今回は2024年(令和6年)時点でおすすめのステーションワゴン車種をランキング形式でご紹介します。現時点で販売されているモデルを基にお伝えします。一部車種では新モデルやフルモデルチェンジが積極的に行われています。
現在、ステーションワゴンの販売台数はあまり多くありません。購入を検討されている方や、他の車種への乗り換えを考えている方は、ぜひこのランキングを参考にしてみてください。
ステーションワゴンはどんな車種?
もともとステーションワゴンは、セダンをベースに荷物室と後部座席を繋げて荷物を乗せやすくしたモデルです。セダンに比べ、日常生活での使い勝手を求めながらも、セダン同様に安定した走りを求める人向けの車種となります。もちろん、セダン同様に後部座席はヒンジドアです。ステーションワゴンは、実用性、走行性能、デザイン性を兼ね備えた魅力的な車です。
ステーションワゴン魅力は?
- スタイリッシュなデザインでセダンをベースにした流れるようなフォルムが、スポーティで洗練された印象を与えます。
- 優れた走行性能です、低重心で安定感があり、長距離ドライブや高速走行でも快適です。
- 運転の楽しさがあり、セダン譲りの優れたハンドリング性能が、運転好きの方を満足させます。
- 積載性があり、広々としたラゲッジスペースは、大きな荷物や長い荷物も楽に積み込めます。リアシートを倒せばさらに積載量が増えます。
- 多人数乗車と積載の両立することができ、基本は5人乗りですが、多人数での乗車と荷物の積載を両立できます。
- 燃費がよく、車高が低く、空気抵抗が少ないため、SUVやミニバンに比べて燃費が良いです。
- 車高が低いので、多くの立体駐車場に入庫可能です。
- 低重心で安定感があり、乗り心地が快適です。
- SUVやミニバンに比べて、タイヤや税金などの維持費が安いです。
どんな人におすすめ?
- 運転を楽しみたい人はおすすめです、 ステーションワゴンの優れた走行性能は、運転好きの方を満足させます。
- 荷物をたくさん積みたい人におすすめです、広いラゲッジスペースがあり、アウトドアやレジャーに最適です。
- 多人数乗車と積載を両立したい人におすすめですです、ファミリー層やアクティブな方にぴったりです。
1位. スバル 新型レヴォーグ
スバルは2代目となる新型「レヴォーグ」のフルモデルチェンジを行い2020年10月15日に発表、11月26日発売する。2020年8月20日から先行予約を開始。「レヴォーグ STI Sport」も発売される。2代目新型「レヴォーグ」エクステリアはキープコンセプト。
パワーユニットは第4世代となる新開発「1.8L水平対向ターボエンジン CB18型」を搭載。次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM (SGP)」を採用。スバル新デザインフィロソフィー“DYNAMIC × SOLID”を全面採用、それぞれのクルマが持つ価値をより大胆に際立たせる新デザインコンセプト「BOLDER」を採用すると共に、内外装の質感を大幅向上させる。「電動パーキングブレーキ&ホールド」をはじめ、新型「レガシィ B4」「レガシィ アウトバック」同様に「11.6インチフルHD大画面ディスプレイ」を搭載。更にスバル初となる「デジタルコクピット12.3インチのフル液晶メーター」を搭載(グレードによる)。「ハンズフリーオープンパワーリヤゲート」を採用。次世代「アイサイトX」搭載。
新型レヴォーグ スペックについて
スペック | 新型レヴォーグ |
---|---|
全長 | 4,755mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,670mm |
1.8L DOHC 直噴ターボ “DIT” | |
最高出力 | 130kW(177ps)/5,200-5,600rpm |
最大トルク | 300Nm(30.6kgfm)/1,600-3,600rpm |
トランスミッション | リアトロニック (マニュアルモード付) |
駆動方式 | AWD(4WD) |
乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,550-1,580kg |
JC08モード燃費 | 16.5~16.6km/L |
WLTCモード燃費 | 13.6~13.7km/L |
新型レヴォーグの情報はこちら
スバル 新型 レヴォーグ フルモデルチェンジ 2代目 2020年11月26日発売
スバル 新型レヴォーグ STI Sport 2020年11月26日発売
スバル 新型 レヴォーグ 一部改良 C型 2022年11月24日発売
新型「レヴォーグ」D型 広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイト「アイサイトX」を全車標準装備
2位. トヨタ 新型カローラ ツーリング
「オーリス」をフルモデルチェンジし日本では「カローラスポーツ」として販売しており、「カローラ」、「カローラ ツーリング」が日本仕様として多少の変更を行い「カローラ フィルダー」「カローラ アクシオ」が置き換わる2019年春に米国や欧州で販売を開始し、2019年央以降に発売する中国など世界150以上の国や地域で順次発売する。日本の道路環境などに合わせて最適化した専用仕様のセダン&ワゴンを2019年に発売する。
トヨタ 新型カローラ ツーリング ボディサイズ
