価格や仕様が判明 新型「シエンタ 」発売日は2022年8月23日

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2022年8月23日にフルモデルチェンジを行い3代目となる「シエンタ」。事前予約がスタートしており、実際にディーラーにて価格や仕様を確認してきたので内容についてまとめてみた。既に発売から丸7年となる旧型2代目「シエンタ」は2015年7月9日発売した。一体どんな進化を遂げているのか今までとは違いが数多くあるという。

目次

新型シエンタ フルモデルチェンジ 価格 グレード

今回のラインナップで一番差があるのはハイブリッド車にE-Four(4WD)モデルをラインナップすることである。逆にガソリンモデルでは4WDモデルを廃止しており、4WDを購入する場合にはハイブリッド車を選択することになる。筆者として思うことは先代モデルから新型になり、「TNGAプラットフォーム」を採用したことや、安全装備が衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense(C)」から最新の「Toyota Safety Sense」に変更になっただけでも大きな違いだ。更に、新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン」や新世代「ハイブリッドシステム」を採用しており、大幅な性能アップをしながらこの価格差であれば申し分ないだろう。

ガソリン車

先代のシエンタはガソリン車が1,888,500円~2,358,000円であったが、新型となり1,950,000円~2,560,000円となり61,500円~202,000円の価格差がある。先代モデルでは4WDモデルが存在したが、ガソリン車では今回新型にはラインナップしないため、そこまで価格差が生まれていない。

グレード乗車定員駆動方式価格(10%)
X5人乗り2WD1,950,000円
G5人乗り2WD2,300,000円
G7人乗り2WD2,340,000円
Z5人乗り2WD2,520,000円
Z7人乗り2WD2,560,000円

ハイブリッド車

先代のシエンタはハイブリッド車が2,236,500円~2,580,000円であったが、新型となり2,380,000円~3,108,000円となり143,500円~528,000円の価格差がある。更に先代モデルではE-Four(4WD)モデルがなかったが今回からは新たにラインナップされており、価格差が広がっている。

グレード乗車定員駆動方式価格(10%)
X5人乗り2WD2,380,000円
X5人乗りE-Four
(4WD)
2,578,000円
G5人乗り2WD2,300,000円
G5人乗りE-Four
(4WD)
2,650,000円
G7人乗り2WD2,690,000円
G7人乗りE-Four
(4WD)
2,888,000円
Z5人乗り2WD2,870,000円
Z5人乗りE-Four
(4WD)
b3,068,000円
Z7人乗り2WD2,910,000円
Z7人乗りE-Four
(4WD)
3,108,000円

フルモデルチェンジするシエンタはTNGAを初採用する

TNGA(Toyota New Global Architecture)」「GA-Bプラットフォーム」採用。

新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」に新しい小型化されたTHSⅡを採用。発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を組み合わせる。

ハイブリッドモデルにはE-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式を採用する。ガソリン4WDモデルを廃止する。

「快感ペダル」をトヨタ初採用。

先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。

8インチOR10.5インチのディスプレイオーディオを標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。

最大で一般家庭約5日分の電力供給可能な外部給電機能を標準装備。

2015年7月に発売した旧型「シエンタ」は実は「TNGA」を採用していない。初採用されたのは2015年12月に発売した新型「プリウス」からなので採用されず。更にいうと多くのトヨタ車種ではかなり遅れてついに「TNGA」採用されるということになる。「シエンタ」ユーザーからはどうしてもボディ合成の低さと車内で走行時の騒音が気になるとよく耳にしたが、今回のモデルで全く違った車に進化を遂げることは間違ない。より多く防音材やボディ合成がアップすることで乗り味が変わる。TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づく新開発「GA-Bプラットフォーム」を採用。旧型モデルよりも広い室内空間を得る。 高い空力性能を実現、新開発のプラットフォームを採用により「軽量化」「低重心化」「30%以上 ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。

5ナンバーサイズとしながらも広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となりそうだ。ディスプレイオーディオを標準装備。

新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」に新しい小型化されたTHSⅡを採用。「ソフトインパネ」「本革巻きステアリングホイール」「ヘッドアップディスプレイ」などを上級グレードには採用される。Aピラーを後方に置き視界を改善、フードレス双眼デジタルTFTメーターを採用する。

新旧Toyota Safety Sense違いについて

「Toyota Safety Sense C」から新型「Toyota Safety Sense」を採用することで大幅に機能追加と安全性の向上を果たすことになる。

システム新型Toyota Safety
Sense
Toyota Safety
Sense C
方式単眼カメラ+
ミリ波レーダー
単眼カメラ+
レーザーレーダー
オートマチック
ハイビーム
衝突回避支援型
プリクラッシュ
セーフティ

昼・夜間歩行者
自転車
交差点右折時
対向直進車
歩行者検知
×
レーントレーシング
アシスト
×
レーン
ディパーチャー
アラート

ステアリング制御
白線/黄線 検出
道路端 検出
ふらつき警報

白線/黄線 検出
ロードサインアシスト×
レーダークルーズ
コントロール
×
先行車発進告知
緊急時操舵回避
支援機能
×
低速時加速
抑制機能
×

新旧 シエンタ スペック 比較

スペック旧型 シエンタ新型シエンタ
全長4,260mm4,280mm
全幅1,695mm1,695mm
全高1,675mm(2WD)
1,695mm(4WD)
1,695mm(2WD)
1,715mm(4WD)
ホイール
ベース
2,750mm2,750mm
タイプハイブリッドハイブリッド
エンジン直4 1.5L+
モーター
1NZ-FXE型
直3 1.5L+
モーター
M15A-FXE型
最高出力54kW(74PS)/
4,800rpm
67kW(91ps)/
5500rpm
最大トルク111Nm(11.3kgm)/
3600~4,400rpm
120Nm(12.2kgfm)/
3800-4800rpm
モーター
最大出力
45kW (61PS)フロント:59kW(80ps)
リヤ:2.2kW(3.0ps)
モーター
最大
トルク
169Nm(17.2kgm)フロント:141Nm(14.4kgm)
リア:44Nm(4.5kgm)
WLCT
モード燃費
22.8km/L(2WD)28.2~28.8km/L(2WD)
25.3km/L(4WD)
駆動方式2WD2WD/4WD
(E-Four)
乗車定員5名・7名5名・7名
最小
回転半径
4.8m~5.1m5.0m
駆動方式電気式
無段階変速機
電気式
無段階変速機
価格2,380,000円~
3,108,000円
1,950,000円~
2,560,000円

3代目 新型 シエンタ について思うこと

トヨタにとって「シエンタ」は日本市場においてコンパクトミニバンという存在であり販売力の高い車種である。今回はトヨタとして正常進化を果たし、プラットフォームからエンジンまで全てを一新することで見た目以上に乗ったときに進化を感じるモデルとなる。安全装備の充実やインテリアの最新装備により子育て世代にちょうどいいボディサイズで最大7人乗りとコンパクトであるが頼れる一台となる。色々話してきたが、今回の新型「シエンタ」は8月に発売した瞬間に話題となることは間違なく、見慣れないデザインに驚く人も多いのは間違ないだろう。あと半月余りの発売が楽しみである。

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トヨタ シエンタ

https://toyota.jp/sienta/

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