に発売する。旧型モデルは2012年3月28日発売を開始しており、丸9年でのフルモデルチェンジとなる。姉妹車であるスバルの新型「BRZ」も同時に披露、公開した。キープコンセプトであるが旧型よりも曲線的なボディワークを採用、フロントエンドには異なるバンパーとボンネット、幅の広いフェンダー、そしてもちろん新しいヘッドライト採用。ブーツに統合されたリアスポイラーと最新のLEDヘッドライトのセット。ツインエキゾーストパイプとワイドヒップフェンダーのセット。スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用。
ワールドカーオブザイヤー2022
https://www.worldcarawards.com/web/2022_results.asp
https://www.worldcarawards.com/web/eligible_vehicles.asp?cat=1