米国のレクサスは全く新しい新型SUV「TX」新たなティーザー画像(インテリア画像)を2023年5月23日(現地時間)公開した。また、正式発表は2023年6月8日であることも発表された。米国で「TX350」「TX500h」の名前を商標登録していたことが判明した。その後2022年3月16日に「TX550h+」の名前を商標登録している。
レクサス 新型「TX」2024年モデル について
今回新たに公開されたインテリア画像をみると、2+2+3レイアウトの3列シートアレンジメントのほか、レクサスの「NX」から搭載される従来のメカ機構によるアンラッチを電気制御に置き換えた「e-ラッチ」を採用し、プレミアムサラウンドサウンドシステム”マークレビンソン“も採用ているのがわかる。
ティーザー画像1枚の画像は、後部をぎゅっと切り取ったもので、後部ドアとCピラーのみを示している。しかし、この画像からわかることは噂になっていたトヨタのグラインドハイランダーをベースにしていることがわかった。
レクサス 新型「TX350」「TX500h」「TX550h+」3列シートSUVについて
レクサス新型「TX」はトヨタの「グランドハイランダー」をベースに同様の「TNGA(Toyota New Global Architecture)」に基づく新開発「GA-Kプラットフォーム」を採用。レクサスの「RX」よりも大きいモデルとなる。噂では「RX L」の3列シートモデルの後継としてラインナップすることになる。メルセデス・ベンツ GLS やBMW X7 のライバルであるこのSUVは「RX L」よりも大きいと言われている。
この「TX」が加わると、「LX」「GX」「TX」「RX」「NX」「UX」「LBX」と米国では7つのSUVモデルをラインナップすることとなるだろう。「LX=ランドクルーザー300」「NX=ハリアー」「UX=C-HR」である。「TX=グランドハイランダー」となる。
TNGA | トヨタ | レクサス |
---|---|---|
GA-B プラットフォーム | ヤリスクロス | LBX |
GA-C プラットフォーム | C-HR | UX |
GA-K プラットフォーム | ハリアー | NX |
e-TNGA プラットフォーム | bZ4X | RZ |
GA-K プラットフォーム | ハイランダー | RX |
GA-K プラットフォーム | グランドハイランダー | TX |
GL-F プラットフォーム | ランドクルーザープラド | GX |
GL-F プラットフォーム | ランドクルーザー300 | LX |
レクサス 新型「TX」インテリア について
インテリアデザインでは、人間中心の「Tazuna Concept」に基づいた、クルマとドライバーがより深く直感的につながり、操ることを楽しめるドライバー席と、開放的で快適な居住空間の両立を目指した。高解像度14インチワイドタッチディスプレイを採用。クルマと会話するような自然な発話での操作に対応した音声認識機能を搭載。無線通信でソフトウェアの更新が可能となるOTAソフトウェアアップデート機能に対応。
レクサス 新型「TX」エンジンについて
ターボエンジンならではのパワフルさに加え、伸びやかな加速とレスポンス良い走りを実現した。新型「TX350」には 新開発した「2.4Lターボエンジン」とDirect Shift-8ATを採用。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、 多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。新型「TX500h」には新開発した「2.4L直噴ターボエンジン+ハイブリッドシステム」を採用。