今回は2024年(令和6年)時点でおすすめのミニバン車種をランキング形式でお伝えします。現時点で販売可能なモデルとでお伝えします。新モデルまたはフルモデルチェンジを積極的に行われている。購入検討される人や違う車種に乗り換えを検討している方は是非比較を見て車種を決めるときの参考にして頂けたら幸いです。今回は販売台数、燃費、リセールバリューなどトータル的におすすめできる車種を順位でお伝えします。
ミニバンの定義とは?
ミニバンは、規格や技術的な定義は存在しない。全長に対する室内長と室内高は比較的大きい車種を示す。一般に乗車定員は6名以上である。トールワゴン・ハイトワゴンと呼ばれることが多い。
2023年 ミニバン 年間販売ランキング トップ8
乗用車では1位はシエンタ132,332台で、2位はノアが95,181台となった。3位ヴォクシーが89,080台で首位となった。
順位 | メーカー | 車名 | 販売台数 |
---|---|---|---|
1位 | トヨタ | シエンタ | 132,332台 |
2位 | トヨタ | ノア | 95,181台 |
3位 | トヨタ | ヴォクシー | 89,080台 |
4位 | ホンダ | フリード | 77,562台 |
5位 | 日産 | セレナ | 75,673台 |
6位 | トヨタ | アルファード | 53,086台 |
7位 | ホンダ | ステップワゴン | 44,157台 |
8位 | 三菱 | デリカD:5 | 17,217台 |
9位 | トヨタ | ヴェルファイア | 13,218台 |
10位 | トヨタ | ハイエースワゴン | 11,102台 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
2023年に発売されている 燃費のいいミニバン 国産車 ランキング トップ10
2023年4月現在に販売されている燃費のいいミニバン車を調査したところ、日本国内では「シエンタ」が圧倒的燃費でWLTCモード燃費28.8km/Lであった。「ノア・ヴォクシー」も同ジャンルの「ステップワゴン」「セレナ」と比べてもWLTCモード燃費23.0km/Lとあの大きさと思えないほどの低燃費となっている。
順位 | メーカー | 車名 | WLTCモード 燃費 | 最大 乗車人数 |
---|---|---|---|---|
1位 | トヨタ | シエンタ | 28.8km/L | 3列 7人乗り |
2位 | トヨタ | ノア | 23.0km/L | 3列 8人乗り |
2位 | トヨタ | ヴォクシー | 23.0km/L | 3列 8人乗り |
4位 | ホンダ | フリード | 20.9km/L | 3列 6人乗り |
5位 | ホンダ | オデッセイ | 20.8km/L | 3列 7人乗り |
6位 | 日産 | セレナ e-POWER | 20.6km/L | 3列 8人乗り |
7位 | ホンダ | ステップワゴン | 20.0km/L | 3列 8人乗り |
8位 | トヨタ | アルファード | 17.7km/L | 3列 7人乗り |
8位 | トヨタ | ヴェルファイア | 17.7km/L | 3列 7人乗り |
10位 | 三菱 | デリカD:5 | 13.6km/L | 3列 6人乗り |
11位 | レクサス | LM | 13.5km/L | 2列 4人乗り |
12位 | 日産 | エルグランド | 10.8km/L | 3列 7人乗り |
13位 | 日産 | キャラバン | 10.5km/L | 3列 9人乗り |
14位 | トヨタ | グランエース | 10.0km/L | 3列 8人乗り |
15位 | トヨタ | ハイエース スーパーロング | 8.8km/L | 4列 10人乗り |
1位 トヨタ 新型 アルファード フルモデルチェンジ モデル
トヨタは新型アルファード/ヴェルファイアのフルモデルチェンジ 40系 を2023年6月21日に行う。
TNGA(Toyota New Global Architecture)新開発「GA-Lプラットフォーム」を採用。
新型エンジン「2.5L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)+ハイブリッドシステム」と「2.4L直噴ターボエンジン」を搭載。
最新バージョン「Toyota Safety Sense(TSS3)」搭載。高度運転支援技術 Toyota Teammate[Advanced Drive]搭載。
