「第43回 2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤー」は電気自動車(EV)モデルの日産「サクラ」三菱「ekクロスEV」が受賞した。「2022-2023 K カー・オブ・ザ・イヤー」も受賞とダブル受賞となった。「2022-2023 デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」BMW の電気自動車「iX」が受賞、「2022-2023 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」は現代自動車の電気自動車「IONIQ5」が受賞と電気自動車が賞を多く受賞しており日本においてEVの流れが着々と近づいてきている。
その他にも日本で市販車では長い間、日産「リーフ」が電気自動車(EV)が売られていたが、ここ最近では世界的な(EV)モデルへの投資と国としてカーボンニュートラル(脱炭素化・温室効果ガスの排出を全体としてゼロとする)を進めている。日本も2035年までに新車販売を電動車のみとする方針を打ち立てた。電動車としてはハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)が対象。日本ではハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)が支流である。しかし、海外メーカーは電気自動車(EV)モデルを発売。そして2022年からは日本車でも電気自動車(EV)を次々と発売、さらに今後発売するモデルを発表している。
2022年末 日本で発売する EVモデルは?
日本車ではやはり電気自動車を先行して発売してきた日産が「リーフ」「サクラ」「アリア」とラインアップを多く発売している。しかし、他社メーカーも2022年に多く発売を開始しだしている。
日産 リーフ
低重心でスリークなプロポーション、そしてシャープでダイナミックなデザインを採用。優れたエアロダイナミクスとともに、スリークなシルエットとクールで先進的な表現が、EVらしい爽快な走りを予感させる。フロントには、日産のデザインランゲージであるブーメラン型のランプシグニチャーや、Vモーショングリルを採用。また、深みのあるクリアーブルーのフラッシュサーフェイスグリルや、リアバンパーのブルーモールディングなど、日産の電気自動車であることを表現した。
2022年夏の一部仕様向上では、新たにイルミネーション付きのブランドエンブレムを採用した。また、フロントグリルは、シームレスでシンプルな形状の中に日本伝統的な木組みパターンのような作りこみを施している。アルミホイールのデザインも一新。エクステリアカラーには、より白さを追求した「ピュアホワイトパール」と、漆黒感とパールの煌めきを表現した「ミッドナイトブラック」を新たに設定、「オペラモーブ/スーパーブラック」の2トーンを加えて、全15色の豊富なカラーバリエーションをラインナップ。インテリジェントルームミラーの解像度を上げて視認性を向上させた。
「日産リーフ NISMO」は、専用のフロントバンパーやサイドシルプロテクター、リヤバンパー、18インチアルミホイールを、新世代のNISMOデザインのカラーリングに変更。
さらに今回は、価格の改定を行い、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した場合の「日産リーフ」の実質購入価格は、約293万円(消費税込み)からとなる予定。「日産リーフ アーバンクロム」と、バッテリーサイズ40kWhのSグレードの設定を廃止。
日産 サクラ
「日産サクラ」は、「日産リーフ」にも搭載している最先端のリチウムイオンバッテリーを搭載。搭載効率を高めるユニバーサルスタック構造により、広い室内空間を確保しながらも、最大180km(WLTCモード)と、日常生活に十分な軽自動車及びコンパクトカーのユーザーの約8割は、1日当たりの走行距離が50km以下(自社調べ)航続距離を確保、高い信頼性を実現。EVバッテリーに蓄えた電気をV2L機器を介することで自宅へ給電することで、家庭の電力として使用することも可能。
軽自動車初搭載の先進装備。高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」の採用に加え、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する「プロパイロット パーキング」を軽自動車において初搭載。街中から高速道路、さらには駐車場に至るまで、先進技術が運転をサポート。
次世代の日産らしさを感じさせるフロントフェイスと光るエンブレムを採用し、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるエクステリアデザインに仕上げた。軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプを採用した先進的でエレガントな薄型ヘッドライトの光が夜道でも安心なドライブをアシストします。また、バックドアには格子をヒントにしたワイドなLEDリヤコンビネーションランプを搭載。タイヤホイールには、日本の伝統美を感じさせる水引からインスピレーションを受けたデザインのアルミホイールを採用。
インテリアは7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ採用のメーターと、大画面の9インチナビゲーションの2つのディスプレイを水平方向にレイアウト。ドライバーの視線移動に合わせた形状にすることで、使いやすく、見やすい設計に。NissanConnectナビゲーションシステムでは充電を考慮したルート設定機能や緊急時のSOSコール、Apple CarPlayワイヤレス接続などを採用。
日産 アリア
新型「アリア」のエクステリアは、日産の新しいデザインランゲージと「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術を体現したモデル。シンプルでありながら力強く、かつモダンな表現で「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をデザインに反映した。4つのLEDを配したヘッドライドは非常に薄くデザインを採用、日産のデザインシグネチャー「Vモーション」は白い光で表現、ウインカー点灯時には「シーケンシャルウインカー」としても機能する。日産を象徴する新たなブランドロゴがLEDによって光り輝く。モーター駆動のEVは、エンジンルームの冷却が不要となるため、グリル部分は、スモークがかったパネルでカバーされ、その中には日本の伝統的な組子パターンが立体的に表現。パネルは内部に配置されたプロパイロットなどの先進技術を支えるセンサー類を守る役目をしている。
ボディサイドは低く滑らかなルーフライン、空気抵抗を感じさせない印象を与えた。アルミホイールは19インチと20インチが設定、フロントとリアを直線でつなぐウエストラインは、まるで建築物のような美しさを携え、どの角度から見ても美しさとエネルギーが宿っているかのような活力を表現。
