トヨタは「ランドクルーザー70」通称「ランクル70」を約9年ぶりの再再販を日本モデルは2023年11月29日発売する。2023年8月2日に「ランドクルーザー250(ランクル250)」と同時に新しい「ランドクルーザー70」を正式発表した。価格は4,800,000円の1グレードのみ。
今回のランドクルーザー70 「ランクル70」 はどんな仕様なのか?
待望のクリーンディーゼル「2.8L 直4 DOHCクリーンディーゼルエンジン」搭載。
前回の復刻モデルは全く異なるのがToyota Safety Sense 全車標準搭載。
「デュアルモードオートマチックロッキングハブ」を採用。
再再販でも変わらずサスペンションを支える骨格「ラダーフレーム」構造を採用。
「ランクル70」は2004年に生産が中止となったが、2014年8月25日から2015年6月30日までの期間限定で販売し10年ぶりに再販をした。2023年から2024年は発売から40周年であり再再販となる。
前回の復刻モデルはプラドと同じV6DOHC 4L エンジンが搭載、最高出力:170kW(231PS)/5200rpm、最大トルク:360Nm(36.7kgm)/3800rpmであったが、今回は、同じくプラドに採用している日本で厳しい排ガス規制をクリアしている待望のクリーンディーゼル「2.8L 直4 DOHCクリーンディーゼルエンジン」最高出力150kW(204ps)/3,400rpm、最大トルク500Nm(51.0kgm)/1,600-2,800rpmを採用する。先代のトランスミッションは5MTのみの設定だったが今回から6速ATのみとなる。
前回の復刻モデルは全く異なるのがToyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。更に「レーダークルーズコントロール」を採用している。
再再販モデルでも変わらず、悪路走破性の高い、耐久性と信頼のある「ラダーフレーム」を採用。左右輪がつながっているリジットアクスル式サスペンションを採用。対地キャンバー変化が少なく、ホイールストロークを大きくとれることが特徴。また、左右輪がつながっていることは、一方の車輪が押し上げられると、もう一方が押し下げられる効果も得られるため、悪路走破性に寄与。
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 エクステリア について
エクステリアは再販モデルと同様にヘッドライトは丸目を採用し力強いデザインとした。オーストラリアで発売されたランドクルーザー70シリーズ70周年記念特別版と同様にフロントグリルを「TOYOTA」することで以前の再販モデルと異なるエクステリアとなる。ボディサイズは、全長4,890mm、全幅1,870mm、全高1,920mm、ホイールベース2,730mmとした。先代モデルよりも全長が80mm程拡大した。
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 インテリア について
インテリアは再販モデルからステアリングホイール、シフトノブ、スピードメーターを変更(スピードメーターとインフォメーション用の液晶ディスプレイを組み合わせ)し現代モデルに近いデザインに変更されている。レザーシートが用意される。
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 エンジン について
同じくプラドに採用している日本で厳しい排ガス規制をクリアしている待望のクリーンディーゼル「2.8L 直4 DOHCクリーンディーゼルエンジン」最高出力150kW(204ps)/3,400rpm、最大トルク500Nm(51.0kgm)/1,600-2,800rpmを採用する。
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 デュアルモードオートマチックロッキングハブ
前輪にはオートとマニュアルを切り替えられるロッキングハブが標準装備。二輪駆動走行時には静粛性と燃費向上に貢献し、滑りやすい路面での4WD走行時には走破性を高める。写真はピックアップトラックのもので、バン用は形状が異なる。
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 第2世代 Toyota Safety Sense搭載
Toyota Safety Sense 全車標準搭載する。レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。
歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS) レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
ロードサインアシスト(RSA) 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
レーンディパーチャーアラート(LDA) カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
オートマチックハイビーム(AHB)カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
クルーズコントロール
先行車発進告知機能 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 第2世代版 Toyota Safety Senseを2018年より導入 比較 変更点
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 価格 グレード について
今回は1グレードのみで、前回の復刻モデルよりも価格はアップしている。
グレード | エンジン | トランス ミッション | 駆動 方式 | 価格(10%) |
---|---|---|---|---|
AX | 2.8L 直4 DOHC クリーン ディーゼルエンジン 1GD-FTV | 6AT (6 Super ECT) | 4WD | 4,800,000円 |
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 スペックについて
スペック | ランドクルーザー70 バン |
---|---|
全長 | 4,890mm |
全幅 | 1,870mm |
全高 | 1,920mm |
ホイールベース | 2,730mm |
エンジン | 2.8L 直4 DOHC クリーン ディーゼルエンジン 1GD-FTV |
最高出力 | 150kW(204ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 500Nm(51.0kgm)/ 1,600-2,800rpm |
変速機 | 6AT(6 Super ECT) |
駆動方式 | 4WD |
トヨタ 新型 ランドクルーザー70 購入にについて
事前に販売店にて「ランドクルーザー70」について質問をしたが、事前予約は不可で、既存顧客がメインの販売になるということでした。かなりの競争率となるため購入はかなり厳しいことが予想されます。全世界でファンのいる「ランドクルーザー70」はそう簡単には手にはいらないかもしれない。
ランドクルーザー70について
日本ではあまり馴染みがない「ランクル70」だがアフリカや中東、豪州などでランクルと言えばこの型である。「ランクル70」は2004年に生産が中止となったが2014年8月25日に発売30周年を記念して2015年6月30日生産分までの期間限定で約10年ぶりに復活し再販した。当時は「ランクル70」はディーゼルが主流で排気ガス規制により販売が終了した。最近日本では自然災害が多発しており、地震、津波、大雨、大雪などだ。ここにきてランクル70に需要がある。
フロントグリルや前後バンパーなどデザインが変更となっている。
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 ランドクルーザー70 「ランクル70」 9年ぶりの再販 40周年記念 期間限定 2023年11月発売
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 ランドクルーザー70 南アフリカで「70周年記念エディション」限定発売
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタランドクルーザー 1951年に販売が開始されて累計1,000万台突破
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→トヨタ 新型 ランドクルーザー250 原点回帰で”プラド”のフルモデルチェンジ 2023年8月2日正式発表 日本モデル 2024年発売
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