前席はメーター「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」と14インチディスプレイオーディオ、T-Connect SDナビゲーションシステム+ヤマハプレミアムサウンドシステム (各上級グレード) に、リヤシートエンターテインメントシステムには、14.1インチディスプレイを採用。「JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)」「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。
パワーバックドア(挟み込み防止機能付) (各上級グレード) を採用。
ハンズフリースライドドア(各上級グレード)を採用。
Advanced Park (HVはリモート機能付き) 画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
旧型同様にキープコンセプトではあるが、エクステリアデザイン変更、前後バンパーデザイン変更。 2015年12月に発売された新型プリウスから採用された、「TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォーム」を採用。エンジンモデルには新型カムリと同じ最大熱効率40%以上を実現したエンジン「2.5L 直列4気筒 直噴エンジン(Dynamic Force Engine)」搭載 が搭載される。ハイブリッドモデルにもこのエンジンを採用し、より小型・軽量化されたハイブリッドシステム「高性能マルチステージTHSⅡ」を採用し燃費向上を果たす。新型アルファード /ヴェルファイア ハイブリッドはカムリハイブリッドと同様の2AR-FXE 2.5L 直4 DOHC+モーターを採用しの燃費はJC08モード燃費:18.4〜19.4km/Lとなる。
新型 アルファード インテリアは大幅に進化
前席は、最新のステアリングホイールと新型「プリウス」「クラウン」と共通化により最新デザインのシフトノブを採用。電動パーキングブレーキ&ホールドボタンの位置は非常に押しやすく、ドリンクフォルダーと置くだけ充電の位置もとても使い勝手の良い場所に設置されている。メーター「12.3インチ大型フル液晶デジタルメーター」と14インチディスプレイオーディオ、T-Connect SDナビゲーションシステム+「JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)」 に、リヤシートエンターテインメントシステムには、14.1インチディスプレイを採用。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。(Executive Loungeは標準装備)
更に、後席には「ツイン調光パノラマルーフ」を採用し「LEDルーフカラーイルミネーション」も先代同様に採用されている。最上級グレードの「Executive Lounge」の後席にはシートリクライニングやテレビなどの様々な快適装備を直感的に操作できる“集中コントロールタッチパネル”を2つ採用。両側には「ユニバーサルステップ」を採用(オプション)
新型 アルファード ガソリン車用 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン D-4S 搭載
高速燃焼技術、可変制御システムの採用。世界トップレベル最大熱効率40%(HV専用で41%)を実現する直列4気筒 2.5リッター直噴エンジンDynamic Force Engineと呼ぶ。同時に、緻密な制御による高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、多くの新技術の採用により全面的に見直し、大幅に進化した。
スペック | Dynamic Force Engine |
---|---|
エンジン | 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン |
最高出力 | 205ps/6,600rpm |
最大トルク | 250Nm/4,800rpm |
トランスミッション | Direct Shift-CVT |
駆動方式 | 2WD/4WD |
新型 アルファード ハイブリッド車用 2.5L 直列4気筒 直噴エンジン D-4S
2.5Lエンジン用 ハイブリッドシステムを一新するとともに、高性能マルチステージTHSⅡを新開発。 2.5LのTHSⅡは、小型・軽量・低損失化技術と、TNGAによる新型エンジンの高い燃焼効率と 高出力とのシナジー効果により、優れた動力性能・低燃費を高次元で追求している。 マルチステージTHSⅡは、ハイブリッド車の走りのイメージを一新する高い発進加速性能と ダイレクト感溢れる走りを実現。高速走行時のシステム効率の向上に加え、高車速域でも エンジン間欠運転を可能にすることで高速燃費を向上している。
スペック | D-4S +モーター(THSⅡ) |