リアのスタイリングも印象的で、特にスモークがかった水平基調に延びるリアコンビネーションランプは、消灯時はすっきりとした見た目になり、点灯時は赤い光がしっかりと見えるよう設計。
インテリアはモノとモノの間にある空間や、連続するコトとコトの間の時間を意味する日本語の「間(ま)」をキーワードとしてデザインされた。「アリア」には新開発EV専用プラットフォームを採用、フラットで広々したフロアを実現、従来室内に配置されていた空調ユニットをモータールームに配置、Cセグメントのボディサイズでありながら、Dセグメントレベルの広い室内空間を確保。また、スリムなデザインのゼログラビティシートや、元々騒音が少ないEVでありながらも遮音材をふんだんに使用、従来にない高い静粛性を実現。
二つ並んだ12.3インチのディスプレイ、木目調のインストルメントパネルには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとエアコンなどの操作スイッチアイコンが浮かび上がり、単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっている。
地図や音楽情報などを映すセンターのディスプレイはスワイプ操作が可能で、ナビゲーションのルートなどをメーターディスプレイに表示させるなど、二つのディスプレイもシームレスにつながる。空調やナビゲーションも音声で操作することがで、自然な言葉で操作できるハイブリッド音声認識機能は「ハローニッサン」と呼びかけることでドライバーの操作をサポート。インターネットをつなげることでより自然な言語での音声認識を実現。また「アリア」にはAmazonが提供する音声サービス「Amazon Alexa」搭載、音楽の再生や天気予報の確認、家族や友人との通話、スマートホームデバイスのコントロールなどを音声のみで操作可能。
幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載。
トヨタ bZ4X
トヨタ、SUBARUで共同開発したe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用。BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求しました。
従来車から乗り換えても、他のトヨタ車同様、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜きました。実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用(トヨタ初)。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用(トヨタ初)。SUBARUのAWD技術、X-MODE「トヨタ名:Grip-Control」を採用(AWD車、トヨタ初)。
「Hi-Tech and Emotion」というデザインテーマのもと、BEVの先進感とクルマ本来の美しさを融合した造形にチャレンジし、先進的なスリークさと、SUVらしい力強さを両立したスタイリングを目指しまた。ボディサイズは、全長4,690mm、全幅1,860mm、全高1,650mm、ホイールベースは2690mm。薄型大容量電池パックを床下・平置きで配置。実際に実写をみた感想としてはトヨタのRAV4が車格・骨格・雰囲気が似ていると感じた。日本では今までSUVタイプの「電気自動車」を見ることはほとんどなかったのでこの「bZ4X」が多く街で走ることになりそうだ。
トヨタ 新型「bZ4X」 は新型「RAV4」「ハリアー」などとボディサイズは同じぐらいのサイズではあるがホイールベースが160mmも長くなっている。ホイールベースが伸びていることにより広い室内空間を実現する。
サイズ | 新型RAV4 | 新型ハリアー | 新型bZ4X |
---|---|---|---|
全長 | 4,600mm | 4,740mm | 4,690mm |
全幅 | 1,855mm | 1,855mm | 1,860mm |
全高 | 1,690mm | 1,660mm | 1,650mm |
ホイールベース | 2,690mm | 2,690mm | 2,850mm |
最小回転 半径 | 5.5m~5.7m | 5.6m〜5.7m | 5.7m |
マルチメディアシステムはクラウド上の地図情報を活用し、交通情報や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクティッドナビを採用。通常のナビゲーション機能に加え、移動支援、充電施設表示、航続可能エリア表示等、BEV専用の機能にも対応。音声認識機能によりワイパーやエアコンなども動作可能。直感的で簡便な操作を実現した「ダイヤル式シフト」をトヨタ初採用した。
ミッションやプロペラシャフトがないため後部座席の床はほぼフルフラットな状態となる。そのため後部座席はより広い室内空間が確保できている。スマートフォンを携帯していれば画面操作なしでロック、アンロック、システムスタートが可能な「デジタルキー」を採用。
スバル ソルテラについて
スバルは、新型BEV(バッテリ電気自動車)「SOLTERRA(ソルテラ)」の日本仕様車を2022年4月14日発表した。兄弟車であるトヨタの「bZ4X」と同日となる2022年5月12日より受注開始、現金一括やクレジットなどの購入プランを用意。
BEV専用プラットフォームとして「トヨタ」とe-Subaru Global Platformを共同開発。 SUBARUが初めてグローバルに展開するBEV車「ソルテラ」。BEVならではの新しい価値や、私たちが長年にわたって大切に培ってきた「安心と愉しさ」というSUBARUならではの価値を詰め込むことで、地球環境に配慮しながらも、これまでのSUBARUのSUVラインナップと同様に安心して使えるクルマに仕上げたという。一回の充電で220マイル(354 km)を超える。大容量リチウムイオン電池パック容量71.4kWhを搭載。急速充電技術により、1時間以内にバッテリーを80%まで充電できる。
トヨタ、SUBARUで共同開発したe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用。BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求しました。
従来車から乗り換えても、他のSUBARU車同様、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜きました。実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用。SUBARUのAWD技術、X-MODEを採用(AWD車、トヨタ初)。
レクサス UX300e
