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ホンダ 新型「ヴェゼル」 VS トヨタ 新型「ヤリスクロス」 2024年モデル 徹底比較

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ホンダは2代目として「ヴェゼル」のフルモデルチェンジを行い2021年4月22日発表に4月23日発売した。そして丸3年となる2024年4月26日にマイナーチェンジを行い発売する。1番のライバル車種となるのは、日本国内普通車で断トツの販売台数を誇る「ヤリス」シリーズのコンパクトSUVヤリスクロス。同セグメントコンパクトSUVであり、競合車種となるスペックを元に競合比較してみた。

目次

ヴェゼルはどんな車なのか?

  • Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。エクステリアは新たな時代のVEZELをゼロから考え直し、SUVの力強さとクリーンさ活力に満ちた印象を加えるクーペライクなプロポーション。
  • インテリアは全体の印象として、しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルム全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。
  • ハイブリッドモデルにはHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載。

エクステリアはヘッドライトには「DRL(デイタイムランニングライト)」「LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)」を採用。「Honda SENSING(ホンダ センシング)」全モデル標準搭載。写真を見てわかる通り、リアは流麗なクーペフォルムとしている。

解放感のあるサンルーフには「パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)」を採用する。2トーンのエクステリアカラー、トリコロールの加飾や「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)」も採用。

インテリアパネルは水平・直線基調のデザインとし、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考え方に基づく視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置、視界を良くする。しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルム全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。メーターには新型「アコード」「インサイト」などに採用されている「4.2インチor7.0インチインストルメントクラスター」を採用。

インテリアは「オートブレーキホールド」機能を搭載し停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保って、アクセルを踏むと解除されるので渋滞時などで活躍してくれるパーキングブレーキシステム」を採用する。新設計のエアコン吹き出し⼝「そよ⾵アウトレット」L字型の送風アウトレットから、風がフロント席乗員の頬をなでるようにサイドウインドウに沿って後方に流れることで、乗員を包み込むような柔らかい空気の流れを作り出す。新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を提供。

センターディスプレイには「9インチHonda CONNECTホンダディスプレイ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を搭載。「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」をご利用可能。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターに繋がり、迅速で的確な対応が可能となるトラブルサポートが可能。「自動地図更新サービス」を搭載。スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」「Honda アプリセンター」車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」を採用。

先進安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」には、「フロントワイドビューカメラ」高速画像処理チップを新採用、車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、「近距離衝突軽減ブレーキ」を追加、全車標準装備とした。リアバンパーに4つのセンサーを配置し後方の障害物を感知して音と表示でお知らせする。「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」は、渋滞追従機能付きへと進化、「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」「路外逸脱抑制機能」「標識認識機能」「車線維持支援システム(LKAS)」の各機能を先代モデルよりさらに進化させた。「後方誤発進抑制機能」「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」など、3つの機能も新たに追加。

ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ について

  • 新デザインのエクステリアデザインを採用、「フロントグリル」「フロントバンパー」に変更。
  • ボディカラーとインテリアカラーに新色を追加。
  • 「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」「アダプティブドライビングビーム」「急アクセル制御機能」を採用し安全性を高める。
  • ハイブリッドシステム「e:HEV」制御をアップデートにより、エンジン音低減と応答性をより向上させた。
  • 新グレード「HuNTパッケージ」を採用、ラインアップ構成の変更が行われる。

今回の新型「ヴェゼル」のマイナーチェンジではエクステリアのデザインを変更する。更にボディカラーには新色を追加し印象を変える。インテリアも新たな新色を追加。安全装備には「ZR-V」に搭載される「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」を新たに装備し安全技術を向上される。

ヤリスクロスはどんな車なのか?

