近年、世界的にクロスオーバーSUV車種が人気となり2023年、現時点では日本においても販売台数の上位にクロスオーバーSUV型の車が多くなっている。そして最近では通常の車種をクロスオーバー化させた車種が多く販売されており今後の販売が期待される車種を含めクロスオーバー SUV化された車をまとめてみた。
スバル「レヴォーグ・レイバック」
スバルは「レヴォーグ」をベースにしたクロスオーバーモデル新型「レヴォーグ レイバック(LEVORG LAYBACK)」を2023年9月7日より国内SUBARU販売店にて先行予約を開始する。2023年11月24日に発売する。レヴォーグ レイバック(LEVORG LAYBACK)としてレヴォーグをベースにしたクロスオーバーモデルとなる。トリプルカメラ(ステレオカメラユニット+広角単眼カメラ)を採用。「アイサイトX」を全車標準装備。「デジタルマルチビューモニター」を標準装備。SUBARUの豊富なSUVラインアップの中で、唯一無二の存在となるSUVとして、日本市場向けに新たに開発したモデルである。
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→2023年9月7日に発表する 「レヴォーグ・レイバック」新たなクロスオーバーモデルをラインアップする
トヨタ 「センチュリー」
トヨタは、新型「センチュリー」を2023年11月に発売する。2023年9月6日13時30分より新車発表会を実施した。次の100年を見据えたセンチュリーとなり、今回はクロスオーバーSUV化を行い、更に通常モデルと「GRMN」の2つの異なる仕様をラインナップする。プラットフォームには初の「TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム」」エンジンは新開発のプラグインハイブリッドシステム“THSⅡ Plug-in”(PHEV)を搭載。3.5L V6エンジン+モーターに無段変速機、ダイレクト4全輪駆動システムを搭載。価格は25,000,000円とした。
トヨタ 「センチュリー」 スペック
スペック | 新型センチュリー |
---|---|
全長 | 5,205mm |
全幅 | 1,990mm |
全高 | 1,805mm |
ホイールベース | 2,950mm |
エンジン | 3.5L V6エンジン+モーター |
最高出力 | -kW(-ps)/-rpm |
最大トルク | -Nm(-kgm)/-rpm |
モーター最高出力 | -kw(-ps) |
モーター最大トルク | Nm(-kgm) |
システム最高出力 | 406hp (303kW/412PS) |
ミッション | 電気式無段変速機 |
駆動方式 | E-Four Advanced |
WLTCモード燃費 | 14.2km/L |
価格 | 2,500万円 |
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→ついに 新型「センチュリー」 PHEV クロスオーバー化で2つラインアップ スライドドア採用 2023年9月4日
トヨタ「クラウン クロスオーバー」
トヨタは「クラウン」のフルモデルチェンジを行い16代目を2022年7月15日に発表、2022年9月1日発売する。旧型モデルは2018年6月26日発売を開始しており丸4年でのフルモデルチェンジとなる。今回は新たな挑戦としてSUVクーペスタイルとなる。海外にも販売を拡大、グローバルモデルとして新たに「新世代クラウンシリーズ」として4ボディタイプ「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」展開する。
トヨタ 「クラウン クロスオーバー」 スペック について
スペック | 新型クラウン 2.4 ターボ ハイブリッド | 新型クラウン 2.5 ハイブリッド |
---|---|---|
全長 | 4,930mm | 4,930mm |
全幅 | 1,840mm | 1,840mm |
全高 | 1,540mm | 1,540mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
エンジン | 直列4気筒 2.4L 直噴ターボエンジン D-4ST +モーター | 直列4気筒 2.5L 直噴エンジン D-4S +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 200kW(272ps)/ 6,000rpm | 137kW(186ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 460Nm(46.9kgm)/ 2,000-3,000rpm | 219Nm(22.5kgm)/ 3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 61kw(82.9ps) | 88kW(119ps) |
フロントモーター 最大トルク | 292Nm(29.8kgm) | 202Nm |
リアモーター 最大出力 | 59kW(80.2ps) | 40kW(54.4ps) |
リアモーター 最大トルク | 169Nm(17.2kgm) | 121Nm(12.3kgfm) |
トランスミッション | Direct Shift-6AT | 電気式無段変速機 |
バッテリー | ニッケル水素電池 5Ah | ニッケル水素電池 5Ah |
駆動方式 | 4WD (E-Four Advanced) | 4WD (E-Four) |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
車両重量 | 1900-1920kg | 1750-1790kg |
WLTCモード燃費 | 15.7km/L | 22.4㎞/L |
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 16代目 新型 クラウン フルモデルチェンジ クロスオーバーSUV クーペ スタイル 2022年9月1日発売
トヨタ 「ヤリス クロス」
トヨタは新型「ヤリス」のクロスオーバーモデル「ヤリス クロス」を日本では2020年8月31日に発売した。ベースは新型「ヤリス」である。世界的に人気のクロスオーバーSUV市場に新たにC-HRよりも小さいBセグメントを発売する。
専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。
TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」モデルの新しく小型化されたTHSⅡを採用。E-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式。ガソリン車も同様のエンジンに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を採用する。 先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を標準搭載(X“Bパッケージ”を除く)する。