UXモデルをベースにした電気自動車「LEXUS UX300e」を2020年10月22日に発売開始。電動化ビジョン「Lexus Electrified」から市販化される第1弾にも位置付けられるモデル。ハイブリッドで培ったモーター制御技術を軸とに、「パワートレーン・ステアリング・サスペンション・ブレーキ」などを統合的に制御。走行シーンに応じた駆動力コントロールを行うことで理想的な車両姿勢を実現し、より安心安全で運転する楽しさを感じられるクルマとした。EVシステム全体の性能向上を図りながらバッテリーの信頼性にもこだわって開発。さらに先進のコネクティッド技術を採用、スマートフォンと連携した高い利便性を実現。
一部改良では、新たに開発した電池パックの導入により、電池容量を54.4kWhから72.8kWhに増強し、航続距離450km、従来型比40%以上向上するなど、BEVとしての基本性能の進化を実現した。UXシリーズとして、上質ですっきりと奥深い走りの味の深化と、予防安全技術の機能拡充や最新のマルチメディアシステムを採用した先進装備の進化。
ボディ剛性の向上。走りの味の深化では、「Toyota Technical Center Shimoyama」での走り込みや、ボディのスポット溶接打点20点追加によるボディ剛性の強化。加えて、BEV特有の電池パックの床下配置による低重心や、リヤに標準で装着されたパフォーマンスダンパー®最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングを施し、すっきりと奥深い走りを実現。
予防安全技術の機能拡充と最新のマルチメディアシステムなどの先進装備の進化。予防安全技術「Lexus Safety System +」を機能拡充することで、より安全・安心に運転を楽しんでいただくことを目指した。大型化・高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用。加えて、インストルメントパネル、及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新たに設定する。
「NX」と同様にマルチメディアシステムとコネクティッドサービスを刷新。新たにタッチディスプレイを採用。ナビゲーションディスプレイを「10.3インチワイドディスプレイ」から「12.3インチタッチワイドディスプレイ」に大型化。それに伴いディスプレイ横に設置されている「アナログクロック」「microSDカードスロット」「CD/DVD/Blu-rayプレイヤー」を廃止する。
タッチパッド「リモートタッチ」が廃止、ドリンクホルダーを新たに採用。「デジタルキー」を設定。ボディカラーでは「マーキュリーグレーマイカ」「ソニッククロム」を追加設定。
ホンダ honda e
新開発のEV専用プラットフォームを採用。街乗りを重視し、コンパクトボディーでありながらロングホイールベースとし、後輪駆動を採用。重量配分は50:50とし安定性とハンドリング性能を最適なバランスを取っている。高容量35.5 kWhリチウムイオン電池はタイプ2 「ACコネクタ」か「CCS2 DC急速充電器」のどちらかを使うことができる。EV走行距離、約 218kmを達成。30分で80%まで充電が可能な急速充電にも対応している。0-100km/h加速は約8秒。ポップアップ式のドアハンドル、ドアミラーの役割を持つ「サイドカメラミラーシステム」を搭載。日本で多い細い道でも楽に運転が可能な回転半径約4.3mとし軽自動車並とている。(同社の大人気車種「N-BOX」の最小回転半径はFFモデルで4.5mである。)
Honda SENSING(ホンダ センシング)全車標準搭載。BピラーにNFCを搭載。スマートフォンでの施錠を可能にする。「サイドカメラミラーシステム」を、ホンダの小型電動車「Honda e」に標準装備する。サイドミラーの代わりにコンパクトなリアビューカメラを配置、ダッシュボードの両端にある車内に配置された2つの6インチスクリーンにライブ画像を映し出す。
ダッシュボードに12.3インチのLCDデュアルタッチスクリーンを採用。両サイドはデジタルインナーミラーを表示するディスプレイである。AIアシスタント機能「Honda Personal Assistant(なホンダパーソナルアシスタント)」音声コマンド「OKホンダ」により起動する。スマートフォンアプリ「My Honda+」を提供しリモートで接続や車両のロック、ロック解除ができる。
マツダ MX-30
マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のもと、「Car as Art」として、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトに、そのデザインをつくり上げた。次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」を採用。後部座席のドアはRX-8を思い出させる様な観音開きの「フリースタイルドア」を採用。安全システム「i-ACTIVSENSE」は最新モデルを導入。
人間中心の開発思想に基づき、EVでも変わることのない「人馬一体による走る歓び」を追求。新たに電動化技術「e-SKYACTIV(イー・スカイアクティブ)」を採用。電気モーター「Electric Technology Prove-Out Vehicle(e-TPV)」を採用し最高出力:141 HP(143 PS / 105 kW)と最大トルク265 Nm(195 lb-ft)に35.5 kWhのリチウムイオン電池に専用プラットフォームを採用する。
センターコンソール周りは、抜け感を持たせた形状とすることで、開放感のある空間を構成。コルクや再生材からできた生地などの環境に配慮した素材を、そのものが持つ自然な魅力を引き出して使用し、心地のよい室内空間を実現した。8.8インチのインフォテイメントシステムを採用。
三菱 ekクロスEV
新型「eKクロス EV」は、SUVテイストの軽自動車であるeKクロスシリーズに新たに設定するEVモデルで、新開発した総電力量20kWhの駆動用バッテリーを搭載。一充電走行距離は日常使いに十分なWLTCモード180kmとし、EVならではの滑らかで力強い加速、圧倒的な静粛性と良好な乗り心地を実現を実現。軽ハイトワゴン「eKクロス 」と同等の広々とした快適な室内空間と使い勝手の良さに、EVならではの滑らかで力強い走り、圧倒的な静粛性と良好な乗り心地、さらに先進の運転支援機能とコネクティッド技術による快適性と利便性を融合させた。大容量の駆動用バッテリーは非常時にも頼もしく、V2L機器を介することで便利な電源として電化製品を使用することができる。
駆動用バッテリーを薄型化して床下にレイアウトすることで、クラストップレベルの後席ニールームを実現。また前席ショルダールームもクラストップレベルの広さとし、快適な室内空間を実現。クラストップレベルの荷室容量を確保。
スムーズな車庫入れをサポートする「マイパイロット パーキング」を三菱自動車として初めて採用。高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」を搭載。レーダークルーズコントロールシステム[ACC]と車線維持支援機能[LKA]により、車間距離と車線中央付近をキープしながら走行することで、ドライバーの負担を軽減します。(「P」「G」にメーカーオプション設定)安全・安心で快適なカーライフをサポートする「MITSUBISHI CONNECT」を採用。