  • 新型ヤリスをベースとし、専用のエクステリアデザインを採用。
  • TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。
  • 進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。

新型ヤリスをベースとし、専用のエクステリアデザインを採用。全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,590mm、ホイールベース2,550mmの3ナンバーサイズのSUVとなった。専用の18インチアルミホイールを採用。ヤリスと比べ全長は+240mm、全幅は+70mm、全高は+90mm拡大している。最低地上高は+30mmとした。TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発の「GA-Bプラットフォーム」を採用。新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」モデルの新しく小型化されたTHSⅡを採用。E-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式。ガソリン車も同様のエンジンに発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を採用する。 先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。

トヨタは「ヤリスクロス」の一部改良を行い2024年1月17日発売する。

「Z」「Z Adventure」グレードのルーフスポイラーを変更、グリルメッシュのデザインを変更

最新の「Toyota Safety Sense」に加え、「プロアクティブドライビングアシスト」を新搭載

「Toyota Safety Sense」のアップデートが無線で可能に。

「コネクティッドナビ」対応モデルに変更。

「コンソールボックス付フロントソフトアームレスト」を採用

デジタルキーを設定。

サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」の第2弾「Uグレード」を設定。

ホンダ 新型「ヴェゼル」VS  トヨタ 新型 「ヤリスクロス」ボディサイズ比較

「ヤリスクロス」との差は、全長+150mm、全幅+25mm、全高±0mmとなる。ホイールベース±0mmとなっている。「ヴェゼル」「ヤリスクロス」のボディサイズを比較すると、全長と全幅が長く、ホイールベースは同じである、最小回転半径もほぼ同じであるが、全長が長い分、ヴェゼルは室内空間を確保できていることがわかる。

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スペックヴェゼルヤリスクロスヤリスクロス
との差
全長4,330mm4,180mm+150mm
全幅1,790mm1,765mm+25mm
全高1,590mm1,590mm±0mm
ホイールベース2,610mm2,650mm±0mm
最小回転半径5.3m~5.5m5.3m±0m~+0.2m

ホンダ 新型「ヴェゼル」VS  トヨタ 新型 「ヤリスクロス」デザインの違いについて

デザインについては「ヤリスクロス」も「ヴェゼル」も都市型SUVと言った印象で、個人的にはヴェゼルの方がグリルが大きく、かっこいいと感じる。また、サイズよりも大きく見える。

ホンダ 新型「ヴェゼル」VS  トヨタ 新型 「ヤリスクロス」インテリア比較

インテリアでは「ヴェゼル」の方が加飾が多く、クラスを超えてた室内空間になっている。

ヴェゼルはホンダの「センタータンクレイアウト」を採用しており、後部座席を跳ね上げできたり、後部座席を倒せば荷室とフラットにできるなど、コンパクトSUVではあるが室内空間は想像以上に有効活用が可能となっている。

ホンダ 新型「ヴェゼル」 VS ホンダ 新型「ヤリスクロス」 エンジン比較

エンジンスペックはどちらのモデルも出力はほぼ同様である。しかし、WLTCモード燃費では多少の差がある。

エンジンモデルのラインナップ比較

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スペックヴェゼルヤリスクロス
エンジン直列4気筒 1.5L
i-VTEC
自然吸気エンジン
直列3気筒 1.5L
エンジン
最高出力87kW(118ps)/
6,600rpm
88kW(120ps)/
6,600rpm
最大トルク142Nm(14.5kgm)/
4,300rpm
145Nm(14.8kgm)/
4,800rpm~5,200rpm
トランス
ミッション
CVTCVT
駆動方式2WD
4WD
2WD(FF)
4WD
WLTCモード
燃費
17.0km/L(2WD)
15.6km/L(4WD)
19.4~18.3km/L(2WD)
17.1~18.4km/L(4WD)

ハイブリッドモデルの比較

エンジンとモーター出力はヴェゼルの方が余裕があるが、ヤリスクロスはWLTCモード燃費で33.0~32.4km/L(2WD)と圧倒的な燃費となっている。

スペックヴェゼルヤリスクロス
エンジン1.5L i-VTECエンジン
+新型i-MMD
(e:HEV)
直3 1.5L+モーター
M15A-FXE型
最高出力72kW(98ps)/
5,600-6,400rpm
67kW(91ps)/
5,500rpm
最大トルク127Nm(13.0kgfm)/
4,500-5,000rpm
120Nm(12.2kgfm)/
3,800-4,800rpm
モーター
最高出力
80kW(109PS)/
3,500-8,000rpm
フロント:59kW(80ps)
リヤ:3.9kW(5.3ps)
モーター
最大トルク
253Nm(25.8kgfm)/
0-3,000rpm
フロント:141Nm(14.4kgm)
リア:52Nm(5.3kgm)
トランス
ミッション
電気式
無段階変速機
電気式
無段階変速機
駆動方式2WD/4WD2WD/4WD
(E-Four)
WLTCモード
燃費
24.8km/L(2WD)
22.0km/L(4WD)
33.0~32.4km/L(2WD)
27.2km/L(4WD)

