現行モデルは2018年のフルモデルチェンジ以来、ジムニーの人気は衰えることを知らず、納車待ちの期間も長期化しています。「ジムニーが欲しいけど、納車までどれくらいかかるの?」「1年以上待つ覚悟が必要って聞いたけど本当?」そんな疑問をお持ちのあなたへ、2024年12月時点でのジムニーの納期に関する最新情報をお届けします。本記事では、最新の納期情報に加え、納期が長期化する理由、納車を少しでも早める方法などを詳しく解説します。
オフロードの雄、スズキ「ジムニー」。 その唯一無二の個性と走破性で、長年多くのファンを魅了し続けています。2018年のフルモデルチェンジ以降、その人気はさらに加速し、納期の長さが常に話題となっています。
2024年12月現在、ジムニーの納期はどうなっているのでしょうか? 気になる納期情報と、納期が長期化する理由、そして少しでも早く納車されるための方法を詳しく解説していきます。
平均納期・納車 約1年 ※
新型 ジムニー 納期情報
結論から言うと、2024年12月現在に新型ジムニーを注文した場合、納車まで1年以上かかる可能性が高いです。グレードやオプション、地域によってはさらに長くなる場合もあります。
スズキディーラーに確認したところ、現在でもジムニーの注文は受け付けていますが、納車時期は未定とのこと。具体的な納車時期については、注文時にディーラーから案内があるようです。
2024年12月現在の色々と調べてみました。まず、スズキは公式サイトなどでは納期情報は出していない様子です。SNSを中心に調べてみました。結果は想像以上に納期は長い様子です。
結論から言うと、2024年12月現在、ジムニーの納期は、約1年〜1年半 となっています。
これはあくまで目安であり、グレードやオプション、販売店や地域によっても変動します。
- ジムニー(軽自動車):1年〜1年半
- ジムニーシエラ(小型自動車):1年〜1年半
SNS上で2024年3月から4月現在の状況をまとめました、およそ8ヶ月から1年半がおおよその納期となっている様子です。平均して1年は納期がかかるということになります。※
※最新自動車情報 調べ
スズキ ジムニー公式ページにも納期情報は現時点では出ていない様子です。
納期に影響する要因
- グレード: 一般的に、MT車の方がAT車よりも納期が短くなる傾向があります。これは、世界的な半導体不足の影響で、AT車に搭載される電子部品の供給が遅れているためです。
- オプション: オプションの内容によっては、納期がさらに延びる可能性があります。特に、人気のあるオプションや、供給が不安定な部品を使用するオプションは注意が必要です。
- 販売店: 販売店によって、割り当てられる車両数が異なります。そのため、販売店によっては、納期が短くなる場合もあります。
- 地域: 都市部よりも地方の方が、納期が短くなる傾向があります。
- 社会情勢: 世界的な半導体不足や、自然災害などの影響で、部品の供給が遅れ、納期が延びる可能性があります。
ジムニーの納期が長い理由とは?
ジムニーの納期が長期化している主な理由は、以下の3つです。
1. 根強い人気
ジムニーは、その高い走破性と個性的なデザインから、国内外で根強い人気を誇っています。 フルモデルチェンジ後もその人気は衰えることなく、常に高い需要を維持しています。
2. 生産能力
ジムニーは、スズキの湖西工場で生産されています。しかし、この工場では、ジムニー以外にも、アルトやワゴンRなどの軽自動車も生産しており、生産能力には限りがあります。
3. 世界的な半導体不足の影響
近年、世界的な半導体不足が深刻化しており、自動車業界にも大きな影響を与えています。ジムニーも例外ではなく、特にAT車に搭載される電子部品の供給が遅れているため、納期が長期化しています。
ジムニーの納期を少しでも早める方法
ジムニーの納期を少しでも早めるためには、以下の方法が考えられます。
- MT車を選ぶ: 前述の通り、MT車の方がAT車よりも納期が短くなる傾向があります。
- オプションを絞る: オプションを少なくすることで、納期を短縮できる可能性があります。
- 複数の販売店に問い合わせる: 販売店によって、割り当てられる車両数が異なります。複数の販売店に問い合わせることで、より早く納車される可能性があります。
- キャンセル車が出るのを待つ: キャンセル車が出た場合は、比較的早く納車される可能性があります。こまめに販売店に問い合わせてみましょう。
- 中古車も検討する: どうしてもすぐにジムニーに乗りたい場合は、中古車も検討してみましょう。ただし、中古車価格は高騰しているため、注意が必要です。
ジムニーの納車までの流れ
ジムニーの納車までの流れは、以下のようになります。
- 販売店で商談: 希望のグレードやオプション、支払い方法などを販売店と相談します。
- 契約: 契約内容に納得したら、契約書を交わします。
- 生産: 工場でジムニーが生産されます。
- 納車: 完成したジムニーが販売店に届き、納車となります。
ジムニーを購入する際の注意点
ジムニーを購入する際は、以下の点に注意しましょう。
- 納期: 前述の通り、ジムニーの納期は長期化しています。時間に余裕を持って購入計画を立てましょう。
- 価格: ジムニーは、軽自動車としては比較的高価な車です。予算に合わせてグレードやオプションを選びましょう。
- 燃費: ジムニーは、燃費性能があまり良くありません。ガソリン代などの維持費も考慮しましょう。
- サイズ: ジムニーは、軽自動車としては車体が大きめです。狭い道での運転には注意が必要です。
キャンセル待ちとうのもあり
もう一つはキャンセル分を狙うという方法です。これは欲しい色でなかったり、装備などの違いなどが出る可能性がりそうですね。
複数のスズキ 販売店を回る
複数のスズキ販売店で納期確認をしてみてください。販売店によって、納期の目安が違う可能性もあります。
なぜ納期が長いのか?