テスラ モデル3
テスラ モデル3は、4ドアファストバックセダン電気自動車。0-60マイル/hの到達スピードは6秒未満、大人5人が余裕を持って乗車できる室内空間を目指して開発。 2017年7月28日にアメリカ合衆国で発売された。日本国内では2019年5月31日に受注開始、2019年9月13日に納車を開始。
モデル3には完全自動運転のハードウェアが搭載、定期的なアップデートによって機能が追加。低価格でありながら、1回の充電で航続距離は215マイル(約346km)と実用上十分な走行距離を誇る。
2018年から2020年まで3年間で世界で最も売れた電気自動車となっており、2020年12月までに80万台以上の売上を記録。2021年4月現在、モデル3は史上最も売れた電気自動車。
テスラ モデルS
テスラモーターズはスポーツ5ドアハッチバック型電気自動車セダン新型「モデルS」を2012年6月22日に米国にて発売。日本でのモデルS予約開始は2011年5月11日。2014年9月8日 テスラ モデルSが日本国内で初めて納車。
全長4,978mm、全幅1,964mm、全高1,435mm、ホイールベース2,959mm。乗車定員数 大人5人、車両重量2108 kg、時速100km加速4.4秒 最高速200km、航続距離は最大503km。
テスラ モデルX
テスラモーターズは最大7人乗りのクロスオーバーSUV新型「モデルX」を2015年9月29日に発売。日本では2016年9月12日から発売した。モデルSのプラットフォームをベースに設計・開発。特徴はダブルヒンジによる跳ね上がり機構を採用したファルコンウィングドア(ガルウィング)を採用。
「モデルX」は全長:5,004mm、全幅:2,038mm、全高:1,626mm、ホイールベース:3,061mm、モーター×2(フロントとリアに1基ずつ)、モーター最高出力:フロント 263ps、リア 510ps、システム最高出力:761ps、システム最大トルク:98.6kgm、車重:2468kg、3モデル セルフパーキングシステム、3列目のフラットフォールティングシート、4台の自転車か6つのスキーが積載出来るヒッチ、細菌やウイルスの室内への侵入を防ぐ「Bio-weapon Defense」を装備している。バッテリー容量:リチウムイオンバッテリー90kWh、デュアルモーター4輪駆動が標準装備ラインナップとしては40kWh/60kWh/80kWhの3種類のバッテリーサイズを用意。
テスラモーターズ は、ミッドサイズSUV「Model Y」の日本モデルの注文受付を6月10日開始した。納車は2022年8月−9月を予定する。「Model Y RWD」が6,190,000円、デュアルモーターAWDモデルの「Model Y パフォーマンス」が8,090,000円。
テスラ Model Y
ミッドサイズSUV「Model Y」は他のTesla車両と同様に、クラス最高の安全性を持つよう設計。低重心、剛体構造および大きなクランプルゾーンにより、圧倒的な保護性能。
高いシーティングポジションと低いダッシュボードのため、ドライバーは前方をよく見渡すことがでる。15インチのタッチスクリーン、イマーシブ サウンドシステム、空を見渡せる広いオールガラスルーフ。Model Yのインテリアはシンプルでクリーン。5人乗りとそれぞれの荷物を運ぶことが可能。2列目の各シートはそれぞれ独立してフラットになり、スキー、家具、荷物などを柔軟に収納するスペースが生まれる。
オートパイロットの高度な安全性と便利な機能は、車の運転で最も負担の掛かる部分をアシストするよう設計。「Model Y RWD」は駆動方式デュアルモーターAWD、0-100km加速6.9秒で航続距離507km、最高時速217km/h。「Model Y パフォーマンス」は駆動方式デュアルモーターAWD、0-100km加速3.7秒で航続距離595km、最高時速250km/h。
プジョー e-208
プジョーは「208」のフルモデルチェンを行い日本にて2020年7月2日に発売を開始。新たに100%電気自動車「e-208」も合わせて発表、発売を開始した。208はプジョーが販売するBセグメント車であり旧型モデルは全長3,962mmであるが、今回のフルモデルチェンジでライバル車種であるフォルクスワーゲン 新型ポロと同様に全長4,000mmに延長し、旧型モデルよりも広い室内空間を得ると共に、PSAの最新のCMPアーキテクチャをベースとしておりホイールベースも延長され乗り心地も良くなる。EVバージョンは最高出力136PS(100kW)最大トルク260Nmの電気モーターと50kWhのバッテリーパックで構成されるDS3 Crossback E-Tenseと同じパワートレインを使用する。最大走行距離は欧州WLTPモードで340km。
インテリアはプジョーの最新のインテリアデザインを採用し新デザインのステアリングホイール、デジタルインストルメントクラスター、ワイドインフォテインメントディスプレイを採用した。
現代自動車 IONIQ5
専用「BEVプラットフォームE-GMP(Electric-Global Modular Platform)」を採用。現代自動車グループの専用BEVアーキテクチャに基づいて構築されており、細長いホイールベース上で独自のプロポーションを持つ。IONIQ 5は、E-GMPを使用して、多くのタッチポイントで環境に優しい素材を使用した革新的なインテリアデザイン、超高速充電とVehicle-to-Load(V2L)機能を組み合わせた強力なパフォーマンス、高度な接続機能とドライバー支援機能を提供する。RWDとAWDパワートレイン、58キロワット時または73キロワット時のバッテリーパックを用意。350kWの急速充電器に接続して、わずか18分で80%の充電に達する。オンボードの10.5kW充電器での充電時間は、小型バッテリーの場合は5時間弱、大型バッテリーのモデルの場合は6時間強。「IONIQ 5(アイオニック 5)」のユニークなエクステリアデザインは、3,000mmのホイールベースにインスパイアされたプロファイルが特徴。
インテリアはフラットフロアとユニバーサルアイランドで快適さと使いやすさを採用。ユニバーサルアイランドは、140mmもスライドできる可動式のセンターコンソール。AndroidAutoとAppleCarPlayを備えた12.3インチのインフォテインメントシステム、12.3インチのデジタル機器クラスター、ワイヤレス充電、布製の布張りなどを採用する。
メルセデス・ベンツ EQA
「EQC」に続く純電気自動車第 2弾となる「EQA」を、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて2021年4月26日注文開始した。