新型カローラツーリングはカローラフィルダーに比べ全長+96mm、全幅+50mm、ホイールベース+40mm拡大させ後部座席の広さは同クラス最高だという。そして最大の特徴となる荷物室の容量は通常時で598Lとなる。
サイズ | 新型カローラツーリング | カローラフィルダー |
---|---|---|
全長 | 4,495mm | 4,400-4,410mm |
全幅 | 1,745mm | 1,695mm |
全高 | 1,460mm | 1,475-1,510mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,600mm |
日本モデルの新型「カローラツーリング」は「カローラスポーツ」に比べ全長+120mm、全幅-45mm、ホイールベース+60mm拡大させ後部座席の広さは同クラス最高だという。
サイズ | カローラツーリング | カローラスポーツ比較 |
---|---|---|
全長 | 4,495mm | +120mm |
全幅 | 1,745mm | -45mm |
全高 | 1,460mm | 0mm |
ホイールベース | 2,640mm | 0mm |
全長と共にホイールベースを伸ばすことで新型カローラスポーツに比べ2列目と荷物室を広くすることができている。ヴィッツ系BプラットフォームからCセグメントとなり旧型サイズから一回り大きくなる2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに技術ををベースに開発が進んでいる。プリウスのステーションワゴンと言ってもいいかもしれない。TNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Cプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得る。旧型に比べ全高が若干さがり、更に低重心化をはかることができる。ボディサイズも旧型よりも若干大きくなり更に広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となりそうだ。4代目新型プリウスのものを移植した改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付THS IIを採用する。ハイブリッドシステムは小型化されたTHSⅡを採用し、バッテリーの位置など大幅に変更となる。
トヨタ 新型カローラ ツーリング 大幅改良
トヨタはセダンモデルの「カローラ」ステーションワゴン「カローラツーリング」の大幅改良(マイナーチェンジ)を行い2022年10月3日発売する。
エクステリアデザインを変更。メーターディスプレイを上級グレードは7インチから12.3インチTFTディスプレイを採用する。
ディスプレイオーディオは大型化。「7インチディスプレイオーディオ」を廃止。「8インチディスプレイオーディオ」と「10.5インチディスプレイオーディオプラス」。
ナビゲーションシステムを変更。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」を採用。
先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。
エンジンラインナップを変更。( 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型)(改良型直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」モーター)
スペック | カローラツーリング ハイブリッド | カローラツーリング |
---|---|---|
全長 | 4,495mm | 4,495mm |
全幅 | 1,745mm | 1,745mm |
全高 | 1,460mm | 1,460mm |
ホイールベース | 2,640mm | 2,640mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター (リダクション機構付き シリーズパラレル ハイブリッド) | 1.5L 直列3気筒 直噴エンジン 「Dynamic Force Engine」 |
最高出力 | 72kW(98ps)/ 5,200rpm | 88kW(120ps)/ 6,600rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/ 3,600rpm | 145Nm(14.8kgfm)/ 4,800-5,200rpm |
フロントモーター 最大出力 | 70kW(95PS) | – |
フロントモーター 最大トルク | 185Nm(18.9kgfm) | – |
リアモーター 最大出力 | 30kW(41PS) | – |
リアモーター 最大トルク | 84Nm(8.6kgfm) | – |
システム出力 | 103kW(140ps) | – |
トランス ミッション | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | 2WD E-Four(4WD) | 2WD |
車両重量 | – | – |
乗車定員 | – | – |
WLCTモード燃費 | 27.3km/L~ 29.5km/L(2WD) 24.9km/L~ 27.8km/L(4WD) | 17.8km/L~ 19.1km/L(2WD) |
