トヨタ 新型 TJクルーザー FJクルーザー後継モデル TNGA採用 2024年発売

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トヨタはFJクルーザーの後継モデルとして新型TJクルーザーを2024年に発売する予定だ。2017年5月25日、トヨタは米国特許商標庁に「TJクルーザー」を商標登録した。

目次

新型 TJクルーザー について

2017年4月14日から開催されるニューヨークモーターショー2017にてFT-4Xconceptを初公開した。既に、「Future Toyota 4×4」を意味するFT-4Xを米国で商標登録している。FJクルーザーの後継モデルのコンセプトであるFT-4Xconceptは新型TJクルーザーである。

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Tj CRUISER

第45回東京モーターショー2017(2017年10月27日(金)~11月5日(日))にて量産モデルに近い「Tj CRUISER」を正式発表した。2018年11月26日〜12月9日に開催されるロサンゼルスモーターショー2018にて「Tj CRUISER」公開した。

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Tj_CRUISER

VANのようなユーティリティの高さを感じられるスクエアなキャビンに、SUVらしい大径タイヤによるしっかりとした足回りと、力強いフロントビューを融合。VANとSUVそれぞれの良さを両立させた新ジャンルを表現した。ボンネットとルーフ、フェンダーなどには、無造作に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を採用。

Tj_CRUISER
Tj_CRUISER
サイズTJ CRUISER ボディサイズ
全長4,300mm
全幅1,775mm
全高1,620mm
ホイールベース2,750mm
乗車定員4人

新型 TJクルーザー TNGA(Toyota New Global Architecture)採用

2015年12月9日に発売した4台目の新型「プリウス」の技術を多数採用する。TNGA(Toyota New Global Architecture)GL-Cと呼ばれる新開発のプラットフォームを基盤としたGA-Cプラットフォームの採用に加え、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大と、ドア開口部環状構造の採用により、ボディの高剛性化を実現。新世代エンジン「Dynamic Force Engine」と ハイブリッドシステムは小型化されたTHSⅡを採用する。パワートレーンなど全てにTNGAを導入。

TNGAではパワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させていく。新プラットフォームは、アンダーボディやサスペンションを刷新・新開発するとともに、パワートレーンユニットを低重心・低配置化することで、クラストップレベルの低重心高を実現。低く構えた、かっこいいデザイン、気持ち良いハンドリング、質感の高い乗り心地、安全・安心をお届けする衝突安全性能などに貢献。骨格構造の見直しなどにより、ボディ剛性の向上(従来比30~65%向上)を図るとともに、ボディ接合にレーザー溶接技術を採用することなどでボディ剛性を更に高めていく。エンジンの熱効率やトランスミッションの伝達効率を向上させることで、パワートレーンシステム全体(エンジン・トランスミッション)で燃費は約25%、動力性能は約15%以上向上。

TNGA
TNGA(Toyota New Global Architecture)

更にエンブレムやインテリアのメーターパネルを見る限り、ハイブリッド仕様であることがわかる。

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新型 TJクルーザー エンジンについて

エンジンには新型カムリと同じ最大熱効率40%以上を実現したエンジン直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン搭載 D-4Sが搭載される。ハイブリッドモデルにもこのエンジンを採用し、より小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し燃費向上を果たす。カムリハイブリッドと同様の2AR-FXE 2.5L 直4 DOHC+モーターを採用しの燃費はJC08モード燃費:24km/Lとなる。今回は全てにおいてカムリベースとなった、更にフルTNGAを採用したことで大きな進化を遂げた。

ガソリン車用 直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン搭載 D-4S

高速燃焼技術、可変制御システムの採用。世界トップレベル最大熱効率40%(HV専用で41%)を実現する直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」と呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、 多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。

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2.5L 直噴エンジン Dynamic Force Engine
スペックD-4S
エンジン直列4気筒2.5L直噴エンジン
最高出力151kW(205ps)/6,600rpm
最大トルク250Nm(25.3kgm)/5,000rpm
トランスミッションDirect Shift-CVT
駆動方式2WD(FF)/4WD

