2020年までに日本国内で発売が予定されるSUVについてまとめてみた。フルモデルチェンジや新しいモデルなど様々なモデルが発売予定であり今後もSUV人気が続くと予想される。
マツダ 新型 CX-30
マツダは新型CX-30を日本では2019年10月に発売する予定である。新世代商品として初の二桁シリーズとなる「CX-30」はCX-3とCX-5の中間サイズである 。ベースは新型「MAZDA3」となる。デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用。 車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用している。インテリアはメーターパネルを液晶化し、マツダコネクトは最新の「NEW MAZDA CONNECT(ニューマツダコネクト)」TFT 8.8インチのインフォテインメントシステムが搭載。「Android Auto」と「Apple CarPlay」に対応となる。
「CX-5では日本で走るには少し不安があるが、CX-3だと室内が少し狭いからな・・・」と思っていた方にはピッタリなモデルである。
日産 新型 ジューク
新型ジュークのフルモデルチェンジを行い2019年9月3日発表(現地時間)する。コンパクトSUVの元祖であり、1つのジャンルを確率させた「ジューク」は2010年6月に発売。約9年経つ現在に遂に2代目を発売する。ルノーキャプチャーから採用された新CMF-Bプラットフォームを採用する。CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)とは日産自動車とルノーが共同開発した、プラットフォーム基本的に「コックピット」、「エンジン」、「フロントアンダーボディ」、「リヤアンダーボディ」の各モジュールに「電子アーキテクチャー」を加えた5つのモジュールから構成されるのがCMFである。
エンジンに期待されるのが新型「ノート」で大成功を納めたレンジエクステンダーEV「e-POWER」モデルを投入することである。
日産 新型 ジューク e-POWER フルモデルチェンジ 2代目 2019年9月3日発表
日産 新型 エクストレイル e-POWER
日産は新型エクストレイル (X-TRAIL)のフルモデルチェンジを行い2019年12月に発売する。2019年2月3日に欧州向け次期型「エクストレイル」を日産自動車九州で生産することを決定したと発表した。今回日本モデルでは日産独自のハイブリッドシステム、「e-POWER」と「PHEV(プラグインハイブリッドEVシステム)」モデルを追加する。
日産 新型 エクストレイル e-POWER フルモデルチェンジ 2019年12月発売
トヨタ 新型 ハリアー 4代目
トヨタは新型ハリアーのフルモデルチェンジを行い2020年12月に発売する。2019年4月10日に新型RAV4は一足先にフルモデルチェンジを行い日本でも発売されたが、RAV4はコンセプトがハリアーとは違うので以前と同じ(東京以外)ネッツ店、カローラ店で扱う、RAV4はスポーツ志向でハリアーは高級志向となる。
丸7年での今回のフルモデルチェンジではエクステリアのデザインはキープコンセプトでありながら今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されているTNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Kプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。
LEDヘッドライト、前、後にLEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)を装備。第2世代の次世代Toyota Safety Sense を全車標準搭載する。
エンジンは新型RAV4と同じ最大熱効率40%以上を実現したエンジン、「直列4気筒 2.0L 直噴エンジン搭載 Dynamic Force Engine」+「Direct Shift-CVT」が搭載される。ハイブリッドモデルは新型カムリと同様の直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」と小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し燃費向上を果たす。燃費はJC08モード燃費:21.4km/Lから24km/Lとなる。
トヨタ 新型 ハリアー 4代目 フルモデルチェンジ TNGA採用 2020年12月発売
トヨタ 新型 RAV4 PHV
トヨタは新型「RAV4」のPHV(プラグインハイブリッドモデル)の開発を行っており2020年発売する可能性がある。海外では既にプラグインハイブリッドモデルと思われるテスト走行なども行っている。
トヨタ 新型 RAV4 PHV プラグインハイブリッドモデル 2020年発売か?