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エンジン | 2.5L 直列4気筒 直噴 エンジン +モーター |
最高出力 | 131kW(178ps)/ 5,700rpm |
最大トルク | 221Nm(22.5kgm)/ 3,600-5,200rpm |
フロントモーター 最高出力 | 88kw(120ps) |
フロントモーター 最大トルク | 202Nm(20.6kgm) |
リヤモーター 最高出力 | 40kw(54ps) |
リヤモーター 最大トルク | 121Nm(12.3kgm) |
システム最大出力 | 160kw(218ps) 163kw(222ps) |
トランスミッション | 電気式無段階変速機 |
駆動方式 | 2WD/4WD(E-Four) |
新型 ヴェルファイア 専用 2.4L直噴ターボエンジン D-4ST
新開発した「2.4L直噴ターボエンジンD-4ST」+Direct Shift-8ATを採用。
スペック | 2.4 ターボ エンジン |
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エンジン | 直列4気筒 2.4L 直噴ターボエンジン D-4ST |
最高出力 | 200kW(272ps)/ 6,000rpm |
最大トルク | 460Nm(46.9kgm)/ 2,000-3,000rpm |
トランスミッション | Direct Shift-8AT |
駆動方式 | 2WD/4WD |
新型 アルファード ヴェルファイア Direct Shift-CVT 搭載
噛み合う時のエネルギー伝達ロスを削減し、クラッチは、機構内の摩擦材形状を最適化し、 回転時のクラッチの損失トルクを約50%低減(従来型6速AT比)するなど世界トップレベルの 伝達効率を達成。 さらに小型軽量化により車両燃費を向上させるとともに、低重心化により直進および コーナリングの走行安定性を向上。ギヤをワイド化するとともに、高性能・小型トルクコンバーターを新開発し、 ロックアップ領域を拡大。これにより、アクセル操作に素早く、滑らかに反応することで、ドライバーの思いどおりに反応するダイレクト感あふれる走りを追求。
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 アルファード / ヴェルファイア フルモデルチェンジ TNGA 採用 2023年6月21日発売
2位 トヨタ 新型 ノア ヴォクシー フルモデルチェンジ
「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる新開発の「GA-Cプラットフォーム」を採用。
第5世代ハイブリッドシステム、直列4気筒DOHC 1.8L エンジン「2ZR-FXE」にモーターを組み合わせたリダクション機構付THS IIを採用。
「バイポーラニッケル水素バッテリー」「快感ペダル」を採用。
最大で一般家庭約5日分の電力供給可能な外部給電機能を標準装備。
ガソリンエンジンには新型直列4気筒 2.0L直噴エンジン「Dynamic Force Engine」を採用。
前席は8インチまたは10.5インチディスプレイオーディオ、T-Connect SDナビゲーションシステム+ヤマハプレミアムサウンドシステム8chスピーカーに、リヤシートエンターテインメントシステムには、14インチ有機ELディスプレイを採用。「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。
パワーバックドア(挟み込み防止機能付)を採用。
ハンズフリー両側パワースライドドアを採用。
トヨタチームメイト「Advanced Park リモート機能付き」画面表示や音声・ブザー音による操作案内および、ハンドル、シフトポジション、アクセルとブレーキ操作を行うことにより、画面上で確認した目標駐車位置付近への後退駐車や縦列駐車からの出庫のアシスト。更に専用スマホアプリを用意されており車外から遠隔操作をして駐車を行うことが可能。
「デジタルキー」を採用(ヴォクシーのみ)。デジタルキーアプリを使ってスマホのBluetooth®機能を利用して 「施錠・解錠+エンジン始動」 を行うことがききる機能。 デジタルキーを使用する際には事前に設定で車とのペアリングを行ってから使用します。
トヨタは新型「ヴォクシー」のフルモデルチェンジを行い2022年1月13日に発売を開始する。旧型モデルは2014年1月20日に発売を開始しており8年半でのフルモデルチェンジとなる。現時点では「ノア」より「ヴォクシー」が人気のある車種であり上記の様に先進的な装備を「ノア」同様に多数装備しているので他社と比べてよりお勧めできる車種となっている。