新型TJクルーザーハイブリッド車用 マルチステージTHSⅡ

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4代目プリウスに採用された小型・軽量・低損失化技術を継承し、2.5Lエンジン用ハイブリッドシステムを一新するとともに、高性能マルチステージTHSⅡを新開発した。

2.5LのTHSⅡは、小型・軽量・低損失化技術と、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求している。

マルチステージTHSⅡは、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する高い発進加速性能とダイレクト感溢れる走りを実現。高速走行時のシステム効率の向上に加え、高車速域でもエンジン間欠運転を可能にすることで高速燃費を向上している。

スペックD-4S +モーター(THSⅡ)
エンジン直列4気筒 2.5L 直噴エンジン
+モーター
最高出力131kW(178ps)/
5,700rpm
最大トルク221Nm(22.5kgm)/
3,600-5,200rpm
モーター最高出力88kw(120ps)
モーター最大トルク202Nm(20.6kgm)
システム最大出力155kw(211ps)
トランスミッション電気式無段変速機
駆動方式2WD/4WD(E-Four)
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先読みエコドライブ (ハイブリッドシステム)

LEXUS UX250h にも搭載されている先読みエコドライブを搭載。ナビゲーションが減速・停止する地点を予測してアクセルOFF後に効率的にエネルギを回生するよう制御しハイブリッドに充電する。

4WD「Dynamic Torque Vectoring AWD」

トヨタ新型TJクルーザーには新型「RAV4」などに搭載される、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用する。「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することで、コーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮。2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載。

新型 TJクルーザー インテリア

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助手席側の前後シートがフルフラットとなり、サーフィンのロングボードなど、約3メートルまでの長尺物の室内への積載が可能。座席シートの裏側やデッキボードなどに多数の固縛ポイントを設け、小さな荷物から長尺物まで自由に固定可能とした。また、バックドアの開口スペースを広く取ることで、自転車など大きな荷物の出し入れを容易にした。運転席側の後部座席は、シートクッションを前側に立てることで、買い物袋などの荷物を置けるスペースが出現。横からの大きな荷物の出し入れや、ファミリーで使っても乗り降りに便利な大開口スライドドアを採用。

新型 TJクルーザー 第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 採用

2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の次世代 Toyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。上記の通り、トヨタセーフティセンスのプリクラッシュブレーキでは、歩行者との相対速度が約30km/h以内の場合に衝突回避を支援し、車両の場合だと10km/h~最高速の幅広い速度域で作動する。

旧型のトヨタセーフティセンスPに比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。プリクラッシュセーフティに昼間の自転車の運転者や夜間の歩行者の検知機能を追加した。ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、PCSに歩行者検知機能を付加。対歩行者の衝突回避支援/被害軽減を可能にするとともに、レーダークルーズコントロールも装備する。

歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。

ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。

レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。

オートマチックハイビーム(AHB) カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。

レーダークルーズコントロール 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。

レーントレーシングアシスト(LTA) レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。

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新型 TJクルーザー 予防安全装備

インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ静止) アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。

先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。

緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式) 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。

デジタルインナーミラー 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。

8インチディスプレイオーディオを標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。車載用ナビ機能、「T-Connect ナビキット」もオプション設定。さらに、専用通信機DCMを全車に標準搭載し、T-Connectサービスを3年間無料で提供。

新型 TJクルーザー トヨタ ディスプレイオーディオについて

スマートフォンをUSBケーブルで接続することで連携が可能(「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応 オプション、SDL(Smart Device Link)「TCスマホナビ」「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)となり、日常利用している地図アプリや音楽などをディスプレイで操作・利用が可能。

「SDL(Smart Device Link)」対応アプリ(「LINEカーナビ」「LINE MUSIC」など)であれば標準で連動が可能。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を仕様する場合にはTV(フルセグ)+Apple CarPlay+Android Autoのセットオプション価格33,000円[税込]の申し込みが必要となる。