トヨタ 「ヤリス クロス」 スペックについて
車高は通常モデルの新型「ヤリス」と比較して90mmアップさせている。
スペック | 新型ヤリスクロス ハイブリッド | 新型ヤリスクロス ガソリン車 |
---|---|---|
全長 | 4,180mm | 4,180mm |
全幅 | 1,765mm | 1,765mm |
全高 | 1,590mm | 1,590mm |
ホイール ベース | 2,650mm | 2,650mm |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 | 直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5,500rpm | 88kW(120ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3,800-4,800rpm | 145Nm(14.8kgfm)/ 4,800-5,200rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:3.9kW(5.3ps) | – |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:52Nm(5.3kgm) | – |
WLCT モード燃費 | 30.8km/L(2WD) 28.7km/L(4WD) | 20.2km/L(2WD) 18.5km/L(4WD) |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift- CVT 6速MT |
価格 | 2,284,000円~ 2,815,000円 | 1,796,000円~ 2,441,000円 |
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→トヨタ 新型 ヤリス クロス 追加 クロスオーバー スタイル 2020年8月31日発売
トヨタ「カローラ クロス」
トヨタは新型カローラに新型コンパクトSUV「カローラ クロス」をラインナップし日本モデルを2021年9月14日に発売する。
トヨタの「TNGAプラットフォーム(GA-C)」 を採用。日本仕様の専用エクステリアを採用。定評がある4代目「プリウス」から採用された「直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ)」とカローラシリーズで長年採用される「1.8L 直列4気筒DOHCエンジン」+「Super CVT-i」を採用 。最新安全システム「 Toyota Safety Sense 」を全車標準装備。新型トーションビームサスペンションを採用し、直進時の柔軟性とコーナーの鋭さを両立。電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を採用。ハイブリッド車に、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)と非常時給電モードをオプション設定。
トヨタ 「カローラ クロス」 スペックについて
スペック | 新型 カローラクロス |
---|---|
全長 | 4,460mm |
全幅 | 1,825mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm |
エンジン | 1.8L直4 DOHC +モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
フロントモーター最大出力 | 53kW(72ps) |
フロントモーター最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
リアモーター最大出力 | 5.3kW(7.2ps) |
リアモーター最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
システム出力 | 90kW(122ps) |
トランスミッション | 無段階変速機 |
車両重量 | 1,385kg |
最小回転半径 | 5.2m |
乗車定員 | 5名 |
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→トヨタ 新型 カローラ クロス クロスオーバーモデル 2021年9月14日発売
ホンダ 「フィット CROSSTAR」
ホンダは新型フィットのフルモデルチェンジを行い2020年2月14日に発売する。「2モーターハイブリッドシステムのi-MMD(e:HEV)」を採用。クロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。
他グレードより最低地上高を5mm~25mmアップ、全長4,090mm、全幅1,725mmした3ナンバーサイズのクロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。
「クロスター」は専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドル、ドアミラーにシルバー塗装、サイドシルガーニッシュはブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加。
ホンダ 「フィット CROSSTAR」 スペックについて
スペック | 新型フィット | 新型フィット |
---|---|---|
全長 | 3,990mm(4,090mm) | 3,990mm(4,090mm) |
全幅 | 1,695mm(1,725mm) | 1,695mm(1,725mm) |
全高 | 1,515〜1,565mm(1,545mm) | 1,515〜1,565mm(1,545mm) |
ホイールベース | 2,530mm | 2,530mm |
エンジン | 1.3L i-VTECエンジン | 1.5L i-VTECエンジン +新型i-MMD (e:HEV) |
最高出力 | 72kW(98PS)/ 6,000rpm | 72kW(98PS)/ 5,600-6,400rpm |
最大トルク | 118Nm(12.0kgfm)/ 5,000rpm | 127Nm(13.0kgfm)/ 4,500-5,000rpm |
モーター 最高出力 | – | 80kW(109PS)/ 3,500-8,000rpm |
モーター 最大トルク | – | 253Nm(25.8kgfm)/ 0-3,000rpm |
トランス ミッション | CVT | 電気式 無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD(FF)/ 4WD | 2WD(FF)/ 4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 |
JC08モード燃費 | 24.2km/L(2WD) 22.0km/L(4WD) | 38.6km/L(2WD) 30.8km/L(4WD) |
