2022年7月25日にフルモデルチェンジを果たした、新型エクストレイルは、e-POWERのみのラインナップとなり、進化した電動化技術と洗練されたデザインで人気を集めています。しかし、人気車種であるがゆえに気になるのが納期。この記事では、2024年7月時点での新型エクストレイルの納期状況と、納車までの期間について詳しく解説します。
納期期間は2ヶ月以内
新型 エクストレイル 納期情報
日産の公式納期情報は以下の通りです。想像以上に納期・納車は早そうです。
- エクストレイル 1ヶ月程度
2024年7月現在のエクストレイルの納期は通常通りと言って良い、ここ数ヶ月で相当改善している様子です。
日産 エクストレイル 納期を早めるためのポイント
どの車種も言えることですが、販売地域によって納期が早くなるケースがあるようです。しかし、デメリットは地域が遠いところで購入してしまうと、購入後のメンテナンスが大変です。できれば近くの販売店で購入することをおすすめします。
生産ラインの関係で、人気グレードや人気のカラーを選ぶと納期が早くなる可能性もあります。更に、最近ではオプション選択をするかしないかで納期が変わったりもします。販売店担当者と購入前にそのあたりを確認した上で購入することで納期を短縮できる可能性がありそうです。
個人的には好きではありませんが、キャンセル待ちという手もあるそうです。複数の販売店でキャンセル待ちをすれば通常よりも早く購入が可能なケースもありそうです。
エクストレイルの納期を早めるには、以下のポイントを押さえましょう。
- 人気グレード・オプションを避ける: 納期が長くなる傾向があるため、Gグレードや標準的なオプションを選択すると、納期を早めることができます。
- 在庫車を探す: 販売店に在庫車があれば、すぐに納車できる可能性があります。こまめに販売店に問い合わせてみましょう。
- キャンセル車を狙う: 他の人がキャンセルした車があれば、納期を大幅に短縮できる場合があります。
日産 エクストレイル の生産状況
日産が発表した日産 エクストレイルの月間販売目標は2,500台です。これは生産可能な台数に近い数字で、目標を達成できるように生産計画を立てています。もし2,500台以上売れている場合、工場には負荷がかかり、納期が延びる傾向があります。2,500台を下回れば納期は早くなる傾向にあります。
年月 | エクストレイル |
---|---|
2024年1月 | 3,093台 |
2024年2月 | 4,224台 |
2024年3月 | 5,272台 |
2024年4月 | 2,387台 |
2024年5月 | 1,521台 |
2024年6月 | 2,124台 |
2024年に入ってからの6ヶ月間、月間目標を大幅に上回る新車登録台数になっています。日産が頑張ってくれていますが、納期は延びる傾向にあると予想されます。
日産 新型「エクストレイル」フルモデルチェンジ
- エクステリアは新世代のデザイン・新しい「日産エンブレム」を採用。
- インテリアはデジタル液晶メーターに12.3インチのフル液晶デジタルメーター、9インチタッチスクリーンディスプレイを採用し一新する。
- ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family)」を採用する。
- 次世代の「e-POWER」搭載しエンジンは「1.5L 3気筒ガソリンエンジンターボ(VC)」4WDモデルには最新電動技術「e-4ORCE」を採用。
- 運転支援システム「プロパイロット」を採用。
新型「エクストレイル」フルモデルチェンジ エクステリアについて
ボディサイズはコンパクトになり30mm短く、20mm低い、全長4660mm、全幅1840mm、全高1720mmとし、広い室内長はそのままに全長をコンパクト化したこと、さらに最小回転半径を0.2m減の5.4mとする。ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)」を採用。エクステリアデザイン変更、前後バンパーデザイン変更。スプリットヘッドライトに上部に取り付けられたLEDデイタイムランニングライトが付いている大きなダブル「Vモーショングリル」が特徴的。
新型「エクストレイル」フルモデルチェンジ インテリアについて
インテリアには新しいステアリングホイール、デジタル液晶メーターに7インチディスプレイ、12.3インチのフル液晶デジタルメーターを設定。「10.8インチのカラーヘッドアップディスプレイ」を採用した。大きい最新インフォテインメントシステム採用。インパネの上面にソフトパットを使用し高級感を高めた。「NissanConnectインフォテインメントシステム」は、「Apple CarPlay」「Android Auto」対応した8インチまたは9インチタッチスクリーンディスプレイを採用。センターコンソールにテレイン設定用の小さなシフターノブとロータリーセレクターや電動パーキングブレーキ&ホールドを採用。2列5人乗りまたは3列7人乗りをラインナップする。
新型 「エクストレイル」フルモデルチェンジ 全方位運転支援システム「 360° セーフティアシスト」搭載
「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
インテリジェント エマージェンシーブレーキ フロントカメラで前方の車両(約10〜80km/h)や歩行者(約60km/h以下)を検知。夜間走行時にも動作。衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーで注意を喚起し、ドライバーに回避操作を促します。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、ブレーキによる衝突回避操作をサポート、または衝突時の被害や傷害を軽減。