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新型 TJクルーザー T-Connect DCMパッケージ 全車標準搭載

新型TJクルーザーはDCMを標準搭載。トヨタは2002年から車載通信機DCMを実用化。2011年にトヨタスマートセンター、クラウドを構築している。T-Connect SDナビゲーションシステムとDCMが装備され3年間無料クルマ見守り、マップオンデマンド、エージェント、オペレーターサービスが可能。

マップオンデマンド(3年間無料) 新しい道路情報を自動更新してくれる。

エージェント(音声対話サービス) 話しかけるだけでエージェントが目的地を探してくれる。

エージェント(先読み情報案内サービス) 行き先を予測して役立つ情報を教えてくれる。

LINEマイカーアカウント LINEを通じて、ナビの目的地登録や天気・距離・所要時間・給油要否・出発時間の確認。

オペレーターサービス 24時間365日、専用オペレーターがナビ操作を行う。マイカーSecurity[アラーム通知/車両の位置追跡・警備員の派遣/エンジン始動通知/カーファインダー(停車位置確認)/うっかり通知/リモート確認]車両盗難・車上荒らしなどがあった時や、ドアロックの閉め忘れなどがあった時、さらに自車の位置を確認したい時、メールやスマートフォンを通じて適切な対応が行えます。

ヘルプネット(ワンタッチタイプ)【車内専用ボタン付】 突然の事故や急病時に、専門オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、迅速な緊急車両の手配を行います。

リモートメンテナンスサービス [eケア(走行アドバイス)]警告灯点灯時に、お客様から販売店にお問い合わせされた場合、またはトヨタ販売店からお客様にご連絡する場合に、クルマから発信される情報を基に適切なアドバイスが可能です。[eケア(ヘルスチェックレポート)]クルマのバッテリーの状態、警告灯点灯状態などについて、T-Connectスマホアプリで確認できます。またトヨタ販売店からは、クルマから発信される情報をもとに最適なメンテナンスのアドバイスが可能です。 [マイカーカスタマイズ]車両カスタマイズ項目の一部分を、T-Connectスマホアプリより遠隔で設定可能です。

新型 TJクルーザー 予想スペック

スペック 新型 TJクルーザー
全長 4,300mm
全幅 1,855mm
全高 1,620mm
ホイールベース 2,750mm
エンジン 直列4気筒 2.5リッター
直噴エンジン D-4S 
+モーター(THSⅡ)
直列4気筒2.5L
直噴エンジン D-4S
最高出力 131kW(178ps)/
5,700rpm
151kW(205ps)/
6,600rpm
最大トルク 221Nm(22.5kgm)/
3,600-5,200rpm
250Nm(25.3kgm)/
5,000rpm
モーター
最大出力
88kw(120ps)
モーター
最大トルク
202Nm(20.6kgm)
システム出力 155kw(211ps)
トランス
ミッション
電気式無段変速機 Direct Shift-CVT
バッテリー リチウムイオン
バッテリー
駆動方式 2WD/4WD(E-Four) 2WD(FF)/4WD
乗車定員 5名
JC08モード燃費
WLTCモード燃費
価格

FJクルーザーについて

FJ_CRUISER

伝説的なFJ40型「ランドクルーザー」の現代版として発売しているビッグサイズのSUVである。もともとは北米市場専用車種として開発され2006年3月末 から北米で発売開始。個性的な外観を持つことから日本にも根強いファンがおり、一定の需要が見込めることから2010年12月4日より日本国内でも正規販売された。

シャーシはランドクルーザープラドと共通の構成のラダーフレームを採用。エンジンにはタコマ、4ランナー、プラドと共通のV型6気筒 4.0 Lの1GR-FE型が搭載。乗降用ドアは両側面ともピラーレス(ドアに内蔵)の観音開きを採用。前席のシートベルトも後ろのドアに組み込まれており、後ろのドアのみを開けることはできない構造になっている。価格は300万円台と手ごろである。

