米国のレクサスは米国・テキサス州オースティンで全く新しい新型SUV「GX」を2023年6月8日(木)(現地時間)に発表する。デザインの一部がわかるティーザー画像を2023年5月25日(現地時間)公開した。更に最もオフロード志向なモデルであることがわかる画像を追加で2023年6月6日(現地時間)公開した。
「GX」はトヨタの「ランドクルーザープラド」のレクサスバージョンである。日本の特許庁に「GX550」を2021年9月1日に商標出願している。商願2021-108677。今回のティーザー画像など日本のニュースリリースでも報じており、このタイミングで日本導入の可能性も高い。
レクサス 新型 GX について
日本では2023年現在まで未発売となる「GX」は最上級となる「LX」と、クロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するモデルで「ランドクルーザープラド」の姉妹車である。2023年8月頃にフルモデルチェンジを行う「ランドクルーザープラド」をもちろんベースとしており、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発の「GA-Fプラットフォーム」をベースにラダーフレームを採用することによって、旧型モデルよりも広い室内空間を得ることが可能。高い空力性能を実現するなど、新開発のプラットフォームを採用により「低重心化」「ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。軽量化を実現する。
エクステリアデザインはもちろんキープコンセプトであるがより現代らしいデザインとなりより豪華なデザインとなる。インテリアは旧型に比べ現代風へと進化しメーターなどには液晶パネルを採用する。インテリは室内灯をLED、電動パーキングブレーキ (ホールド機能付き)を採用。「次世代Lexus Safety System+ 」全車標準搭載する。更に、高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Park」を搭載。加えてダウンヒルアシストコントロール(DAC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRAC)、および車両安定性コントロール(VSC)採用。
レクサス 新型 SUV モデル について
「LX」「GX」「TX」「RX」「NX」「UX」「LBX」と米国では7つのSUVモデルをラインナップ「LX=ランドクルーザー300」「NX=ハリアー」「UX=C-HR」である。日本モデルとしても「GX」がラインナップされてもおかしくない。
TNGA | トヨタ | レクサス |
---|---|---|
GA-B プラットフォーム | ヤリスクロス | LBX |
GA-C プラットフォーム | C-HR | UX |
GA-K プラットフォーム | ハリアー | NX |
e-TNGA プラットフォーム | bZ4X | RZ |
GA-K プラットフォーム | ハイランダー | RX |
GA-K プラットフォーム | グランドハイランダー | TX |
GL-F プラットフォーム | ランドクルーザープラド | GX |
GL-F プラットフォーム | ランドクルーザー300 | LX |
レクサス 新型 GX 新世代デザイン言語を採用した エクステリアデザインを採用
エクステリアデザインは、NXから始まった運動性能や機能に寄与するデザインを追求し、プレミアムオフロードSUVに相応しい力強さと存在感、さらに洗練さを兼ね備えたプロポーションを実現。
新TNGAプラットフォーム「GA-Fプラットフォーム」の採用 上質な走りを実現
「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を確保するために、伝統とも言えるボディオンフレーム構造を維持、TNGAプラットフォームの「GA-Fプラットフォーム」の採用などで軽量化、デジタル開発による高剛性ボディの実現で、クルマの素性を刷新。
レクサス 新型 GX インテリア について
インテリアではインストルメントパネルに12.3インチディスプレイを採用、バックアンダーフロアビュー機能を搭載。前後デフロック等、専用の機能を装備、オフロード性能を最大限に高めた“OFFROAD”を新たに設定。指紋認証スタートスイッチは、盗難リスクの低減に寄与。
レクサス 新型 GX 新たなパワートレーンの採用
エンジンには新たなパワートレーンの採用、高出力、高トルクの3.5L V6 ツインターボガソリンエンジン。マルチホール直噴インジェクタ付D-4STの採用とロングストローク化をおこなうことで優れた過給レスポンスを生み出す。トランスミッションは10ATを組み合わせる。電子制御ブレーキシステム(ECB)、電動パワーステアリングシステム(EPS)を搭載。、6つのモード(AUTO/DIRT/SAND/MUD/DEEP SNOW/ROCK)から選択できるマルチテレインセレクトを設定。各種センサーの情報から走行中の路面状況を推定し、ブレーキ油圧、駆動力、サスペンション制御を最適化するAUTOモードを採用。