トヨタはクロスカントリーSUV「ランドクルーザー プラド」のフルモデルチェンジを行い180系として2022年8月に発売する。
新型ランドクルーザー プラドについて
現行150系はプラットフォームやエンジンは先代を踏襲しつつ発展させ(キャリーオーバー)モデルとなるが、今回はもちろん、2015年12月9日に発売が開始された新型プリウスに採用されているTNGA(Toyota New Global Architecture)(GA-Lプラットフォーム)と呼ばれる新開発のプラットフォームを採用することによって、現行モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し現行モデルから大幅な進化を果たす。
エクステリアデザインはもちろんキープコンセプトであるがより現代らしいデザインとなりより豪華なデザインとなる。
3連LEDヘッドライト、LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)、を装備。
インテリアは現行に比べ現代風へと進化しメーターなどには液晶パネルを採用する。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキ (ホールド機能付き)を採用。
エンジンはトヨタの新型カムリや新型RAV4に搭載される直列4気筒 2.5L 直噴エンジンD-4S「Dynamic Force Engine」を採用。現行よりも優れた燃費とトルクアップを果たし燃費向上する。
第2世代の次世代 Toyota Safety Sense P 全車標準搭載する。
新型ランドクルーザー プラド スペック
スペック | 新型ランドクルーザー プラド | |
---|---|---|
全長 | 4,830mm | |
全幅 | 1,880mm | |
全高 | 1,850mm | |
ホイールベース | 2,800mm | |
エンジン | 直列4気筒2.5L直噴エンジン D-4S |
2.8L 直4 クリーンディーゼル エンジン |
最高出力 | 151kW(205ps)/ 6,600rpm |
130kW(177ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 250Nm(25.3kgm)/ 5,000rpm |
450Nm(45.9kgm)/ 2,400rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT | |
駆動方式 | 4WD | |
JC08モード燃費 | 11.5km/L | 12.0km/L |
乗車定員 | 5〜7名 | |
予想価格 | 350〜440万円 | 400万円〜550万円 |
第2世代の次世代 Toyota Safety Sense の主な特長
2018年1月8日発売開始する新型アルファード /ヴェルファイアに搭載した第2世代の次世代 Toyota Safety Sense P 全車標準搭載する。
レーザーレーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保するとともに、衝突回避支援型PCS、LDA、AHBをパッケージ化。高速域まで対応する衝突回避支援/被害軽減性能を確保している。上記の通り、トヨタセーフティセンスPのプリクラッシュブレーキでは、歩行者との相対速度が約30km/h以内の場合に衝突回避を支援し、車両の場合だと10km/h~最高速の幅広い速度域で作動する。
現行のトヨタセーフティセンスPに比べ、昼間の自転車や夜間の歩行も検知可能となった「プリクラッシュセーフティ」や、前方車両との車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール」の作動時に、車線維持に必要なステアリング操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」を搭載。
- 衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
- レーンディパーチャーアラート(LDA)
- オートマチックハイビーム(AHB)or アダプティブハイビームアシスト(AHS)(新機能)
- 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
- レーダークルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト(LTA)(新機能)
- ロードサインアシスト(RSA)(新機能)
- 先行者発進告知(新機能)
ミリ波レーダーとカメラを用いて優れた認識性能・信頼性を確保。衝突回避支援型PCS、LDA、AHBの3種類の予防安全機能に加え、PCSに歩行者検知機能を付加。対歩行者の衝突回避支援/被害軽減を可能にするとともに、レーダークルーズコントロールも装備する。
- 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
- レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。また、仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援。自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応。歩行者に対しては夜間でも同じく約10km/h~80km/hの範囲でPCSの自動ブレーキが作動するようになった。
- ロードサインアシスト(RSA)
- 検知対象を拡大し、ほか、また、道路脇にある「制限速度」「一時停止」「進入禁止」「はみ出し禁止」といった主要な交通標識を読み取ってインパネに表示する。
- レーンディパーチャーアラート(LDA)
- カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
- オートマチックハイビーム(AHB)
- カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援。
- アダプティブハイビームアシスト(AHS)
- LEDの点灯・消灯を細やかに制御することで、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光できるシステムです。ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高めて、夜間の優れた視認性を確保。
- レーダークルーズコントロール
- 先行車との車間距離の検知にミリ波レーダーを使用し、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節することで一定の車間距離を保ちながら追従走行できるレーダークルーズコントロールを採用。前方車両の車線変更をミリ波レーダーとカメラで検知し、よりスムーズな加減速制御を実現。トヨタはモビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロ」を目指し、「統合安全コンセプト」に基づいた各種の安全装備・システムを研究・開発し、「より安全な車両・技術開発」に邁進するとともに、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化している。
- レーントレーシングアシスト(LTA)