2013年11月5日 北米トヨタ、北米仕様の生産終了を発表。2014年2月の特別仕様車の納車をもって北米での販売が終了。

2016年8月末北米仕様を除く日本向け仕様(各国向け仕様を含む)が全て生産終了とアナウンスされた。それ以後は各国向け仕様共々、在庫販売分のみの対応となるが、これにより問い合わせが急増、1年あまり生産を延長し2017年8月までとなる。

スペックFJクルーザー
全長4,635mm
全幅1,905mm
全高1,840mm
ホイールベース2,690mm
エンジン4.0L V型6気筒DOHC 1GR-FE
最高出力203kW(276PS)/5,600rpm
最大トルク380N·m(38.8kgf·m)/4,400rpm
トランスミッション5速AT/6速MT
JC08モード燃費8.0km/L

新型FT-4Xについて

トヨタは新型86のコンセプト「FT-86」新型スープラのコンセプト「FT-1」などFuture Toyotaの略であるFTという記号をコンセプトカーに使う。

FT-4Xconceptのコンセプト動画

Toyota-FT-86
FT-86

海外メディアのAuto Guideが、2016年10月10日付けでトヨタから新たな登録商標「FT-4X」が出願されていると発表した。FTに続く「4X」という数字から、FJ40系ランドクルーザーを意味し現代版となるFJクルーザーの後継であると推測できる。

FT-1
FT 1

新型FT-4X conceptについて

トヨタSUV伝統を引き継ぐ小型サイズのクロスオーバーSUVとし、都市部在住の「ミレニアル世代」(30代半ばまでの若者世代)をターゲットにしている。TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、広い室内空間、低重心化、高いボディ剛性をはかることができる!!

新型FT-4X concept ボディサイズ

サイズFT-4X concept
全長4,249mm(167.3inch)
全幅1,623mm(63.9inch)
全高1,821mm(71.7inch)
ホイールベース2,639mm(103.9inch)

ニュースリリースより

TOYOTA FT-4Xのデザインテーマは「Rugged Charm(頑丈で魅力的)」。エクステリアでは、「X(エックス)」をモチーフにした特徴的なスタイリングとしつつ、グリルは水平基調を採用してTOYOTAの伝統的なSUVデザインも踏襲。また、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーのプラットフォームを採用し、4WD性能も搭載することで、走る楽しさやタフユース性能も備える。さらにインテリアでは、取り外し可能で外でも使えるオーディオやルームライト、飲料用ボトルとして使えるドアハンドル、センターコンソールに収納して普段はアームレストとして機能する寝袋など、アウトドアシーンで役立つユニークな装備やデザインを数多く採用することで、いつ・どんな場所からでもアウトドアに出かけて、活躍できるクルマを目指した。

Caltyの社長を務めるケビン・ハンター(Kevin Hunter)は「今回、私たちは、クロスオーバー車が都市部や郊外でのアウトドアシーンに付加できる楽しさや新たな価値を追求した。TOYOTA FT-4Xは、スタイリングと機能が融合したクルマであり、思いやりと魅力にあふれた装備を通じて、アウトドアでの楽しさと利便性を提供することができるクルマだ」と語った。また、スタジオ・チーフ・デザイナーのイアン・カルタビアーノ(Ian Cartabiano)は「デジタルなインターフェースが多用される現代でも、メカニカルなデザインや機能の満足感は重要だと考えており、TOYOTA FT-4Xのデザインや装備の多くはその考えをもとに企画した。お客様にはこのクルマと接してワクドキを感じて欲しい」と述べた。

※1 Future Toyota – Four-Wheel Drive Crossoverの意味

仕様などについては今後情報が入り次第お伝え致します。

トヨタニュースリリース

https://global.toyota/jp/detail/16303802/

https://global.toyota/jp/detail/19001195/

トヨタ

https://toyota.jp

Tj_CRUISER

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この記事を書いた人

最新自動車情報 編集部 日本車から外車まで幅広い情報を紹介致します。フォローお願い致します。

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