スバルは、トヨタ自動車のハイブリッドシステム「THS(TOYOTA Hybrid System)」を採用した次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤より生産開始するなど、電動車開発の拡大・加速に向けた国内生産体制の再編計画を2022年5月12日の決算説明会で発表した。
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スバル 電動車開発の拡大・加速に向けた国内生産体制の再編計画
THSを採用する次世代e-BOXER搭載車を2020年代中盤に投入、2027年以降に、ガソリン車とBEV混流ラインに加えてBEV専用ラインを追加する計画。
トヨタ自動車のハイブリッドシステム
トヨタ自動車は、電動車の普及に向けた取り組みの一環として、モーター・PCU(パワー・コントロール・ユニット)・システム制御等の車両電動化関連の技術について、トヨタが保有している特許実施権を無償で提供、電動車を開発・製造するために、トヨタが保有するパワートレーンシステムを活用する場合に技術サポートを実施すると2019年4月3日に発表した。
トヨタとスバル
トヨタがスバルと共同開発し、スバルが生産、トヨタが販売するFRレイアウトのスポーツカー「86」「BRZ」を2012年4月6日から販売。
2016年トヨタ自動車とSUBARUはハイブリッド技術での協力を受け、新型86、新型BRZの次期モデルの開発を進めていることを明らかにした。
2019年9月、SUBARUと「新たな業務資本提携」に合意、新型BEV「TOYOTA bZ4X」の共同開発など、新たな領域での「もっといいクルマづくり」を加速させる一方、「スポーツカーのワクワク・ドキドキ、走る愉しさを守り続けたい」との思いを共にし、両社の個性を引き出したスポーツカーを共同開発。
2021年10月28日フルモデルチェンジを行い2代目「GR 86」「BRZ」発売する。
トヨタ、SUBARUで共同開発したe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用したBEV車(バッテリー電気自動車)「bZ4X」「ソルテラ」を発売する。
SUBARU
https://www.subaru.co.jp/ir/library/results.html