- レクサス 新型LSシリーズに搭載されたレーントレーシングアシスト[LTA]を次世代 Toyota Safety Sense Pに初採用。 高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロールの作動時にレーントレーシングアシスト[LTA]のスイッチをONにすると車線維持に必要なステアリング操作支援を行う。
トヨタ 第2世代版 Toyota Safety Senseを2018年より導入 比較 変更点

アドバンスドセーフティ
- インテリジェントパーキングアシスト2
- (巻き込み警報機能+バックガイドモニター機能+音声案内機能付)新機能追加。
- インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)
- アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物への接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。ソナーはコンビニなどのガラスもしっかり検知。低速走行時(15km/h以下)に進行方向にある静止物を検知している場合、ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキをかける。
- ドライブスタートコントロール
- シフト操作時における急発進を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与。
- 先行車発進告知機能
- 信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとディスプレイ表示でお知らせ。
- 緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅式)
- 急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。
- デジタルインナーミラー
- 車両後部に取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示する。
トヨタ コネクテッド (IoT) T-Connect DCMパッケージ 全車標準搭載
トヨタは2002年から車載通信機DCMを実用化。2011年にトヨタスマートセンター、クラウドを構築している。
新型プリウスPHVに搭載されたシステムを搭載。T-Connect SDナビゲーションシステムとDCMが装備され3年間無料クルマ見守り、マップオンデマンド、エージェント、オペレーターサービスが可能。
- マップオンデマンド(3年間無料)
- 新しい道路情報を自動更新してくれる。
- エージェント(音声対話サービス)
- 話しかけるだけでエージェントが目的地を探してくれる。
- エージェント(先読み情報案内サービス)
- 行き先を予測して役立つ情報を教えてくれる。
- オペレーターサービス
- 24時間365日、専用オペレーターがナビ操作を行う。
- LINEマイカーアカウント
- LINEを通じて、ナビの目的地登録や天気・距離・所要時間・給油要否・出発時間の確認。
- マイカーSecurity[アラーム通知/車両の位置追跡・警備員の派遣/エンジン始動通知/カーファインダー(停車位置確認)/うっかり通知/リモート確認]
- 車両盗難・車上荒らしなどがあった時や、ドアロックの閉め忘れなどがあった時、さらに自車の位置を確認したい時、メールやスマートフォンを通じて適切な対応が行えます。
- ヘルプネット(ワンタッチタイプ)【車内専用ボタン付】
- 突然の事故や急病時に、専門オペレーターが警察や消防に取り次ぎ、迅速な緊急車両の手配を行います。
- リモートメンテナンスサービス
-
[eケア(走行アドバイス)]警告灯点灯時に、お客様から販売店にお問い合わせされた場合、またはトヨタ販売店からお客様にご連絡する場合に、クルマから発信される情報を基に適切なアドバイスが可能です。
[eケア(ヘルスチェックレポート)]クルマのバッテリーの状態、警告灯点灯状態などについて、T-Connectスマホアプリで確認できます。またトヨタ販売店からは、クルマから発信される情報をもとに最適なメンテナンスのアドバイスが可能です。
[マイカーカスタマイズ]車両カスタマイズ項目の一部分を、T-Connectスマホアプリより遠隔で設定可能です。
現行 ランドクルーザー プラドについて
現行4代目、ランドクルーザー プラド 150系は2009年に120系から
およそ7年ぶりにモデルチェンジを果たした。
従来設定されていたV6 4.0 L車が日本国内向けで廃止される一方、2007年7月の廃止以来約6年11ヶ月ぶりに国内向けディーゼル車が復活した。
2.8L 直4 クリーンディーゼル直噴ターボエンジン 次世代高断熱ディーゼル燃焼やコンパクトで高効率のターボチャージャーを併用。JC08モード燃費は11.8km/Lとなる。
2016年8月29日 トヨタ店創立70周年記念特別仕様車「TX”Lパッケージ・G-FRONTIER”」を発売。
トヨタは新型ランドクルーザー プラド 150系 マイナーチェンジを行い2017年9月12日に発売した。
価格:353万8,080円〜536万3,280円
プレスデー2017年9月12日~13日、一般公開日9月16日~24日に開催されるフランクフルトモーターショー2017にて世界初公開される。トヨタプレスカンファレンスは9月12日8時50分(現地時間)から行われる。
トヨタは新型ランドクルーザー プラド 150系 マイナーチェンジモデルの一部改良を行い2018年6月25日に発売。
価格:353万8,080円〜536万3,280円
ランドクルーザー プラド スペックについて
スペック | 新型ランドクルーザー プラド | |
---|---|---|
全長 | 4,760mm | |
全幅 | 1,885mm | |
全高 | 1,835mm | |
ホイールベース | 2,790mm | |
エンジン | 2.7L 直4 ガソリンエンジン |
2.8L 直4 クリーン ディーゼルエンジン |
最高出力 | 163ps/ 5200rpm |
177ps/ 3,400rpm |
最大トルク | 25.1kgm/ 3800rpm |
45.9kgm/ 2400rpm |
トランス ミッション |
6AT | |
駆動方式 | 4WD | |
JC08モード燃費 | 9.0km/L | 11.8km/L |
乗車定員 | 5〜7名 | |
価格 | 345万円〜 405万円 |
406万円 〜 523万円 |
今後新しい情報が入り次第お伝え致します。
- レクサス 新型 LEXUS LQ フラグシップ SUV 2020年発売
- レクサス 新型 RXシリーズ マイナーチェンジ RX300 RX450hL 3列シートモデル 7人乗り 2017年12月7日発売
- レクサス 新型 NX マイナーチェンジ NX300/ NX300h 2017年9月14日発売
- トヨタ 新型 RAV4 フルモデルチェンジ 5代目 日本復活 TNGA採用 2019年4月10日発売
- レクサス 新型 LEXUS LX570 マイナーチェンジ (一部改良) 2019年8月発売
- レクサス 新型 LEXUS RX マイナーチェンジ 2019年11月発売
- レクサス 新型 LX570 フルモデルチェンジ 2020年発売
- トヨタ 新型 ランドクルーザー 300 フルモデルチェンジ ハイブリッド 2020年発売
- 2020年 トヨタ 新型車発売 モデルチェンジ情報 まとめ
トヨタ ラウンドクルーザー プラド