価格 | 2,460,500円 3,048,000円 | 2,070,000円 2,500,000円 |
新型カローラワゴンの情報はこちら
トヨタ 新型 カローラツーリング 日本仕様 2019年7月発売
トヨタ 新型 カローラ / カローラツーリング マイナーチェンジ 大幅改良 2022年10月3日発売
トヨタ 新型「カローラツーリング」一部改良 特別仕様車「アクティブスポーツ」設定 2024年4月2日発売
3位. フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント
フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントは、フォルクスワーゲンの主力モデルであるゴルフのステーションワゴン版です。広々とした荷室と優れた走行性能を兼ね備え、実用性とスポーティさを両立させています。フルモデルチェンジを行い約8年ぶりに進化し、日本にて2021年7月28日発売した。
新型「ゴルフ ヴァリアント」は、エクステリアデザインは、最適化されたエアロダイナミクス、印象的なフロントエンド、力強いショルダーラインを特徴する、スポーティなスタイルへと進化。全長4,640mm 、全幅1,790mm、全高1,485mm、ホイールベース2,670mmとし ラゲージルームは、全長を 65mm 延長したことで先代より 22L拡大。
新型「Golf」同様に 48V ベルト駆動式スタータージェネレーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを 1.0TSI エンジンと 1.5TSI エンジンに設定し、それぞれ 1.0eTSI(81kW/110PS)および 1.5eTSI(110kW/150PS)として導入。
クラスを超えたハイレベルな
クラスを超えたハイレベルなドライバーアシスタンスシステムを数多く標準装備。例えば、初採用の同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”は、車速域 0~210km/h で作動。、緊急時停車支援システム“Emergency Assist”や乗員が降車時にドアを開いた際、後方から接近している車両や自転車などの障害物を検知すると、警告音とドアミラーハウジングの表示灯にて注意喚起。
さらに、ホイールベースも 35mm 延長されたことにより、後席のレッグスペースも広くなった。リヤシートの最大レッグルームは903mmから 941mmに増加しています。また、リヤシート背もたれの上端まで荷物を積んだ場合のラゲージスペースは、611L。後席を折り畳むとそのスペースは 1,642ℓ に増加とクラストップレベルの積載量を誇る。
最新世代の通信モジュール内蔵の Volkswagen 純正インフォテイメントシステムとデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”を標準装備。
フォルクスワーゲン 新型 ゴルフ ヴァリアント フルモデルチェンジ 日本2021年7月28日 発売
4位.BMW 3シリーズツーリング
BMW 3シリーズ ツーリングは、BMWを代表するスポーツセダンである3シリーズのステーションワゴンモデルです。スポーティな走行性能と高い実用性を兼ね備え、スポーティな走りを楽しみつつ、荷物をたくさん積みたいアクティブなライフスタイルを持つ人々に人気があります。
新型「3シリーズ」のセダン / ツーリングのマイナーチェンジを行い、日本モデルを2022年9月20日発表し発売を開始した。
新型BMW 3 シリーズのエクステリア・デザインは、最新のBMW デザイン言語により、印象的なアップデートが行なわれている。新しいデザインのヘッドライトとBMWキドニーグリルを採用。デイタイム・ランニング・ライト機能を有する最新のLEDヘッドライトは、よりシャープな印象を与え、ダブル・バー採用のBMW 伝統のキドニー・グリル、フロント・エプロンのワイド化により、よりパワフルなデザインとなっている。リア・デザインにおいては、リア・コンビネーション・ライトを、より細く水平なラインとし、テール・パイプ径を90mm または100mm とすることで、パワフルな印象を与えている。
BMW 新型 3シリーズ マイナーチェンジ インテリア について
新型BMW 3 シリーズのインテリア・デザインにおいては、12.3インチのメーター・パネルと14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させた最新の湾曲した「BMW カーブド・ディスプレイ」の採用により、優れた視認性と高い操作性を実現している。トランスミッションのシフト・レバーを廃止し、BMW 特有のiDrive コントローラー回りはすっきりとし、モダンな印象を与えている。なお、シフト・レバーの廃止に伴い、パドル・シフトは全てのモデルに標準装備。
BMW 新型 3シリーズ マイナーチェンジ 日本モデル 2022年9月20日発売
まとめ
ステーションワゴンは実は需要が高いです。都内などで立体駐車場しか選択肢がない場合、セダンタイプだと荷室容量が少なく、選びにくいことがあります。しかし、ステーションワゴンはセダンのように車高が低いにもかかわらず、荷室容量が多いため、多くの人が選択しています。
しかし、2024年時点で選べる車種が非常に少なく、日本車では上記の2車種が主な選択肢となっています。