トヨタは新型「ノア」のフルモデルチェンジを行い2022年1月13日に発売を開始する。旧型モデルは2014年1月20日に発売を開始しており8年半でのフルモデルチェンジとなる。トヨタの戦略として「ヴォクシー」よりも「ノア」に力を入れたい考えでグレードも今回から「ノア」がバリエーションが豊富で更にエクステリアデザインもよりカッコよく洗練されたデザインとなっており、長期的にみて「ノア」が「アルファード」の様に人気が偏りだすことが想定されそうだ。
新型 ノア ヴォクシー スペック について
スペック | 新型ノア ヴォクシー |
---|---|
全長 | 4,695mm |
全幅 | 1,730mm |
全高 | 1,895mm |
ホイールベース | 2,850mm |
エンジン | 直4 DOHC 1.8L+ モーター(THSⅡ) |
最高出力 | 72kW(98ps)/5,200rpm |
最大トルク | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
フロントモーター 最大出力 | 70kW(95PS) |
フロントモーター 最大トルク | 185Nm(18.9kgfm) |
リアモーター 最大出力 | 30kW(41PS) |
リアモーター 最大トルク | 84Nm(8.6kgfm) |
システム出力 | 103kW(140ps) |
車両総重量 | 1630kg 〜 1670kg |
WLTCモード 燃費 | 23.4km/L |
価格 | 3,050,000円〜 3,960,000円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 新型 ノア ヴォクシー 4代目 フルモデルチェンジ TNGA採用 2022年1月13日発売
3位 新型 シエンタ フルモデルチェンジ
「TNGA(Toyota New Global Architecture)」「GA-Bプラットフォーム」採用。
新世代「直列3気筒 1.5L 直噴 ダイナミックフォースエンジン M15A型」に新しい小型化されたTHSⅡを採用。発進用ギヤ付きの「Direct Shift-CVT」を組み合わせる。
ハイブリッドモデルにはE-Four(4WD)モデルも採用。4WD専用リアサスペンションを新開発しダブルウィッシュボーン式を採用する。ガソリン4WDモデルを廃止する。
先進の予防安全技術、第2世代「 Toyota Safety Sense 」を搭載する。
8インチOR10.5インチのディスプレイオーディオを標準装備し「Apple CarPlay」と「Android Auto」を採用する。DCM車載通信機を標準装備。
最大で一般家庭約5.5日分の電力供給可能な外部給電機能を採用(ハイブリッド車にオプション)。
新型シエンタの開発において「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」「お求めやすい価格」という魅力はそのままに、初代からの「使い勝手の良い室内空間」を一層磨き上げるとした。
型モデルよりも広い室内空間を得る。 高い空力性能を実現、新開発のプラットフォームを採用により「軽量化」「低重心化」「30%以上 ボディ剛性がUP」し旧型モデルから大幅な進化を果たす。足回りには「マクファーソンストラット式フロントサスペンション」「トーションビーム式コイルスプリングリヤサスペンション」を採用。最小回転半径を5.0mとし、狭い道や駐車場などでのスムーズな取り回しを実現した。
今回のモデルで全く違った車に進化を遂げることは間違ない。より多く防音材やボディ合成がアップすることで乗り味が変わる。5ナンバーサイズとしながらも広い室内空間となり内装周りも旧型よりも豪華な仕様となった。
日常生活での取り回しを重視し扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに、全高を先代モデルよりも20mmアップし330mmと低いフロア地上高、パワースライドドア開口部の高さを1200mmに広げ従来型比++60mmとすることで乗り降りをしやすくした。段差のないフラットなフロアを踏襲しつつ、、後席への優れた乗降性を実現。
バックドア開口部の高さを15mm(従来型比)拡大。荷室高も20mm(従来型比)高くしたことで、よりスムーズな荷物の出し入れを実現。
新型 シエンタ スペックについて
スペック | 新型シエンタ ハイブリッド | 新型シエンタ ガソリン |
---|---|---|
全長 | 4,280mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,695mm(2WD) 1,715mm(4WD) | |
ホイール ベース | 2,750mm | |
エンジン | 直3 1.5L+ モーター M15A-FXE型 | 直列3気筒 1.5Lエンジン M15A-FKS型 |
