トヨタの「RAV4」は2022年10月4日に一部改良を行い日本にて発売する。発売から丸3年となる「RAV4」は一体どんな進化を遂げているのか、今までとは違いが数多くあるのでまとめてみた。
一部改良する「RAV4」はフルデジタルメーターを搭載
強化された最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。
デジタルインナーミラー録画機能追加(前後方録画機能)を採用。
ナビゲーションシステムを「コネクティッドナビ」に変更。
オプションとしてHDMI端子、車内Wi-Fiを設定。USB端子をType AからType Cに変更。
特別仕様車「Advevture OFFROAD Package Ⅱ」をガソリン車・ハイブリッド車に設定。
グレード「X」に採用している「4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+アナログメーター」を他のグレードと同様に「7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ+オプティトロンメーター」に変更。上級グレードは7インチから12.3インチTFTディスプレイ(フル液晶デジタルメーター)を採用する。




ディスプレイオーディオのオプションとして「車内Wi-Fi」を設定。新たなボディカラーを追加。先進機能を付与し機能を向上させた最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載。デジタルインナーミラー録画機能追加(前後方録画機能)ナビゲーションシステムを変更。新型「ノア・ヴォクシー」などに採用されている「コネクティッドナビ」。


特別仕様車 「Adventure“OFFROAD packageⅡ” 」をガソリン車・ハイブリッド車にラインナップする。



最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を搭載
「低速時加速抑制機能」「交差点右折時の対向直進車、歩行者検知」「緊急時操舵回避支援機能」を追加。低速時、自車直前の歩行者や自転車運転者、車両を検知し加速を抑制する低速時加速抑制機能。交差点右折時の対向直進車、ならびに右左折時の対向方向から横断してきた歩行者も検知可能。緊急時のドライバー回避操舵をきっかけに操舵をアシストする緊急時操舵回避支援機能。
カーブ速度抑制機能 自動車専用道路などにおいて設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するカーブ速度抑制機能を追加。
ドライバー異常時対応システム レーントレーシングアシスト[LTA]制御中にドライバーの無操作状態が継続している場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促す、ハザードとホーンで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援。
特別仕様車 「Adventure“OFFROAD packageⅡ” 」
新たな特別仕様車 「Adventure“OFFROAD packageⅡ” 」をラインナップする。ガソリンモデルと新たにハイブリッド車にも採用する。ボディカラーは現在、海外仕様で採用されて日本モデル(PHVを除く)で採用されていないのはツートンカラーのブラック(アティチュードブラックマイカ〈218〉)である。個人的には通常モデルのRAV4でブラックツートンを採用することで更に人気が出る可能性があると考えている。



新型 RAV4 について思うこと
トヨタにとって「RAV4」は日本市場においてコンパクトSUVという存在であり販売力の高い車種である。今回はトヨタとして正常進化を果たし、インテリアを一新することで見た目以上に乗ったときに進化を感じるモデルとなる。安全装備の充実や最新装備により頼れる一台となる。色々話してきたが、今回の新型「RAV4」は10月に発売した瞬間に話題となることは間違なく、フル液晶デジタルメーターの見慣れないデザインに驚く人も多いのは間違ないだろう。あと4ヶ月余りの発売が楽しみである。
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