EQAは、全長 4,465mm、全幅 1,835mm、全高1,625mmと日本の道路環境下 において取り回しのよいサイズでありながら、SUVとしての日常の使い勝手も両立させた電気自動車。WLTCモード航続距離422kmと十分なを航続距離実現。メルセデス「EQA」は「GLA」と同じボディシェルを共有しており、ブラックパネルの「グリル」を備えた新しい電気モデル、新しいフルLEDヘッドライト、LEDストリップと統合された新しいLEDテールライト、新しいバンパーもありる。EQ製品であるため、青いディテールがたくさん散らばっている。。新しいアルミホイールのデザインを採用。空力性能に優れたホイールを装備、Cd値0.28である。
EQAは、ICEを搭載した兄弟と同じダッシュボードレイアウトを共有、ツインの10.25インチディスプレイはオプションで、ベースモデルには7インチディスプレイのペアを採用。バックライトで照らされた「スパイラルルック」トリムで仕上げる。インフォテインメントシステムは、「Navigation with Electric Intelligence」を備えています。充電停止を伴う最速ルートを計画でき、交通渋滞などの変化に動的に対応。さらに、Mercedes me Chargeを使用すると、顧客はIonityネットワークを含む31か国の450,000のACおよびDC充電ポイントのネットワークにアクセスできる。
メルセデス・ベンツ EQC
「EQC」は日本におけるメルセデス・ベンツ初の電気自動車。新型「EQC」を日本では2019年7月4日に発表 7月18日11時から先着順でWeb商談予約を開始する。発表記念特別仕様車「EQC Edition 1886」を55台限定販売する。
メルセデス・ベンツが100%電気自動車用の新しいサブブランドの起ち上げを計画している、そのメルセデス・ベンツの電気自動車用のサブブランドが「EQ」となる。MEQサブブランドの電気自動車が2019年以降にリリースされる。スチールやアルミニウム、カーボンファイバーをミックスした軽量にしてスケーラブルな電気自動車専用のモジュラープラットフォームを採用、電気自動車プラットフォーム EVA(Electric Vehicle Architecture)を基盤とししている。
最高出力408PS(300kW)、最大トルク765Nmを発生します。WLTCモード航続距離は400km、6.0kWまでの交流普通充電と、50kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。
メルセデス・ベンツ EQS
メルセデス・ベンツ日本は、同社として初のラグジュアリーEV、新型「EQS」を2022年9月29日発表。「EQS 450+」を発売すると同時に、「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」の予約を開始した。
EQSは、新しい専用EVプラットフォームに搭載。ボディサイズは全長5,216mm、全幅1926mm、全高1512mm。ボディの信じられないほどの0.20Cdを実現。容量107.8kWhのリチウムイオンバッテリを搭載。「EQS450 +」のモーターには最高出力245kW(333PS)と最大トルク419lb ft、0-100km/h加速6.2秒、最高速210km/h、WLTP航続距離は最大770km。WLTCモード一充電走行距離700km。
「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」のモーターには最高出力は484kW(658PS)(RACE START使用時は最大560kW[761PS])。107.8kWhのリチウムイオンバッテリを搭載し、WLTCモード一充電走行距離601km。
インテリアには8個のCPU、24GBのRAM、最新のMBUXソフトウェアを備えたハイパースクリーンを採用。MBUXハイパースクリーンは、左右Aピラーの間にあるダッシュボードをほぼ埋め尽くす、大型の曲線的なスクリーンユニット。1枚のカバーガラスの奥にディスプレイが3枚あり、単一のスクリーンに融合したように見えます。ゼロレイヤーデザインに加え、触覚フィードバックや力覚フィードバックなどの直感的タッチ操作を採用。ガラスはキズが付きにくいものを採用している上、清掃も簡単にできるようコーティングが施されている。MBUXハイパースクリーンは、コックピットディスプレイ(画面対角サイズ:12.3インチ)、有機 EL メディアディスプレイ(17.7インチ)、有機ELフロントディスプレイ[助手席](12.3インチ)の3つのディスプレイを 1枚のガラスで覆うことで、幅141cmにわたって広がる大きなスクリーンとした。
6.0kWまでの交流普通充電(200V・30A充電の場合)、150kWまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。直流急速充電(CHAdeMO規格)で電池残量10%から80%までにかかる充電時間は、50kWタイプで約110分、90kWタイプで約55分、150kWタイプで約48分。
フォルクスワーゲン ID.4
フォルクスワーゲンは新型電気自動車(EV)「ID.4」の日本モデルを2022年11月22日発表した。「ID.4」の意味は「ID」はフォルクスワーゲンの電気自動車 EVシリーズに付けられた名前である。CROZZの概念はID.4と呼ばれている。フロントエンドには、完全に密閉されたグリル、LEDヘッドライト、空気取り入れ口も備わっている。2022年からテネシー州チャタヌーガの工場で ID.4が建設される。MEBプラットフォームを搭載。
「ID.3」よりも全幅と全高を50mmほど高くし、20~21インチの大径ホイールを組み合わせ。ティグアンよりも小さいボディとなる全長4,585mm、全幅1,850mm、全高1,640mmでホイールベースは2,770mm、空気抵抗係数0.28Cd。乗客数はティグアンとほぼ同じで、合計で2,829。貨物量は、2列目の後ろに858L、座席を折りたたんだ状態で1,818L。
インストルメントパネルは5.3インチの液晶を採用。ステアリングホイールのタッチセンシティブコントロールで操作されるコックピットデジタルディスプレイと、ダッシュパネルの中央にある10インチのDiscover Proタッチインフォテインメントディスプレイ(12インチのDiscover Pro Maxステートメントパッケージ)。設定可能な画面は、標準のナビゲーションシステム、すべてのテレマティクス、エンターテイメント、運転支援システム、車両設定を管理。ジェスチャーコントロールと「Hello ID」。自然な音声制御が標準。
BMW i3
i3はBMW初のEV車。パワートレーンやバッテリーを収めたアルミ製の「ドライブモジュール」と、CFRP製のパッセンジャーセル「ライフモジュール」を結合した「ライフドライブ構造」を採用しているのが特徴で、安全性を確保するとともに、バッテリー搭載による重量増を相殺し、i3では車重1260kgを実現した。日本仕様のi3は、日本の一般的な立体駐車場で使用可能なように、全幅1775mm 全高を1550mmとした。これは欧州仕様に対して40mmも背が低い。