踏み間違い衝突防止アシスト 進行方向に壁などがある場所での駐車操作中(約15km/h未満)、ブレーキ操作が遅れたり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまった場合、警告すると共にエンジン出力やブレーキを制御し、過度の加速や衝突防止を支援。車両や歩行者の検知。
インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報) 意図せず走行車線を逸脱しそうな場合、表示と音で注意を喚起。
アダプティブハイビームアシスト/ハイビームアシスト 前方検知用のカメラで、先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
RCTA 後退時車両検知警報 後退時に後方を横切ろうとする車両に衝突する恐れがあるとき、警報によってドライバーに注意を促す。
インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム) 死角になりやすい隣接レーンの後側方を走行する車両を検知すると、ドライバーに表示で知らせ、さらに車線変更を開始した場合には、警報とともに車両をもとの車線内に戻すような力を発生し、隣接レーンの車両との接触を回避するようアシスト。
標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知) フロントカメラにより前方の「車両進入禁止標識」「最高速度標識」「一時停止標識」を検知。メーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに伝える。
インテリジェント ルームミラー インテリジェント ルームミラーは、車両後方のカメラ映像をミラー面に映し出す。
インテリジェント クルーズコントロール 先行車を検知している場合、ドライバーが設定した車速(約30~100km/h)を上限として、停止~約100km/hの範囲で先行車との車間を保つよう追従走行。
インテリジェント アラウンドビューモニター 上空から見下ろしているかのような映像をディスプレイに映し出し、スムースな駐車をサポート。
プロパイロット 高速道路で負担を感じる二大シーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポート。
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日産 新型 エクストレイル 2023年モデル 価格改定
注文受付を一時停止していた「エクストレイル」は、世界的な原材料費や物流費などの高騰を鑑み、下表の通り価格を改定し、2023年4月10日より注文受付を再開した。また、特装車においても価格を改定し発売。
グレード | エンジン | 乗車 定員 | 駆動 方式 | 旧価格 (10%) | 新価格 (10%) |
---|---|---|---|---|---|
S | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター | 5人乗り | 2WD | 3,198,800円 | 3,510,100円 |
X | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター | 5人乗り | 2WD | 3,499,100円 | 3,748,800円 |
G | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター | 5人乗り | 2WD | 4,298,800円 | 4,448,400円 |
S e-4ORCE | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター+ MM48モーター | 5人乗り | 4WD | 3,479,300円 | 3,759,800円 |
X e-4ORCE | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター+ MM48モーター | 5人乗り | 4WD | 3,799,400円 | 4,049,100円 |
X e-4ORCE | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター+ MM48モーター | 7人乗り | 4WD | 3,930,300円 | 4,180,000円 |
G e-4ORCE | 1.5L 直列3気筒 DOHC ターボ+ BM46モーター+ MM48モーター | 5人乗り | 4WD | 4,499,000円 | 4,748,700円 |
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新型 エクストレイル いいところ
エクステリアデザインは新鮮さがある
先代モデル発売から9年越しのフルモデルチェンジだけあり、エクステリアはより現代の日産車のデザイン要素を多く取り入れてながらも初代から受け継ぐタフな力強さに、余裕と上質さを感じられるエッセンスを加え、仕上げたという。「スプリットヘッドライト」に上部に取り付けられたLEDデイタイムランニングライトが付いている大きなダブル「Vモーショングリル」が特徴的。ボディサイズはワイドで低くなった20mm広く、20mm低い、全長4660mm、全幅1840mm、全高1720mmとし、広い室内長はそのままに全長をコンパクト化したこと、さらに最小回転半径を0.2m減の5.4mとする。ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)」を採用。
X e-4ORCE 3列7人乗り
G e-4ORCE
エクストレイルとの最大のライバル車種となるのはトヨタの「RAV4」または「ハリアー」となるだろう。
新型エクストレイルと新型RAV4 ボディサイズ比較
新型「エクストレイル」と新型「RAV4」のボディサイズを比較すると全長が+60mm長く、全高が+35mm高くなっている。2台のサイズはほぼ同様と言っていいだろう。