WLTCモード燃費 | 20.2km/L(2WD) 18.2km/L(4WD) | 29.4km/L(2WD) 24.0km/L(4WD) |
価格 | 1,557,600円〜 2,186,800円 | 1,997,600円〜 2,536,600円 |
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→ホンダ 新型 フィット 4代目 フルモデルチェンジ 2020年2月14日発売
ホンダ 「フリード CROSSTAR」
ホンダは新型「フリード 」「フリード+(2列シート車) 」マイナーチェンジを行い2019年10月18日に発売した。
新たにクロスオーバースタイル「CROSSTAR(クロスター)」を新設定する。ワイド感を強調したバンパーでフロントグリルと一体化したデザインに変更、新型インサイト、新型フィット、新型ヴェゼル同様によりスポーティーな印象となる。クロスオーバースタイルのエクステリアデザインが特長とした「CROSSTAR(クロスター)」を新設定。「クロスター」は専用デザインのフロントグリルと前後バンパー、アルミホイールを採用。ドアアウターハンドル、ドアミラーにシルバー塗装、サイドシルガーニッシュはブラックに変更。専用装備のルーフレールも追加。
ホンダ 「フリード CROSSTAR」 スペックについて
スペック | 新型フリード/ フリード+ ハイブリッド | 新型フリード/ フリード+ |
---|---|---|
全長 | 4,265mm | 4,265mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1.710mm(2WD) 1,735mm(4WD) | 1.710mm(2WD) 1,735mm(4WD) |
ホイールベース | 2,740mm | 2,740mm |
エンジン | 直列4気筒1.5L i-VTEC +モーター | 1.5L直噴DOHC i-VTEC エンジン |
最高出力 | 110ps/ 6,000rpm | 131ps/ 6,600rpm |
最大トルク | 13.7kgm/ 5,000rpm | 15.8kgm/ 4,600rpm |
モーター 最大出力 | 29.5ps/ 1,313~2,000rpm | – |
モーター 最大トルク | 16.3kgm/ 0~1,313rpm | – |
システム 最大出力 | 132ps/ 6,600rpm | – |
駆動方式 | 2WD(FF)/4WD | 2WD(FF)/4WD |
乗車定員 | 6〜7名 | 6〜7名 |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | CVT |
JC08モード 燃費 | 26.0km/L(4WD) 27.4〜 28.0km/L(2WD) | 17.6km/L(4WD) 19.0km/L(2WD) |
WLCTモード 燃費 | 19.8km/L(4WD) 20.8km/L (2WD) | 15.6km/L(4WD) 17.0km/L (2WD) |
価格 | 2,561,900円〜 3,040,400円 | 1,997,600円〜 2,638,900円 |
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→ホンダ 新型 フリード マイナーチェンジ 「クロスター」追加 2019年10月18日発売
三菱 「デリカミニ」
三菱は、軽SUV スーパーハイトワゴン 新型「デリカミニ」を2023年5月25日に発売する。初代「デリカ」の発売から55周年となる2023年に発売する。デリカの名を継承する軽自動車タイプのオールラウンダーミニバン(車高アップ・専用オフロードタイヤ装着)。最新のマイルドハイブリッドを採用。「グリップコントロール」を搭載。安全装備に予防安全技術「e-Assist」更に「MI-PILOT(マイパイロット)システム」を採用。
軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」をベースにしたよりSUVテイストとしたオールラウンダーワゴンである。「デリア D:5」により近いデザインはエクステリアに変更。現在もデザインは近しい部分が多いがより大型グリルや新世代ダイナミックシールドを採用することでイメージを変える。ヘッドライトには半円形のLEDデイライトを内蔵したヘッドライトを組み合わせ。前後バンパーもデリカらしデザインに変更。
新型プラットホームを採用。専用オフロードタイヤを採用、車高もアップしSUVらしさを出している。更にマイルドハイブリッド車もラインナップ、路面に応じた走りを実現するフルタイム4WD、滑りやすい道での発進をサポートする、「グリップコントロール」を搭載。急な下り坂もブレーキ制御で安心して走行。ヒルディセントコントロール[HDC]を採用。パッケージ化した「e-Assist」を標準搭載し「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」「車線逸脱警報システム(LDW)」「車線逸脱防止支援機能(LDP) 」「踏み間違い衝突防止アシスト」「オートマチックハイビーム(AHB)」更に、「MI-PILOT(マイパイロット)システム」をオプション選択可能。両側パワースライドドアに後部座席の開口幅は650mmもある。「ハンズフリーオートスライドドア」を採用。
三菱 「デリカミニ」 スペックについて
スペック | デリカミニ |
---|---|
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
ホイールベース | 2,495mm |
モデル | ターボ車 |
エンジン | 660cc 水冷直列3気筒 DOHC インタークーラーターボ +モーター |
最高出力 | 47kW(64ps)/ 5,600rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/ 2,400rpm~4,000rpm |
モーター 最高出力 | 2.0kW(2.7ps)/ 1,200rpm |
モーター 最大トルク | 40Nm(4.1kgm)/ 100rpm |
トランスミッション | CVT (エクストロニック) |
駆動方式 | 4WD |
車両重量 | 1000kg〜1100kg |
JC08モード燃費 | 21.8km/L〜 23.2km/L |
WLTCモード燃費 | 15.8km/L〜 17.2km/L |
▼詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→大人気 間違いなし!三菱 新型「デリカミニ」 軽SUVハイトワゴン 2023年5月25日発売へ
まとめ
いかがでしょうか?なんと軽自動車から大型車までどれも個性的でかっこいいしかも有名な車種ばかりクロスオーバー化しているのがよくわかりました。もしかしたら、クロスオーバーしか町で見かけなくなる日もくるかもしれません。あまり車に詳しくない人はあれ?同じ車かなときっと勘違いする車種もあるかもしれませんね。