日本仕様の新型BMW i3はCHAdeMO(チャデモ)方式の急速充電に対応している。急速充電の利用により、約45分で 80%まで充電が可能となる。通常使用する自宅や勤務先での普通充電の場合は、約 12~13 時間で満充電となる。さらに、公共の充電サービスが利用可能になる「ChargeNow(チャージナウ)」を12ヶ月間無料で提供することにより、電気自動車購入への抵抗感や不安を軽減する。
2016年10月1日のマイナーチェンジによりバッテリー容量をこれまでの60Ahから94Ahに50%以上も容量をアップ。航続距離を欧州モード値で190kmから300kmに延長した。(エアコンなどを使用する状況でも、200km以上は走行可能)バッテリーの満充電までにかかる時間は、3.5時間から4.5時間になる。レンジ・エクステンダー装備車 (直列2気筒647ccエンジン(発電用)+モーター)もバッテリーを94Ahに容量アップ。BMW「i8」に設定していたプロトニック・ブルーのボディカラーを追加した。新たなインテリア・デザイン・パッケージとして、クールで高品質さを主張する「ATELIER(アトリエ)」モダンでナチュラルな印象を強調する「LODGE(ロッジ)」を追加し、上質かつ高級感あふれる「SUITE(スイート)」とあわせて、それぞれ 3 つのデザインラインをモデル・ラインアップに設定している。
BMW iX
BMW iXは、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)をベースに、コンセプト、デザイン、パワートレイン等、その全てにおいて、BMWが次世代を見据えて開発したモデルであり、サステイナブル(持続可能性)であることを目的に、パワートレインには電気モーターを採用、大型のリチウム・イオン・バッテリーの搭載、1回の充電で長距離走行を可能とした電気自動車である。満充電にて、BMW iX xDrive40は450km、BMW iX xDrive50は650kmの走行が可能。次世代自動車であることを彷彿とさせるエクステリア・デザイン、インテリア・デザイン、さらには、最新の運転支援システム、最新の通信システムを備えている。
大型BMW、SAVの強力なプロポーションを再考すると言われている。長さと幅がBMW X5に匹敵します、流れるようなルーフラインのおかげで、X6とほぼ同じ高さです。特大のホイールはBMWX7。
一体型ヘッドレスト「非常に大きな」パノラマガラスルーフ、高品質の素材、高レベルの広々とした新開発のシートのおかげで、ラウンジのような雰囲気を提供する。
ポルシェ Taycan
ポルシェは初のスポーツタイプのEV(電気自動車)新型「タイカン」を2019年9月4日(現地時間)に発表した。日本では2019年11月20日から期間限定予約プログラムを開始。ポルシェ初となるスポーツタイプのEV(電気自動車)である。「タイカン」はポルシェらしいのエクステリアを採用した、4シーターのスポーツカーである。
メーターパネルは、クラシック、マップ、フルマップ、ピュアの4つの異なるモードを備えている。クラシックモードは従来のインストルメントクラスターに似ているが、2つのマップモードにはナビゲーション情報が表示。一方、純粋モードは、矢印を使用して「速度、交通標識、ナビゲーションなどの重要な運転情報」のみを表示する。
デジタルインストルメントクラスターは、大型16.8インチ ディスプレイで、本物のガラスと反射防止特性を与える「蒸着蒸着偏光フィルター」を使用。インフォテインメントシステムの下には、2つの長方形の通気口と触覚フィードバックを備えた8.4インチのタッチスクリーンを備えたランプ状のセンターコンソールがる。温度調節設定と加熱/換気されたフロントシートに簡単にアクセス、画面には手書き認識技術があり、ユーザーはナビゲーションシステムの住所を簡単に入力できる。70 kWの充電器の場合、充電の最大80%をわずか22分半で受け取ることができ、すわずか5分で60マイル(96 km)の範囲が利用可能。 150kW DC急速充電器を使用すると、36分で80%に達することができますが、9.6 kWの単純な240ボルトコンセントは11時間待たなければならない。
ボルボ XC40 Recharge
ボルボは、SUV「XC40」のBEV(バッテリ電気自動車)「XC40 Recharge」を2022年5月18日発表。2022年7月7日からオンラインストアで予約開始。デリバリーは今秋を予定。
XC40 Rechargeは、XC40から採用を開始したCMAプラットフォームをベース、駆動用バッテリー搭載やエンジンの非搭載化に合わせて、フロントセクションやフロア構造をBEV専用設計。エクステリアデザインも、新デザインのフロントフェイスやホイールデザインとともに、全車でブラックルーフ仕様としている。
グレード体系はシンプルで、前後にモーターを搭載し全輪を駆動する高性能ツインモーター(AWD)仕様「XC40 Recharge Ultimate Twin Motor」と、前輪にモーターを搭載し、電気自動車ならではの静かでスムーズなドライブフィールを実現したシングルモーター仕様「XC40 Recharge Plus Single Motor」の2グレードを設定。
ボルボの新車一般保証は国内販売車種すべて5年間走行距離無制限となり、オーナーシップの安心感を高めます。また、駆動用リチウムイオンバッテリーについては、8年16万キロの保証が適用。
2021年11月に発表した日本におけるボルボ初の電気自動車「C40 Recharge」に次ぐ2番目の電気自動車モデルとなるXC40 Rechargeの導入により、2025年までに販売モデルの40%、2030年までに100%を電気自動車とする目標に向け、電気自動車の販売を加速させていく。
ツインモーター仕様の「XC40 Recharge Ultimate Twin Motor」は、前輪と後輪それぞれにモーターを搭載、合計最高出力300kW/660Nm を発生するAWD(全輪駆動) パワートレーンを採用。搭載する駆動用バッテリー容量は78kWhで、欧州WLTPモード航続距離約434 km。シングルモーター仕様の「C40 Recharge Plus Single Motor」は、前輪にモーターを搭載するFWD(前輪駆動)パワートレーンを採用、容量69kWhの駆動用バッテリーによって、欧州WLTPモード航続距離424kmを実現。充電に関しては、普通充電: 9.6kW(AC200Vの場合)、急速充電:DC(CHAdeMO)150kW まで対応。
ワンペダルドライブは、アクセルペダルのコントロールだけで、加速と減速を直感的かつシームレスに制御できる。ペダルを踏むと加速し、離すとブレーキをかけ、最終的に停止まで制御できる。
Google 搭載 の新インフォテイメント・システム、Google マップによるナビゲーションやGoogle アシスタントによる音声操作、さらに各種アプリケーションが利用できる「Google アプリ/サービス」と、緊急通報サービスや故障通報サービスなどと連携する「Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)」を採用。
EVモデルで大事なことは?