スペック | 5代目 新型RAV4 | 4代目 新型エクストレイル | 差 |
---|---|---|---|
全長 | 4,600mm~ 4,610mm | 4,660mm | +50mm 〜60mm |
全幅 | 1,855mm~ 1,865mm | 1,840mm | -15mm 〜25mm |
全高 | 1,690mm | 1,725mm | +35mm |
ホイールベース | 2,690mm | 2,705mm | +15mm |
新型エクストレイルと新型ハリアー ボディサイズ比較
新型「エクストレイル」と新型「ハリアー」のボディサイズを比較すると全長が-65mmの方が短く全高が+35mm高くなっている。2台のサイズはほぼ同様と言っていいだろう。
スペック | 4代目 新型ハリアー | 4代目 新型エクストレイル | 差 |
---|---|---|---|
全長 | 4,725mm | 4,660mm | -65mm |
全幅 | 1,835mm | 1,840mm | +5mm |
全高 | 1,690mm | 1,725mm | +35mm |
ホイールベース | 2,690mm | 2,705mm | +15mm |
インテリアは最新装備充実
インテリアは高級感がありながらもどこかカジュアル感も感じられるデザインとし乗っていると安心感を感じさせる室内空間を作り上げていた。「ディスプレイオーディオ」からメーター「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」の視界の良さはとても良かった。「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」は高級感と言うよりかは新鮮さを感じさせるポイントとなっている。
ナビゲーションシステムを「NissanConnectインフォテインメントシステム」としており、こちらは現状から進化していくことに期待したい。
センターコンソールとシフトレバーは日産車で多く採用されだしているデザインを採用しており素晴らしい。電動パーキングブレーキ&ホールドボタンの位置は非常に押しやすく、ドリンクフォルダーと置くだけ充電の位置もとても使い勝手の良い場所に設置されていると感じた。
2列目後部座席は広い エアコン独立温度調整機能あり
後部座席はとても広く快適で心地もいいシートを採用している。グレードGに標準で「エアコン独立温度調整機能」が搭載されており後部座席の温度調節を行うことができるのは素晴らしい。更に2列目の座席は前後に稼働することができる。グレードGには「ロールサンシェード」が採用されており、陽の光を避けることができる。(ハリアーには上位グレードやオプションでも採用されていません。)
3列目はおまけである
3列仕様のエクストレイルに乗ることができたが、先代モデル同様に乗ることはできるが大人が乗るととても苦しいと感じるサイズである。
安全装備がトップクラスで充実している 全方位運転支援システム「 360° セーフティアシスト」搭載
先代モデルよりも機能を高めた「 360° セーフティアシスト」は、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
第2世代e-POWER+VCターボエンジン搭載
モーターとインバーターを刷新することで力強さ・なめらかさ・静かさを進化させた第2世代「e-POWER」を搭載。電力を発電するエンジンは、日産が世界で初めて量産化に成功した圧縮比を8~14まで自在に可変させる可変圧縮比エンジン「VCターボエンジン」を採用、e-POWER用にチューニングされたVCターボエンジンの採用により出力を大幅に向上、エンジンの回転数を抑えることで燃費にも貢献している。
新型 「エクストレイル」フルモデルチェンジ スペックについて
スペック | 新型エクストレイル e-POWER | 新型エクストレイル e-POWER+e-4ORCE |
---|---|---|
全長 | 4,660mm | 4,660mm |
全幅 | 1,840mm | 1,840mm |
全高 | 1,725mm | 1,725mm |
ホイールベース | 2,705mm | 2,705mm |
エンジン | 直列3気筒DOHC 1.5 L VCターボ +モーター 型式:EM57 | 直列3気筒DOHC 1.5 L VCターボ +モーター 型式:EM57 型式MM48型 |
フロント モーター 最高出力 | 150kW/4,501-7,422rpm | 150kW/4,501-7,422rpm |
フロント モーター 最大トルク | 330Nm/0-3505rpm | 330Nm/0-3505rpm |
リア モーター 最高出力 | - | 100kW/4,897-9,504rpm |
リア モーター 最大トルク | - | 195Nm/0-4,897rpm |
最高出力 | 106kW/4,400-5,000rpm | 106kW/4,400-5,000rpm |
最大トルク | 250Nm/2,400-4,000rpm | 250Nm/2,400-4,000rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD/4WD |
乗車定員 | 5名 | 5名 7名 |
WLCTモード 燃費 | 19.7km/L | 18.3km/L~18.4km/L |
価格 | 3,198,800円~ 4,298,800円 | 4,479,300円〜 4,499,000円 |
編集部から一言
日産エクストレイル の納期は、グレードやオプション、販売店によって異なりますが、概ね1ヶ月から2ヶ月となっています。納期を早めるためには、人気グレード・オプションを避けたり、在庫車を探すなどの工夫が必要です。最新情報は販売店に確認し、納得のいく納車時期を目指しましょう。
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