最高出力 | 67kW(91ps)/ 5500rpm | 88kW(120ps)/ 6600rpm |
最大トルク | 120Nm(12.2kgfm)/ 3800-4800rpm | 145Nm(14.8kgfm)/ 4,800-5,200rpm |
モーター 最大出力 | フロント:59kW(80ps) リヤ:2.2kW(3.0ps) | – |
モーター 最大 トルク | フロント:141Nm(14.4kgm) リア:44Nm(4.5kgm) | – |
WLCT モード燃費 | 28.2~28.8km/L(2WD) 25.3km/L(4WD) | 18.3km/L |
駆動方式 | 2WD/4WD (E-Four) | 2WD |
乗車定員 | 5名・7名 | 5名・7名 |
最小 回転半径 | 5.0m | |
駆動方式 | 電気式 無段階変速機 | Direct Shift- CVT |
WLTCモード 燃費 | 28.2~ 28.8km/L | 18.3~ 18.4km/L |
価格 | 2,380,000円~ 3,108,000円 | 1,950,000円~ 2,560,000円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→トヨタ 3代目 新型 シエンタ フルモデルチェンジ TNGA採用 2022年8月23日発売
4位 日産 新型 セレナ フルモデルチェンジ モデル
日産は新型「セレナ」のフルモデルチェンジ(C28型)を行いガソリン車を2022年12月22日発売、「e-POWER」は2023年春が予定。
エクステリアデザイン、インテリアデザインをフルモデルチェンジにより一新。
新しい「日産エンブレム」を採用。
ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family)」を採用する。
次世代の「e-POWER」搭載しエンジンは「1.4L 直列3気筒 ガソリンエンジン」を採用。
「12.3インチフル液晶デジタルメーター」「9インチまたは12.3インチ タッチスクリーンディスプレイNISSAN CONNECT」を搭載。
運転支援システム「プロパイロット」を採用。最上級グレード「LUXION(ルキシオン)」は運転支援システム「プロパイロット2.0」を新たに設定する。
ルノー・日産の新型プラットフォーム「CMF(Common Module Family、コモン・モジュール・ファミリー)」を採用。エクステリアデザイン変更、前後バンパーデザイン変更。上部に取り付けられたLEDデイタイムランニングライトが付いている大きなグリルが特徴的。
インテリアには新しいステアリングホイール、「12.3インチフル液晶デジタルメーター」を設定、大きい「9インチまたは12.3インチ最新インフォテインメントシステム」採用。インパネの上面にソフトパットを使用し高級感を高めた。「NissanConnectインフォテインメントシステム」は、「Apple CarPlay」「Android Auto」対応。センターコンソールにテレイン設定用の小さなシフターノブとロータリーセレクターや「電動パーキングブレーキ&ホールド」を採用。
バックドア全体を開けずに荷物の出し入れが可能な「デュアルバックドア」もより使い勝手を向上させた。開口時のサイズを見直すことで、より狭い駐車スペースにおいても使用できるようになった。
ハンズフリーオートスライドドアは、センサー感度を向上させるなど、操作性にこだわった。
エンジンには新開発のモーターとインバーターを刷新することで力強さ・なめらかさ・静かさを進化させた第2世代「e-POWER」を搭載。電力を発電するエンジンは、1.4L直列3気筒エンジンを搭載。
先代モデルよりも機能を高めた「 360° セーフティアシスト」を搭載、7種類の先進運転支援システムで構成される。「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「アダプティブハイビームアシスト/ハイビームア」「後退時車両検知警報 RCTA」「インテリジェントLI /LDW(車線逸脱警報)」「RCTA 後退時車両検知警報」「標識検知機能」を採用。
新型セレナe-POWER スペックについて
スペック | 新型セレナ | 新型セレナ e-POWER |
---|---|---|
全長 | 4,690mm〜4,765mm | 4,690mm〜4,765mm |
全幅 | 1,690mm〜1,715mm | 1,690mm〜1,715mm |
全高 | 1,870mm | 1,870mm |
ホイールベース | 2,870mm | 2,870mm |
エンジン | 直列4気筒DOHC 2.0 L | 直列3気筒DOHC 1.4 L +モーター型式:EM57 |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 6,000rpm | 72kW(98ps)/ 5,600rpm |