EVモデルで大事なことは1充電あたりの航続距離がどの程度なのかが重要となるがバッテリーサイズや価格にかなり依存しているのが現状であり1充電あたりの航続距離と価格をよく見る必要がある。そこでEVモデルを航続距離と価格をメインに比較してみた。
メーカー | 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | ホイール ベース | WLTC モード 航続距離 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日産 | リーフ | 4,480mm | 1,790mm | 1,540mm | 2,700mm | 322km〜 458km | 3,243,240円〜 4,729,320円 |
日産 | アリア | 4,595mm | 1,850mm | 1,655mm | 2,775mm | 430km〜 610km | 5,390,000円~ |
トヨタ | bZ4X | 4,690mm | 1,860mm | 1,650mm | 2,850mm | 487km~ 559km | 6,000,000円~ 6,500,000円 |
マツダ | MX-30 | 4,395mm | 1,795mm | 1,565mm | 2,655mm | 256km | 4,510,000円~ 4,950,000円 |
ホンダ | Honda e | 3,895mm | 1,750mm | 1,495mm | 2,660mm | 259km〜 283km | 4,510,000円〜 4,950,000円 |
スバル | ソルテラ | 4,690mm | 1,860mm | 1,650mm | 2,850mm | 487km~ 567km | 5,940,000円~ 6,820,000円 |
レクサス | UX300e | 4,495mm | 1,840mm | 1,520mm | 2,640mm | 367km | 5,800,000円〜 6,350,000円 |
レクサス | RZ450e | 4,805mm | 1,895mm | 1,635mm | 2,850mm | 約450km | - |
プジョー | e-2008 | 4,305mm | 1,770mm | 1,550mm | 2,610mm | 310km | 4,299,000円〜 4,680,000円 |
ジャガー | I-PACE | 4,682mm | 2,011mm | 1,565mm | 2,990mm | 470km | 9,590,000円〜 13,120,000円 |
アウディ | e-tron | 4,900mm | 1,935mm | 1,630mm | 2,930mm | 316km | 9,330,000円〜 11,430,000円 |
テスラ | Model 3 | 4,690mm | 1,850mm | 1,440mm | 2,880mm | 409km〜 560km | 5,210,000円〜 7,273,000円 |
比較して
比較してわかるが、リーフはWLTCモード航続距離が価格に対していい。平均すると約300kmは一充電あたりに走行可能な設計をしている、東京から名古屋は約300kmほどなので1回の充電でそれだけ走行が可能ということになれば十分かもしれない。しかし、電池の特性として携帯電話と同じで使用回数を重ねていけば電池の消耗により電力を保持できなくなるため経年劣化により走行距離が落ちていくはずだ。
これから日本で発売される電気自動車
レクサス RZ300e
レクサスは新型BEV車(バッテリー電気自動車)「RZ」を2022年春に発表した。「RZ300e」は2020年8月1日に日本の特許庁に申請(商願2022-88936)した。2023年に発表するだろう。
「RZ450e」は2020年8月6日に日本の特許庁に更新申請(商願2020-97469)し、「RZ」2022年4月20日世界初公開した。
電動化技術がもたらすLEXUSらしいクルマをデザイン、走行性能で体現し、BEVを軸とするブランドへの変革の起点となるモデル。BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)採用、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディの実現により、車両の基本性能を大幅に進化。ドライバーの意図に忠実な車両コントロールを可能にしたステアリング制御とステアバイワイヤシステム採用。直感的で簡便な操作を実現した「ダイヤル式シフト」をレクサス初採用した。
トヨタ、SUBARUで共同開発したe-TNGA BEV専用プラットフォームを採用。BEV (バッテリー電気自動車) ならではの要件を盛り込み、低重心・高剛性化したプラットフォームにより、BEVだからという以前に、一台のクルマとして魅力のある、滑らかで意のままになる走行性能と、本格SUVとしての走破性を追求。
従来車から乗り換えても、安心して安全にお乗りいただける性能に拘り抜き、実用上、特に冬場の航続距離の確保や、世界トップレベルの電池容量維持率(10年後90%)を目標とし、安心して長く使えるBEVを目指した。
主要骨格部位にホットスタンプ材、高張力鋼板を用いた軽量・高剛性なボディ構造を採用。モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したe-Axleを採用。充電機能と電力分配機能を集約したElectricity Supply Unit(ESU)を採用。AWD技術「DIRECT4」を採用。WLTCモード航続距離約450kmとなる。
エクステリアはフロントデザインは次世代のレクサスデザインを採用し、スピンドルグリルは新型「ISシリーズ」や「NXシリーズ」同様のヘッドライト内に入ったデザインを採用、内燃機関の冷却などの必要がないBEVの機能的な進化や更なる空力性能向上を目指し、「スピンドルボディ」という塊感のあるボディと一体となった造形とした。ボディサイズは全長4,805mm、全幅1,895mm、全高1,635mm、ホイールベース2,850mmとした。
アルミホイールは18インチもしくは20インチの3種類のデザインを採用する。
トヨタ 新型「bZ4X」 はレクサス新型「NX」とボディサイズは同じぐらいのサイズではあるがホイールベースが160mmも長くなっている。ホイールベースが伸びていることにより広い室内空間を実現する。「RZ450e」は他のモデルよりも全長と全幅が大きくそれでいて全高が低く設定されており、大きく低く見える印象だ。
サイズ | 新型NX | 新型bZ4X | 新型RZ450e |
---|---|---|---|
全長 | 4,660mm | 4,690mm | 4,805mm |
全幅 | 1,865mm | 1,860mm | 1,895mm |
全高 | 1,640mm | 1,650mm | 1,635mm |
ホイールベース | 2,690mm | 2,850mm | 2,850mm |
最小回転 半径 | 5.7m | 5.7m | 5.7m |