トヨタ 新型 ランドクルーザー プラド 180系
トヨタはクロスカントリーSUV「ランドクルーザー プラド」のフルモデルチェンジを行い180系として2020年8月に発売する。
旧型150系はプラットフォームやエンジンは先代を踏襲しつつ発展させ(キャリーオーバー)モデルとなるが、今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されているTNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Lプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。
トヨタ 新型 ランドクルーザー プラド フルモデルチェンジ 180系 2020年8月発売
トヨタ 新型 TJクルーザー
トヨタはFJクルーザーの後継モデルとして新型TJクルーザーを2020年に発売する予定だ。2017年5月25日、トヨタは米国特許商標庁に「TJクルーザー」という名前を商標登録した。
2015年12月9日に発売した4台目の新型プリウスの技術を多数採用する。TNGA(Toyota New Global Architecture)GL-Cと呼ばれる新開発のプラットフォームを基盤としたGA-Cプラットフォームの採用に加え、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大と、ドア開口部環状構造の採用により、ボディの高剛性化を実現。新世代エンジン「Dynamic Force Engine」と ハイブリッドシステムは小型化されたTHSⅡを採用する。パワートレーンなど全てにTNGAを導入。
TNGAではパワートレーンユニットとプラットフォームを刷新し、一体的に新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させていく。
トヨタ 新型 TJクルーザー FJクルーザー後継モデル TNGA採用 2020年発売
トヨタ 新型 ランドクルーザー 300
トヨタは新型ランドクルーザーのフルモデルチェンジを行い300系として2020年に発売する。丸13年でのフルモデルチェンジを果たす、今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されていTNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Lプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。
トヨタ 新型 ランドクルーザー 300 フルモデルチェンジ ハイブリッド 2020年発売
ダイハツ 新型 ビーゴ / テリオス
ダイハツは新型のビーゴ / テリオスのフルモデルチェンジを行い後継モデルを2019年10月頃に発売する。
ダイハツにおける日本国内向けの普通車登録のSUVが消滅し、1974年に発売されたタフト以来42年の歴史に幕を降ろす。ジャンルとしては小型SUVであるが、現在他社ではマツダ CX-3やホンダ ヴィゼルなどが販売が好調とあり、同じジャンルのビーゴを復活しモデルチェンジし販売力を強化するようだ。
2016年4月12日に発売した新型ブーンのプラットフォームを採用する。新型タント/ タントカスタムに搭載された先進技術「次世代スマートアシスト」を採用する。
ダイハツ 新型 ビーゴ / テリオス 復活 フルモデルチェンジ ハイブリッドモデルあり 2019年10月頃発売
スバル 新型 SUBARU XV PHV
スバルは新型SUBARU XVの米国モデル「Subaru Crosstrek」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル(SUBARU StarDrive Technology)を2018年11月19日(現地時間)発表、2018年内に発売すると発表した。SUBARU StarDrive Technologyは新型プリウスPHVと同様に、2つの電気モーターとリチウムイオンバッテリー電力量:8.8kWhを搭載し、EV走行も可能にしEV航続可能距離:27.3km前後を可能にしたモデルとなった。更に旧型プリウスPHVは4人乗りとなるが、XV PHVは5人乗りをキープしている。荷物室はガソリンモデルと比べ狭くなった。
スバル 新型 SUBARU XV PHV プラグインハイブリッド
スバル 新型 レガシィ アウトバック
スバルは新型レガシィ アウトバックのフルモデルチェンジを行い2019年10月に発売する。同時に新型レガシィB4もフルモデルチェンジを果たす。
スバルは新型インプレッサスポーツ/G4セダンのフルモデルチェンジをし2016年10月25日から発売を開始。次世代プラットフォーム「Subaru Global Platform(SGP)」を採用した。今回のフルモデルチェンジで新型レガシィ アウトバックにも次世代プラットフォーム「Subaru Global Platform(SGP)」を採用する。ボディサイズは全長4,860、全幅1,855、全高1,680mm、ホイールベース2,745mmである。
インテリアには11.6インチのフルHD大画面ディスプレイを搭載したナビゲーションシステムを採用する。スマートフォン感覚で快適に操作できるHMI(Human Machine Interface)を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。
スバル 新型 レガシィ アウトバック フルモデルチェンジ A型 2019年10月発売
最後に一言
いかがでしょうか?2020年までの間に魅力的な数多くのSUVが発売される予定である。これからSUVにしてみようと考えている方や新車を検討している方の参考になれば幸いです。