ホンダ 新型「ヴェゼル」 VS ホンダ 新型「ヤリスクロス」 安全技術 比較

安全装備ではどちらもクラスを超えた多くの機能を備えており、運転者をサポートしてくれる。特に一部改良した「ヤリスクロス」2023年モデルは安全装備も強化されており、素晴らしい。

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システム 装備ヴェゼルヤリスクロス
衝突軽減ブレーキ
(CMBS)

(昼・夜間
歩行者
自転車)

(昼・夜間
歩行者
自転車)
誤発進抑制機能
近距離衝突軽減ブレーキ
急アクセル制御機能
歩行者事故低減ステアリング
路外逸脱抑制機能
渋滞時追従機能付き
アダプティブ
クルーズコントロール
(ACC)
車線維持支援システム
(LKAS)
先行車
発進お知らせ機能
標識認識機能
後方誤発進抑制機能
オートハイビーム
パーキングセンサー
システム
ブラインドスポット
インフォメーション
安心降車アシスト
ドライバー異常時対応
システム

ホンダ 新型「ヴェゼル」 VS ホンダ 新型「ヤリスクロス」 価格比較

ガソリン車ではラインナップが多く、価格の安い、「ヤリスクロス」が圧倒的におすすめであるが、ハイブリッド車でも「ヤリスクロス」が安いが、装備を考えるとそこまで差がない。

ホンダ 新型「ヴェゼル」価格 グレード について

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グレードエンジントランス
ミッション
2WD
(10%)
4WD
(10%)
G1.5L 直列4気筒
DOHC 直噴
CVT2,648,800円
e:HEV X1.5L 直列4気筒
DOHC 直噴+
新型i-MMD
(e:HEV)
電気式
無段階
変速機
2,888,600円3,108,600円
e:HEV Z3,198,800円3,418,800円
e:HEV X
HUNT Package
2,998,600円3,218,600円
e:HEV Z
PLaY Package
3,556,300円3,776,300円

トヨタ 新型「ヤリスクロス」価格 グレード について

ベースとなる「X」グレードであればヤリスクロスの方が価格が安くなる。

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モデルエンジントランス
ミッション
駆動
方式
価格(10%)
X直列3気筒
1.5Lエンジン
M15A-FKS型
Direct Shift-
CVT 
2WD1,907,000円
4WD2,138,000円
G2WD2,150,000円
4WD2,381,000円
Z2WD2,435,000円
4WD2,666,000円
Z Adventure2WD2,551,000円
4WD2,782,000円
GR Sport2WD2,571,000円
スクロールできます
モデルエンジントランス
ミッション
駆動
方式
価格(10%)
HYBRID X直3 1.5L+
モーター
M15A-FXE型
電気式
無段階変速機
2WD2,295,000円
E-Four2,526,000円
HYBRID G2WD2,524,000円
E-Four2,755,000円
HYBRID Z2WD2,809,000円
E-Four3,040,000円
HYBRID
Z Adventure
2WD2,925,000円
E-Four3,156,000円
HYBRID
GR Sport
2WD2,954,000円

ホンダ ヴェゼルと トヨタ ヤリスクロス 比較 まとめ

「ヴェゼル」と「ヤリスクロス」はガソリンモデルではエンジン出力はほぼ同様のエンジンを採用している。WLTCモード燃費は「ヤリスクロス」の方が優れている。更に、デザイン面では「ヤリスクロス」より「ヴェゼル」の方がかっこいいと感じる人も多いかもしれない。室内空間では「ヴェゼル」に軍配があがると筆者は感じる。どこを重視するかによって選択肢は変わりそうだ。購入時の参考になればうれしいです。

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