コロナ時は半導体不足の影響が一番あったかとは思いますが、そもそも、スズキの生産ラインでジムニーを製造できる台数には限界があります。2023年の月のジムニーの平均生産台数は約3000台であり決して多いとはいえない。さらに、ジムニーは通常の車のモノコック構造ではなく、ラダフレーム構造を採用しているため、スズキ内での共有化も難しいです。月3000台以上の注文が入れば、当然納期が延びるということになります。
ジムニー 生産台数 の状況 について
ジムニー 国内登録台数
ジムニーの生産台数を調べました。全軽自協より、毎月の登録台数から見てみました。すると、ジムニーは月平均の登録台数は3,325台でした。
2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|
1月 | 3,656台 | 2,740台 | 2474台 |
2月 | 3,725台 | 3,118台 | 3755台 |
3月 | 5,177台 | 3,859台 | 4437台 |
4月 | 2,508台 | 3,267台 | 3095台 |
5月 | 2,881台 | 3,170台 | 3178台 |
6月 | 3,933台 | 3,956台 | -台 |
7月 | 3,323台 | 3,434台 | -台 |
8月 | 3,347台 | 2,851台 | -台 |
9月 | 3,978台 | 3,515台 | -台 |
10月 | 3,220台 | 3,450台 | -台 |
11月 | 3,071台 | 3,735台 | -台 |
12月 | 2,586台 | 2,815台 | -台 |
合計 | 41,405台 | 39,910台 | -台 |
ジムニー シエラ 国内登録台数
ジムニーシエラは 自販連より毎月の登録台数から登録台数を見てみました。すると、ジムニーシエラは月平均の登録台数は2,199台でした。
2022年 | 2023年 | 2024年 | |
---|---|---|---|
1月 | 1,012台 | 2,364台 | 1,883台 |
2月 | 1,663台 | 2,207台 | 2,649台 |
3月 | 2,401台 | 2,377台 | 3,330台 |
4月 | 1,326台 | 2,075台 | 1,926台 |
5月 | 1,090台 | 2,097台 | 1,932台 |
6月 | 1,169台 | 2,402台 | -台 |
7月 | 923台 | 2,401台 | -台 |
8月 | 899台 | 1,879台 | -台 |
9月 | 1,618台 | 2,322台 | -台 |
10月 | 1,576台 | 2,320台 | -台 |
11月 | 2,036台 | 2,145台 | -台 |
12月 | 2,107台 | 1,799台 | -台 |
合計 | 17,820台 | 26,388台 | -台 |
2024年度上半期 6か月 日本自動車販売ランキングの軽自動車で10位にランクインするほどの人気
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1位 | ホンダ | N-BOX | 100,680台 |
2位 | スズキ | スペーシア | 84,368台 |
3位 | スズキ | ハスラー | 48,979台 |
4位 | スズキ | ワゴンR | 42,415台 |
5位 | スズキ | アルト | 36,756台 |
6位 | 日産 | ルークス | 35,620台 |
7位 | 三菱 | デリカミニ・ek | 31,289台 |
8位 | ダイハツ | タント | 27,767台 |
9位 | 日産 | デイズ | 27,722台 |
10位 | スズキ | ジムニー | 20,416台 |
11位 | ダイハツ | ミラ | 18,556台 |
12位 | ホンダ | N-WGN | 16,872台 |
13位 | 日産 | サクラ | 12,082台 |
14位 | ホンダ | N-ONE | 9,106台 |
15位 | ダイハツ | ムーヴ | 9,084台 |
納期を少しでも早める方法はある?
残念ながら、納期を劇的に早める魔法のような方法はありません。
しかし、こまめに販売店に連絡を取り、キャンセル車が出た場合に備えるなどの工夫をすることで、納車を早められる可能性はあります。
また、人気グレードやカラーを避ける、オプションを厳選するといったことも、納期短縮に繋がるかもしれません。
ジムニー納車までの道のりは長いけれど…
ジムニーの納車までには時間がかかるかもしれませんが、その分、納車された時の喜びもひとしおです。
納車までの間、ジムニーでどんな冒険をしようか、ワクワクしながら待つのも楽しみの一つと言えるでしょう。
編集部から一言
ジムニーの納期について調べましたが現在も非常に人気車種で、生産台数に対して受注台数が大きく上回っている状況です。今後も当分、納期の改善は難しいと思われます。注文をする際は1年以上納期がかかることを覚悟して注文して頂ければと思います。
納期が気になる方は、こまめにディーラーに問い合わせて最新情報を確認するようにしましょう。また、上記で紹介した方法を試すことで、少しでも早く納車される可能性があります。
最新情報をチェックし、自分に合った方法でジムニーを手に入れましょう。
2024年12月現在、ジムニーの納期は約1年〜1年半となっています。納期が長期化している理由は、根強い人気、生産能力、世界的な半導体不足の影響などが挙げられます。
ジムニーの納期を少しでも早めるためには、MT車を選ぶ、オプションを絞る、複数の販売店に問い合わせるなどの方法があります。
ジムニーを購入する際は、納期、価格、燃費、サイズなどを考慮し、慎重に検討しましょう。