2024年(令和6年)現在、更に車種が増えつつある「ハイブリッド(HEV ; Hybrid Electric Vehicle)」である。今回はどの車種に採用されているかをまとめてみました。
2024年 ハイブリッド車 一覧
2024年3月現在、日本国内で販売されている日本車HEV(ハイブリッド)車種は、約40車種以上に達している。近年、環境への配慮や燃費向上への意識の高まりから、HEV車の人気がますます高まっている。2024年3月時点で販売されている日本車HEV車種を、ボディタイプ別にまとめました。それぞれの車種のハイブリッド方式やボディタイプなどを紹介しているので、HEV車選びの参考にしてください。
メーカー | 車種 | ボディタイプ | ハイブリッド種類 |
---|---|---|---|
トヨタ | ヤリス | コンパクトカー | スプリッド方式 |
トヨタ | ヤリスクロス | コンパクトカー | スプリッド方式 |
トヨタ | カローラスポーツ | コンパクトカー | スプリッド方式 |
トヨタ | アクア | コンパクトカー | スプリッド方式 |
トヨタ | ライズ | SUV | シリーズ方式 |
トヨタ | カローラクロス | SUV | スプリッド方式 |
トヨタ | RAV4 | SUV | スプリッド方式 |
トヨタ | ハリアー | SUV | スプリッド方式 |
トヨタ | クラウンスポーツ | SUV | スプリッド方式 |
トヨタ | カローラツーリング | ワゴン | スプリッド方式 |
トヨタ | プリウス | セダン | スプリッド方式 |
トヨタ | クラウン | セダン | スプリッド方式 |
トヨタ | センチュリー | セダン | スプリッド方式 |
トヨタ | シエンタ | ミニバン | スプリッド方式 |
トヨタ | ヴォクシー | ミニバン | スプリッド方式 |
トヨタ | ノア | ミニバン | スプリッド方式 |
トヨタ | アルファード | ミニバン | スプリッド方式 |
トヨタ | ヴェルファイア | ミニバン | スプリッド方式 |
レクサス | LBX | SUV | スプリッド方式 |
レクサス | UX300h | SUV | スプリッド方式 |
レクサス | NX350h | SUV | スプリッド方式 |
レクサス | RX350h RX500h | SUV | スプリッド方式 |
レクサス | IS300h | セダン | スプリッド方式 |
レクサス | RC300h | セダン | スプリッド方式 |
レクサス | LC500h | セダン | スプリッド方式 |
レクサス | ES300h | セダン | スプリッド方式 |
レクサス | LS500h | セダン | スプリッド方式 |
レクサス | LM500h | ミニバン | スプリッド方式 |
ホンダ | フィット e:HEV | コンパクトカー | スプリッド方式 |
ホンダ | フリード e:HEV | ミニバン | スプリッド方式 |
ホンダ | ステップワゴン e:HEV | ミニバン | スプリッド方式 |
ホンダ | オデッセイ e:HEV | ミニバン | スプリッド方式 |
ホンダ | VEZEL e:HEV | SUV | スプリッド方式 |
ホンダ | ZR-V e:HEV | SUV | スプリッド方式 |
ホンダ | CIVIC e:HEV | セダン | スプリッド方式 |
ホンダ | アコード e:HEV | セダン | スプリッド方式 |
日産 | ノート e-POWER | コンパクトカー | シリーズ方式 |
日産 | ノートオーラ e-POWER | コンパクトカー | シリーズ方式 |
日産 | エクストレイル e-POWER | SUV | シリーズ方式 |
日産 | キックス e-POWER | SUV | シリーズ方式 |
日産 | セレナ e-POWER | ミニバン | シリーズ方式 |
スバル | インプレッサ e-BOXER | コンパクトカー | パラレル方式 |
スバル | フォレスター e-BOXER | SUV | パラレル方式 |
スバル | クロストレック e-BOXER | SUV | パラレル方式 |
マツダ | フレア | 軽自動車 | パラレル方式 |
マツダ | フレア クロスオーバー | 軽自動車 | パラレル方式 |
マツダ | フレアワゴン | 軽自動車 | パラレル方式 |
マツダ | MAZDA3 e-SKYACTIV G | コンパクトカー | パラレル方式 |
マツダ | MX-30 e-SKYACTIV G | SUV | パラレル方式 |
マツダ | CX-30 e-SKYACTIV G | SUV | パラレル方式 |
マツダ | CX-60 e-SKYACTIV-D | SUV | パラレル方式 |
三菱 | デリカミニ | 軽自動車 | パラレル方式 |
三菱 | ekクロス | 軽自動車 | パラレル方式 |
三菱 | ekスペース | 軽自動車 | パラレル方式 |
スズキ | スイフト | コンパクトカー | パラレル方式 |
スズキ | クロスビー | コンパクトカー | パラレル方式 |
スズキ | アルト | 軽自動車 | パラレル方式 |
スズキ | ワゴンR | 軽自動車 | パラレル方式 |
スズキ | スペーシア | 軽自動車 | パラレル方式 |
スズキ | ハスラー | 軽自動車 | パラレル方式 |
ダイハツ | ロッキー | SUV | シリーズ方式 |
ハイブリッドシステム種類について
パラレル方式(マイルドハイブリッド)
常にエンジンは動き、モーターはアシストする形で使われている。基本的にモーター出力が低く、バッテリーも小さい物が採用されている。メリットは燃費上昇させつつ本体価格はそこまでアップとならない。
スプリッド方式
エンジンを発電用と走行用で両方で使用する。基本的には走り出しはモーターで駆動し、ある一定数でエンジンが始動することでエンジン駆動を抑えることで燃費上昇が可能になる。本体価格はガソリンモデルに比べ割高とはなる。
シリーズ方式(レンジエクステンダー・各社呼び方がある)
エンジンは発電専用で使われモーターのみで駆動する。電気が不足するとエンジンが発電する。つまり充電いらずの電気自動車(BEV)と言っていい。走った感覚は電気自動車そのもの、電気自動車、特徴的な走りやアクセルペダルのみで加速・減速が可能だったりする。 電気自動車(BEV) から派生させることも可能だ。
2024年 ハイブリッドは世界的に新たに認められだしたか?
近年、電気自動車(EV)市場は急速に成長してきました。しかし、2023年頃からその成長は鈍化の兆しが見え始めています。
- 充電インフラの不足、航続距離の不安、価格の高さなど、EV普及の課題が顕著
- 世界的なEV市場の成長は鈍化の兆し
2024年2月、メルセデス・ベンツは2030年代まで内燃機関車の販売と開発を継続することを発表した。当初掲げていた2030年までに全ての車種を電気自動車(EV)にするという目標から大きく方向転換した。これは世界がEVだけではまずいと気づきはじめたのかもしれない。また、ハイブリッド車が世界的に脚光を浴びる日も近いかもしれない。
EV市場の現状と課題に気づき始めた世界 トヨタ有利な時代になるのか?
最後に
2024年現在、日本車HEV車種は、コンパクトカーからSUV、ミニバンまで幅広いラインナップが揃っています。燃費性能も向上しており、ガソリン車に比べてランニングコストを抑えられる点が魅力です。HEV車の購入を検討している方は、ぜひ本記事を参考に、ご自身のニーズに合った車種を見つけてください。