インテリアでは新型NXに採用される「インストルメントクラスター」や14インチ大型「ディスプレイオーディオ」とほぼ同じモノが採用され、走りの楽しさを最大化させるコックピットや居心地の良い室内を彩るドアパネルに派手なパターンのアンビエントイルミネーションとインテリアカラーを採用。更に、通常のステアリングホイールに加えヨーク型ステアリングホイールを採用している。LEXUSのDNAである静粛性の高い空間と音作りの両立させた。開放的な空間づくりに寄与するパノラマルーフや、LEXUS初採用の輻射熱ヒーターを含めた空調の協調制御による高効率な暖房システムが、快適な室内空間を提供。
フォルクスワーゲン ID.Buzz
フォルクスワーゲンは“ワーゲンバス”「フォルクスワーゲン タイプ2」 を電気自動車化した新型 「ID.Buzz」を日本初参考展示する。2023年頃に日本導入される可能性が高そうだ。
フォルクスワーゲン、電気自動車(BEV)となる新型「ID.Buzz」と「ID.Buzz Cargo」のワールドプレミアを2022年3月9日(現地時間)行った。新型「ID.Buzz」と「ID.Buzz Cargo」はフォルクスワーゲンのEV専用プラットフォーム「MEB プラットフォーム」を採用。標準ホイールベースモデルは、今年の第3四半期にヨーロッパで発売され、82 kWhのバッテリーと、助手席バージョン用の5シート、IDを備えている。「ID.Buzz Cargo」は、より実用的な電気パネルバンパッケージで同じスペックを誇っている。
「ID.Buzz」と「ID.Buzz Cargo」のボディサイズは、全長4,712mm、全幅1,985mm、全高1,937mm、ホイールベース2,988mm。5席構成(2列)が発売され。標準ホイールベースの6シーター(2シート3列)は後日発売予定。拡張ホイールベースバージョンは来年ヨーロッパに上陸し、2/3/2構成の7人乗りとして提供。カーゴバリアントは、運転席と2席の助手席ベンチ、または2つの個別の座席のいずれかで提供される。
ヨーロッパでの最初の発売される82 kWhのバッテリー(77 kWhネット)を搭載。電気モーター、最高出力201hp(150kW)、最大トルク229 lb-ft(310Nm)。モーターはリアアクスルに接続されており、ローンチIDを作成。バズ後輪駆動。異なる出力を備えたより広い範囲のバッテリーオプションが来年利用可能になる、バズは最高速度90mph(145km/h)。ヨーロッパのモデルは、IDを支援する「双方向充電」機能を利用できる。電力を安定させることでグリッドにバズフィードを供給、これにはDC双方向ウォールボックスの設置が必要。従来の電動バンの充電となると、ID。バズは、11 kWのAC電力、または170 kWのDC急速充電を処理できるため、30分で5%から80%の再充電が可能。
コックピットは、オプションの12インチユニットと交換できる10インチインフォテインメントシステムとペアになった10インチデジタルディスプレイを備えている。一部のユーザーを苛立たせる可能性があるため、タッチスライダーとボタンを使用してHVACコントロールを操作。幸いなことに、ワイヤレス充電(ワイヤレスApp-connectを使用)が標準装備。仕様に応じて、キャビンには複数のUSB-Cポートがあり、中央のバックミラーの近くにある便利なコンセントからドライブレコーダーに電力を供給。
最高のトリムレベルは、メモリーとマッサージ機能を備えた電気的に調整可能なシートを備えています。北米モデルのベースとなるホイールベースを拡張することで、7人乗りの構成も2/3/2の配置で利用できる。
ジープ アベンジャー
ジープは、ブランド初のバッテリEVとなるSUV「アベンジャー」を2022年9月8日(現地時間)発表した。2022年10月17日に開幕するパリモーターショーで披露される。同日から予約注文の受け付けがスタート。その後、2023年の初めにはショールームにお目見えの予定。
「アベンジャー」は2023年にヨーロッパで販売開始。ヨーロッパの各市場に加え、日本や韓国での販売も予定。今年の年末までにヨーロッパのほぼ全ての市場で、ジープのSUVに電動化モデルが用意される。ジープブランドは2025年末までにヨーロッパで4モデルのZEVを販売開始。
最大航続距離400km。この最新のSUVはクラス最高の最低地上高とブレークオーバー・アングルとアプローチ・アングルを備え、モダンなインテリアに最先端のテクノロジーを満載し、コンパクトでありながら広々とした室内空間を実現。Stellantisでジープ・ヨーロッパの総責任者を務めるアントネッラ・ブルーノ氏は「ジープならではの性能を兼ね備えつつ、ヨーロッパ向けに最適化されたのが新型アベンジャーです」「モダンで楽しくてエモーショナルなSUVであるジープ・アベンジャーは、高性能でコンパクト、そしてモダンでフルエレクトリック、という選択肢を探し求めている層に確実にアピールするでしょう」と述べている。
BYD 最新のテクノロジーが満載 ミドルサイズe-SUV「ATTO 3」
「ATTO 3」は、2022年2月に中国で販売を開始して以降、シンガポールやオーストラリアなど中国国外でも好評を得ています。 BYDが独自開発した「ブレードバッテリー」を搭載したEV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」を採用し、WLTC航続距離485kmと高い安全性、フラットな床面によって広い車内空間と440Lの荷室容量を実現しました。
BYD さまざまなライフスタイルにマッチする e-Compact「DOLPHIN」
2021年8月に中国で販売開始した「DOLPHIN」は、海からのインスピレーションを得て、エクステリアとインテリアの随所にイルカをイメージしたデザインが施されています。「e-Platform 3.0」を採用し、WLTC航続距離471kmのを可能にしました。ラインナップはスタンダード、ハイグレードの2種類で、両グレードで交通標識認識システムや誤発進抑制機能などの充実した安全装備を標準搭載しています。安全性に妥協せず、日本のお客様の生活を支えるコンパクトEVです。
BYD 最新技術を結集したハイエンドe-Sedan「SEAL」
「SEAL」は、「DOLPHIN」と同じく海からのインスピレーションを得ており、スポーティーかつエレガントなデザインを特徴としたEVセダンです。BYDが2022年5月に発表したばかりの最新モデルで、WLTC航続距離555km。高い安全性と長い航続距離を誇るBYDの最先端技術が結集された「SEAL」が、EVの新しい選択肢となることを期待しています。
まとめ
2022年現在、既にこれだけ多く、日本にて各メーカーが電気自動車を販売していることに驚く。あまり身近で電気自動車を購入した人に会ったことがないということもあるが日本のインフラ事情を考えるとまだまだ、ガソリン車に比べて、充電スタンドの数が少なく、更に充電時間も、ガソリンの給油と比べて長くかかるため不便と感じる人も多くいる。しかし、電気自動車ならではの加速力や静粛性、そして先進装備は魅力的な車種ばかりとなっており、海外メーカーだけでなく日本メーカーも力を入れて開発が進みだしている。現代の多様な選択肢の一つとして電気自動車(EV)を選択することも確かに悪くない時代が日本でもすぐそこまで迫ってきているのかもしれません。