最大トルク | 200Nm(20.4kgm)/ 4,400rpm | 123Nm(12.5kgm)/ 5,600rpm |
モーター 最高出力 | - | 120kW(163ps)/ 4,400-5,000rpm |
モーター 最大トルク | - | 315Nm(32.1kgm)/ 2,400-4,000rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD | 2WD |
乗車定員 | 8名 | 7名~8名 |
WLCTモード燃費 | 13.0km/L~ 13.4km/L | 18.4km/L~ 20.6km/L |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→日産 新型 セレナ フルモデルチェンジ 6代目 C28型 2022年11月28日発表 12月22日発売
5位 ホンダ 新型 ステップワゴン フルモデルチェンジ モデル
ホンダは「ステップワゴン」のフルモデルチェンジを行い6代目として2022年5月に発売する。旧型モデルは2015年4月24日から販売を開始。発売から7年でのフルモデルチェンジを果たすことになる。「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトにデザインを刷新。旧型同様にキープコンセプトではあるがボディサイズは大きくなり全モデル3ナンバー化、ホンダは「ミニバンを変える、新しい大きさ。」と言っている。全長4,800mm~4,830mm、全幅1,750mm、全高1,840mm~1,845mm、ホイールベース2,890mmとした。「AIR」「SPADA」モデルをラインナップとなる。
「10.25インチインストルメントクラスター」を採用。センターディスプレイには「11.4インチHonda CONNECT ナビ」を採用。「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応。純正オプションでは「15.6インチ リア席モニター」ギャザズナビとデジタル接続することで高精細な映像を楽しむことが可能。新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を提供。
ホンダ 新型 ステップワゴン スペックについて
スペック | 新型ステップワゴン ハイブリッドモデル | 新型ステップワゴン NAモデル |
---|---|---|
全長 | 4,800mm~4,830mm | 4,800mm~4,830mm |
全幅 | 1,750mm | 1,750mm |
全高 | 1,840mm~1,845mm | 1,840mm~1,845mm |
ホイールベース | 2,890mm | 2,890mm |
エンジン | 直4 2.0L DOHC i-VTEC+ モーター 「SPORT HYBRID i-MMD」 | 1.5L直4直噴DOHC i-VTECターボ |
最高出力 | 107kW(145ps)/ 6,200rpm | 110kW(150ps)/ 5,500rpm |
最大トルク | 175Nm(17.8kgm)/ 4,000rpm | 203Nm(20.7kgm)/ 1,600-5,000rpm |
モーター 最高出力 | 135kW(184ps)/ 5,000-6,000rpm | – |
モーター 最大トルク | 315Nm(32.1kgm)/ 0-2,000rpm | – |
トランス ミッション | (電気式無段変速機) | CVT |
バッテリー | リチウムイオン電池 | – |
駆動方式 | 2WD(FF) | 2WD(FF)/4WD |
JC08モード燃費 | 25.0km/L | 15.0〜17.0km/L |
WLTCモード燃費 | 20.0km/L | – |
価格予想 | 3,382,500円~ 3,846,700円 | 2,998,600円~ 3,653,100円 |
詳しくはこちらの記事にまとめましたので参考にしてみて下さい。
→ホンダ 新型 ステップワゴン フルモデルチェンジ 6代目 「AIR」「SPADA」2022年5月27日発売
まとめ
ミニバンは現在の国内の販売台数の大きな割合を締めており、トヨタがトータル販売台数では他を圧倒している。しかし、その中でもホンダのステップワゴンのフルモデルチェンジは非常に販売台数を伸ばすスペックアップを行えていそうだ。更にミニバンには新たなジャンルとして三列仕様のSUVも登場しマツダ CX-8、三菱 アウトランダー、日産 エクストレイルなども存在する。購入の際には様々な用途に応じてミニバンを検討することも考えるべきである。